2005年07月09日

第2回オーバレイネットワーク研究会

でも、最近、いろいろとあって、更新さぼりまくりです。(ノД`)シクシク2個ほど、やりたいネタがあるんですが、ちと、停滞中。。。


ということで、本日は、「第2回オーバレイネットワーク研究会」に参加してきました。


■基調講演:白田 秀彰 氏(法政大学社会学部 助教授)
簡単には、コンテンツIDのようなインフラシステムを作ろうというような内容と解釈しました。
そのほかにも、実際の弱小クリエイターに関する視点など、コンテンツ全体にわたる内容となっており、非常に興味をそそられました。

そして、その講演の与太話はやばかった。
いろいろとアレゲでアレゲな話が飛び出しまして、ここでは、決して書くことが出来ません。(^-^;A
ですが、非常に面白く興味深い話でしたので、非常に勉強になりました。


■第1部講演:田中洋平 氏
某所で研究していたというPowerGridとコンテンツ配信を掛け合わせたようなシステムと解釈しました。

構成など、非常に面白いと思われる内容でした。
ただ、現実論となると、某所で行ったアンケート結果などからもまだまだ、改良の余地ありというところです。


しかし、この辺のシステムは、是非とも、実現したいと個人的にも考えていたりするところですので、もっと、追求していってほしいところであります。

2005年07月01日

P2P訴訟

徳力さんのエントリーを読んで思ったことを少々。

私も徳力さんのおっしゃるような、「大手でガッチリ固めましょう」的なにおいは感じておりましたが、やはり、そうだったのねぇというところです。


■純粋な技術の視点
例えば、SkypeなどのP2P通信部分のみを実装したP2P通信用Stackを開発し、公開した場合で、全くの他人が、このStackを使って、Winnyのようなものを作成しWinnyと同じような状況になった場合、Stackを開発した人に法的な責任はあるのだろうか?

答えとしては、「判例がないからわからない」ということになると思いますが、今回の判例を素人レベルで見ると、訴訟リスクがあるような気がします。

理由は、訴訟されるかどうかは、コンテンツホルダーがどう考えるか?ではないかと思っているためです。


そのため、P2P通信Stackである JXTA などには、訴訟リスクあまりないのでないかという気はします。

そして、今回の本題ですが、P2Pなアプリを考えている人で、P2P通信Stackなんかは出来れば、ありものStackを使いたいという人も多いのではないかと思います。

ちょっと、極端ではありますが、Blogやりたいからと言って、ApacheのようなHTTPサーバからアプリを書く人はいないわけです。

やはり、現時点の黎明期には、コアなコンポーネントを書く気を削ぐということは、技術の発展上、あまりよろしくないと思います。
ハイテク業界よ、さようなら」というもの、あながちという気がしますが、いかがでしょうか?

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