2011年01月03日

OpenFrameworks x kinect x Android

The SIProp project's members finised to make "OpenFrameworks x kinect x Android" Development Environment and to run it on Android(armadillo & beagleboard).

Demo video



Special Thanks:

We used those OSSs. Thank you for great works!
OpenFrameworks
ofxKinect(Kinect for OpenFrameworks)
ofxAndroid(Android for OpenFrameworks)



SIProp members:
Hirotaka Niisato
masaxmasa





How to make:

1.Setup ofxAndroid's Development Environment

Please refer to the following site:

ofxAndroid setup manual
http://www.openframeworks.cc/setup/android-eclipse

If you can read Japanese & want to setup it on Windows, you should refer to this site.
http://blog.goo.ne.jp/tuninghigh/e/637821f5b76b370876e3092e860ce7db



2.Merge ofxKinect to ofxAndroid

2-1.Download & Setup to Eclipse

Please download soruce code from the following site:
https://github.com/ofTheo/ofxKinect


Next, Copy [ofxKinect directory]/src/ofxKinect/ to [ofxAndroid directory]/addons/ .

Final, Add include path to Eclipse's "(ofxAndroid's)addons" project.
Please run Eclipse and add the folloing place & path:

Place: Properties -> C/C++ General -> Pths and Symbols -> Includes tab(GNU C++)
Path: [ofxAndroid directory]/addons/src/ofxKinect/src/




2-2.Fix compile error

If ofxAndroid doesn't have ofxThread::waitForThread(bool) function.
Please add the following source:

[ofxAndroid directory]/addons/ofxThread/src/ofxThread.h

void waitForThread(bool stop = true);


[ofxAndroid directory]/addons/ofxThread/src/ofxThread.c


void ofxThread::waitForThread(bool stop){
if (threadRunning){
// Reset the thread state
if(stop){
threadRunning = false;
if(verbose)printf("ofxThread: stopping thread\n");
}

if(verbose)printf("ofxThread: waiting for thread to stop\n");
// Wait for the thread to finish
#ifdef TARGET_WIN32
WaitForSingleObject(myThread, INFINITE);
CloseHandle(myThread);
#else
if(pthread_self()==myThread) printf("ofxThread: error, waitForThread should only be called from outside the thread");
pthread_join(myThread, NULL);
#endif
if(verbose)printf("ofxThread: thread stopped\n");
myThread = NULL;
}else{
if(verbose)printf("ofxThread: thread already stopped\n");
}
}



2-3.Do customize source code for Android

Please remove the following code in ofxKinect::threadedFunction() function:

ofSleepMillis(20);


Please add the following code in [ofxKinect directory]/libs/lubusb/io.c file:


#define TIMESPEC_TO_TIMEVAL(tv, ts) \
do { \
(tv)->tv_sec = (ts)->tv_sec; \
(tv)->tv_usec = (ts)->tv_nsec / 1000; \
} while (0)



2-4.Create your application project

Please choose sample programs from the following directory:

[ofxAndroid directory]/apps/androidExamples/

And copy it to the following directory:

[NDK directory]/apps/

Final, export this project on Eclipse.




2-5.Build project

You must build JNI at first.
You execute the following commands:

cd [NDK directory]/apps/[your app directory]
[NDK directory]/ndk-build -B

And, you build android application on Eclipse.

*If you don't know how to use ofxKinect framework, please refer to "[ofxKinect directory]/src/testApp.cpp".




3.Change Android's configuration

Please add the following line to init.rc:

mount usbfs none /proc/bus/usb -o devmode=0666




4.Upgrade Android's kernel

libusb MUST neet "USB FS". And Kinect MUST neet "High Speed USB(USB2.0)".

Therefore, you check the following kernel options:
.config

CONFIG_USB_DEVICEFS=y
CONFIG_USB_EHCI_ARC_OTG_ALLOW_HS=y (only armadillo)



Appendix

If your device can not draw normal Z-camera image and RGB-camera image, you MUST need to build optimized kernel & userland.
I used the following optimization option for building kernel, userland & "OpenFrameworks x kinect x Android".

for armadillo

-O3 -march=armv6 -mtune=arm1136jf-s -mfpu=vfp -ffast-math -fno-math-errno -mfloat-abi=softfp -ftree-vectorize -fomit-frame-pointer -funroll-loops -fstrict-aliasing -funswitch-loops

for beagleboard

-O3 -ffast-math -fno-math-errno -march=armv7-a -mtune=cortex-a8 -mfloat-abi=softfp -mfpu=neon -ftree-vectorize -fomit-frame-pointer -funroll-loops -fstrict-aliasing -funswitch-loops





*Download
Full "OpenFrameworks x kinect x Android" Development Environment for Armadillo
Full "OpenFrameworks x kinect x Android" Development Environment for beagleboard
Only source code "OpenFrameworks x kinect x Android


Full "OpenFrameworks x kinect x Android" Development Environment has:

Android NDK crystax version for Linux
Android SDK for Linux
C/C++ Eclipse for Linux
ofxKinect(Kinect for OpenFrameworks)'s source codes
ofxAndroid(Android for OpenFrameworks)'s source codes
"OpenFrameworks x kinect x Android" 's source codes
sample program Eclipse's workspace

2010年08月11日

書籍「Android SDK開発のレシピ―104個のレシピで学ぶAndroidアプリ開発の極意」絶賛発売中!

Android SDK開発のレシピ―104個のレシピで学ぶAndroidアプリ開発の極意」という、AndroidのTips集が発売されました。

これは、我らが「Feel Sketch」の Android側Viewer を開発した、『Puppyチーム』のgabuたん、こと、塚田翔也氏の力作となっております。

まさに、いままでさまざまな先進的なAndroidアプリを開発してきた氏ならではのノウハウが凝縮された一冊となっておりますので、Android開発者の皆様は是非とも一冊、手元に置いておいていただければ、必ずやお役に立つと思います。

2010年08月02日

Androidソース検索用サイト試験運用開始しました

beagleboardをこよなく愛する皆様へ
そして、アプリの世界から、新たな可能性を求めて、Androidの深層まで降りてき皆様より、
beagleboard向けにビルドなどをしていると、

エラーが出やがった!ソースコードを調べたいけど、まだ、ツールが使いこなせていない><

というようなお話を聞く機会が何度かありました。





●解決案
そこで、一般社団法人Open Embedded Software Foundationより、OESFのオープンソースポリシーに則り、コミュニティーとのコラボレーションを深めていくために、ブラウザ上からOHA版Androidのソース一式を検索出来る検索エンジンを、公開することにいたしました。


使い方などは、こちら



●公開場所
Androidのソース一式の検索エンジン

●検索出来るバージョン
OHAリポジトリの「Android-2.2_r1.1」タグのついたソースコード一式

ついしん
サーバの負荷が高くなりすぎるようなら、他の方法を考えます。
そのため、試験運用ってことで。

2010年08月01日

GitHub上にOHA版Androidのソース一式を公開しました

ポーティング職人の皆様へ


最近、

Androidのソースに手を入れたけど、一式丸ごと公開すると約1GBあるので、無料のサービスではホスト出来ない。 そのため、修正を入れるたびに、diffパッチを作らねばならず、面倒すぐる!

というようなお話を聞く機会が何度かありました。
たしかに、分散リポジトリであるgitを使っていながら、最終的な配布物が、diffパッチでは悲しい物があります。





●解決案
GitHub上では、freeプランでは300MBの容量しかありませんが、他の人のgitリポジトリを、自分のgitリポジトリとしてforkする分には、どれだけforkしても容量は減りません。
差分のみ、容量として加算されていきます。

すなわち、だれかが、有料版のGitHubを利用し、OHA版Androidのソース一式を、GitHub上に公開すれば、ほとんどの修正ソースコードは、freeプラン内でアップロード出来ると言うことです。
しかも、当然、gitが使えますので、gitの恩恵をまるまる受けることが出来ます。すなわち、完全な形のソースツリーを『自分のリポジトリ』として管理することが可能です。



●提供開始!!!
そこで、一般社団法人Open Embedded Software Foundationより、OESFのオープンソースポリシーに則り、コミュニティーとのコラボレーションを深めていくために、OHA版Androidのソース一式を、GitHub上に公開することにいたしました。

ぜひ、皆様の成果をGitHub上に公開してもらえればと思います。




また、僭越ではありますが、優れた成果であれば、ご相談の上、Embedded-Masterにどんどんと取り入れさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

その他、要望等がありましたら、何でも構いませんので、

em あっとまーく oesf.jp (まっとまーくを、@に変換してください。)

まで、ご連絡いただければと思います。






●公開場所
GitHub上のOHA版Androidのソース一式


●バージョン
OHAリポジトリの「Android-2.2_r1.1」タグのついたソースコード一式


●リポジトリ構成
こちらの趣旨に則って、リポジトリは一つにまとめてあります。

そのため、変更履歴など参照したい場合には、OHAのgitサーバを参照してください。

2010年06月26日

NPO日本Androidの会とコミュニティー日本Androidの会の役職を辞任しました

本日付で、NPO日本Androidの会の副理事長ならびにメンバー(社員)を辞任いたしました。そして、コミュニティー日本Androidの会の運営側からも、身を引かせていただくことになりました。

理由としましては、『私が理想と考えるコミュニティー像』からは、随分と乖離した運営組織となってしまったため、これ以上関わることはよろしくないと判断し、このような形となりました。



これからは、『私が理想と考えるコミュニティー像』を目指して、活動は続けていく予定ですので、よろしくお願いいたします。

2010年04月26日

Appleの流通革命とMarket Place

ヨドバシ、通販サイト上でのアップル製品販売を終了 - "アップルの意向"で

アップル社の意向により、インターネット通販サイトの「ヨドバシ・ドット・コム」ならびに、テレフォンショッピングの「もしもしヨドバシ」において、iPod、MacBook、iMac、関連アクセサリーを含む、全てのアップル製品の販売を終了しなければならない状況となりました。

とのニュースを受けて、元アップルコンピュータ米国本社副社長の福田尚久さんが、Appleの流通革命について、つぶやいているのを発見。

アップル全製品がヨドバシ等のネット販売停止−アップルの流通改革に関する福田尚久さんのツイートまとめ

こちらは、読んでもらうとして、私の解釈としては、

ネット向けDAC(DACはDealer Acquisition Costの略で、販売店の仕入価格を指します)と店舗向けDACを分けるのは当然なのに、それを日本で今までやってこなかったのが問題だったのでしょう(あくまでも私的な推測ですよ)。で、ネット向けDACをヨドバシが受けられなかったということなのでは?

のあたりから、流通経路は、『ネット(通信販売)』と『店頭販売(対人販売)』の2つがあり、これは違う物として扱うべきだというのを感じました。
すなわち、『ネット(通信販売)』には『ネット(通信販売)』としての売り方があり、『店頭販売(対人販売)』には『店頭販売(対人販売)』の売り方があるということなのかなと。

そして、それを踏まえてApple社は、ヨドバシなどの『店頭販売(対人販売)』の店から、『ネット(通信販売)』を禁止したのだと考えます。
なぜなら、『ネット(通信販売)』は、本来、自社製品を直接販売する場であり、他者を介する必要がない物だからです。だから、禁止したのだと。

こう考えると、『ネット(通信販売)』は、自分の製品を売るためにあらゆる方策をとり、自己表現をする場とも言えるでしょう。
すなわち、この『ネット(通信販売)』という売り場まで作り込んでこそ、一つの製品になるということです。



この考え方こそ、『OESF謹製Market Placeの衝撃』のエントリーで書いた、個人レベルでもMarket Placeを作ることが出来る意味の根幹にある物だと信じております。
要するに、

『店頭販売(対人販売)』・・・Apple社のApp StoreやGoogle社のAndroid Marketなど
『ネット(通信販売)』・・・OESF謹製Market Place

と考えれば、アプリケーションやサービスにも、この考え方は波及するわけで、いずれ、この世界が来るわけです。

2010年04月18日

日経Linux2010年5月号より、連載開始しました

日経Linux2010年5月号より、連載開始しました。
連載タイトルは、

AndroidとBeagleBoardで 実践!組み込みLinuxの技 〜拡張現実感デバイスを作ろう〜

となっており、トラブルがなければ半年くらいの連載を予定しております。
また、共同執筆者として、demuyanこと出村 成和氏も参戦しております!

本連載では、本Blogにて以前に作成中だった「プロジェクター投影型AR」を、実際に完成まで導く物となります。
要するに、パティ・マース教授による「第六感」デバイスもどきのようなものを作っていくこととなります。
Talks パティ・マースによる 「第六感」デバイス のデモ

かなり、無謀な挑戦となっておりますので、生暖かく見守っておいて貰ればと思います。




そして、現在発売中の第1回目の記事は、いきなり全公開してしまいます!!!
導入記事ですので、これを読んでいただいて、「おっ。おもしろいかも」と思われた方は、第2回目からでも、購入していただければと思います。
さらに、すでに購入されてしまった方にも楽しんでいただけますように、あえて、校正前の第一次原稿の方を公開いたしました。雑誌の方に載っております物と、随分と校正が違いますので、合わせてお読みいただけると、『プロの校正にかかるとこうなるのか』などと楽しんでいただけるのではないかと考えております。

第1回目原稿

2010年03月11日

Embedded Master 1 リリースしました

一般社団法人Open Embedded Software Foundationにて、組込み向けAndroidディストリビューションである「Embedded Master」の一般公開を開始いたしました。

で、下記、プレスリリース本文より。

Android™ の組込みシステムへの普及・開発を促進する団体、一般社団法人Open Embedded Software Foundation(以下OESFとする)(所在地:東京都新宿区 代表理事:三浦雅孝)は、会員各社で開発を進めていた、組込みシステム向けAndroid(Embedded Master)の一般公開を開始しました。OESFは、発足から1年で参加団体数が65団体を超えました。会員各社で、共同開発を行っていた組込みシステム向けの拡張をした、Androidを順次公開してまいります。今回公開するEmbedded Masterは、Android1.6をベースとし、ARMプロセッサに対応したバージョンを公開します。 なお、今回のリリースでは以下の拡張が実装されました。

・IP Phone Extension
・BlueTooth Extension(Bluetooth拡張対応、HID・SPP・OBEX機能等)
・Remote Control Extension(赤外線・Bluetoothリモコンでの操作)
・Pointing Device Extension(マウスやポインタ・カーソル対応)
・User Interface Extension(大画面向けのGUI作成APIなど)

OESFでは今後、順次対応プロセッサや、共同開発している各種機能を、会員でのテストが完了しだい順次、公開していく予定です。また、Android2.1への対応は6月下旬の公開を予定しております。

■ソースコード公開URL
http://github.com/OESF/Embedded-Master-ARM

■手順書等
http://wiki.github.com/OESF/Embedded-Master-ARM/em1-environment-constructed

と、この文章は、どうでもよい((;^_^A アセアセ・・・)のですが、何点か問い合わせを頂いたので、ひとまず、ここに公開しておきます。


●質問1

なぜ、OHA準拠のディレクトリ構成になっていないのですか?

OHA版のAndroidは、モジュールごとに .git が用意されており、複数のgitにより構成されております。
しかし、今回のEMは、すべてを一つのgitとしてまとめてあります。

・答え

GitHubの機能を最大限に利用するため。

GitHubを利用しての開発ですので、リポジトリ構造は下記のようになると想定しております。
すなわち、OESFのGitHubを直接cloneするのではなく、自分のGitHubにforkしてから、cloneする構造となると思います。

そのため、OHA版のAndroidのようにモジュールが複数あっては、forkが大変となってしまいます。
さらに、そのような状態ですと、GitHubの便利な機能が使いにくくなってしまいます。

例えば、masterとなるgitとの差分を確認出来るツールなどがあります。
これが、モジュールごとに一つずつとなってしまうのは、大変使いにくいと考えております。



ただ、OHA版のAndroidのような構造のリポジトリの要望もあるだろうと思い、準備はしておりますが、GitHub的に見て、上記の構造のリポジトリを推奨したいため、公開は遅らせております。




●質問2

拡張部分があまりないようなのですが?

・答え
現状、各WGの成果は、ほとんど取り込まれておりません。
成果の取り込みを、EM2ターゲットとしたWGが、多いためです。

もう一つとしましては、

ベトナムラボの立ち上げ

があります。
こちらで今後のEMの管理運営を行っていく予定なのですが、まだ立ち上げほやほやと言うところもあり、リリースは問い合わせが少なそうなものだけに絞らせていただきました。
こちらは、本当に手前の事情であり、申し訳ないところです。

EM1で予定しておりました

・DLNA
・OSGi

ですが、準備ができ次第、取り入れていきたいと考えておりますので、少々お待ちください。
こちらは、いろいろと問い合わせが来そうなモノで・・・
(EM2になるかもしれませんが・・・)

2010年02月05日

OESFとJASA提携、試験・認定制度の策定していきます

OESFとJASAより、『OESFとJASAが提携〜Android技術者認定を行い、組込み業界の活性化を図る〜』というプレスリリースをさせていただきました。

■プレスリリースより

「Market-Education Working Group」で既にAndroid(tm)トレーニングをフランチャイズにて開催・運営しています。
現在のトレーニングでは、アプリケーション開発者を対象にしたコースと、Android(tm)移植・ドライバ開発を対象にしたコースがあり、Android(tm)技術者の育成を行っています。この度、JASAとAndroid(tm)技術者認定において提携することで、Android(tm)製品開発における必要な技術者スキルレベルを明確化するとともに、JASAにて実績のあるJASA組込みソフトウェア技術者試験(Embedded Technology Engineer Certification:ETEC)の実施・運用経験を、新たな技術者認定制度を構築していきます。
OESFは、Android(tm)技術者育成・認定を行うことで、組込み市場でのAndroid(tm)の普及を目指し、今後も世界中の企業に参加を呼びかけ、さらなる展開をして参ります。


ということで、去年の夏頃より進行しておりましたAndroid向け試験・認定制度が、ついに、日の目を見るときが来ました!
現在、OESFの担当者とJASAの担当者にて、最終段階の詰めの作業を急ピッチで進めております。
近々、完全な形で公開出来ると思いますので、注目しておいていただければと思います。



ついしん
そして、また、私は某所に監禁される・・・・・・

2010年02月02日

日本Androidの会の2010年2月の定例イベント開催のお知らせ

本Blogは、女子部を全力で応援しています!!!><

なぜかは、、、、、、、、、いえません。。。つらい過去があるのです><
ヒント:女子部の更新履歴ページ



ということで、以下告知。

来る2010年2月15日、日本Andorid会女子部主催のイベント、「Andronjoナイト!」を開催いたします。本イベントは、日本Androidの会、会員限定イベントの「定例会」の枠を、女子部が頂戴したかたちとなります。開催概要は以下のとおりです。



* 日時: 2010年2月15日(月曜日) 19:00 - 21:00(懇親会 21:30ごろ〜)

* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大(忘年会は秋葉原周辺)

* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)

* 条件: 男性も応募可能です。ただし、抽選の場合は、女性優先です

* 参加費: 無料

* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学

* 協力: はこだて未来大学

* 資料: 配布は行いません。ご了承ください。

* 講演者

o 日本Androidの会 事務局4号/女子部部長 矢野りん

o 日本Andoridの会 女子部副部長 あんざいゆき

o 日本Andoridの会 女子部/Women’s Smartphone Network 代表 tunakkoさん)

o 日本Andoridの会 女子部メンバー多数

■コンテンツ詳細
●オープニング/日本Androidの会 女子部の秘密
* 矢野りん

●セッション1ラブリーなアプリとは何か。
* あんざいゆき /矢野りん
* 概要:サンプルアプリのビジュアルに工夫をしまくって、ビフォーアフターを解説します。デザインのポイントや開発の苦労話(無論楽かったという話も)をします。

●セッション2 ディスカッション Android Marketは、イケてるのか?
* モデレーター/矢野りん
* 出演者/女子部のみなさん
* Twitter経由で地方の女子部員も参加いたします!

●セッション3hiromiのアプリアイコンベスト10
* hiromiさん
* 概要:女子部最大のご意見番、hiromiさんが選んだアプリのイケてるアイコントップ10を紹介。なぜこれがいいのか?といった解説を、skypeでライブ中継します。

●セッション4アイラブガジェット♥
* tunakkoさん
* 概要: WSN(Women’s Smartphone Network)主催、デコの女王tunakkoさんが話題の端末をライブレビューします。こんなアクセが欲しい!という妄想企画から、実際に作ってみました!というアクセの試作品(tunakkoさんと矢野による闘魂の手作りNexus one用アクセ)を公開します。Nexus oneフルカスタマイズ(外見的に)に挑戦です!


