2005年03月01日

スタック高速化

プレスセッションで6番目の「T」が追加

IntelCPUに、新たなテクノロジーが発表になったとのこと。

「Intel I/O Acceleration Technology」と呼ばれる
新たな「T」が発表された。
これは、今日まで転送方法が変更されていないTCP/IP
の転送を改善する技術である。
これまでよりアプリケーション性能が30%向上する
という。

まじっすか?これ?30%UPって、すごいね。
まだ、詳細は発表されてないようですが、実装とかはどうなるんでしょ?
楽しみな技術ですね。


さて、もう少し、考察してみましょう。

Vanderpool Technology(VT)・・・仮想化支援
LaGrande Technology(LT)・・・セキュリティー支援
Active Management Technology(AMT)・・・障害復旧支援

と言ったテクノロジーも付加されると言うことですので、これらをまとめると
やはり、Xenのようなものに必要な機能なんですよね。

VTは、言わずもがなですね。
LTは、他人とPCリソースをシェアしようとする場合、他人にデータを見られない
ようにするために必要です。
(LTは、WindowsのNGSCBと連携するやつですね。本来は。)
AMTは、リモートからの復旧ができる、これってリモートでサーバを管理するには
結構重要なんです。

そして、当然、これらがXenのようなモノを介す場合、ネットワークを経由します。
そのときに、「Intel I/O Acceleration Technology」が役に立つわけです。


こう考えると、Intelは、こちらの方向を見ているのかなと言う気がします。
(まぁ、Intelは、Xenに出資してますし。)

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