2009年07月31日

SWEST11でパネルしてきます

Summer Workshop on Embedded System Technologies (SWEST) 「組込みシステム技術に関するサマーワークショップ」 にて、パネルしてきます!
組み込み系の学会ではありますが、かなり、ビジネス寄りに倒した学会と言うことですので、お気軽に参加していただければと思います。(ただし、参加費が必要なようです。)



●開催概要
 開催日程:2009年8月27日(木)〜28日(金)
 開催場所:ホテルアローレ(石川県加賀市)
 申し込み:こちら


セッション内容
タイトル: 「Androidを語る!」
日時: 8/28 15:30〜16:50
コーディネータ: 今村 謙之 (日本Androidの会,一般社団法人Open Embedded Software Foundation)
パネラ: みずの みつお (サン電子,日本Androidの会 組み込みWG)
      大石 亮介 (富士通研究所,日本Androidの会)
      大西 秀一 (ヴィッツ,日本Androidの会)
      出村 成和 (サーバントネットワーク,日本Androidの会 金沢支部)
概要: Google社が提供している、Linuxをベースとしたオープンソースの携帯電話用プラットフォームであるAndroidについて、日本Android の会のメンバーから募集した有志の精鋭パネリスト(?)に、熱く語っていただきます。主なテーマとして以下のような内容を考えています。

 ・Androidでは何ができるのか
  -携帯電話として、スマートフォンとして
  -組み込みのフレームワークとして
  -アプリケーション・組み込み・ハードウェアの橋渡しとして
 ・Androidはどのように使えるのか
  -今までの携帯と何が違うのか
  -他のアーキテクチャ(x86等、携帯以外のデバイス)へのポーティング
 ・Androidはどのような機器で使えるのか
 ・Androidのメリットとデメリット

2009年07月30日

OESF、東アジアに支部設置完了

実は、ABC2009Springでリークしておいたのですが、OESFの東アジア各地への支部設置の発表がありました。

設置された支部は、下記のようになっております。
これで東アジアの主要な組み込み拠点は、押さえたと考えております。
まずは、これら支部を軸として、製品などの成果を出していく予定です。

・台湾支部
・韓国支部
・上海支部



これに合わせて、各言語バージョンの案内資料も用意してあります。
ご入り用の方は、OESFのホームページの問い合わせページから、OESF事務局まで問い合わせていただければと思います。

・英語
・日本語
・ハングル
・簡体字中国語
・繁体字中国語




OESFの成果をディストリビューションの形にまとめた、

Embedded Master 1

も合わせて、発表されております。
OHAのAndroid1.5(cupcake)に、OESFの各WGの成果を取り入れた組み込み向けの機能追加を行ったディストリビューションとなります。

具体的には、HDTV系の機能をメインに、組み込み機器向けにAndroid1.5(cupcake)を拡張したものとなります。
日経エレクトロニクスさんから、記事も出ておりますので、合わせてご覧ください。
組み込み機器向けにソフトウエアを追加・修正したAndroid,OESFが無償公開へ