●申込み
* 未会員の方は、先に日本Androidの会に入会してからお申し込みください。申し込みは下記URLから行なえます。
http://android-group.jp/index.php?%C6%FE%B2%F1%CA%FD%CB%A1

* 申し込みは以下受付フォームより、会に登録しているメールアドレスでお願いします。申し込み期限は2月10日(水)12時とします。なお、申し込み多数の場合は、早期に受付終了、かつ、抽選となる可能性があります。ご了承ください。男性ももちろん参加可能です(ただしお申し込み多数の場合は女性を優先させていただきますのであらかじめご了承くださいませ)~。
http://spreadsheets.google.com/viewform?hl=ja&formkey=dDlydTM3NjVHSV93MzgtZV9KWEZxYWc6MA


●告知ページ
http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2010%C7%AF2%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上。

2010年02月01日

Gadget1にて、塚田たいちょー、ご講演!

いろいろなガジェットを集めて、いろいろなガジェット開発者の講演が聴ける、Gadget1が開催されます。
そして、そこにて、「Feel Sketch」の塚田たいちょーが、ご講演されます。

ご興味のある方は、ぜひぜひ、参加していただければと思います。


◆開催概要
名称:Gadget1 (ガジェットワン)
主催:Gadget1実行委員会
協賛:日本Androidの会、日本UNIXユーザ会、ほか

開催日:2010年2月6日(土)
時間 :10:00〜18:00(予定)、終了後に懇親会あり
場所 :オラクル青山センター
(地図:http://www.oracle.com/lang/jp/corporate/aoyama.html)
参加費:無料 (懇親会は1500円程度を予定)
定員 :200名

内容:ガジェットに関する総合カンファレンスです。
関連企業/団体による展示も行われます。
URL :http://gadget1.jus.or.jp/

参加申込方法:
下記URLから参加登録を行ってください。
http://gadget1.jus.or.jp/regist.html
懇親会の費用は当日現金払いのみとさせていただきます。(領収書あり)

問い合わせ先:Gadget1実行委員会
E-mail:info@gadget1.jus.or.jp

※ 詳しい情報は、http://gadget1.jus.or.jp/ にて発表していきます。

2010年01月14日

OESFにて、ベトナムオフィス&オープンソース開発拠点OESF Labを開設しました


東南アジアへ活動範囲を拡大〜ベトナムオフィスをオープン、オープンソース開発拠点OESF Labを開設〜


■ OESF ベトナムについて
新たに東南アジア地区への活動範囲を拡大するため、ベトナム/ホーチミンに活動拠点をオープンしました。
すでに活動をしている、台湾/台北、韓国/ソウル、中国/上海に続く4箇所目海外拠点となります。東南アジアだけで5億人の人口を有し、これはEUと同じ規模の市場であると同時に、経済成長も著しく、今後Android™関連事業での成長が見込まれます。特にベトナムは教育水準も高く、優秀なコンピュータエンジニアが育っています。
ベトナムを中心に、これからのAndroid™市場の調査/開拓、OESF会員の勧誘、および、OESF Labの管理を主たる業務とします。

■ OESF Labについて
OESFは本年2月に公開されるAndroid™の組込み市場向けオープンソース、Embedded Masterの、開発、メンテナンス業務を行うOESF Labを同オフィス内に開設し、世界に向けてその成果を公開してまいります。またOESF Labでは、将来のAndroid™組込みシステムに向けた、先進的技術開発、および標準化に取り組んでまいります。


と、OESFにて、プレスリリースいたしました。

ということで、これからのOESFは、このベトナム/ホーチミンオフィスを契機に、東南アジア〜アジア西部〜ヨーロッパに向けて進出を開始いたします。

そこで、私自身は、しばらく日本を離れて『台湾/台北』を活動の拠点とし、これら地域のリレーション強化に邁進する所存です。

2009年12月21日

Feel Sketch を、OSSとして、公開しました

2009年9月ほどから、作成していたARアプリケーション

Feel Sketch

が、このたび、めでたくOSSとして公開となりました。こちら

どんなモノかは、こちらのムービーを見てもらうのが、一番速いかと思います。

name="allowscriptaccess" value="always"> allowfullscreen="true" width="425" height="344">




■詳細内容
●概要
日本Androidの会、2009年12月定例イベント塚田さんの発表資料を見ていただければと思います。


●なぜ、誕生したのか?

『すごいAR』 から、 『使えるAR』を目指して、作成されました。

そのため、本アプリには、Webにおけるブラウザのような役割を担う力はありません。
しかし、『もう一工夫』を加えることにより、

必ずや『明日から、案件に利用出来るARアプリ』を作成可能である

と考えております。

では、なぜ?このような『使えるAR』を目指したかといえば、ARがブラウザのようなインフラとしての地位を確立するには、まだ数年の年月が必要と思われます。
そして、その間も、『適切な投資』が続くようにするために、こちらのエントリーでも書いたように、『ARはお金になる』ということを示さねばなりません。

そこで、そこを埋めるためのARアプリの一つとして、本アプリは誕生いたしました。


そのため、本アプリは、これ単体で利用することは想定しておりません。

必ずや『明日から、案件に利用出来るARアプリ』を作成可能である

と書きましたように、「あなた」が考えるアプリに、一エッセンスを加えるためのアプリです。
そのために、1サービスや商品としてではなく、OSSとしての道を選んだのです。
これにより、新しい市場がどんどんと生まれ、ARエコシステムが作られていくと考えております。


いろいろなサービスや商品が登場し、いろいろな方が開発に参加してくれることを願っておりますので、よろしくお願いいたします。



■技術的内容
●概要
・オーサリングツール&ブラウザ
こちらの資料をご覧ください。




●利用ライブラリ
OpenCV
Zxing
stlport

このような素晴らしいLibraryを提供していただいて、ありがとうございます。




■開発チーム
●Android側Viewer & Core Library
Puppyチーム』が、実装を担当しております。

●オーサリングツール
jFD2の作者である山浦俊司氏が、実装を担当しております。

Feel Sketch を、OSSとして、公開しましたの続きを読む

2009年12月11日

Android + Arduino BT

Twitter上で、Android Bluetoothのexpert @esmasui と @Lionas が、このあたり から、Android + Arduino BT で、きゃっきゃっうふふ な企てをしているのを発見。

こちらの「Funnel Tap」の拡張として、面白いかも知れないと思い、その場で『Arduino BT(Bluetooth)』をクリック!クリック!

さっそく、届いたので、HT-03Aと接続出来るか、実験してみることに。
ただ、

※RFモジュールについての注意: 本モジュールは開発者・無線技術者向けのエンジニアリングサンプル製品です。 技術基準適合は受けておりませんので、電波暗室や電波障害を起こさない十分に広い敷地・建屋内で実験を行ってください この商品を製品として市場に販売することはできません。通信ICの評価、デバッグ、研究・開発用としてお役立てください。

のため、こちらの『電波暗袋』に入れて、実験実験。




■Arduino BT編
●PCのBluetooth SPP 経由でプログラムを書き込む

今回は、Arduino BT の サンプルプログラム01号 を、そのまま利用しました。
SPP的には、1.1秒ごとに「ciao」という文字列が送られてくると言うものです。




■HT-03A編
●ピアリング

設定⇒ワイヤレスの設定⇒Bluetooth

で、Arduino BTとのピアリングしておきます。
パスコードは12345です。


●Bluetooth用のコード一式の準備
Android 1.6ですので、 @esmasui せんせ作の「backport-android-bluetooth」を利用します。

しかし、Arduino BTが悪いの、Android 1.6が悪いのかわかりませんが、

IBluetoothDeviceCallback#onGetRemoteServiceChannelResult(String address, int channel)

にて、channelが、『-1』として返ってきてしまいます。
そこで、固定的にchannel番号を振ってしまうコードを追加しました。
(Android 2.0では、直っていると信じて・・・)

改造版のIBluetoothDeviceCallback(BluetoothDeviceクラス内で匿名関数として定義されています)の、
ソースコードはこちら
jarはこちら


●HT-03A to Arduino 通信サンプル
ただ単に、「Read」ボタンを押すと、SPP通信して、値を取り、表示するだけのサンプルアプリを作りましたので、ついでにアップしておきます。
とりあえずの動作確認用なので、エラー処理とか全然やっていません。

Eclipseのプロジェクト一式は、こちら

2009年12月09日

日本Androidの会の12月の定例イベント開催のお知らせ

先日のABC 2009 Fallには382名もの参加がありました。また、12/4に日本Androidの会の会員数が5000人!を突破しました。どれもこれも、活発にご参加してくれるみなさまのおかげです。どうもありがとうございます。

さて、2009年最後となる12月の定例イベントを12/21(月)に開催いたします。今回のテーマは「東のエデン」に出てくるエデンシステムでお馴染みのAR関係でまとめるつもりです。みなさまのお申し込みを心よりお待ちしております。

* 日時: 2009年12月21日(月曜日) 19:00 - 21:00(忘年会 21:30ごろ〜)
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大(忘年会は秋葉原周辺)
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 参加費: 無料
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 資料: 配布は行いません。ご了承ください。
* 講演者
o フリーランス 塚田 翔也さん
o 日本Androidの会 幹事 高橋 憲一、日本Androidの会 幹事 近藤 純司
o ブリリアントサービス 近藤 昭雄 (日本Androidの会 幹事)
o GClue 佐々木 陽 (日本Androidの会 幹事)

■コンテンツ詳細
●ARお絵かきツール「Feel Sketch」& Android版Browserの紹介
* 発表:フリーランス 塚田 翔也さん
* 概要:調整中

●Androidは「必ずやる」(仮)
* 発表:日本Androidの会 幹事 高橋 憲一、日本Androidの会 幹事 近藤 純司
* 概要:調整中

●感情世界を覗くウキウキView
* 発表:ブリリアントサービス 近藤 昭雄 (日本Androidの会 幹事)
* 概要:Android MarketにリリースされているARブラウザ「ウキウキView」の機能紹介とこれからの展望について話します。

●ar向けwidget framework droidget ar
* 発表:GClue 佐々木 陽 (日本Androidの会 幹事)
* 概要:ハードウェアと連携するwidgetの可能性に関して


●申込み
* 未会員の方は、先に日本Androidの会に入会してからお申し込みください。申し込みは下記URLから行なえます。
http://android-group.jp/index.php?%C6%FE%B2%F1%CA%FD%CB%A1

* 申し込みは以下受付フォームより、会に登録しているメールアドレスでお願いします。申し込み期限は12月16日(水)12時とします。なお、申し込み多数の場合は、早期に受付終了となる可能性があります。ご了承ください。
http://spreadsheets.google.com/viewform?hl=en&formkey=dDF5MWJtMjdUZGdQX1VMR2lGS0k2YWc6MA


●告知ページ
http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2009%C7%AF12%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上。

2009年12月02日

ASCII.technologies 11月号の「AndroidとAR/VR技術の可能性」を公開しました

こちらのエントリーにて、ご紹介いたしましたASCII.technologies 11月号のAndroid特集の一記事として、寄稿いたしました「AndroidとAR/VR技術の可能性」を公開しました。

本文は、こちらより

みなさまの思考の一助となれば、幸いです。

2009年12月01日

Android into iPhone

Android Bazaar and Conference 2009 Fallにて、LTに出ます」にて、発表したネタです。

まず、資料は、こちら


で、肝心の内容ですが、タイトルは、全く意味不明の「無茶しやがって(AA略)」というモノでした。
そして、内容としては、

Android と iPhone をバラして、Androidの基盤をiPhoneのガワの中に詰め込んだ

という、無茶したネタとなっております。(w

一部、画像だけ載せておきます。一発ネタなので、見て笑っていただければ幸いです。

●iPhone分解




●Android分解




●融合


2009年11月28日

Android Bazaar and Conference 2009 Fallにて、LTに出ます

Android Bazaar and ConferenceのLTに参加することになりました。

* 日時
2009年11月30日(月)
18:30-19:30
* 会場
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
* 講演枠
A-7 LT (Lightning Talk)
* タイトル
無茶しやがって(AA略)

です。
はっきりいって、自分でも何が起こったのかわかりません。(w
気が付いたら、申し込みを終了しておりました。orz
ネタは、禁断のネタに特攻しようかと思っております。玉砕したら、骨を拾っていただければと思います。

しかし、LTの後半は圧倒的ですね。(w

2009年11月27日

NPO法人 日本Androidの会、登記完了し設立いたしました

2009年11月27日 は、NPO法人 日本Androidの会 の設立記念日です。


ということで、このたび、無事にNPO法人の設立の運びとなりました!

で、日本Androidの会が何か変わるかというと・・・何も変わらないですね。




基本的な想定は、契約母体としての利用です。

例えば、会場を借りる際の契約母体として、いままでは個人名義でしたが、それを本NPO法人として契約することにより、個人への負荷軽減をし、余った分のパワーを普及活動に注いでもらえればというところです。

ただ、どのくらい事務局が動くのか?にかかっていたりするんですけどね。。。

ん?おまえ、事務局長だろうって?
いやいや、日本Androidの会では事務局長ですが、NPO法人 日本Androidの会では副理事長なので!




ということで、いろいろと活動の幅を広げる準備ができましたので、今後の更なる活動範囲の拡大に期待してもらえればと思います。

2009年11月15日

OESF謹製Market Placeの衝撃

Embedded Technology 2009」でのOESFブース内ミニセミナーにて、Market Place に関する講演が追加されました。


●OESFミニセミナー

日時:2009/11/20(金:最終日) 12:30-12:50
場所:OESFブースの位置:E-04

タイトル:「OESF Application & Service Working Groupの活動について 〜Market Placeの醸成への取り組み〜」

講演者:Application & Serviceワーキンググループ
Market Place プロジェクトマネージャー(SIProp有限責任事業組合
山崎 清人(やまざき きよひと)様

こちら、まだまだ、立ち上がったばかりのWGということもあり、大々的には喧伝していないのですが、今後の台風の眼となるWGとなっております。

先日のエントリーに書かせていただいたようにSTB-WGによるSpec策定が予定しております。
さらに、Certification-WGによる認定が予定されております。
そして、これらが、完成した暁には、本活動によるProfileベースのMarket Place作成環境の出番となると考えております。
例えば、Market PlaceをSTB Profileで作成すると、STB Specに基づいて作成されたアプリケーションのみを配布するMarket Placeとして作成出来、それは、STB Certificationをパスした機器で動作することが保証されるというような連携となります。

そこで、本活動は、だれでもこのようなMarket Placeを作成出来るように、課金システムやアプリの管理/配布システム、クライアント側のダウンローダーなどを提供しようというものです。
※OESFによるMarket Placeを立ち上げるという話ではありません。あくまで、Market Placeを作成出来るフレームワークやソフトウェアを提供する活動です。

そして、簡単なデモが、Application & Serviceワーキンググループのブース内にて、展示されるとのことです。
ぜひ、いらしていただければと思います。




●本活動の理念
今後は、いろいろなアプリケーションやハードウェア、プラットフォーム(SNSやWaveなど)などが登場することが予想されます。
そのときに、一つのMarket Placeでは対応出来なくなるときがやってくると考えられます。

例えば、今までにはなかったアプリの場合、課金方法さえも今までの概念では対応出来ない可能性が高いわけです。
そのときに、すでにあるMarket Placeが対応してくるのを待っていたら、商機を逃してしまいます。

そこで、多種多様なものが登場するであろうこの時代に対応出来るように、Market Placeの仕組み自体がオープンになっていて、自分で課金の仕方を決められる環境が必要になるだろうと、本活動は考えて、邁進しております。

2009年11月14日

KDDI謹製Android STBの衝撃

前々回「NTT謹製Androidフォトフレームの衝撃」のエントリーに続いて、KDDIさんも発表されました。

こちらは、STB(セットトップボックス)です!

・KDDIさんの発表資料

●各種ニュース記事
KDDI研究所がAndroidベースのSTBを試作,IPTVフォーラムの動画配信規格に対応
KDDI研、Androidベースのセットトップボックス開発
KDDI研、AndroidベースのSTBを世界で初めて試作


KDDI研究所では今回試作したSTBを,将来のSTBのあるべき姿やアプリケーション連携を検証するためのプラットフォームとして活用する方針である。

などという記述もありますね。
と、わけのわからない記述だけしておいて、

11月18〜20日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「Embedded technology 2009/組込み総合技術展」のOESF(Open Embedded Software Foundation)のブース内にて出展される予定。

ということで、前回のエントリ「 
Embedded Technology 2009 の OESFブース内のミニセミナーの詳細決定
」にあるKDDIさんの発表枠の内容は、本件となる予定でございますので、ご興味のある方はいらしていただければと思います。

あと、新規ワーキンググループである、Certification ワーキンググループやIP Communications ワーキンググループ もET2009展にて対外的に正式発表となっておりますので、あわせて聞いていただくと非常によいかもしれません。

2009年11月11日

Embedded Technology 2009 の OESFブース内のミニセミナーの詳細決定

組み込み系の一大イベント「Embedded Technology 2009」にて、OESFが出展いたしますが、そこで予定されているミニセミナーの詳細が決定いたしました。

興味のある方は、是非、お立ち寄りいただければと思います。


●OESFミニセミナー

ミニセミナー詳細はこちらです。
OESFブースの位置:E-04です。

・11月18日開催予定

















































時間 タイトル 講師
12:30-12:50 調整中 調整中
12:50-13:10 VoIPワーキンググループ 活動報告
〜ビジネスホンの未来〜
VoIPワーキンググループ

チーフプロジェクトコーディネーター(SIProp有限責任事業組合)

今村 謙之(いまむら のりつな)様
14:00-14:20 調整中 System Coreワーキンググループ

System Coreワーキンググループコーディネータ(株)アットマークテクノ)

実吉 智裕(さねよし ともひろ)様
14:20-14:40 Android製品の信頼性は大丈夫ですか?

〜 組込仮想化ソリューション Embedded VRT for Android 〜
(株)ウェルインテクノロジー(旧社名:(株)ウェルビーン)

事業統括部 営業課 マネージャ

福田 実行(ふくだ じっこう)様
14:40-15:00 調整中 (株)KDDI研究所

開発センター アプリケーションプラットフォームグループ

伊藤 篤(いとう あつし)様
15:30-15:50 調整中 沖通信システム(株)

講師調整中
15:50-16:10 Androidで変わる組込み開発
〜OESF活動報告と今後の計画〜
(社)Open Embedded Software Foundation

代表理事

三浦 雅孝(みうら まさたか) 様
16:10-16:30 "Android on MIPS"
最新状況アップデート
ミップス・テクノロジーズ

日本支社長

中上 一史(なかがみ かずふみ) 様

・11月19日開催予定


















































時間 タイトル 講師
11:30-11:20 Android開発のための技術者育成手法とトレーニングコース紹介 Marketing & Educationワーキンググループ
エディケーションワーキンググループコーディネーター((株)ウェルインテクノロジー)
満岡 秀一(みつおか しゅういち)様
11:20-11:40 調整中 (株)アットマークテクノ
代表取締役
実吉 智裕(さねよし ともひろ)様
12:30-12:50 調整中 調整中
12:50-13:10 OESF Certification Working Group Test & Certificationワーキンググループ

Test & Certificationワーキンググループコーディネーター(台湾:工業技術研究院)

Mr. Kuo-Yu slayer Chuang様
14:00-14:20 Android/Java インテグレーション ソリューション及び中国のAndroid事情 アーチャーマインド・テクノロジー 日本オフィス

東京オフィス 代表

及川 寛 ( おいかわ ひろし)様
14:20-14:40 "Android on MIPS"最新状況アップデート ミップス・テクノロジーズ

ビジネス・デブロップメント ディレクター

和田 信(わだ しん)様
14:40-15:00 調整中 沖通信システム(株)
講師調整中
15:30-15:50 調整中 調整中
15:50-16:10 Androidで変わる組込み開発
〜OESF活動報告と今後の計画〜
(社)Open Embedded Software Foundation

代表理事

三浦 雅孝(みうら まさたか) 様

16:10-16:30 調整中 (株)KDDI研究所

開発センター アプリケーションプラットフォームグループ

柳原 広昌(やなぎはら ひろまさ)様


・11月20日開催予定

















































時間 タイトル 講師
11:00-11:20 Android OEM/ODMプロジェクトの準備整う台湾企業−可能性と問題点について (社)Open Embedded Software Foundation
台湾支部代表(Maxxon Solutions Inc.)
関根 達記(せきね たつき) 様
11:20-11:40 調整中 調整中
12:30-12:50 調整中 調整中
12:50-13:10 Bringing IP Communications to Android IP Communication ワーキンググループ

IP Communication ワーキンググループコーディネーター(D2 Technologies, Inc.)