ET2009展などにあわせて、実際の製品に近い機器まで含めて、公開予定ですので、しばらくお待ちください。



ということで、具体的に動き出したOESFを、今後ともよろしくお願いいたします。

OESF、東アジアに支部設置完了の続きを読む

2009年07月28日

アマゾンEC2 ナイトセミナ 第 1 回で、講演してきました

こちらのエントリーで告知しましたアマゾンEC2 ナイトセミナ 第 1 回で、講演してきました。

直前に、yusukeたんと2本立てに変更して、お送りいたしました。
使用した資料はこちらに置いておきます。

yusukeたん分は、別途公開されるかと思います。公開されました。こちら

8月に第2回目がある予定ですが、nicoさんが来てくれなかったので、腹いせに講師でもさせようかと思います。<(_ _)>

2009年07月26日

お手軽GPGPU(CUDA)プログラミング用PCを選ぶ

以前に、こちらのエントリーで書いたように、ケータイ向けGPGPUの時代が到来しようとしています。

そこで、GPGPUによる超並列計算アルゴリズムの研究をされている某氏に話を聞いてみたところ、、、

CELLのようなにSPEがCPUに統合されたものと違って、外部バス上に配置されているGPGPUは、プログラミング手法がずいぶんと違う。
要は、GPGPUからはメインメモリには触れず、ビデオボード上に載っているVRAMしかさわれない。 すなわち、GPGPUとVRAMが、CPUとメインメモリであり、もうひとつPCシステムが存在しているような形で扱う必要がある。
そのため、いろいろと制限などがあるため、一度、体験しておくとよい。

との助言をいただいたので、体験してみることに。
ちなみに、なぜ、ケータイ向けGPGPUかといえば、最近の方向性の一つとして、

ドコモの触力覚メディア、直感検索・ナビを体感する
壁の向こうもARで“透視” auが「実空間透視ケータイ」
iPhone 3GSで音声コントロールができるように

というように、ARやVRにおいては、画像認識や音声認識、手書き認識などとして、『アナログデータ』を扱う場面が劇的に増えています。
ほかにも、表に出てこないところとしては、加速度センサーや電子コンパス(地磁気センサー)も、RAWなデータから演算によって、角度や方角を算出しています。

そして、この手のアナログデータ処理アルゴリズムは、比較的並列計算に向いているものが多いです。
そこで、GPGPUによる演算が、威力を発揮するのです。
(FPGAによる、フル設計な専用CPUのほうが楽しいのですが、まだまだ、先のようなので。。、)




しかし、まだケータイ向けGPGPUは、手に入らないので、普通にnvidiaのCUDAを体験してみることにしましたが・・・
うちには、CUDAが動作するPCがないので、CUDA対応のノートPCを漁ることにしました。
でも、ちょっとした勉強用なので極力安いものという条件で、探してみました。
(持ち運びしたかったので、デスクトップは考慮外としました。)

そして、下記3つが候補として残りました。
後者ほど、CPUパワーが劇的に上がっていくが、サイズ・重量が増えて、バッテリー時間が短くなっていく(モバイル性能が落ちる)という感じです。(あと、お値段も上がります。)
あとは、好みの問題ですね。

●ASUSTek
型番:N10Jb(N10JB-HV001U)
サイズ:10.2インチ WSVGA(1024×600ドット)
CPU:Atom N280(1.66GHz)
グラフィック:GeForce G105M
バッテリー:約6.41時間
重量:約1.55kg
値段:\59,800

●dospara
型番:Prime Note Cresion NA
サイズ:12.1 インチ HD光沢ワイド液晶 (WXGA / 1366x768ドット)
CPU:Atom 330 (デュアルコア / HT 対応 / 1.60GHz / L2キャッシュ1M) → 4 コアに見える『デスクトップ用』のCPU
グラフィック:NVIDIA ION(G105Mと違い、DirectX10非対応)
バッテリー:約3.2時間
重量:約1.92 kg
値段:\59,980(OSなし。Win7へのアップグレード選択可)

●パソコン工房
型番:Lesance BTO CLG625 TYPE-G
サイズ:15.6インチ フルワイドXGA(1366x768ドット)
CPU:Core 2 Duo P8700(2.53GHz)
グラフィック:GeForce G105M
バッテリー:約1.5時間
重量:約2.7kg
値段:\89,980


ちなみに、私は、CUDAのプログラミングを楽しむ&持ち運びを考えて、CPUパワーがそこそこ期待できる「Prime Note Cresion NA」にしました。
なんといっても、Atomとはいえ、デスクトップ用を無理やりノートPCに使っていますので期待できます。

また、最近のnvidiaのチップは、物理演算エンジン「PhysX」も、搭載しているようなので、これでもついでに遊んでみようかと思います。

2009年07月19日

OESF完全協賛セミナー「Androidが変える組込み開発、Androidがもたらす未来とは」

OESF完全協賛セミナー「Androidが変える組込み開発、Androidがもたらす未来とは」をやります。
というか、告知したつもりだったのですが、してなかったようなので、いまさらですが、告知します。<(_ _)>


●開催概要

・日時:2009年7月29日(水) 13:30〜17:30
・場所:ベルサール西新宿(東京・西新宿)
・受講料:無料
・申し込み:こちら

◇Androidの組込み開発での活用に関する貴重な最新の業界・技術情報が入手可能です
◇OESFの最新状況と今後の重要戦略についてこの場で発表いたします
◇多数のデモを展示予定。Androidが実動作する組込み機器のデモをご覧になれます
◇組込み開発、Androidのビジネスに関わる経営者、管理者、製品企画者、技術者は必聴です

●内容


タイトル:MIPSのAndroid戦略
講師: Mips Technologies (OESF会員企業) Strategic Marketing Director Mr.Kevin Kitagawa


タイトル:家電で使えるAndroidハードウェアプラットホーム
講師: ハフトテクノロジー株式会社(OESF会員企業)代表取締役 今村博宣氏(OESF:CE-WGコーディネーター)


タイトル:仮想化環境でのAndroidとその可能性 / 解説:Androidトレーニング
講師: ウェルビーン株式会社(OESF会員企業)事業開発部 リーダー 満岡秀一氏(OESF:Marketing&Education-WGコーディネーター)


タイトル:組込み機器向けAndroidソフトウェア開発の最前線〜ケーススタディと商用化の課題、Androidで激変するビジネスモデルの紹介まで〜
講師: 株式会社 アイ・エス・ビー(OESF会員企業)営業企画推進部 マネージャー 岩井一裕氏(OESF:事務局 マーケティング企画)


タイトル:OESF、その成果がいよいよ市場に!Androidがもたらす組込み市場革命
講師: 一般社団法人 Open Embedded Software Foundation 代表理事 三浦 雅孝氏

2009年07月10日

深度を測る3Dカメラ

E3でマイクロソフトさんが、デモした新コントローラの詳細記事。

PLAYSTATIONもまた3DカメラのナチュラルUIへ向かう?
3DカメラがXbox 360を「マイノリティ・リポート」の世界へ近づける

なに〜〜〜。1〜2cm単位で、しかも、広範囲に深度が取れる、、、だと!

う〜ん、半年くらい前は、3Dカメラはこんな精度でずに、実用化はまだ先でしょうねって聞いたんだけどなぁ。
調査不足だったのか、マイクロソフトさんのがアレなのか、判断は難しいところですが、、、
(正直に言えば、最初見たときはただのコンセプトビデオだと思ってました。)

まぁ、世界的に力が入っている分野であることは間違いないので、個人的にはうれしい限りです。

しかし、超音波センサーでやってた おれ、乙 orz
つうか、ワンセット数十万くらいするらしいので、個人購入ムリなんで!だれか、おごって!!!(w

2009年07月09日

ケータイ向けOSの現在

グーグルがネットブックOS「Google Chrome OS」を発表、2009年末までに公開 」 という記事。

グーグルはGoogle Chrome OSについて、携帯機器用に開発する「Android」とは分離したプロジェクトであると説明している。プロセサはパソコン用のx86プロセサと、携帯機器で人気が高いARMの双方に対応する。グーグルのWebブラウザである「Google Chrome」の名前を冠するように、Webアプリケーションの利用に特化、パソコンの電源を投入してすぐアプリケーションが利用できるような軽量OSを目指しているという。

これこそ、いろいろなところで質問の出る

HTML5ベースで開発するべきか?Android専用アプリで開発するべきか?
⇒ HTML5ベースにすれば、OSどころかマシンにさえ依存しないので、そのほうがよいのではないか?