Mr.Mike Chen, Sr. FAE
14:00-14:20 調整中 株)アットマークテクノ

代表取締役

実吉 智裕(さねよし ともひろ)様
14:20-14:40 Android/Java インテグレーション ソリューション及び中国のAndroid事情 アーチャーマインド・テクノロジー 日本オフィス

東京オフィス 代表

及川 寛 ( おいかわ ひろし)様
14:40-15:00 "Android on MIPS"最新状況アップデート ミップス・テクノロジーズ

ソリューション・アーキテクト

豊田 仁(とよだ ひとし)様
15:30-15:50 Android製品の信頼性は大丈夫ですか?
〜 組込仮想化ソリューション Embedded VRT for Android 〜
(株)ウェルインテクノロジー(旧社名:(株)ウェルビーン)

事業統括部 営業課 マネージャ

福田 実行(ふくだ じっこう)様
15:50-16:10 Androidで変わる組込み開発
〜OESF活動報告と今後の計画〜
(社)Open Embedded Software Foundation

代表理事

三浦 雅孝(みうら まさたか) 様
16:10-16:30 Distributionワーキンググループ 活動報告
〜EM1とロードマップ〜
(社)Open Embedded Software Foundation

チーフプロジェクトコーディネーター

今村 謙之(いまむら のりつな)様

●Embedded Technology 2009

日時 : 11月18日 (水) 10:00〜12:15

会場 : パシフィコ横浜・ 会議センター 5F[小ホール]



タイトル : 組込みシステムにおけるAndroidの活用 〜適用事例と最新動向の紹介〜

詳細 : こちら

2009年11月10日

NTT謹製Androidフォトフレームの衝撃

NTTさんが、平成21年度(第11期)第2四半期決算の中で、「光iフレーム(仮称)」を発表しておられます。

そして、こいつのOSがなんと、「Android」とのこと!


このインパクトは、次の一行に尽きます。

(ケータイ以外の)組み込み分野に、最初の『メーカー(相当)企業』が誕生した
※NTTさんをメーカー企業という言い方はしないと思いますが、製品を販売する能力を持った企業という意味で無理やり使っています。


ついに、ケータイ以外の『エンドユーザ向け商品』が誕生します。

そして、みなさんご存知のように誰かが一歩踏み出した領域の進化は、恐ろしく速いです。

この波に乗って、生き残ったメーカー企業こそが、次世代のものづくりを支える企業となることでしょう。
※私の考える次世代のものづくり企業は、こちらのエントリー の「2」ようなイメージです。

2009年11月07日

Android Bazaar and Conference 2009 Fall、申し込み開始しました

Android Bazaar and Conferenceを、秋にも開催します!

* 日時
2009年11月30日(月)
9:30~19:30 (受付開始 9:00)
* 会場
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
* 参加費用
無料




●特選セッション
セッションはいっぱいありますので、その中から、個人的にお奨めなやつを・・・
(イヤ、ただ単に関わっているモノなだけなんですが。(;^_^A アセアセ・・・)

 -B-9(18:50-19:10): Android NDK ネイティブアプリ開発
* 小林 裕幸
o 名古屋大学工学部 4年生
* C/C++のネイティブコードによりAndroidアプリを高速化するNDK (Native Development Kit)について、その概要とNDKを使ったネイティブアプリの開発方法を、現在開発中のアプリを例に紹介します。

小林さんは、以前のエントリー、OpenCVのAndroid移植を手伝ってくれた「Puppyチーム」の一員です。
今回は、その流れで開発中のアプリを元に、NDKについて解説していただきます。



●Twitter
 -Twitterのハッシュタグは #ABC2009Fall でお願いします。
 -また、日本Androidの会のTwitterアカウントは http://twitter.com/androidgroup_jp ですので、こちらもフォローお願いします!


●詳細ページ
 -こちら


●申し込み
 -こちら

2009年10月23日

OpenCV Ver.1.1 For Android NDK の メンテチームが結成されました。

以前のエントリー 「OpenCV Ver.1.1 For Android NDK」にて、公開した OpenCV Ver.1.1 For Android NDK のメンテチームが結成されて、サイトが立ち上がりました。

Intuitive Automata.com の CTOである Bill McCord氏を中心として、運営されていきます!

●サイト
GitHub:OpenCV-Android

余力のある方は、ぜひぜひ、サポートしていただければと思います。

2009年10月22日

Embedded Technology 2009 にて、講演してきます

組み込み系の一大イベント「Embedded Technology 2009」にて、講演してきます。

日時 : 11月18日 (水) 10:00〜12:15
会場 : パシフィコ横浜・ 会議センター 5F[小ホール]

タイトル : 組込みシステムにおけるAndroidの活用 〜適用事例と最新動向の紹介〜
詳細 : こちら

内容としましては、OESFの展示コーナーの一角として、予定されている「Embedded Masterゾーン」のご紹介となります。
※OESFの展示内容詳細は、こちら


●Embedded Masterゾーン
一般公開を予定しているOESF Embedded Masterをいち早く皆様にご紹介いたします。最初のバージョン(EM1)を2009年11月にOESF会員企業向けにリリースし、一般向けには2010年2月に公開する予定です。

* IP Phone Extension(SIP/RTPスタック、NGNスタック)
* Digital TV Extension (デジタル放送・ケーブルテレビの視聴、BMLブラウザによる情報表示、EPGによる番組予約)
* Multimedia Extension(ハイビジョンクラスの静止画・動画コンテンツ再生)
* DLNA Extension(DLNA/UPnPスタック)
* Bluetooth Extension(Bluetooth対応、HIDプロファイル、SPPプロファイル、OBEX機能)
* Remote Control Extension(赤外線対応のリモコンで操作するためのフレームワーク)
* Pointing Device Extension(マウスやポインタカーソル対応フレームワーク)
* Network Manager Extension(有線LAN対応、ネットワーク設定API)
* User Interface Extension(大画面操作時ランチャーアプリケーションなどのGUI作成用API)
* SDK for Embedded Devices(EMを使用してアプリケーション開発を行うSDK)

2009年10月20日

愛媛Android勉強会 part.2 に参加します。

8月22日の「日本Androidの会四国支部勉強会」の第二弾として開催される「愛媛Android勉強会 part.2」に、こっそり、顔を出す予定です。
今回は、柔軟な思考での議論を期待し、座学ではなく、ざっくばらんな飲み会(懇親会)とのことです。



日時:11月6日(金)18時30分-20時00分
場所:ちいさな居酒屋 おかえりなさい 089-934-4545 愛媛県松山市三番町2丁目10-5 第一アークビル1F http://r.tabelog.com/rst/rstdtl_print?lat=33.8388664777374&lng=132.771686711397&rcd=38000363&zoom=17
参加費:約4,000円、女性・学生、2,000円程度(メニューは酒の肴と飲み放題、割引をしますので、女性・学生さんが多い場合は多少足が出るかも)

スペシャルゲスト:今村 謙之氏
SIPropプロジェクト 代表、日本Androidの会 事務局長、一般社団法人Open Embedded Software Foundation 理事

アジェンダ:
前半約30分 Androidアプリ・Android端末事例紹介
後半約60分ビジネスモデルを飲みながら考えてみる


●申し込み
こちらから


2009年10月17日

日本Androidの会 四国支部 第3回勉強会 in 香川&四国GTUGキックオフで、講演します

日本Androidの会 四国支部 第3回勉強会 in 香川&四国GTUGキックオフで、講演してきます。
内容的には、ARについてとOESFでやっているAcademic Collaboration Program(ACP)についてです。



* 日時:2009/11/7(土)11:00 〜 17:00 (受付10:30〜、懇親会 17:00〜の予定)
* 場所:香川大学工学部 (林町キャンパス) 講義棟 2階 3201教室 (BCEC)
* 参加費:無料(懇親会費:未定)
* 主催:日本Androidの会 四国支部
* 共催:
o 電子情報通信学会四国支部 香川大学学生ブランチ KBIT
o 四国GTUG(Google Technology User Group)
* 定員:50名
* 講演者(敬称略・順不同):
o 瀬戸直喜(日本Androidの会 幹事・四国支部長/四国Google Technology User Group Manager)
o yukotan(四国GTUG)
o 二宮 宏(セーバー株式会社 代表取締役)
o Tam(四国GTUG)
o 今岡 通博(今岡工学事務所 代表)
o 今村謙之(日本Androidの会 事務局長、OESF 理事)


■自分のところだけ抜粋
●14:50 〜 15:20 AndroidでモバイルAR
内容:最近は、セカイカメラやlayerなどのモバイルする端末で動作するARアプリケーションが公開され、大きな注目が集まっています。このことから、やはり、ARはモバイルしてこそ真価を発揮するものと考えられます。

しかし、AR(拡張現実感)なアプリ開発環境やライブラリというと、ARToolkitやMMD(MikuMikuDance)など、デスクトップ向けしかない!

と、思っていませんか?
実は、Android向けにそれらのライブラリが用意されています。
そこで、本セッションでは、それらの紹介と使い方についてご紹介させていただきます

●15:20 〜 15:40 ACP・デバイスの紹介
内容:一般社団法人Open Embedded Software Foundation(OESF)は、Androidをベースと した組込みシステムの開発、構築等の事業に携わる企業により組織された市場の 発展と、各会員の事業の拡大を目指す組織です。
そして、OESFでは、さらなるAndroidの発展を目指すため、企業ベースで取り組 めない課題に挑戦、最新テクノロジーの応用、新たな発想、独創性のあるアイデ アを持って、Androidに関わる研究、開発等を目的とした教育機関の活動に向け て支援であるAcademic Collaboration Program(ACP)を開始いたしました。
本セッションでは、このACPについて概要を解説させていただきます。


●申込み
* http://atnd.org/events/1842
   上記より、お申し込みください。


●告知ページ
日本Androidの会 四国支部 第3回勉強会 in 香川&四国GTUGキックオフ

2009年10月16日

日本Androidの会 第1回名古屋勉強会にて、講演してきてます。

日本Androidの会 第1回名古屋勉強会で、講演してきます。
内容的には、いろいろと迷ったのですが、ハンズオンがあるということなので、Tips集にしようと考えております。
具体的には、世界のID:yamashiro氏のこちらのエントリやJJUG主催のCCC2009fallのjava-ja枠でお話しされていた「最速Eclipse研究会」の内容にAndroidならではの部分を追加したモノをお届けする予定です。



* 日時:2009/10/24(土)13:15〜18:15
* 場所:名古屋市立大学経済学部棟 1階大会議室
* 参加費:基本無料ですが、配布書類の印刷代、ならびに、講師交通費としてカンパ(1口1000円)のご協力をお願いいたします。
* 主催:日本Androidの会 名古屋支部 FLOSS桜山
* 共催:
o FLOSS桜山
* 定員:40 名
* 講演者(敬称略・順不同):
o 富永勉(日本Androidの会 幹事・名古屋支部長)
o 田中宏(CSNagoya,OpenHub)
o 今村謙之(java-ja LTタイムキーパ、日本Androidの会 事務局長、OESF 理事)


■自分のところだけ抜粋
●java-ja直伝!最速Eclipse研究会 Android分科会 〜わたしの老人力は53万です〜
概要:Androidは、Java言語を使って開発します。
   しかし、世間の評判では、
   「Java?コード書く量が多くて、うざくね?」
   などといわれて、嫌悪されたりするようです。

   Androidは、独自のフレームワークを使って開発します。
   しかし、世間的には、
   「またフレームワーク憶えるの?めんどくさくね?」
   などといわれて、嫌悪されたりするようです。

   そこで、そんなあなたに「最速Eclipse研究会」による
   「老人力」を直伝いたします。
   ぜひ、マスターし「俺ってすげぇ」感を味わってください!


●申込み
* http://atnd.org/events/1843
   上記より、お申し込みください。


●告知ページ
日本Androidの会 第1回名古屋勉強会

2009年10月15日

2009年10月の定例イベント開催のお知らせ

告知が遅くなりましたが、日本Androidの会の10月の定例イベントを10/19(月)に開催いたします。みなさまのお申し込みを心よりお待ちしております。

* 日時: 2009年10月19日(月曜日) 19:00 - 21:00(懇親会 21:30ごろ-)
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 講演者
o タオソフトウェア株式会社 代表取締役 谷口 岳さん
o 株式会社バンプール ソフトウェア事業部 有川 光太さん
o 株式会社ブリリアントサービス / 日本Androidの会 幹事 近藤 昭雄さん
o 日本システム開発株式会社 第2事業部 石原 正樹さん


■コンテンツ詳細
●海外Android端末発売状況
* 発表: タオソフトウェア株式会社 代表取締役 谷口 岳さん
* 概要
o 日本ではAndroid携帯端末は、ドコモのHT-03Aだけですが、海外では多くのAndroid端末が既に発売されています。現在発売されているAndroid携帯端末や、携帯以外のAndroid端末を各国のキャリア情報も含めてご紹介します。

●ADC2登録アプリ「スポットメッセージ(仮)β」の紹介
* 発表: 株式会社バンプール ソフトウェア事業部 有川 光太さん
* 概要
o Android Developer Challenge 2(ADC2)に応募した「スポットメッセージ(仮)β」の特徴と使い方、開発秘話をお話させていただきます。

●「スポットメッセージ(仮)β」の開発苦労話
* 発表: 株式会社ブリリアントサービス / 日本Androidの会 幹事 近藤 昭雄さん
* 概要
o

●Androidの画面描画機構をチューニングする!
* 発表: 日本システム開発株式会社 第2事業部 石原 正樹さん
* 概要
o Androidを端末に移植する際によく課題として挙がるポイントに画面描画周りがあります。 Androidでは画面描画処理は複数のコンポーネントから構成されており、その中のひとつにSurfaceFlingerというコンポーネントが存在します。 今回はそのSurfaceFlingerを中心に、ソフトウェア構成、課題となるポイント、課題の解決方法例などを紹介します。


●申込み
* https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dFpOcFlLcXM4U25jQ1RmNjR1NnhfWmc6MA
   上記より、お申し込みください。


●告知ページ
http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2009%C7%AF10%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上。

2009年09月21日

ASCII.technologies 11月号に「AndroidとAR/VR技術の可能性」を寄稿しました

ASCII.technologies 11月号のAndroid特集の一記事として、「AndroidとAR/VR技術の可能性」を寄稿いたしました。

タイトルのとおり、AR/VRのミライの可能性について、技術視点で語るという内容になっております。

実は、本特集では、ARの話題も取り上げられており、ビジネスの視点からの記事もあります。そのため、こちらはそれらの対となる存在として本記事を寄稿いたしました。
合わせて読んでいただくとAR/VRのミライ像がつかめるのではないかなと思っております。
ちなみに、ミライと言いましても、10年以上先のようなことは語っておりません。2〜3年くらいの『今から立ち上げれば、ちょうど波に乗れる』ミライのお話です。



内容について、ちょっとだけ書いてしまいますと、

インフラ指向拡張知覚感(Infrastructure Oriented Augmented Sensibility)

という筆者が定義した造語の世界とはどういうものだろう?という説明からそれがもたらすミライについて話が展開されていきます。
具体的には、

最近のモバイル出来る端末(Androidなど)の進化により、いろいろなセンサーデバイスがついてきた。これにより、人間の五感を取り入れることが出来ようになったAR/VR技術は、人間の知覚(sense)のようなモノへと昇華し、拡張知覚感(Augmented Sensibility)という方向になっていくだろう。(こちらのエントリーの品も、この拡張知覚感(Augmented Sensibility)といえるモノ) さらに、クラウドやWebの進化により、時間や空間の概念をも取り入れた膨大な情報処理が可能となった。、これにより、情報はコンテクスト化されようとしている。 これらの進化の系譜から、AR/VRとインターネットは、人間の生活に深く根ざした、インフラ指向拡張知覚感(Infrastructure Oriented Augmented Sensibility)として、交わるミライがくるだろう。

という感じです。
そして、それを、まとめた図が下記となっており、これの解説に記事が収斂していく感じとなります。
この詳細は、ぜひ、本誌でご確認いただければと思います。

※本図は、アスキーさんのご厚意により、事前公開させていただきました。



また、今回の著者名は、「SIPropプロジェクト 執筆チーム」としております。
こちらは、私が代表を勤めさせてもらっているOSS開発プロジェクトで、実は、現在、この世界を目指すべく、

・『デバイス』や『センサー』の動作原理やそれらから得られるデータを処理するためのアルゴリズムの調査 ・『デバイス』や『センサー』を使い倒したARゲーム『雷電4号』の制作

に鋭意取り組んでおります。
(実は、本寄稿の前半部でふんだんに出てくる『デバイス』や『センサー』の話も、こちらへの布石でもあったりします。)

もし、この世界に興味をもたれましたら、お声がけいただければと思います。ぜひとも、一緒に開発したいという方も、募集しております。

2009年09月14日

Academic Collaboration Program(ACP) 開始しました

OESFにて、Academic Collaboration Program を開始しました。


●目的


Academic Collaboration Program(以下ACPとする)は企業ベースで取り組めない課題への挑戦、最新テクノロジーの応用、新たな発想/独創性のあるアイデアを持ってAndroidに関わる研究/開発等を目的とした教育機関の活動を、OESF会員企業と協力体制を組み、その実現や実用化向けて支援を行ってまいります。
Androidは全てのソースコードがオープンソースとして無償公開されており、多くの分野でその利用が期待されています。大学等の研究室が持つアイデアやテーマを、全世界のOESF会員とともに具現化し、社会に新たなるテクノロジや市場を提供すると同時に、若きソフトウェアエンジニアの育成を目指す新たなる取組です。このプログラムは日本、台湾、韓国、中国で同時にスタートいたします。また、成果は世界に広く公開し、特に東アジア経済圏の組込みソフトウェア技術の発展に寄与することを目的としています。

ということで、教育機関向けの支援プログラムとなります。
こちらのエントリーのお話を、具現化したモノです。
コツコツと進めてまいりまして、このたび、正式に開始となりました。


参加メリットとしては、当然、研究のための道具や資金を得られることのほかに、

●参加特典(より、抜粋)


4. OESF参加の展示会への出展
6. OESF主催のカンファレンス、発表会等での発表、報告

といった、発表の場の提供も考えております。
現在までのヒヤリングの結果、なかなか、対外向けに発表する機会が少ないとの要望をいただいており、このような場の提供を考えております。




参加料は、一切無料ですので、ちょっと、組み込み向けに何かしてやろうか!っていう元気な学生さんがいましたら、ぜひとも、申し込みしていただければともいます。
もちろん、組み込み向けだけでなく、ハイビジョンTV向けの新しいUIデザインなどのソフト面での提案などもお待ちしております。

お申し込みは、こちらよりお願いいたします。

2009年09月10日

OESF Progress Conference 2009 Q3 開催します

早くも2度目となるOESF Progress Conference 2009 Q3を開催いたします。
今回は、各支部(台湾、韓国、中国)による海外勢の発表を多めに予定しており、海外の生のAndroidビジネス事情を入手していただくチャンスとなっております。
会員以外の方でも参加可能ですので、Androidによるビジネスに興味のある方は、ぜひとも、ご参加いただければと思います。


●開催挨拶

Open Embedded Software Foundationは、9月末で設立6か月となります。活動を開始してわずか半年ですが、日本を中心に、台湾、韓国、中国への支部の展開をはじめ、11 月には世界で初めての組込み市場向けパッケージのリリースを予定するに至っております。これまでの活動報告そして今後の活動計画、東アジア各支部の活動報告のコンファレンスを開催いたします。また、ゲストスピーカーによるAndroid関連の発表会も開催いたします。



●プログラム

第2部(会員外へも公開)
14:50 : OESFでビジネスを拡大(OESFの活動のすべてをご紹介)
      OESFビジネスマッチングサービス、トレーニングフランチャイズプログラム、大学等教育機関向けコラボレーションプログラム、そして11月に公開する組込み向けDistributon(プロジェクトコード:BlueberryCupcake)をご紹介します。
      Marketing Education WG コーディネータ
     
15:20 : Sigma Designs社のAndroid戦略 SigmaDesigns社
15:40 : 調整中 
16:00 : ARMのAndroid戦略
      Androidの標準CPUともいえるARM社のAndroid戦略を解説していただきます。
16:30 : ライトニングセッション
      会場でのデモや新たなるTopicsをお伝えします。
      .船Д涯ο孫颪砲けるIT産業 チェコ共和国大使館/チェコインベスト Ondrej Votruba様
      OPhoneによるコンテンツ配信事業 Bohan-net 椿野様



●開催概要

日時:2009年9月30日 14:30受付開始 14:50開始(第2部からの場合)
場所:五反田 ゆうぽうと



●申し込み
お申し込みは、こちらからお願いいたします。
会場スペースの都合上、申し込みされない方は、入場をおことわりさせていただきます。

2009年09月05日

Android NDKのデバッグ手法

前回のエントリー

●高度なデバッグ方法
組み込みプレスVol.16によくまとまっておりますので、こちらを参考にしてください。

を、Android NDK&Windows向けに解説してくれ、との要望がありましたので、作ってみました。
詳細は、上記の組み込みプレスVol.16を確認していただくとして、その差分を掲載させていただきます。
(とは言っても、このエントリーだけも構築はできると思いますが、何をやっているかの詳細は本書をご確認ください。。)



●Android.mkで実行ファイルを作る
まず、デバッグするために実行ファイルを作らなくてはなりません。
sharedライブラリのままでは、実行出来ませんからね。

Android上で実行可能なファイルは、Android.mkで作成可能です。
具体的には、main関数を作成の上、Android.mk内を下記のように変更するだけです。

include $(BUILD_SHARED_LIBRARY) ⇒ include $(BUILD_EXECUTABLE)



●Eclipse CDTを準備する
Eclipse CDTから、ダウンロードしてください。
Androidの開発用Eclipse に、追加インストールしても問題ありませんが、プラグインを増やすとどんどんとEclipseが重くなっていきますので、別に用意するのも手です。




●Cygwinの準備を整える
Android NDKがインストール済みであれば、下記の作業をするだけです。

・C:\cygwin\bin\cygwin1.dll を C:\Windows\System32 にコピーする
・C:\cygwin\binを、Windows の環境変数 PATH に含める




●Default Launcherを設定する
下記の通りにメニューを追って、変更してください。

Window
Preferences
Run/Debug
Launching
Default Lanchers
内の

C/C++ Application [Debug]
Preferred Launcher
を、

Standard Create Process Launcher

にする




●コンパイル用スクリプトを設定する
・「build.bat」を作成する
ただたんに、makeしただけでは、Android NDKをコンパイルすることは出来ません。Android NDKディレクトリに移動した上で、makeする必要があります。
そこで、それを行うスクリプトを作成します。
今回は、「build.bat」という名前で作成します。

set PROG=%1

cd [Android NDKへのpath]

make APP=%PROG%




・「build.bat」をEclipseに設定する
下記の通りにメニューを追って、変更してください。

Project
Properties
C/C++ Build
内の

Builder Settingsタブ
Build command

に独自バッチファイル「build.bat」を指定する。



「build.bat」は、引数として、Android.mkのモジュール名を要求しますので、それを指定します。

Behaviourタブ

Build on resource save(Auto Build)
Build(Incremental build)

に、Android.mkのモジュール名を入力する。
※ここでは、「ecTest」としてあります。



●Android NDK用のIncludeファイルがあるディレクトリを指定する
要は、bionicのIncludeファイルを指定します。

Project
Properties
C/C++ General
Paths and Symbols
内の

Includes
に、Android NDK用のIncludeファイルがあるディレクトリを「それぞれ」指定します。
android-ndk-x.x\build\platforms\android-1.5\arch-arm\usr\include
android-ndk-x.x\build\platforms\android-1.5\common\include

を追加。

Add to all configurations
Add to all languages
Is a workspace path
は、必要に応じてチェックします。
意味がわからないなら、付けてしまいましょう。




●実行用スクリプトを設定する
・「launch.bat」を作成する
Android NDKで作成した実行ファイルをAndroidエミュレータや実機で動作させるには、ちょっとした仕掛けが必要です。
そこで、実行用のスクリプトを作成します。

set PROG=%1

cd [Android NDKへのpath]

adb push [Android NDKへのpath]\out\apps\%PROG%\android-1.5-arm\%PROG% /data
adb shell chmod 777 /data/%PROG%
adb shell /data/%PROG% "$@"
※ /data は、Android上のディレクトリとなります。必要に応じて変更してください。 ※ Androidエミュレータや実機が接続されていないと、使用出来ません。


・「launch.bat」を使用するように、Eclipseを設定する
下記の通りにメニューを追って、変更してください。

Run
External Tools
External Tools Configurations

選択します。

Program
に新規追加します。

独自スクリプト「launch.bat」を追加します。

Arguments

に、Android.mkのモジュール名を入力します。



●デバッグ用スクリプトを設定する
・「prepare.bat」を作成する
デバッグを行うには、gdbserver を起動する必要があります。
そこで、それを自動的に行うためのスクリプトを作成します。

set PROG=%1

cd [Android NDKへのpath]
adb push [Android NDKへのpath]\out\apps\%PROG%\android-1.5-arm\%PROG% /data
adb shell chmod 777 /data/%PROG%
adb forward tcp:5039 tcp:5039
adb shell gdbserver tcp:5039 /data/%PROG% "$@"
※ /data は、Android上のディレクトリとなります。必要に応じて変更してください。 ※ 5039ポートは、待ち受けポートとなります。必要に応じて変更してください。 ※ Androidエミュレータや実機が接続されていないと、使用出来ません。




・「prepare.bat」を使用するように、Eclipseを設定する
下記の通りにメニューを追って、変更してください。

Run
External Tools
External Tools Configurations

選択します。

Program
に新規追加します。

独自スクリプト「prepare.bat」を追加します。

Arguments

に、Android.mkのモジュール名を入力します。



●gdbserverを設定する
Eclipseが利用するデバッガとして、gdbserverを利用するための設定を行います。
タブが何個かネストしておりますので、わかりにくいかもしれませんが、がんばって設定してください。




・mainの設定

Run
Run Configurations

を選択します。

C/C++ Application
に新規追加します。

Mainタブ

C/C++ Application
に「[Android NDKへのpath]\out\apps\[Android NDKモジュール名]\android-1.5-arm\[Android NDKモジュール名]」を追加します。




・Debuggerの設定

Debuggerタブ

Debugger
の設定を

gdbserver Debugger
に変更します。
Dubugger Options
の GDB debugger
に「[Android NDKへのpath]\build\prebuilt\windows\arm-eabi-4.2.1\bin\arm-eabi-gdb.exe」を追加します。




・Shared Librariesの設定

Shared Librariesタブ

に「[Android NDKへのpath]\out\apps\[Android NDKモジュール名]\android-1.5-arm」を追加します。




・Connectionの設定

Connectionタブ

Type
の設定を
TCP
に変更します。

Port number
の設定を 5039
に変更します。




●デバッグ用スクリプトをEcliseで実行可能なように設定する
いままで作ってきた各種実行用スクリプトをEclipseから実行出来るようにします。




・Eclipseのスクリプト設定画面を開く


Run

Run Configurations

選択します。



Launch Group

に、後述する2つのモノを新規追加します。



・実行用Launch Groupを登録する

[Eclipse用実行用スクリプト] mode:run
を新規追加します。



・デバッグ用Launch Groupを登録する

[Eclipse用デバッグ用スクリプト] mode:run
[Eclipse用GDB設定] mode:debug
を新規追加します。





●起動
これで、あとは、Androidのエミュレータなり、実機なりを起動して、実行すればOKです。
下記のように、main関数で停止した状態で起動します。


2009年09月04日

Android NDKの一歩進んだ使い方

こちらのエントリーこちらのエントリーで得られた、本気でAndroid NDKを使う場合に、引っかかるであろうポイントを一挙公開です。

基本事項に関しては、こちらの木南さんによる解説を参考にしてください。



■Android NDK用 make file編
Android NDKのmake fileというべき、

Android.mk

についてのテクニック紹介編です。
ファイル自体は、下記にあります。

/android-ndk-x.x/sources/[プロジェクト名]/




●includeファイルの登録
・自分がいるディレクトリを変数に入れる
下記のようにして、$(LOCAL_PATH)にいまいるディレクトリが登録します。

LOCAL_PATH:= $(call my-dir)


・includeファイルの登録
$(LOCAL_PATH)を基準に、「../」などを駆使して、目的のincludeファイルのあるディレクトリを指定します。
ただし、Android NDKからは、LOCAL_C_INCLUDESが呼び出せないようなので、下記のような小細工をします。

LOCAL_C_INCLUDES := $(LOCAL_PATH)/cv/src $(LOCAL_PATH)/cv/include
LOCAL_CFLAGS += $(LOCAL_C_INCLUDES:%=-I%)




●ldの登録
現在のAndroid NDKでは、バグがあるようで、Android.mkにおいて下記のライブラリをロードしておかないとエラーとなります。

LOCAL_LDLIBS := -L$(SYSROOT)/usr/lib -ldl




●階層つきディレクトリのコンパイル
「includeファイルの登録」と基本的には、同じです。
$(LOCAL_PATH)を基準に、「../」などを駆使して、目的のソースファイルを指定します。

LOCAL_SRC_FILES := cxcore/src/WLNonFileByteStream.cpp cv/src/cvjni.cpp




●複数ライブラリの統合
staticライブラリであれば、いくつでも追加可能です。


・Application.mk のモジュールへの複数登録
/android-ndk-x.x/apps/[プロジェクト名]/ にある、Application.mk の APP_MODULES に統合したい分だけ、モジュール名を列挙します。
モジュール名とは、Android.mkで「LOCAL_MODULE := opencv」と宣言しているモノです。

APP_MODULES := cxcore cv cvaux cvml cvhighgui opencv


・staticライブラリをコンパイルする
staticライブラリをソースから同時に作成した場合は、「Android.mk」内で「include $(BUILD_STATIC_LIBRARY)」と宣言することにより、作成可能です。
※もちろん、統合だけであれば、作成済みのモノでもOKです。

LOCAL_MODULE := cxcore
LOCAL_SRC_FILES := cxcore/src/cxalloc.cpp cxcore/src/cxarithm.cpp

include $(BUILD_STATIC_LIBRARY)

・出力先 out
上記のコンパイルされたオブジェクトやstaticライブラリは、下記の出力されます。

/android-ndk-x.x/out/apps/[プロジェクト名]/


・staticライブラリの統合
「LOCAL_STATIC_LIBRARIES」に、「include $(BUILD_STATIC_LIBRARY)」して作ったstaticライブラリのモジュール名を登録しただけでは、staticライブラリ内から他のstaticライブラリを呼ぶコードがある場合、エラーとなってしまいます。
そこで、「LOCAL_LDLIBS」に、「出力先 out」などを参考に必要なstaticライブラリを登録してください。

LOCAL_MODULE := opencv
LOCAL_LDLIBS := -L$(SYSROOT)/usr/lib -ldl -llog -L$(LOCAL_PATH)/../../out/apps/opencv/android-1.5-arm/ -lcxcore -lcv -lcvaux

LOCAL_SRC_FILES := cvjni.cpp

LOCAL_STATIC_LIBRARIES := cxcore cv cvaux cvml cvhighgui

include $(BUILD_SHARED_LIBRARY)
※リンクするライブラリのヘッダファイルをincludeすることも忘れないようにしましょう。




■Android NDK 開発編
●extern "C"
C++と混ぜるなら、JNI用の関数に対しては、「extern "C"」が必要です。
そのため、プロトタイプ宣言で下記のようにすると良いようです。

#ifdef __cplusplus
extern "C" {
#endif

JNIEXPORT
jbooleanArray
JNICALL
Java_org_siprop_opencv_OpenCV_findContours(JNIEnv* env, jobject thiz, jintArray photo_data, jint width, jint height);

#ifdef __cplusplus
}
#endif




●ファイルの読み書き
Android NDK(C言語)側とAndroid側でファイルを共有するには、下記のディレクトリを利用するのがよいようです。
ここにあるものは、FILE系関数で読み書き可能となります。

/data/data/[パッケージ名]/files/

「/tmp」なども使えますが、ここを使うとAndroid側のContext#openFileOutput(String)と連携しやすいので、ここを使うことをお奨めします。




●高度なデバッグ方法
組み込みプレスVol.16によくまとまっておりますので、こちらを参考にしてください。



■JNI編
基本的には、JNIの使い方です。
そこの中で、Android連携として引っかかりそうな部分だけピックアップして記述します。



●型

C言語上の型   unsigned char[]
JNI上の型     jbooleanArray
Java上の型    byte[]

と、C言語、JNI、Javaの層全部型名が違うパターンが存在します。
そのため、コード的には下記のような感じとなります。返り値などがC言語側とJava側で変化しているのがわかるかと思います。

・C言語側
JNIEXPORT
jbooleanArray
JNICALL
Java_org_siprop_opencv_OpenCV_findContours(JNIEnv* env, jobject thiz)

  unsigned char ucharArray[128];
  jbooleanArray res_array = env->NewBooleanArray(128);
  env->SetBooleanArrayRegion(res_array, 0, 128, (jboolean*)ucharArray);

  return res_array;
}

・Java側
  public native byte[] findContours();



ちなみに、jni.hでは、下記のように定義されています。

#ifdef HAVE_INTTYPES_H
# include /* C99 */
typedef uint8_t jboolean; /* unsigned 8 bits */
typedef int8_t jbyte; /* signed 8 bits */
typedef uint16_t jchar; /* unsigned 16 bits */
typedef int16_t jshort; /* signed 16 bits */
typedef int32_t jint; /* signed 32 bits */
typedef int64_t jlong; /* signed 64 bits */
typedef float jfloat; /* 32-bit IEEE 754 */
typedef double jdouble; /* 64-bit IEEE 754 */
#else
typedef unsigned char jboolean; /* unsigned 8 bits */
typedef signed char jbyte; /* signed 8 bits */
typedef unsigned short jchar; /* unsigned 16 bits */
typedef short jshort; /* signed 16 bits */
typedef int jint; /* signed 32 bits */
typedef long long jlong; /* signed 64 bits */
typedef float jfloat; /* 32-bit IEEE 754 */
typedef double jdouble; /* 64-bit IEEE 754 */
#endif

2009年09月02日

OpenCV Ver.1.1 For Android NDK

OpenCV Ver.1.1 を、とりあえず、 Android NDKで動くようにしてみました。
本当にとりあえずで、全然、テストしていません。人柱になりたい方どうぞ。


●非対応ライブラリ
 -3次元トラッキング
 -K近傍法

C++標準ライブラリ不足により、削除しました。
あまり、使用しないと思われましたので。




●独自ライブラリ
 -show系(表示系)
 -キャプチャ系

UIまわりが大きく違うため、Android独自の実装となっています。




●実装JNI
JNIは全く用意していません。
唯一あるものは、「OpenCV プログラミングブック 第2版 OpenCV 1.1対応」に出てくる輪郭検出のサンプルアプリのみです。
それ以外は、自分でJNIを書くか、Android NDK層で実装する必要があります。

ですが、OpenCVは基本的には、この形であまり問題がないと考えています。
OpenCVは、ライブラリ性が強いため、独立しているが組み合わせることにより威力を増す関数が多いためです。
そのため、下手にJNI化して、細かい単位でJava←→C間を行ったり来たりするより(しかも、たいていの場合は、巨大な画像データもやり取りする必要があり)、Android NDK層ならAndroid NDK層で実現したい機能を実装してしまう方が、よいと思われるからです。
現に、輪郭検出のサンプルアプリでも、6個以上の関数を利用して実現されており、単体の関数としてこのような機能が提供されているわけではありません。

どうしても必要な場合は、Processing向けのJNI実装がありますので、それを利用するのがよいと思われます。




●ダウンロード
 -OpenCVForAndroidNDK-0.1-src.zip

ソース一式です。BSDライセンスにしています。




●サンクス
 -Puppyチーム

に、お手伝いいただきました。ありがとうございました!><

2009年08月24日

Bullet For Android NDK

以前のエントリーで、手を付けはじめたGPGPU(CUDA)プログラミングですが、やはり、超並列演算のターゲットは

物理演算エンジン

だろうということで、そのライブラリである「Bullet」を、物理演算エンジンの内部構造勉強がてらAndroid NDKに移植してみました。
※普通のJavaからでも使えるはずです。

ちなみに、エミュレータでやってはいけないようです。
実機の100倍以上、遅いです。
そこは、注意してください。<(_ _)>

●動作画面
・ソースには、サンプルアプリを付けておきました。
 2つのボール(2D)が、下に並んでいる3つのボール(2D)に向けて、自由落下してくると言うデモです。
 ※本来は、3Dに対応しています。OpenGL/ESいじるのが面倒だったのでやめました。(w

・初期画面

・ちょっとずつ、落下

・激突

・飛び散る

・収束




●Android(Java)からの操作が可能なもの
・対応ワールド
 -DiscreteDynamicsWorld

・対応剛体
 -BoxShape
 -CapsuleShape
 -ConeShape
 -CylinderShape
 -SphereShape
 -StaticPlaneShape
 -TetrahedronShape

・対応ソルバ
 -SequentialImpulseConstraintSolver

・対応ジョイント
 -HingeConstraint
 -Point2PointConstraint

・対応付加力
 -applyForce
 -applyTorque
 -applyImpulse
 -activate操作

というところで、最低限のことができるというところですが、ジョイントも可能なのでラグドールも作成できるかと思います。



●ソース一式
BulletForAndroidNDK-0_7-src.zip

・ライセンスは、Bulletそのままで、BSDライセンスとなっております。

●APK
BulletJniSampleApp.apk




●おまけ
本当は、某雑誌記事用のネタだったのですが、これよりももっと良いモノが出来たので、こちらはお蔵入りとなりました。
ゆえに、公開しております。

2009年08月19日

2009年9月の定例イベント開催のお知らせ

夏休みのため8月のイベントは中止となりましたが、9月の定例イベントを9/7(月)に開催いたします。みなさまのお申し込みを心よりお待ちしております。

* 日時: 2009年9月7日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 講演者
o クウジット CTO 塩野崎さん
o 日本Androidの会 金沢支部 きんねこさん
o ハフトテクノロジー株式会社 代表取締役 今村博宣さん


■コンテンツ詳細
●PlaceEngineのAndroid対応 (仮)
* 発表: クウジット CTO 塩野崎さん

●「Androidの移植いろいろ」その1 PCで動作するLiveCD版Android 3種
* 発表: 日本Androidの会 金沢支部 きんねこさん
* 概要
o 携帯電話を前提に作られたAndroidをPCで動かすのは、なかなか一筋縄ではいかない作業です。x86環境への移植状況と、その成果を使った3つのLiveCDプロジェクトlive-android, x86-project, livedroidをご紹介します。

●「Androidの移植いろいろ」その2 フォトフレーム向けメディアプロセッサ
* 発表: ハフトテクノロジー株式会社 代表取締役 今村博宣さん
* 概要
o Skymedi SK8860 での事例

●「Androidの移植いろいろ」その3 ポータブルメディア機器向けプロセッサ
* 発表: ハフトテクノロジー株式会社 代表取締役 今村博宣さん
* 概要
o NECエレクトロニクス EMMA Mobileでの事例


●申込み
* http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dDBpR2hPNU4zTHd2V2ZSNzVyRUgxalE6MA..
   上記より、お申し込みください。


●告知ページ
http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2009%C7%AF9%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上。

2009年07月31日

SWEST11でパネルしてきます

Summer Workshop on Embedded System Technologies (SWEST) 「組込みシステム技術に関するサマーワークショップ」 にて、パネルしてきます!
組み込み系の学会ではありますが、かなり、ビジネス寄りに倒した学会と言うことですので、お気軽に参加していただければと思います。(ただし、参加費が必要なようです。)



●開催概要
 開催日程:2009年8月27日(木)〜28日(金)
 開催場所:ホテルアローレ(石川県加賀市)
 申し込み:こちら


セッション内容
タイトル: 「Androidを語る!」
日時: 8/28 15:30〜16:50
コーディネータ: 今村 謙之 (日本Androidの会,一般社団法人Open Embedded Software Foundation)
パネラ: みずの みつお (サン電子,日本Androidの会 組み込みWG)
      大石 亮介 (富士通研究所,日本Androidの会)
      大西 秀一 (ヴィッツ,日本Androidの会)
      出村 成和 (サーバントネットワーク,日本Androidの会 金沢支部)
概要: Google社が提供している、Linuxをベースとしたオープンソースの携帯電話用プラットフォームであるAndroidについて、日本Android の会のメンバーから募集した有志の精鋭パネリスト(?)に、熱く語っていただきます。主なテーマとして以下のような内容を考えています。

 ・Androidでは何ができるのか
  -携帯電話として、スマートフォンとして
  -組み込みのフレームワークとして
  -アプリケーション・組み込み・ハードウェアの橋渡しとして
 ・Androidはどのように使えるのか
  -今までの携帯と何が違うのか
  -他のアーキテクチャ(x86等、携帯以外のデバイス)へのポーティング
 ・Androidはどのような機器で使えるのか
 ・Androidのメリットとデメリット

2009年07月30日

OESF、東アジアに支部設置完了

実は、ABC2009Springでリークしておいたのですが、OESFの東アジア各地への支部設置の発表がありました。

設置された支部は、下記のようになっております。
これで東アジアの主要な組み込み拠点は、押さえたと考えております。
まずは、これら支部を軸として、製品などの成果を出していく予定です。

・台湾支部
・韓国支部
・上海支部



これに合わせて、各言語バージョンの案内資料も用意してあります。
ご入り用の方は、OESFのホームページの問い合わせページから、OESF事務局まで問い合わせていただければと思います。

・英語
・日本語
・ハングル
・簡体字中国語
・繁体字中国語




OESFの成果をディストリビューションの形にまとめた、

Embedded Master 1

も合わせて、発表されております。
OHAのAndroid1.5(cupcake)に、OESFの各WGの成果を取り入れた組み込み向けの機能追加を行ったディストリビューションとなります。