の答えになるかと思います。

たぶん、理由は、『電池問題』とこちらの前半部の『道具としてのアプリ』だと思われますね。
現時点では、ブラウザベースでは電池が実用性に達せず、属人機(マンマシンインターフェースがPC系譜ではないモノ)に近いケータイではちょっとした使いかっての違いによりストレスが溜まってしまう日常的に使う道具(ペンやメガネなど。こういうモノは、自分にあったモノを選びますよね?)に近いもののため、このような判断になったと思われます。

2009年07月08日

第十三回P2P SIP勉強会の告知

延期されまくっていた第十三回P2P SIP勉強会の、告知です。
今度こそ、開催できる予定です。><

*案内 -日程 --7月19日(日) ⇒ 7月20日(月・祝) -時間 --14:00〜 -参加費 --なし -懇親会 --検討中 -会場 --東工大 西7号館 ---info あっとまーく siprop.org ---にお問い合わせください。

*プログラム
-大西さんとeffyさんによる『真・P2P●●● 検討いいんかい』
--思いっきり技術よりに倒した内容の大学で使える●●●を作成するための大討論会です
---最終目標は、P2Pの技術体系についてまとめた資料をアウトプットすることです。

第十三回P2P SIP勉強会の告知の続きを読む

2009年07月02日

アマゾンEC2 ナイトセミナ 第 1 回で、講演します

JJUG主催のイベント、『アマゾンEC2 ナイトセミナ 第 1 回』にて、講演します!
ひさしぶりに、ネットワーク技術者としての立ち位置です。

●開催要項
日時: 2009 年 7 月 27 日(月) 19:00 〜 21:00(受付開始 18:30)
会場: 公立はこだて未来大学 東京サテライトオフィス
申込方法: こちらより


●内容
タイトル:アマゾンEC2 から見るクラウドコンピューティング
講師:横田真俊(Masatoshi Yokota)
   Amazon EC2/S3クラウド入門著者
   スラッシュドット編集者 or ブロガー
アブストラクト:アマゾンEC2を題材にクラウドコンピューティングがどのような物で、どのように使えるのかをご説明いたします。




タイトル:SIerにおけるSaaSへのトライ @Amazon EC2
講師:今村謙之(Noritsuna IMAMURA)
   グロースエクスパートナーズ株式会社
   日本Javaユーザーグループ幹事
アブストラクト:弊社がAmazon EC2にて、SaaSへのトライした軌跡をご紹介いたします。
・SIerが、なぜSaaSをするのか
・プロダクトではなくて、SaaSという形態を選んだ理由
・なぜAmazon EC2か
・構築の勘どころ

2009年07月01日

きしだなおき ぷれぜんつ 『日本Androidの会の福岡支部を作りたいんですが・・・』

きしだなおき ぷれぜんつ 『日本Androidの会の福岡支部を作りたいんですが・・・』 と、題しまして、下記の内容でイベントを行います!

まぁ、ぶっちゃけ、ほとんど何も決まっていないという、ダメ人間な二人(きしだなおきとのりつな)が企画しているだけはある!という、素敵なイベントとなっております。
たぶん、当日は、もっと素敵なこととなると思いますので、奮ってご参加いただければと思います。

そして、ぜひぜひ、日本Androidの会の福岡支部の立ち上げに協力していただければと思います。


日程:2009年07月11日(土)
時間:15時〜19時くらい (そのあと、懇親会)
場所:福岡・天神のどこか(w
内容:日本Androidの会の事務局長「のりつな」が、日本Androidの会の福岡支部を立ち上げようと企んでいるらしい。そこで、天神に赴き、Androidのよさを伝え、そこで喰いついたヒトとともに福岡支部立ち上げ宣言を行おうという、むちゃぶりイベントが、きしだなおき ぷれぜんつ で行われることとなった。
Androidに興味があるヒトは、ぜひ、参加してもらいたい!
※ゆるゆるイベントなので、あまり堅苦しく考えずに参加していただければと思います。


Creative Commons License
This weblog is licensed under a Creative Commons License.