具体的には、HDTV系の機能をメインに、組み込み機器向けにAndroid1.5(cupcake)を拡張したものとなります。
日経エレクトロニクスさんから、記事も出ておりますので、合わせてご覧ください。
組み込み機器向けにソフトウエアを追加・修正したAndroid,OESFが無償公開へ

ET2009展などにあわせて、実際の製品に近い機器まで含めて、公開予定ですので、しばらくお待ちください。



ということで、具体的に動き出したOESFを、今後ともよろしくお願いいたします。

OESF、東アジアに支部設置完了の続きを読む

2009年07月19日

OESF完全協賛セミナー「Androidが変える組込み開発、Androidがもたらす未来とは」

OESF完全協賛セミナー「Androidが変える組込み開発、Androidがもたらす未来とは」をやります。
というか、告知したつもりだったのですが、してなかったようなので、いまさらですが、告知します。<(_ _)>


●開催概要

・日時:2009年7月29日(水) 13:30〜17:30
・場所:ベルサール西新宿(東京・西新宿)
・受講料:無料
・申し込み:こちら

◇Androidの組込み開発での活用に関する貴重な最新の業界・技術情報が入手可能です
◇OESFの最新状況と今後の重要戦略についてこの場で発表いたします
◇多数のデモを展示予定。Androidが実動作する組込み機器のデモをご覧になれます
◇組込み開発、Androidのビジネスに関わる経営者、管理者、製品企画者、技術者は必聴です

●内容


タイトル:MIPSのAndroid戦略
講師: Mips Technologies (OESF会員企業) Strategic Marketing Director Mr.Kevin Kitagawa


タイトル:家電で使えるAndroidハードウェアプラットホーム
講師: ハフトテクノロジー株式会社(OESF会員企業)代表取締役 今村博宣氏(OESF:CE-WGコーディネーター)


タイトル:仮想化環境でのAndroidとその可能性 / 解説:Androidトレーニング
講師: ウェルビーン株式会社(OESF会員企業)事業開発部 リーダー 満岡秀一氏(OESF:Marketing&Education-WGコーディネーター)


タイトル:組込み機器向けAndroidソフトウェア開発の最前線〜ケーススタディと商用化の課題、Androidで激変するビジネスモデルの紹介まで〜
講師: 株式会社 アイ・エス・ビー(OESF会員企業)営業企画推進部 マネージャー 岩井一裕氏(OESF:事務局 マーケティング企画)


タイトル:OESF、その成果がいよいよ市場に!Androidがもたらす組込み市場革命
講師: 一般社団法人 Open Embedded Software Foundation 代表理事 三浦 雅孝氏

2009年07月09日

ケータイ向けOSの現在

グーグルがネットブックOS「Google Chrome OS」を発表、2009年末までに公開 」 という記事。

グーグルはGoogle Chrome OSについて、携帯機器用に開発する「Android」とは分離したプロジェクトであると説明している。プロセサはパソコン用のx86プロセサと、携帯機器で人気が高いARMの双方に対応する。グーグルのWebブラウザである「Google Chrome」の名前を冠するように、Webアプリケーションの利用に特化、パソコンの電源を投入してすぐアプリケーションが利用できるような軽量OSを目指しているという。

これこそ、いろいろなところで質問の出る

HTML5ベースで開発するべきか?Android専用アプリで開発するべきか?
⇒ HTML5ベースにすれば、OSどころかマシンにさえ依存しないので、そのほうがよいのではないか?

の答えになるかと思います。

たぶん、理由は、『電池問題』とこちらの前半部の『道具としてのアプリ』だと思われますね。
現時点では、ブラウザベースでは電池が実用性に達せず、属人機(マンマシンインターフェースがPC系譜ではないモノ)に近いケータイではちょっとした使いかっての違いによりストレスが溜まってしまう日常的に使う道具(ペンやメガネなど。こういうモノは、自分にあったモノを選びますよね?)に近いもののため、このような判断になったと思われます。

2009年07月01日

きしだなおき ぷれぜんつ 『日本Androidの会の福岡支部を作りたいんですが・・・』

きしだなおき ぷれぜんつ 『日本Androidの会の福岡支部を作りたいんですが・・・』 と、題しまして、下記の内容でイベントを行います!

まぁ、ぶっちゃけ、ほとんど何も決まっていないという、ダメ人間な二人(きしだなおきとのりつな)が企画しているだけはある!という、素敵なイベントとなっております。
たぶん、当日は、もっと素敵なこととなると思いますので、奮ってご参加いただければと思います。

そして、ぜひぜひ、日本Androidの会の福岡支部の立ち上げに協力していただければと思います。


日程:2009年07月11日(土)
時間:15時〜19時くらい (そのあと、懇親会)
場所:福岡・天神のどこか(w
内容:日本Androidの会の事務局長「のりつな」が、日本Androidの会の福岡支部を立ち上げようと企んでいるらしい。そこで、天神に赴き、Androidのよさを伝え、そこで喰いついたヒトとともに福岡支部立ち上げ宣言を行おうという、むちゃぶりイベントが、きしだなおき ぷれぜんつ で行われることとなった。
Androidに興味があるヒトは、ぜひ、参加してもらいたい!
※ゆるゆるイベントなので、あまり堅苦しく考えずに参加していただければと思います。


2009年06月30日

Android Bazaar and Conference 2009 Springの資料、完結編

Android Bazaar and Conference 2009 Spring での私の講演ですが、実は、3部作のうちの2部までのものとなっておりました。

そして、今回、フルバージョンをモバイル夜間大学で
講演
してきましたので、資料を公開いたします。資料は、こちら
※本作は、yusukeたんとの合作となっております。Twitterなどで、最近、yusukeたん(@yusuke_arclamp)がつぶやいていたのは、この件です。


第3部の内容を簡単に言えば、

個人がエンパワーされた『真の個人の時代』がやってくる、それに備えよう!
そのときに、鍵となるのは、『協働・共創する多重帰属チーム』である!

というものです。
かなり、煽りも入っております(;^_^A )が、少なくとも、いまは確実に時代の変わり目であり、その変化を見極め、行動する必要があると言うことです。
そのためのヒントの一つとして、ご覧いただければ、幸いです。


※第1部、第2部に関しましては、Android Bazaar and Conference 2009 Spring などに録画データなどがありますので、そちらを参照してください。

2009年06月23日

Android Developer Challenge 2 (ADC2) について

日本Androidの会 中国支部 第一回勉強会 にて、有山さんがADC2の概要について講演されたました。

で、そういえば、日本国内ではあまりADC2に向けて、開発しています!!!って話はあまり聞かない気がするんですが、盛り上がっていないのですかね???
※応募条件に、『すでに公開済みのアプリは応募不可』とあるのが影響しているのかもしれませんが。


ちなみに、賞金額は、下記のようになっており、プレゼンス力も非常に高いので、一発当ててやろうという人には、うってつけだと思うのですがね?
(少なくとも、個人的には、App Storeで売るアプリ作るより、『ビジネス』の可能性が高いんじゃないかという気がするのですが。)


●賞金

•総合で、
 –1位:$150,000(総合優勝は、$250,000)
 –2位:$50,000(カテゴリ1位では、$150,000)
 –3位:$25,000(カテゴリ1位では、$125,000)
•各カテゴリ毎に、
 –1位:$100,000
 –2位:$50,000
 –3位:$25,000

2009年06月20日

「資金決済法」が成立

銀行以外にも送金サービスを認める「資金決済法」が成立 とのこと!

現在は銀行にのみ認められている送金などの為替取引を、少額なものに限って銀行以外の事業者にも認める

きた。ついに、きた。
これで、俺様Market用フレームワークを作りうる可能性が出てきた!

2009年06月17日

Android Bazaar and Conference 2009 Spring開催

日本Androidの会にて、一年間の活動(Android勉強会から数えてとなります)の集大成として、Android Bazaar and Conference 2009 Spring を開催いたします。

簡単に言えば、いつもの定例イベントの拡大版で朝から晩まで、Android三昧のスケジュールとなっております。
会場には、かなりの余裕がありますので、お誘い合わせの上お申し込みいただければと思います。
(今回は、会場の都合により、個人情報の収集をしております。)


●全体概要
* 日時:2009年6月26日(金) 9:30~19:30(開場9:00)
* 会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター

●講演概要
Android Bazaar and Conference 2009 Spring のページを参照してください。

●申し込み方法
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=cmN2ellabHN1di1qYXp2M0xnX0s4cVE6MA..

2009年06月16日

オープンモバイル・コネクションズ2009で展示します

日経コミュニケーションさん主催のオープンモバイル・コネクションズ2009 にて、Androidがらみのいろいろなブツを展示いたします。

展示予定のブツは、下記の通り。
興味のある方は、是非!!!と言いたいところですが、有料イベントですので、お財布と相談の上、お越しいただければと思います。

mixiアプリ x PIAX x Android = 雷電3号
BeagleBoard x DLP x Android
Overlay Weaver on Android
NyARToolkit2.2.0対応バージョンforAndroid

2009年06月09日

Palm PreとHTML 5について一言

ついに、Sprintから、「Palm Pre」が発売になったようです。


このPalm Preは、HTML 5ベースでアプリを開発する仕様と言うことです。


そうです。まだ、記憶に新しい先日のGoogle I/Oで発表されたHTML 5が開発ベースなのです!
これは、まさに、Palm Preこそが、AndroidよりもGoogleフォンというにふさわしい存在ということであります。


では、なぜ、Androidが、DalvikVMや独自フレームワークを用いているかといえば、『電池の持ち』ですね。
これゆえに、実用性の面から、このような仕様となっているのです。
(まぁ、Androidの設計が検討されたころは、HTML 5が実用段階にはなかったという理由もあるかと思いますが。。。)

ということで、今後出てくる、使用レポートがとても気になりますね。
もし、実用レベルだとしたら、面白いことになりそうです><

2009年06月07日

COMPUTEX 2009で見るべき、ただ一つのモノ

釣りタイトル乙 ということで、COMPUTEX 2009ですが、「【COMPUTEX 2009レポート】NVIDIA、Tegraベースのネットブックなど多数のデザインウインを明らかに」が、熱い!


NVIDIAの関係者によればOSはLinuxとWindows Embedded CEなどがサポートされるようだ。具体的なLinuxのディストリビューションなどは確認できなかったのだが、Tegraがアプリケーションプロセッサであることを考えると、Androidが動作する可能性は高いだろう。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
Linux対応来ました!!!

んで、何が言いたいかというと、Tegraは、

Tegraの大きな特徴は、従来の携帯機器向けプロセッサに比較して強力な3D描画性能やメディア再生機能を備えていることだ。

なわけです。
んで、いまのデバイスのユーザエクスペリエンスは、UIにかかっていますが、それのキモが『3D描画機能』などの『メディア処理機能』なのです。
実際にアプリを作ってみると、3Dやメディア処理(SIMD向け処理)がネックになり、速度出ず、このことを体感できると思います。
(PCでも、そのはずです。VistaとかVistaとかVistaとか。(;^_^A アセアセ・・・)

そして、Tegraは、それが売りのチップとなります。とても、期待のチップです><



ついしん
まっ、IntelのLarrabeeとか、CELLなんかも、その方向性なんですが、現役GPUメーカーがやっているのが、期待大なワケです。

米Intelが組み込みの米Wind Riverを8億8400万ドルで買収

米Intelが組み込みの米Wind Riverを8億8400万ドルで買収 という記事。

え?え?え?

買収後は、Wind RiverはIntelの完全子会社となる。これまでの事業を継続しながら、Intelアーキテクチャに自社技術を密に連携させてゆくという。

え?え?え?
Androidは、どうなるの???

※Wind River社は、OHAのメンバーです。
※Androidの主流CPUは、ARMプロセッサです。

2009年06月06日

日本Androidの会、中国支部で講演!

日本Androidの会 中国支部第一回勉強会 にて、講演してきます!
(日帰りはつらいだろうなぁ・・・・・・)


●開催概要

 日時:2009年6月20日(土) 13:00 - 18:00
 定員:100名
 費用:無料
 場所:周南市市民交流センター3F 講座室
    山口県周南市御幸通2-28
    JR西日本 山陽本線 徳山駅から徒歩3分,駅ビル内
 申し込み:http://atnd.org/events/708


●講演内容

・タイトル
 『Androidアプリ開発の入口 〜初めてのAndroid〜』
・アブストラクト
まず最初に、いろいろな実アプリを紹介し、そのキモとなる部分を解説することにより、Androidではどのようなアプリケーションが可能なのか?のイメージをつかんでもらいたいと思います。
その後、教材として、『初めてのAndroid』を用いて、Android開発環境の構築を疑似体験していただこうと
います。(本の購入の必要はありません。)

有山さんが、アプリ開発の出口(Android MarketやADC2 などについて)をやる予定なので、こんな感じになりました。
本当に、これからAndroid開発を始めてみよう!という方向けの内容となります。

2009年06月05日

Google Developer Day 2009 の 相談セッション "Office Hours"で、お店番

Google Developer Day 2009相談セッション "Office Hours"お店番をすることになりました。

●相談セッション "Office Hours" とは?


くつろいだ雰囲気の中、トップエンジニアと交流を深めましょう。各プロダクトごとにGoogle のソフトウェアエンジニア、あるいはGoogle のテクノロジーの精通したエキスパートやコミュニティに、直接質問をすることができるエリアを設けます。 開発中のコードのアピール、特定 API の使用に関する質問、または開発チームとの交流など、幅広い目的にご利用ください。


概要

日時:2009 年 6 月 9 日 17:10 - 17:40
場所:パシフィコ横浜

なんか、てきとうにぷらぷらしていると思いますので、お声がけ頂ければ幸いです。

2009年06月03日

モバイル夜間大学での講演

モバイル夜間大学 で講演してきます。
詳細は、こちら


●開催情報

開催日時:2009年06月29日 (月) 20:00〜21:30
会費:3,000円
会場名:株式会社コンテクスト
アクセス情報:渋谷区千駄ヶ谷3-52-8 コージュビル4F

開催内容

セミナー名称:アンドロイド新モバイル時代のサービスの作り方
セミナー内容:Androidにより、アプリケーションフレームワークまでが定義され、オープン化された。

これにより、モバイル端末は新時代を迎えている。
 ・そこで、その時代とはどういうことか?
 ・そして、その時代におけるサービスとは何か?
を考えていきたい。

Embedded Technology West 2009/組込み総合技術展で、講演&展示

Embedded Technology West 2009/組込み総合技術展にて、講演&展示してきます。


●概要

Embedded Technology West 2009/組込み総合技術展 関西
会 期:2009年6月4日(木)、5日(金) 10:00〜17:00
会 場:インテックス大阪 5号館  大阪市住之江区南港北1-5-102
    《コスモスクエア駅⇔インテックス大阪間》 会期中無料バス


講演

■2009/06/05 10:30〜10:50
タイトル:AndroidによるSIerとの連携と新しい市場

【講演概要】
Androidは、OSからJava言語によるアプリケーション開発フレームワークまでを提供するプラットフォームである。OSがハードウェアを抽象化するため、ハードウェアベンダーは独自のハードウェアにAndroidを移植することが出来る。また、Java言語でアプリケーションを開発できるため、組込み系以外のSIer(システムインテグレータ)の提案が容易になった。
本セッションでは、この具体例としてハードウェアベンダーとSIerとの連携により、新たに産まれつつある現在進行形の案件を紹介すると共に新しい市場の可能性について考察する。

展示

■2009/06/05 12:30〜13:30
タイトル:armadillo-500FX & ARToolkit のセット展示

【展示概要】
今回のコミュニティセッションでも大人気!早めに満員御礼となった日本Androidの会。
最新情報を聞くだけでも、もちろん大きな収穫になると思いますが、せっかくだし、触ってみなきゃ!
最新のAndroidに実際に触れてみてください!!


2009年05月26日

mixiアプリ x PIAX x Android = 雷電3号

ついに、SIPropプロジェクトにて作成中だった、雷電3号機が完成いたしました!!!

3号機は、

mixiアプリ x PIAX x Android
    ↓
SNSプラットフォームアプリ x 位置情報と検索 x モバイルガジェット

という構成になっています。
※雷電は、単体のソフトウェアを指すものではなく、あるソフトウェアやサービスを統合し、全く新しい使い方やサービスを提示する環境一式(ソフトウェア・サーバ・ガジェットなど)を指します。


●動作イメージはこのような感じです。(あくまでイメージです。)

要するに、自分の周囲にいるmixiの友達(マイミク)を、Google MAP上に表示するというモノです。
ついに、完全にプログラミングできるSNSが、手のひらに、そして、モバイルにやってきたのです!

ちなみに、これは、こちらのエントリーに書かれている世界を実現してみたものとなります。
アイデア次第でいろいろな可能性が開けると言うことです。

ぜひぜひ、いろいろとチャレンジしていただければと思います。




・お試し用Androidアプリ
こちらからダウンロード。APKファイル
mixiのログイン画面が出ますので、ログインしていただければと思います。
※ソースは、SIPropのSourceForgeからダウンロード可能です。。。が、アプリ〜ガジェットまでを含めてのモノですので、ソースだけではなかなかわかりにくいので、注意してください。
※現時点(2009/05/25)では、mixiアプリ オープンβ コミュ本アプリ に登録する必要があります。
※もちろん、パスワードの収集などは行っておりません。ただし、mixi IDとGPS情報の保持は行っておりますので、ご了承ください。(メモリ上にのみ配置し、永続化は行っておりません。)

・動作スクリーンショット

mixiアプリ x PIAX x Android = 雷電3号の続きを読む

2009年05月23日

BeagleBoard x DLP x Android

ISBの渡辺さんの助言を得て、BeagleBoard x DLP x Android の起動に成功しました><

DLPがなにかは、こちらに 良い記事があります。
簡単に言えば、BeagleBoardのために作られた超小型プロジェクターです。
5Vで駆動するため、USB給電が可能です。さらに、BeagleBoard自体もリビジョンCからUSB給電に対応しています!

ということは、with eneloop で、

な、モバイルAndroidプロジェクターを作るしかない><

と、奮闘してみました。




1,DLP用の電源コネクタの自作
DLPの電源コネクタは

・φ1.1(外径φ3.0)

という、かなり細い電源コネクタです。参考:千石電商

そのため、たぶん自作しないとなりません。

・USBコネクタ(オス・Aタイプ)
参考:千石電商

と合わせて、購入して自作してください。
プラスとマイナスの極性を間違わないように!!!



2,電流が足りない!
eneloop 1コネクタでは、DLP用の電流が足りないようです。
そこで、eneloopを改造し、USBの電源部を並列接続してしまって、電流を補ってください。

※メーカーの保証対象外の行為です。危険性を把握した上で、自己責任でお願いします。


これで、物理的なものは完成です。




3,BeagleBoardにAndroidをいれる
せっかくなので、BeagleBoardでAndroidを動かしたいと思います。

こちらから、すでにコンパイル済みの物を持ってくるのが、手っ取り早いです。
説明の通りにセットアップしてください。

ただし、起動時のKernelへ渡すパラメータから、videoパラメータははずさないとダメなようです。
(正確には、あっても起動しますが、失敗することがあります。最初、これに嵌りました。orz)

setenv bootargs console=ttyS2,115200n8 noinitrd root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext3 init=/init rw rootdelay=1 nohz=off mem=122m




4,起動する!
起動すると、こんな感じです!!!

あれれ?画面が1/4しか表示されて無いのです。orz
(1280x960が、640x480で出力されているようです。DLPは、640x480固定なのです。)

いろいろと、videoパラメータとか与えてみたのですが、ぜんぜん、解像度が変わりません。orz

現在、このあたりを追求するために、自力コンパイルなどを試していますが、これまた起動しません。orz
後日、おって渡辺さんが調査してくれるはずです。(w




まぁ、という感じで、『成功』と言うのはちょっとアレな状況ではあるのですが、ひとまず、目的のモバイル出来るAndroidプロジェクターができたので、よしとしましょう。

問題点は、入力装置が一切無いことです。orz
カッコ良くやるには、USBカメラを付けて、手の動きを検知するというやりかたですね。
OpenCVあたりを組み合わせて、やりたいところです!!!><

2009年05月21日

HT-03Aは、Googleケータイ???

ドコモさんから、HT-03Aこと、Googleケータイが発表されました。。。

まぁ、実を言うとスルーするつもりだったのですが、あまりのすごさについエントリーを書いてしまいました!!!

これをご覧ください!!!
ドコモさんの公式ページ

『主なサービス・機能』が、もう、「It's Perfect!!!」って叫びたくなるくらい、何も対応していません(wwwww
要するに、Windows Mobileなどのほかのスマートフォンとまったく同じ扱いです。


さらに、報道発表を見てみますと、ほとんどGoogleさんのサービスを紹介しているだけであり、「ケータイできるGoogle」なんていう謡い文句があったりするなど、『あくまでGoogleさんが作ったケータイ』というイメージでの発表のようです。



で、本来なら、失望感漂いそうなところですが、私は逆に、これにより期待を持ちました。
要するに、この発表は、ただ単に『日本で始めてGoogleケータイ(あくまで、Google)を出した』という、iPhone以来の雪辱を果たしたいパフォーマンスでありそうだということです。

そして、前々からうわさされている、今年末に出るといわれている完全カスタマイズ版Android(日本仕様版Android)の登場を予感させてくれます。

このときに、

「これが、『Android(≠Googleケータイ)』です!」

と、本物のAndroidを世に出してくれると思います!!!


※ただし、この完全カスタマイズ版Android(日本仕様版Android)が、こちらのOPhoneと同じ系統となるは高いですね。


おまけ
え?おまえは、買うのかですって?
いや〜〜〜、

Dev Phone + iPhone最強伝説 (ヒント:APN)

ってことで。
※数ヶ月以内には、Dev Phone 2(?)も出そうですのです。

2009年05月19日

サービスとUIとデバイス

ついに、チャイナモバイルのOPhone が、発表されました。

チャイナモバイル(中国移動通信=TD-SCDMA/GSM オペレータ)は6月以降、続々と OMS(Open Mobile System)搭載の「OPhone」を発売する。OMS とは、チャイナモバイルと中国の携帯ソフトウェアデザインハウス「BORQS(博思通信)」による共同開発の携帯電話用 OS で、Google の Android OS をベースに独自の拡張が行われている。

これを読むと当初から噂されたとおり、Androidを使いながらも、独自の仕様というべき物に仕上がっていそうな感じです。

個人的にはこの方向は歓迎なのですが、やはりというかあまり歓迎ムードじゃないようですね。(;^_^A

理由としては、

iPhoneのように、単一機種+単一フレームワークのゲーム機のモデルをAndroidでも実現してほしいから

ですね。
そのため、ブランチされてしまうような独自拡張は、否定ムードとなってしまいます。

しかし、このブランチこそが、Androidの、そして、オープンソースであることのよさなはずです。
すなわち、

気にくわなければ、自分で作ればいい!

の精神でどんどんとブランチされていき、その中から、よりよいものが登場してくる。これこそが、オープンソースの醍醐味ではないでしょうか?

このときによく聞かれる

『アップデートの追従が大変』とか『ブランチごとの対応が大変』

というのは、『ビジネス的な視点』での否定材料でしか無く、それは、オープンソースとしてのAndroidには無縁の物といえます。(それを求めるならOHA各社から発売される出来合いの、オープンソースじゃないAndroid(例えば、T-mobileのG1は、ドライバなどオープンソースになっていません)に乗ればよいのです。しかし、それなら、すでにシェアもでかいiPhoneをやることをお奨めします。)



そして、Androidならではというべきブランチを考える上で重要なのが、

・サービス
・UI
・デバイス

であると確信しています。
すなわち、

・どのようなサービスを提供したいのか?
・そのサービスを最高の形で体験してもらうUIは何か?
・そのUIにあったデバイスの形状や入力方法、機能は何か?

あたりを三位一体として考え込んで、それを、形に出来るのがAndroidなのです。

あまり例としては良くないのですが、AndroidでHDのTVを作った場合、ケータイ向けAndroidとは全く違った形のUIやデバイス構成(GPSって要らないですよね?)となるはずです。
このように、いままでのデバイス(ハードウェア)では、デバイスにこういう制限があるから、こういうUIになって、こういうサービスしかできない。という、デバイスドリブンなサービス開発でしたが、Androidの登場によりサービスドリブンでデバイスも開発出来るようになったのです。


すなわち、

サービス視点でデバイスを作り込めるからこそ、ブランチも多くなる。

それが、Androidなのです。



おまけ
実は、本エントリーは、あえてミスリードしています。
最初に上げたOPhoneの話で、

iPhoneのように、単一機種+単一フレームワークのゲーム機のモデルをAndroidでも実現してほしいから

という路線じゃないといっていますが、正確には、OPhoneはこの路線です。
ただし、それが、国レベルしか見ていないキャリアが主導しているか、世界レベルを見ている企業(Apple)が主導しているか の違いということになります。
で、みなさんの落胆としては、Android(世界企業のGoogle) なのだから、世界レベルでの話であってほしかったというのが、正確なところです。

このため、最後の部分のつながりが、ちょっとおかしいです。が、まぁ、言いたいことは伝わりそうなので、そのままにしました。

おまけ^2
どうやって儲けるんだ???っていう話は、こちらのエントリーに。

2009年05月17日

「はじめてのAndroid」刊行記念トークイベント開催

オライリーさんのHPで告知が開始されている通り、『現職エンジニアが明かす Android開発の実際』と題しまして、下記日程にてトークイベントを開催予定です。
本書の監訳裏話やら、Android開発を実際にしてみたときにTipsなど、現場の生の情報をお届けする予定ですので、ぜひとも、お誘い合わせの上、参加していただければと思います。

•出演:今村 謙之 × 近藤 昭雄 × 杉本 礼彦 × 田島 一輝 × 安生 真
•日時:2009年6月13日(土) 18時30分会場 19時開演
•会場:ジュンク堂書店 池袋本店 4階喫茶コーナー
•入場料:1,000円(1ドリンクつき)
•定員:40名

予約が必要とのことですので、こちらから、予約していただければと思います。




おまけ
こちらによると、あの横田真俊さんも参加してくださるとのことです。

2009年05月16日

Overlay Weaver on Android

我らがシュドラ先生作、Overlay Weaverを、Android上で動くようにしてみました。こちらに置いておきます。

とは言いましても、完全体ではありません。orz
一部、制限があります。


・UDPは使用不可能
 ⇒Androidのバグと思われるが、UDPMessageSender#sendAndReceive にて、sock.receive(buf)のbufが、ずっと空のままという現象が出る。(PC上では問題なし)
 ⇒DatagramSocketを使い回すと、ダメなのだと思われるけど、面倒なので放置。(w
・UPnPライブラリは使用不可
 ⇒XML関連だと思われる。(AndroidのXMLライブラリは、独自)
 ⇒UDPが使えないので、もう、放置。
・BerkeleyDBベースのDirectoryは使用不可能
 ⇒ファイルの書き込み制限などから、使用できない。
・各種シナリオを削除
 ⇒awtなどを使っている物があったので、ごっそり削除した。

UDPがちょっと痛いところですが、あまり根は深くないと思いますので、一日程度がんばればどうにかなると思われます。がんばった方がいましたら、お知らせください。(w

あと、当然ですが、上記制限によりNAT越え関連がうまく動いていませんので、ローカルな環境下グローバルIPな環境でお試しください。

2009年05月02日

Androidの可能性の一つ

最近、各所の研究室や研究機関にて、「研究道具としてのAndroid」と題して、Androidの登場により、研究のための道具が一つ増えますよ。というお話をしています。


流れとしては、

●アプリ開発としての利点
 - Javaである!
 - Eclipseをベースとした開発環境が揃っている!

よって、いままでのプログラミング知識をそのまま転用できる。
●ハードウェア利用における利点
 - Linuxベースである!
 - Linux対応ハードウェアはいっぱいある!

よって、いろいろなデバイスが利用できる。


という話です。
ですが、これだけですと、ただのJavaとLinuxの利点でしかありません。
最後のスライドに、Androidとしての利点を書いてあります。

●Kernel + UserLand が、メーカーから提供されている
 - JavaとLinuxでは、ハードウェアを動かすまでに、ミドルのコンパイルなどが必要
 - Androidだと、メーカーサポート付きでインストールされた状態で用意されている(という状況がどんどん広がっている)

よって、Javaが簡単にソフトを書くためのツールとして普及したように、Androidがハードを扱うためのツールとして普及する

・・・だろうというお話です。
要は、Javaは、余計なプログラム作法を覚えず(特に、ポインタ)に、研究のためのアルゴリズムに専念することができるという点が、良かったと思っています。
そして、Androidは、それのハードウェア版として、使えるという点こそが、利点だと考えています。


おまけ
資料を見てもらうとわかるのですが、上記の分類だけでは、意味のわからないスライドが混じっています。これは、口頭で詳細に説明している部分です。
聞きたい方は、ぜひぜひ、研究室などに呼んでいただければ、いろいろなデバイスを持って参上いたします。<(_ _)>
実際に手に取ってみて、その可能性を感じていただければと思っております。


※今後、研究の内容に合わせた、書き換え方の勘所なども作っていきたいと思っております。

2009年04月28日

2009年5月の定例イベント開催のお知らせ

今回の定例イベントは、ゲーム系で攻めます!
タイトーさんとハドソンさんが登壇します。ゲームにまつわるテクニカルなことやビジネスな話をじっくり聞くよいチャンスになること請け合いです。みなさまのお申し込み、心よりお待ちしております。
また、日本Androidの会が監訳を努めさせていただいた「初めてのAndroid」がオライリーさんより2009/05/15(金)に発売されるのですが、オライリーさんのご厚意により、今回の定例イベントで先行即売会を行ないます。この即売会で購入すると、なんともれなくTシャツが付いてきます! 購入を考えている人は、ぜひとも参加していただければと思います。

* 日時: 2009年5月11日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 講演者
o タイトー 藤本豊さん、山田さん
o ハドソン 柴田真人さん


■コンテンツ詳細
●Android Game Programing Tips
* 発表: タイトー ON!AIR事業本部コンテンツ開発部コンテンツ開発課 山田さん

●Android Marketで有料アプリ配信してみた(仮)
* 発表: タイトー ON!AIR事業本部コンテンツ開発部コンテンツ開発課 藤本豊さん

●Androidに期待すること(仮)
* 発表: ハドソン 執行役員 NC本部本部長 兼 宣伝本部 本部長 柴田真人さん
* 概要
o 現状の紹介
o Androidが持っているポテンシャル
o 我々CPが望むより面白いプラットフォームとしての可能性

●申込み
* https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=cmg4RS1CMzRLX01hWnFDNElaZloxa2c6MA..
   上記より、お申し込みください。


●告知ページ
http://www.android-group.jp/index.php?%C6%FC%CB%DCAndroid%A4%CE%B2%F1%202009%C7%AF5%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上。

2009年04月18日

オライリー社『初めてのAndroid』の発売予定

オライリーさんより、日本Androidの会が監訳を勤させていただいた『初めてのAndroid』が、2009/05/15(金)に、発売予定となります。


 書名:『初めてのAndroid』
 定価:2200円
 ISBN:978-4-87311-409-5

内容としましては、数独のゲームを作りながら、Androidプログラミングを一通りマスターできるという代物です。(もちろん、ソースコードもダウンロードできます。)

そして、オライリーさんのご厚意により、2009/05/11(月)に予定している日本Androidの会の定例イベントにて、先行直売会を行います。
さらに、この直売会で購入すると、なんと、Tシャツ付きです!
もし、購入予定がありましたら、ぜひとも、2009/05/11(月)に予定している日本Androidの会の定例イベントに参加していただければと思います。

あと、6月中頃に、トークイベントなども予定しており、こちらでも似たような販促品が付くと思われます。
また、別途案内をしますので、よろしくお願いいたします。

2009年04月15日

STB vs Wii

STB(Set Top Box)とWiiにまつわるお話。

モトローラ、Android搭載の「au BOX」を開発中
絶好調に見える任天堂が警戒する「任天堂ショック」の可能性

という記事が、奇しくもほぼ同時に公開されています。
そして、重要と思われるところをピックアップすると・・・

au BOXを利用することで、ユーザーは音楽および動画コンテンツの携帯が可能になる。同製品はまた、CDの再生や取り込みを可能にし、楽曲の保存または USBケーブル経由で携帯電話機や携帯メディアプレーヤーに転送することができる ※補足すると、Androidには、Market Place機能があります。


任天堂はWiiに対して、ゲームと非ゲームの両方にまたがる、多種多様なコンテンツやサービスを、任天堂以外のベンダーが提供できる土台としてWiiウェアを作った。Wiiウェアによって、巨大なインストールドベースのWiiに対して、多彩なサービスやコンテンツを提供するビジネスの道が開ける。うまく行けば、任天堂1社では提供できない、幅広いサービスやコンテンツが花開く。

au BOXのほうは、音楽や動画に限定っぽく書いてありますが、実際にはTVにつながっているSTBと考えれば、両者はまったく同じ市場を狙っていると思えませんか?

こちらのエントリー
で、ケータイと携帯ゲーム機がガチンコ勝負になると書きましたが、実は、据え置き型のゲーム機でもそういう流れがあるのです。
とはいえ、その時代が来るのは、もうしばらく先だとは思いますが、記事として重なった出てきたので、つい、エントリーしてしまいました。



ついでに、このあたりのキーワードである「ホームゲートウェイ」で本Blogを検索してみたところ、、、
下記のような感じに。総じて、2〜3年くらい前のエントリーですね。このくらいから、各社仕込が入っていたようです。

・2006年07月07日:家電の世界
・2006年09月13日:Appleの新戦略
・2006年10月10日:マイクロソフトの次世代デジタルエンターテイメント戦略
・2007年01月10日:CES2007とMacworldにみるリビング戦略

2009年04月11日

NyARToolkitForAndroid On Google App Engine

Google App EngineのJava版が公開されたということで、現実逃避 いきおい余って、Google App Engineの上で動く、NyARToolkitForAndroidを作ってしまいました。
これにより、AR関連の処理は、すべて、Google App Engine上で行われて、Android内ではカメラ画像の取得と3Dオブジェクトの描画のみが行われることになります。

ちなみに、気になる速度ですが・・・・・・ダメでした。HttpConnectionに1〜2秒かかるので、全然速くなってません。orz
ただ、本来的には、サーバ側の膨大なリソースを当てにして、複数スレッドで同時に処理をさせるというやり方が正しいはずですので、そのあたりをチューニングすれば、良い結果が得られると思います。


ソース一式は、
NyARToolkitForAndroidOnGAE-1.0.zip から、ダウンロードできます。
※手抜きで、NyARToolkitを操作するためのパラメータは、ほとんど、渡せない状態ですが、追加するのは簡単なので、必要に応じて追加してください。


ということで、最後に、Google App Engineで嵌った点を書いておきます。



■Androidの嵌りポイント
●HttpClient4.xとMaltiPartとGoogle App Engineの相性
Androidは、1.0からHttpClient4.xベースとなっているため、MaltiPartでform-dataを送りたいときはApache Mime4jを利用します。

が・・・Google App Engineと組み合わせると、動きません。orz
嵌りました。もう、あきらめました。HttpClient3.xを持ってきて、そちらを使っています。(ノД`)シクシク



■Google App Engine
●ライブラリのコピー
Eclipse上で、jar(ライブラリ)の追加をしても、Google App Engineのサーバ上には反映されません!
必ず、Eclipseプロジェクト内の下記のディレクトリにも、jarをコピーする必要があります。

war/WEB-INF/lib/



●File I/O系は使えない
MaltiPartしたかったので、Commons FileUploadを利用して楽をしようと考えました。

ダメでした。。。File I/O系(FileOutputStreamなど)が使用できないため、動きません。。。
そのため、byte[]で扱うFactoryを実装しました。。。なんか、ぜんぜん、楽できなかったような。。。

ソースは、jp.android_group.artoolkit.gae.server.server.fileパッケージ以下に、置いてあります。


2009年04月10日

JJUGのCCC2009Springの告知

JJUGのCCC2009Springの季節がやって参りました。
そこで、告知です。


●概要

開催日時:2009年 4月 21日 (火) 9:30 - 19:25 (9:00 開場)
会場 :国立オリンピック記念青少年総合センター 東京都渋谷区代々木神園町3-1
参加費:無料
申込方法:こちらよりお申し込み下さい。


日本Androidの会からは、C-3にて、コンテンツWGリーダ・安生さんがももこ(仮称)をベースにAndroidアプリの作り方について、お話しします。

SIPropからは、BoF B-1にて、 新里さんがお得のロケーション系について、お話しします。

2009年04月07日

「SoftwareDesign」2009年03月號のAndroid特集、記事公開

こちらのエントリー「SoftwareDesign」2009年03月號の第二特集 、「Android アプリ開発「匠たくみ」への道」の、私の担当分

4章:Androidアプリを作ってみよう!〜拡張現実感〜

を、こちらに公開いたしました。

ぜひ、ご一読いただければと思います。

2009年03月30日

2009年4月の定例イベント開催のお知らせ

今回のイベントは、またまた、濃いイベントとなります!
独自にハードウェアを開発されているCerevoの岩佐琢磨さん と 以前にMLで話題となったピュアJava(CLDC)でDalvik VMのイーフローの久納さんが、登壇いたします。
実際にハードウェアを作成されている方 と Dalvik VMを開発されている方 という、2大開発している方という『おまえは、何を言っているんだ?』と思われるくらい取り乱してしまうほど濃いイベントとなる予定です。ぜひぜひ、楽しみいただければと思います。

* 日時: 2009年4月6日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 講演者
o Cerevoの岩佐琢磨さん
o イーフローの久納さん


■コンテンツ詳細
●検討中(ネット家電の現状とAndroid)
* 発表: Cerevoの岩佐琢磨さん
* 概要
o 検討中(ネット家電の現状とAndroid)
* 発表資料


●Java(CLDC)でDalvik VMのお話(仮称)
* 発表: イーフローの久納さん
* 概要
o Java(CLDC)でDalvik VMのお話(仮称)
* 発表資料


●Androidにおけるロケーションベースサービスの概要
* 発表: 木南英夫さん
* 概要
o Androidにおけるロケーションベースサービスの概要
* 発表資料

●申込み
* https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=cDNkYmltTXNDeVJfTlRia1kzZk5FRWc6MA..
   上記より、お申し込みください。4月3日(金)18時締め切りです。


●告知ページ
http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2009%C7%AF4%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上。

2009年03月27日

NyARToolkit2.2.0対応バージョンforAndroid

こちらで公開したNyARToolkitForAndroidのNyARToolkitを、現行最新バージョンの2.2.0に対応させました!!!




と、カッコ良く言っておりますが、ぶっちゃけ、コアエンジンはそのまま動いたので、GLがらみのところを少々変更しただけです。(w


ダウンロードは、こちらから
EclipseのプロジェクトをExportしたものです。G1やDev Phone 1向けに設定されています。
設定などは、こちらを参考に。

2009年03月23日

Open Embedded Software Foundation(OESF)設立

Open Embedded Software Foundation」を一般社団法人として登記し、設立総会を行いました。
こちらのエントリーのお話が、結実したものとなります。
詳細は、各所の記事を参考にしていただければと思います。


●各所の記事
Androidをデジタル家電にも--半導体ベンダーなど国内23社が推進団体を設立
「アンドロイド」でデジタル機器向け組み込みソフトを開発 業界団体が発足
Androidを組み込み機器に使うための団体「OESF」が発足
「Android」を組み込み機器で利用、共同開発などを行う団体が設立
Androidの組み込みシステムへの普及・開発を目指す「OESF」が発足
Androidの組込み機器への普及を促進する団体が活動開始
Androidを組み込みで活用、業界団体が発足




●ちょっと、追記
記事には出ていないけど、重要なことは、「こちらのエントリー」にあるとおり、『市場を作る』ことです。

さらに、追記としては、コミュニティーとしても、お金が回る市場を作らないと、結局、人が減って行ってしまいます。(マイナーコミュニティーでよいのなら、それでよいのですが。)
やはり、発展するコミュニティーとしては、

仕事として携わる ⇒ 知識を獲得する ⇒ 質の高い情報を外部に発信する ⇒ それに刺激を受けて、新しい人が参入する

というサイクルも重要だと考えています。
現に、日本Androidの会の組み込みWGでも、Wこんどうとして親しまれているWリーダーは、共に所属組織のミッション(仕事)として、Androidをやっており、ダントツに質の高い情報を発信されております。
それに、刺激を受けて、armadilloなどへのポーティングにチャレンジした方々が多いのではないでしょうか?実際に私もその一人です。

こういう人たちを数多く排出するためにも、『ある規模以上の市場』が必要なのです。
それを作っていくのが、「Open Embedded Software Foundation」の一つのミッションであると考えています。

Open Embedded Software Foundation(OESF)設立の続きを読む

2009年03月05日

UQ WiMAXモニター当選と期待

UQ WiMAXのモニターに当選したしました。
ちなみに、当選した機器は、こちらのUD01NAです。

回線速度などは、ほかにもいろいろと上がっていますので、長期運用テストをやる予定です。
具体的には、「こちらのイベント」と「こちらのイベント」のUST用回線として利用してみる予定です。
アップロードを酷使し、2or5時間ぶっ続けとなるため、一つの安定性チェックにはなるのではないでしょうか?(出先での利用と想定すれば、このくらいの時間が想定される利用時間と思われますので。)




と、いったところで、UQコミュニケーションズさんへの期待を。
ずばり、

独自Androidデバイス(あくまで、携帯できるデバイスという意味。ケータイ電話という意味ではない)向けの公衆無線回線

としてですね。
UQコミュニケーションズさんは、MVNOを推奨しているため、いろいろな組み込み機器で利用できる可能性が高いためです。
特に、モバイルPCでは、Intelさんが全力で取り組んでおり、1〜2年後には、かなりのモバイルPCには搭載されるでしょう。その後は、無線LANのように当たり前のように標準搭載となると思われます。

こういう用途ですと、『最近は、VAIO Type Pなど、ドコモさんの回線が使えるやつがあるじゃないか?』と思われるかもしれませんが、アレはSonyさんだからできる芸当であって、その辺の企業さんがお話を持っていってもどうにもならないと思われます。ゆえに、UQコミュニケーションズさんは、期待されているわけです。
(言い方としては、かなり不正確ですが、大枠的にはこんな意味合いです。察してください。)


とはいっても、現状では、まだまだ、人口カバー率が

2010年 55% 2011年 76% 2012年 90%

とのことですので、数年は先になるのかなとは思います。
標準搭載になるのも、独自Androidデバイスが花咲くのも、数年かかると思いますので、時期的には、逆にちょうどよいのかもしれませんね。
まさに、今後、期待の技術というわけです。




おまけ
あとの問題は、『バッテリー』なわけですが。。。これのハードルがががががががが。

2009年03月02日

「Open Embedded Software Foundation」(OESF)、リーク情報

「Open Embedded Software Foundation」(OESF)の事業説明会の内容が、日経さんによってリークされました。><
(まぁ、歓迎なんですけどね。一応、リーク記事なので、驚いてみている次第で。(;^_^A アセアセ・・・)

AndroidをIP電話やテレビに使う」というリーク記事です。


米グーグルが携帯電話向けに開発したAndroidを,組み込み機器向けプラットフォームとして活用することを推進する「Open Embedded Software Foundation」(OESF)が,3月に発足する。携帯電話以外の機器に利用する際に足りない機能を開発し,無償公開するのが主な活動だ。

事業説明会で使った資料や詳細など希望の方は、下記まで連絡してください。

office アットマーク oesf.jp

Ruby on Android

JRuby、Androidで動作?」という記事です。

御大自ら、動き出しているようです!!!

JRubyの主要開発者であるCharles Nutter氏はHeadiusブログにおいてDomo Arigato, Mr. Rubotoというタイトルと短いコマンドプロンプト、それに『RUBOTO』と文字が入ったロボットのロゴを掲載した。それ以外に説明は掲載されていない。しかしどこかで見たことがあるロボットのロゴと、コマンドプロンプトに掲載されている『dalvikvm』のコマンドが状況を説明している。どうやらAndroidでJRubyが動作した(?)か、Charles Nutter氏には少なくとも動作させることに関心があるようだ。

これで、Androidは、JavaにRubyにと、SI連携端末の地位を確立できそうですね!
数年後には、Androidの文字がないような提案資料は、時代後れになっているかもしれません!><

2009年02月27日

Android SDK WG 第4回 セッションの告知

日本Androidの会 Android SDK WG 第4回 セッションのお知らせです。
こちらのエントリー「「SoftwareDesign」2009年03月號のAndroid特集」で告知したソースコードの解説イベントです!
ぜひ、ふるってご参加ください。

日時: 2009年3月14日(土曜日) 13:00 - 17:30(予定。随時入退室自由です。)
場所: 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 新宿三井ビル34階 株式会社豆蔵 トレーニングルーム
MAP:http://www.shinjukumitsui55info.jp/access/index.html
参加費用: 無料
申し込み方法 :こちらに参加登録をお願いします!

2009年02月26日

2009年3月の定例イベント開催のお知らせ

G1が出て早3ヶ月が過ぎ、そして、Dev 1 Phoneも国内で入手可能になりました。
みなさん、そろそろ、作成した自慢のアプリや解析したノウハウなどが溜まってきているのではないでしょうか?
そこで、2009年3月の定例イベントは、『デモ&LT大会』を予定しております。


* 日時: 2009年3月9日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 講演者
o LT勇者たち

■コンテンツ詳細
* みずの@組み込みWGさん
  - Android on VMWare
  - VMWareでAndroidを動かすTips。
* イースト株式会社 大島俊哉さん
  - Android向け辞書アプリほか当社開発アプリのご紹介
  - イースト株式会社の大島と申します。お世話になります。 当社開発のAndroidアプリ「デ辞蔵」「Xamler」「大当たり」を、他のメンバーとともに紹介したいと思います。よろしくお願いいたします。
* noritsunaさん
  - AAA
  - Amazon EC2とSimple DBを使って、Androidと連携する方法の紹介
* roishiさん
  - 携帯端末における多言語化〜Androidへの期待〜
* 近藤昭雄さん
  - Androidで作るプレゼンアプリ
  - プレゼンアプリを使ってプレゼンアプリのプレゼンしてみます!
* koyamakさん
  - Intentまわりで小ネタ
  - Intentかその辺で小ネタやります
* 神林 隆さん
  - Androidとユビキタス
  - ユビキタスサービスを提供するためのプラットフォームにおいてサー ビス連携を制御する技術の一環として、その場その時の状況に応じ て提供可能なサービスのリストをユーザに提示するプログラムをAndroidを用いて実装したので、それについて報告する。

* 順不同(当日、決めます)


●嶋さん、応援LT「UIについて語る」
UIフォーラムにて、我らが嶋さんが、あの神尾氏、越川氏、夏野氏らと UIに関連したパネルディスカッションをする予定です。
神尾氏、嶋氏、越川氏、夏野氏がUIを語る──アークブレインセミナー 「UI新時代」の要諦
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0902/13/news032.html
そこで、嶋さんにヒントを持って帰ってもらうために、UIについて蘊蓄が ある人たちにも、LTをしてもらう予定です。

* 児玉哲彦さん
  - 広域のロケーション情報を,端末の姿勢を用いたジェスチャでブラウズするLocoscapeシステム
  - 5年の研究成果に基づく,モバイルにおける新たなUIの可能性を示します.よろしくお願いいたします.
* 内嶋さん
  - 未定
* 中村さん
  - 未定
* 平出さん
  - マルチタッチの特許について
* 安生さんx矢野さん
  - 雑談トークセッション
  - LT2枠をぶち抜いて、ただただ、雑談します!!!
* 嶋さん
  - まとめ役

●ワーキンググループ/マッシュアップのリーダ内嶋教人さんからの重大発表
* 重大発表があるとの情報をキャッチしております。


●申込み
* 下記より、お申し込みください。
* https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=cDNkYmltTXNDeVJfQ0E1c0YwdVNCT1E6MA..

●告知ページ
* http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2009%C7%AF3%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上

2009年02月22日

マスからマニアへ

最近、Android関連で『普及しますかね?』と聞かれることが多くなってきました。そこで、

国内では(対iPhone的なリッチケータイという意味において)、今年の後半くらいに出ると言われている日本仕様を取り入れたAndroidケータイのでき次第である。

国外では(対Nokia的な超廉価ケータイという意味において)、台湾が国を挙げてAndroidケータイを作っている。これが、本当に動き出す、2〜3年後に、ケータイの普及率が爆発的に伸びているアフリカなどの後進国において、ブラウザケータイ(日本のi-modeが流行ったときの感覚)として、デファクトになる可能性がある。

という話をしたりするのですが、実は、個人的には、『普及』に関しては、興味がなかったりします。(;^_^A アセアセ・・・
なぜか? 要は、『普及』に込められている意味は、『うちの組織が儲けられるくらいの市場規模になりますかね?』という意味であり、組織の規模や市場の狙い方により、根本的に答えが変わるものだからです。

そして、私の規模感は、『1〜3人』くらいのマニア集団的なグループを考えているため、『普及』に関しては、興味がないのです。
この規模であれば、『市場の見え方』も、ずいぶんと変わってきます。
単純な話、100万/月の売り上げがあれば十分だから、サービスをする上で必要なユーザ数が、1000とか10000で事足りるかもしれないわけです。


『いやいや、そんなのは夢物語』をと思われるかもしれませんが、その足音は確実に近づいています。




1,Amazon EC2などに代表されるクラウドサービス
構築、運用費は、クラウドサービスにより、2桁レベルで下がり、個人で調達が可能になりました。
これは、いろいろ言われていますので、今更説明するまでもないかと思います。



2,少ない個数でハードウェアが作れる世界
昨今は、数年前に比べて、ハードウェアの作成費が、2桁レベルで下がりました。
そして、『AndroidのようなオープンなViewまでを含めて、ハードウェアを作る上で必要なものをすべて完備フレームワーク』の登場により、これがさらに下がろうとしています。

具体的には、こちらのエントリーの話を具体化した「一般社団法人Open Embedded Software Foundation」を2009/02/12に登記いたしました。(※この話に関しては、別途エントリーをまとめていますので、お待ちください。)

これらにより、上記で上げたサービス規模である『1000ユーザ』という単位でのハードウェアの発注の芽が出てきているのです。
(この手のサービスは、『少数のマニア』向けであるため、多少高額でも買ってもらえるという点もあるため、現実的です。)

注:ちなみに、サービスを作る上で、ハードウェアまで作る必要はないのですが、このエントリーの理由から、ハードを作れる世界にこだわっている次第です。




と、以上により、制作費や運用費が、『1〜3人』くらいの規模でさえ、賄える芽が出てきたのです。
次の問題点としては、この手のサービスは、『少数のマニア』をターゲットとすることになるでしょう。そうると、『どのようににリーチするか?』が問題となります。が、その解決策も見えつつあります。




3,『同じ指向の人々』のマッチングを行う、ソーシャル系
mixiなどに代表されるソーシャルネットワークなどの『個人を繋げるコミュニティーツール』です。
すでに、「1億5000万人の巨大プラットフォーム「Facebook」がとんでもないことになっている」なんていう事例もでつつあり、現実のものとなっています。
(ちなみに、このへんのは、次期のSIPropで成果をお見せできるはずです。10月には出来ているはずだったんですが。。。orz)




4,Cloud Market社の構想

最後に、それらを『換金』するための仕掛けとして、上記の3つを完全に取り込める形のマーケットが必要なのです。

そのための仕掛けが、『Cloud Market』社でやろうとしているなのです。




と、必要な部品は揃いつつあります。あと10年くらいすれば、『1〜3人』くらいのマニア集団的な生き方も普通に選べるような時代になっているかもしれません。
正直、是非ともほしい世界です。><

マスからマニアへの続きを読む

2009年02月20日

行為者と観察者

本当のことを言う」という記事より。

業界の成長に水を差すというのが,その理由だった。「私たちには産業を育成する責務がある。このようなネガティブな記事はせっかく加熱してきた投資意欲を削ぐものだ」と。  その大先輩は,マスコミは行為者であるべきで,観察者ではダメなのだという。「目の前に弱ったネコがいるとするだろ。見ると,どうもエサを食べたがっていない。それを見て『どうも食べていないようですねぇ』なんて書いてどんな意味があるんだ。何とかエサを食べさせようとするのがオレたちの仕事じゃないか」と説教されたものである。  それは一つのあり方だと思うが,私がこの会社に転職してきて,当時の編集長である西村氏から薫陶を受けたジャーナリストのあるべき姿とは正反対のものだった。西村氏は「ジャーナリストはよき観察者であるべし」という。簡単に言えば,見えにくい「本当のこと」を書きなさいということだと思う。そうであれば,その反語としての「行為者」とは,「本当のこと」を自身の責務や信念,自身が奉じる正義と照らし合わせて解釈,あるいは演出する者,ということになるだろう。  西村氏の「観察者たれ」との教えに従えば,「このペースで投資を続ければ供給過剰に陥る」ということが「本当のこと」だと確信できれば,説得できる材料を用意してそれを訴えるべきである。その結果は,「正義に照らし合わせて論調を決める」という行為者からすれば「まったくなってない」ものかもしれない。

う〜ん、行為者と観察者、、、なるほど、自分は、都合の良いよう使い分けているなぁとおもう、今日この頃。
でも、根っこは、『観察者』なんだよなぁ。それを捻じ曲げて『行為者』になってしまうのが、結局『欲』ってことなのかな。
(なんの話かの詳細はかけませんが。。。聞きたい方は、個別に聞いてください。タグでばれてるという話もありますが、気にしないでください。(w)

2009年02月17日

「SoftwareDesign」2009年03月號のAndroid特集

本日発売予定の「SoftwareDesign」2009年03月號の第二特集 にて、「Android アプリ開発「匠たくみ」への道」を執筆しました。
日本Androidの会の面々による、共同執筆となっております。

タイトルの通り、Androidとは?〜アプリ開発〜実機への移植までと非常に幅広い内容となっており、Androidで出来ることの概要をほぼ全て(!?)を、体感していただける内容になっていると思います。
ぜひ、お手にとって頂ければと思います。


●目次

1章:今までのプラットフォームとはここが違う〜Androidでできること
   ……嶋是一/中村秀樹
2章:〜これだけは押さえておきたい〜Androidアプリ開発のための基礎知識
   ……江川崇
3章:〜よくあるトラブルで迷わない〜Androidアプリ開発環境構築ガイド
   ……杉本礼彦
4章:Androidアプリを作ってみよう!〜サンプルゲーム/マッシュアップ/拡張現実感〜
   ……安生真/内嶋教人/今村謙之,山崎淳
コラム:Android Marketへの自作アプリ登録手順
   ……木南英夫
5章:〜組込みフレームワークとしてのAndroid〜ハードウェア移植のツボ
   ……安藤恐竜


また、「4章」の執筆陣自らにより、本誌掲載のサンプルアプリの解説を、「Android SDK WG 主催の2009年3月の勉強会」でさせていただく予定です。
ご興味のある方は、是非、『本誌を持参の上』(参考書として、利用します)、申し込みしていただければと思います。
注:まだ、申し込みは始まっていません。始まり次第、告知させていただきます。<(_ _)>

2009年02月13日

ディベート大会・惨敗orz

デブサミ2009:O-Oneディベート大会!」で、

●テーマ

3年後のケータイOSのトップはAndroidである

●対戦相手

泣く子も黙る「林信行」氏

●主張

否定側


と、対戦しましたが、、、タイトル通り、「惨敗orz」となりました。
全国、50万のiPhoneユーザの皆様、申し訳ありませんでした。<(_ _)>

ちかいうちに、O-Oneさんのサイトでビデオや要約が公開されると思いますので、詳細はそちらをご覧いただければと思います。




■補足
●最後の主張「iPhoneのバージョンアップ問題」

要約すると、

「Androidであれば、今後、魅力的な機能が付加された端末が出てくる可能性がある。iPhoneは、一機種しかないわけで、そのような魅力的な機能を取り入れられない」

というものがあったわけですが、これに対して、

「iPhoneは、ゲーム業界のモデルを取り入れている。そのため、適切なタイミングでバージョンアップがなされていくはずなので、問題ない。」

と反論したわけですが、なぜ、バージョンアップに人々がついていくか?という部分の説明が弱かったように思います。
そのあたりのちょっとした補足としては、

「ゲーム業界のモデルと言うことは、『文化創造型』であると言うことであるため、その文化に染まった人たちは、間違いなく次へ続く文化へと染まっていく。そして、ゲーム業界と違うのは、iPhoneは、生活になくてはならないものである。そのため、今のゲーム業界のような閉鎖状況とはならない」

というあたりがありましたが、ぱっと思い至らず、このへん主張できませんでした。orz




■その他OS
丸山先生から突っ込みがありましたが、Android否定側に回ったときに、他のOSとかいう路線も考えてました。

が、

・結局、Androidクローンか、iPhoneクローンという路線での主張となる可能性が高いので、いまいち
 ⇒同じ路線を歩むであろうもの同士の主張を戦わせても、面白くない
・やはり、Android vs iPhone なガチンコ対決が聞きたいだろう
 ⇒マイナーどころOSの話をしても、「それなに?」ってなる可能性があり、面白くない

って、いうところから、考えないことにしました。


あと、もう一つの路線として、

『Androidが普及しないことを主張する』

というのもあったわけですが、これだと、第一試合ともろかぶりなので、避けました。




ついしん
目黒雅叙園は、呪われてる。。。2連続で、大惨敗ですYO。。。もう、目黒雅叙園関係は、出禁だな(w

2009年02月02日

Androidコンパイル環境 on Amazon EC2 with イーモバイル

こちらのエントリーで用意したAndroidコンパイル環境を、Amazon EC2上でも構築してみました。


Amazon EC2の基本
Amazonさんが提供する、IaaSで、CPUパワーやネットワーク、ストレージなどの従量課金で利用することが出来る、環境です。
わかりやすくいえば、ネットワーク上で使えるVMWareのような仮想マシン環境です。

そこで、今回は、Ubuntu8.10環境をAmazon EC2に構築して、Androidコンパイル環境を作ってみました。


Amazon EC2のセットアップ
・セットアップするもの


 -Ubuntu8.10環境
  -Amazon EC2上に構築
 -マシンのイメージデータ保持領域
  -Amazon S3上に構築
  -作成した仮想マシンのイメージを保存しておく
   -Amazon EC2上の環境は、インスタンス(Amazon EC2上で動いている仮想マシン)を終了させると全て消えてしまうため必要
 -永続的データ保持領域
  -Amazon EBS(Elastic Block Store)上に構築
   -Amazon S3と違って、Amazon EC2上のインスタンス内で直接ボリュームをフォーマットしてマウントできるサービス
  -Androidのソースコードなどを保存しておく
   -Amazon EC2上の環境は、インスタンス(Amazon EC2上で動いている仮想マシン)を終了させると消えてしまうため必要

・セットアップ方法

こちらのBlogが詳しいです。
ぶっちゃけ、詳しすぎて、わざわざ追加解説する必要もありません。上記の手順の通りにやってください。

●使用感

・処理速度
 -Amazon EC2の一番安いコースを利用しましたが、体感的には、Core2Duo2.1GHz上のVMWare環境よりも、早いです。
・安定感
 -構築中は、一度もエラーも出ることもなく、安定して使えました。
 -さらに、出先で使うことを考慮して、回線環境はイーモバイルを使いましたが、全く、問題ありませんでした。
・問題点
 -sshというか、コマンドラインが微妙に遅いです。なぜかは、わかりませんが、コマンドライン処理は苦手なようです。(TCPの関係かな?)かなり、つらいです。作業には向きません。
 -ただし、解決法もあります。CDN的な機能を提供してくれるAmazon CloudFrontを併用すれば、上記問題はなくなるとのことです。
・料金
 -Ubuntu8.10 + Androidソースリポジトリ同期 + Androidコンパイル で、約2日(4時間程度?)というところで、『使用料:$0.76』 と安いです。
 -ただし、従量課金なので、使い続ければ、どんどんと課金されていきますので、。が、$1以下ですからねぇ。。。
 -Amazon EC2のインスタンスは、終了させてしまえば、良いので本当に安いものです。
・総評
 -LinuxのためのVMWareがわりとしては、十分使えると思います。
 -料金も高いわけではないですし、Amazon S3をネットワークディスクとして使うなんてこともできますし、一工夫すれば(VMWareがわりだけではメリットはないため)、十分に実用的に思われます。


●なぜ、こんな環境を?

VMWareがわりとしては、ほとんど意味はありません。しかし、私はメインPCがノートPC+SSDであり、HDD容量が貴重なのです!
そのため、15GBを軽く超えるAndroidのソースコード+Ubuntu用VMWareイメージを、HDDに保持しておくのはつらいため、このような環境を試してみました。
(通常は、VMWareイメージを詰め込んだUSB-HDDも併用しているのですが、最近、認識されない現象が起き始めており、買い直すかどうか迷っていたところでした。)

ということで、HDD領域が貴重というのであれば、かなり、使える環境となるのではないでしょうか?
あと、固定IPを振るサービスもありますので、マシン台数が必要なP2Pアプリの実験環境としても良いかもしれません。

2009年01月30日

デブサミ2009:O-Oneディベート大会!

デブサミ2009の「O-Oneディベート大会!」にて、ディベーターをやることになりました!

●概要


新しいパラダイムにチャレンジしようとしているエンジニアにとって、景気が急速に悪化しつつある今は、むしろ大きなチャンス。そういった挑戦者が、業界有名人にディベートで戦いを挑み、会場拍手で勝敗を決定する「O-Oneディベート大会」特別編を開催します。今回はGoogleが提唱する新たな携帯端末開発環境「Android」をテーマに、モデレータに丸山不二夫氏を迎えて、今村謙之氏、木南英夫氏、近藤昭雄氏、林信行氏による熱い議論が繰り広げられます。


●テーマ

3年後のケータイOSのトップはAndroidである


●対戦相手

泣く子も黙る「林信行」氏!(ノД`)シクシク ニガカチスギテルヨ


という、無謀な戦いです。かわいそうだと思う方は、是非、会場に来て愛の拍手をお願いいたします。<(_ _)>


●開催日時

◆日時:2009年2月12日(木) 17:40〜18:30
◆場所:目黒雅叙園 Developers Summit 2009 華しらべ(Reject Live!)開場
◆参加費:無料(Developers Summit 2009に事前参加登録が必要)
◆申込方法:下記URLよりDevelopers Summit 2009に事前参加登録
 http://codezine.jp/devsumi/2009/touroku/

2009年01月29日

2009年3月の定例イベント講師募集のお知らせ

G1が出て早3ヶ月が過ぎ、そして、Dev 1 Phoneも国内で入手可能になりました。
みなさん、そろそろ、作成した自慢のアプリや解析したノウハウなどが溜まってきているのではないでしょうか?

そこで、2009年3月の定例イベントは、

『デモ&LT大会』

を予定しております。
そこで、われこそは!と思われる方は、ぜひとも、名乗り出ていただければと思います。
もちろん、LTですから、われこそは!と思わなくても、ちょっとしゃべりたいかもっていうのも歓迎です!


●募集要項
* 内容:Androidに関することなら何でもOK
      アプリがある必要はありません。
* 募集期間:本日より2/25(水)
* 最大人数:20名(達した場合は、締め切ります。)
* 応募方法:下記フォームより。
       何をしゃべるかをコメントに入れてもらえればと思います。
       仮でもOKです。
       http://atnd.org/events/320
       日本Androidの会メンバー限定イベントです。こちらより、入会をお願いします。
* 設備:プロジェクタ、マイク、小型スピーカー、なんちゃって書画カメラ、有線LANによるネットワーク
      ※プレゼン用PCは、基本的に持ち込みとなります。
      ※書画カメラは、切り替え機を用いるため、プレゼン用PCのどちらかしか表示できません。


●開催日時
* 日時  :3/9(月)
* 開始時間:19時〜
* 場所  :秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 講演時間:100分 / 申込者数
        よって、10人なら一人10分です。
※最後に、マッシュアップWGリーダ内嶋さんから、ポロリがあるよ!

2009年01月28日

2009年2月の定例イベント開催のお知らせ

今回のイベントは、Androidじゃない視点から、二つの講演をお届けいたします。
一つは、iPhoneやケータイ関係で有名な林信行さん、そして、もう一つは、デザイナー兼ライターとして活躍されている矢野りんさんのお二人に講演をしていただきます。
いままでの講演とは、まったく違う視点からの講演となります。どんな意見が飛び出すのか、楽しみにしていただければと思います。

* 日時: 2009年2月9日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* 講演者
o 林信行さん
o 矢野りんさん

■コンテンツ詳細
●iPhone × Androidが斬り開く新しい展望
* 発表: 林信行さん
o 日本の経済誌や一般誌、パソコン雑誌、そしてWeb系のニュース
      媒体に記事を執筆するフリーランスのITジャーナリスト。
      他に米英仏韓の雑誌にも記事を提供。Castalia、modiphi、popIn
      などいくつかのIT系ベンチャーのアドバイザーを務める。またメー
      カー、通信会社に対して製品戦略やブランディング、国際展開
      そしてメディア戦略のコンサルティングも行っている。
      最近は、日本流の価値観を保ちながらグローバルな展開
      をする企業のお手伝いをすることを使命のひとつと感じている。
* 概要
o '90年代度々耳にしてきた「デジタルコンバージェンス」、21世紀
       初頭に度々、耳にしてきたユビキタスコンピューティング。これ
       まで絵に描いた餅だった2つが、iPhoneやAndroidといった新世代
       のスマートフォン(ITphone)の登場で、急に現実味を帯びてき
       た。今や米国の大手IT企業は、パソコンよりも圧倒的に大勢の人
       が活用し、1日の間に接している時間も長いITphone時代にあわせ
       て事業の再編を始めている。
       前半では、これまでの携帯電話が乗り越えられなかった壁を、
       なぜiPhoneがあっさり突破できたのかを分析する(そこには、
       これからのアプリづくりのヒントも隠されている)。
       後半では、ITphoneの先にどんな未来が見えてきたのか、最新の
       展望を紹介する。


●タイトル未定
* 発表: こんなアプリが欲しい!
o 電子媒体デザイナー/ライター
      日経BP社Itproをはじめ、いくつかの媒体で記事を執筆。テクニ
      カルコミュニケーター協会ではウェブコミュニケーション調査
      育成ワーキンググループのメンバー。社団法人電子情報技術産業
      協会(JEITA)コンテンツ・マネージメント技術分科会客員メン
      バー。日本アンドロイドの会ユーレイ会員。
* 概要
o デザイナー兼ライターである矢野が日々の生活の中で「こんな
      携帯サービスがあったら良いのに。」と感じたアイデアを披露
      します。誰か作って!
       + 導入:ケータイで広がる新しいサービスで、知恵の付け方が
           変わる
       + 事例紹介:海外の新聞社が結構がんばっている(NY Times)
             矢野が考えた、ブレスト風アイデアの紹介

●申込み
* 下記より、お申し込みください。
* https://spreadsheets.google.com/viewform?key=p3dbimMsCyR-SFvq5B9sXRw

●告知ページ
* http://www.android-group.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2009%C7%AF2%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上

2009年01月20日

”三井ベンチャーズ i*deal Competition”最終審査会

こちらのエントリーでお伝えした「”三井ベンチャーズ i*deal Competition”最終審査会」で、デモしてきました。

資料は、こちら
正直、このバージョンは、大したものではありません。ただたんに、Amazon EC2+SimpleDBを使ったショップって言うくらいです。

なので、残念な結果となってしまいました。(;^_^A アセアセ・・・
とはいっても、本件が真価を発揮するのは、iPhoneやAndroidが作るであろう世界がある程度見えてからですので、現時点でこの結果(投資に値するかという意味で)は、納得であったりします。

これが役に立つ世界を創るために、現時点では、『こちらのエントリー』のお話を進めています。2月か3月には、完全な形で発表出来る予定です。しばしお待ちを。
(まずは、お金が流れてくる仕掛けを作らないと、市場(Market)があっても意味がないってことです。)



下記は、わざわざ、聴講しに来てくれた人向けに。

で、本当にキモになるのは、(時間の都合で実装が間に合わなかったのでカットしたんですが、)こちらのエントリーにある、『他のアプリ(ショップ運営者)とのマッシュアップ』にあります。

商店のようにいっぱいの商品を並べるというのもあるのですが、本質的に『アプリ一つに付き、ショップ一つ』ということができます。この使用法が、キモの一つなんです。

『アプリ=ショップ』とすることにより、サービス設定(パーミッションや課金方法など)を細かく設定できるため、『このアプリをあなた(他のアプリ開発者)が使って、課金したら20%ください』ということが可能です。最近では、Web用のAPIを使って他のサービスをライブラリのように使うことも可能なわけですが、こういうものに対して、課金機能を提供することが出来ます。これが、キモなのです。

2009年01月12日

え?

まずは、きとん・とぉぴど[猫弾頭]さんのこちらのエントリーを。


「Linuxにタッチ・パネル機能を実装したのは、Androidが初めてではないだろうか。使いやすい機器を作るに当たって、タッチ・パネル機能は大きな存在になる」(日本Androidの会の今村謙之氏)。

(つд⊂)ゴシゴシ
あれ?
(つд⊂)ゴシゴシ
あれ?


オープンソースで、アプリケーション層のフレームワーク(JavaのAPIがあるDalvik VM以上の層)が揃っていて、それを主軸に据えているものとしているものは、、、的な発言はした記憶がありますが。。。
タッチパネル系の発言だと、、、これからの液晶付きモバイルガジェットでは、タッチパネルが主流になりそうですね的な発言はした記憶が。混ざったのかなぁ。


※エントリー執筆時には、手元に冊子がないため、この記事自体読んでおりません。

2009年01月08日

2009年1月の定例イベント開催のお知らせ

組み込みWG祭り!!!というテーマにて、組み込みWG・リーダー近藤昭雄さんに司会をお願いして、いろいろなデバイス(センサーやガジェット)との連携テクニックを伝授いたします。

* 日時: 2009年1月19日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* コンテンツ
o 組み込みWG祭り!!!
+ カメラとセンサーをUSBでつなぐ
+ Aタイトル未定「W-SIMで通話、SMS的な話題もあります」
+ AJNIによるAndroid API拡張

■コンテンツ詳細
●カメラとセンサーをUSBでつなぐ
* 発表: 組み込みWG・サブリーダー 近藤純司さん
* 概要
o 準備中


●タイトル未定
* 発表: AXE さん
* 概要
o 「W-SIMで通話、SMS的な話題もあります」


●JNIによるAndroid API拡張
* 発表: 株式会社GClue 佐々木陽さん
* 概要
o JNIを用いたAPIの拡張方法に関して。


●申込み
* 下記より、お申し込みください。
* https://spreadsheets.google.com/viewform?key=p3dbimMsCyR80EbTTJYiVew

以上

2009年01月02日

Android on Eee PC 4G-X

安藤恐竜さんの「cupcakeでx86版Androidのビルド」のエントリーを参考にして、Eee PC 4G-XにAndroidを入れてみました。

コンパイル環境は、こちらのエントリーで作成したものを利用します。


$ mkdir cupcake && cd cupcake
$ repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git -b cupcake
$ repo sync
$ cat .repo/local_manifest.xml
 <manifest>
   <project name="platform/vendor/asus/eee_701" path="vendor/asus/eee_701"/>
 </manifest>
$ repo sync
$ TARGET_ARCH=x86 TARGET_PRODUCT=eee_701 DISABLE_DEXPREOPT=true make -j2 installer_img

とするとコンパイルが始まりますが、途中でコンパイルエラーが出ます。
ただ内容としては、「strlenがない」というエラーなので、includeするヘッダーファイルを追加してあげれば、OKです。

●無いと言われる関数  ●関数が入っているヘッダーファイル
 malloc             stdlib.h
 unlink             unistd.h
 atexit             stdlib.h
 str***             string.h
 exit              cstdlib
 sort              algorithm
 string             string

コンパイルが終了したら、USBメモリにインストールイメージを書き込みます。ホストOS(マシン)側にさせば、VMWareでも認識されるはずです。
書き込みは、下記のように。たぶん、/dev/sdb あたりに読み込まれているはずです。

$ sudo dd if=out/target/product/eee_701/installer.img of=/dev/<usbstick of your choice> ; sync

あとは、Eee PCにこのUSBメモリを刺して、起動すればAndroidがインストールされます。
ただし、Windows環境は削除されてしまうので、バックアップを取ることを忘れないでください。

起動画面は、下記のような感じです。

・Eee PCロゴ


・BootLoader 待っていればOK


・Boot中。。。


・Androidロゴ!!!


・無事に、Android起動


・メニュー画面


・ブラウザ。ただし、Wi-Fiとか認識されていないため、ネットワークアクセスできません。。。orz


・API Demo。3D系、Kubuとかぜんぜん動きません。orz


・Soft Keyboard エラー。orz


ということで、起動は出来ますが、まだまだって感じのようです。

2008年12月27日

日本発iPhoneチーム、世界へ

米国市場に挑むiPhoneアプリ開発者,本郷の老舗旅館で決起集会」という記事です。


サンフランシスコでは,数回のデモ機会がある。まず,今回の中核イベントとなるのが,ブログ・サービス開発の米シックス・アパートの社屋を借りて実施するメディア向けの発表会。ここでは,林氏による日本市場の様子を伝える講演を皮切りに,日本から参加する開発者がそれぞれのアプリを実演する。このほか,アップルの直営店「Apple Store」が主催するイベントへの参加も予定している。直営店では,6日〜8日の3日間にわたって「ゲーム」「音楽」「エンターテインメント/ライフスタイル」をテーマにした発表イベントが予定されており,開発者は個別に参加する。

ついに、世界へ殴り込みだそうです。
これで、一攫千金のアプリが産まれれないかと、わくわくしています。
モバイル向けアプリは、間違いなく日本に数年のアドバンテージがあるはずなので、絶対に勝てるはずなんです!
ただただ、プロモーションの壁があるだけのはずなんです!

今回の殴り込みは、まさに、この壁を打ち破るもののはずです。必ずや、成功者が現れてくれることでしょう!



参加希望者は,「iPhone Developer Japan」 のサイト(同グループのサイト)経由でコンタクトするのがいいだろう。

まだ、間に合うようなので、殴り込み上等って言う方は、是非是非、参加を!




ちなみに、なぜに、この記事を紹介したかというと、iPhoneさえ成功しないのなら、Android『ケータイ』も、間違いなく同じ道を歩むからです。
Android『ケータイ』が、iPhoneを遙かに超える革新的な何かを持っていれば別ですが、現時点では、それはさすがに期待できません。そうなれば、自動的にiPhoneと同じ道を歩みます。
逆に言えば、iPhoneが成功すれば、Android『ケータイ』でも似たような成功パターンがあり得るわけです。

2008年12月14日

Zaurusふたたび

PDAの草分け「ザウルス」生産停止、高機能携帯に押され」という記事ですが、気になる一文があります。

担当者は「ザウルスの機能は携帯電話に受け継がれている。ザウルスのブランドを冠した新たな商品を投入することも検討している」と説明している。

なるほど。Zaurusは機械の体を持つわけですね。わかります。

Androidハンズオンセミナー 2008年12月 in 渋谷 開催のお知らせ

勉強会WG主催の「Androidハンズオンセミナー 2008年12月 in 渋谷」が開催されます。
詳細は、以下のとおり。

●募集要項
日時: 2008年12月27日(土) 13:00 - 17:00
場所: 渋谷マークシティー 17階 パソナテックセミナールーム
募集人数: 30名
参加費: 無料

●対象
Androidで、アプリケーションのプログラミングを始めたい人
* AndroidのSDKを初めて使用する人
* Androidアプリ開発者の輪を広げたい人
* Armadillo-500 FXなどの実機でAndroidを動かしたい人

受付も始まっておりますので、どんどん申し込んでいただければと思います。

2008年12月13日

「Native Client」と「Android JNI」

Google、Webアプリでx86ネイティブコードを動作させる「Native Client」発表」という記事が出てます。

Webアプリケーションでx86系CPU向けのネイティブコード(マシン語で記述されたプログラム)を動作させる、オープンソースの技術「Native Client」を発表した。
 ランタイム、ブラウザプラグイン、GCCベースのコンパイラツールで構成され、これを利用することで、Webブラウザで動作する、ネイティブコードモジュールを含むアプリケーションが構築できる。

AndroidにJNIが載るという話がありましたが、これを応用してって感じにってのがありえそうですね。
DalvikVM と あわせて、Native Client な機能を持つC言語VM(?)部分を追加するって感じかなと。そうすれば、sandboxを提供できるので、安全性が崩れない仕組みが用意できるってことですね。

問題点は、いまのところ、いまいち完成されているように見えないところかな。とても、現在のDalvikVM相当のC言語ポータビリティーを提供できるようには見えない。。。
落としどころとしては、『ネイティブに計算させる』というところだけ実装して、ファイル関連などのところはばっさり切り捨てるってところでしょうか?


とりあえず、勉強しておく価値はありそうな一品です。

2008年12月10日

Armadillo-500 FX上のAndroidでカメラプレビューする方法

Armadillo-500上のAndroidでカメラプレビューする方法」のArmadillo-500 FX版です。

Androidのお作法に則った、Eventを経由するやり方は、FST社のAndroidチーム(?)メンバーより、日本Androidの会・定例イベントで公開予定ですので、今回もSocketを使うやり方です。


基本的には、「Armadillo-500上のAndroidでカメラプレビューする方法」一緒ですが、一部のカーネルオプションを変更する必要があります。

具体的には、日本Androidの会の組み込みWGのメーリングリストのこのスレに出ております。


まとめると、「カーネルビルド」のところで、下記のようにします。

●linux kernelのオプションを変更する。


make menuconfig
 Device Drivers
  ⇒USB support
   ⇒Allow High Speed
    ⇒(X) on OTG port

●userlandとlinux kernelのオプションを変更する。


.config
 CONFIG_CC_OPTIMIZE_FOR_SIZE=y

2008年12月07日

Android端末、第二弾はなんとOHA外から!

安藤恐竜さんのエントリー「KoganのAgoraは携帯電話製造の転換点」に、言いたいこと、書かれちゃっていますので、まずは、こちらを見ていただきたいと思います。(;^_^A アセアセ・・・


台湾は国を挙げて、Android端末の開発に注力すると発表しておりますので、今後も、世界各地でこのような端末が出現していくと思われます。

こうして、安く・早く作れるようになれば、専用機のようなものさえ可能性が見えてきます。
すなわち、『ハードウェア』を前提にしたサービスも可能になるのです。

新しい世界来ると思いませんか???

2008年12月04日

2008年12月の定例イベント開催のお知らせ

ということで、告知始まりました。

こちらから、参照できます。

* 日時: 2008年12月15日(月曜日) 19:00 - 21:00
* 場所: 秋葉原ダイビル12F はこだて未来大
* 定員: 80名(応募多数の場合は抽選となります)
* 主催: 日本Androidの会・早稲田大学
* 協力: はこだて未来大学
* コンテンツ
    o コンテンツWG祭り!!!
       + Android で 3D グラフィクスを極める道
          〜3D エンジンの移植を通して〜
       + Androidでパズル・ナンプレ問題自動生成を動かす
       + 私のAndroidアプリの作り方!
       + ARToolkitをAndroidで動かす!

■コンテンツ詳細
●Androidで3Dグラフィクスを極める道 〜3Dエンジンの移植を通して〜
  * 発表: コンテンツWG エイチアイ 高橋憲一さん
  * 概要
    o MascotCapsule eruptionという携帯向け3DグラフィクスエンジンをAndroidに移植するにあたって得ることができたノウハウや、 実機(G1)での性能など、現時点で分かっていることをDoja,iPhoneとの比較も交えながらお話ししたいと思います。


●Androidでパズル・ナンプレ問題自動生成を動かす
  * 発表: Time Intermedia 藤原博文さん
  * 概要
    o パズル・ナンプレの問題を自動生成する計算量が非常に多いプログラムをAndroidに移植しました。問題自動生成パッケージ自体は1文字も変えていません。パソコンとAndroidとの速度差も実感できます。また、欧米でのパズルの異常なブームについても紹介します。


●私のAndroidアプリの作り方!
  * 発表: マッシュアップWG adamrockerさん
  * 概要
    o 日本語入力アプリsimejiをたたき台に、私のマッシュアップAndroidアプリの作り方を晒します。プロトタイプからAndroid Market登録、その後までをご紹介します。ソースコードの解説やAPIの使い方などの紹介よりは、私の経験談がメインです。


●ARToolkitをAndroidで動かす!
  * 発表: コンテンツWG 今村謙之 with ケイブ
  * 概要
    o ARToolkit の解説ではありません。実質的には、Android実機でのCameraデバイスの使い方と写真(画像)と3Dモデルを融合するためのOpenGL/ES の使い方となります。でも、ARToolkitの使い方とか知りたいと思うので、ポロリもあります!


●申込み
   * 申込みはこちらからお願いします。

2008年11月30日

モバイルコネクションズ2008冬

モバイルコネクションズ2008冬」にて、日本Androidの会のメンバーが展示&講演をします。
今回は、iPhoneとセットで一日なので、Androidとしての講演数は半減しておりますが、G1実機も発売され、ハードウェアもアプリケーションも大幅にバージョンアップしておりますので、期待して頂ければと思います。


○11:00〜12:00
<Android端末徹底分析>
初のAndroid端末「T-Mobile G1」レビュー
2008年10月,Androidを搭載した初めての端末「G1」が登場した。G1およびAndroid向けアプリ流通基盤「Android Market」が備える機能や使い勝手などを日本Androidの会のメンバーが徹底分析する。

○12:00〜13:00
昼休み&フリートーク
この時間にて、展示を行います。ハードウェア拡張〜アプリケーションまで、実際のビジネス応用へと動き始めたAndroidをお見せできるではないかと思います。

2008年11月13日

NyARToolkit for Android & G1

I implemented NyARToolkit for Android to G1.

*Usage
1, Please install NyARToolkit for Android & G1 from Android Market(Applications: Software libraries) or ADB install NyARToolkitAndroid.apk.
2, Please print marker.jpg file.
3, Please start NyARToolkit for Android & G1.
4, Please preview marker.jpg with a camera.
5, A Cube object appears on marker.jpg.

*Source Download
- Eclipse Project with Source Code
- Apk package
- marker.jpg
- Socket Version
--It is not a Camera device but a version which acquires a picture by Socket as before.


*Thnaks
- NyARToolkit Project
- CAVE CO., LTD.
- Japan Android Group

2008年11月10日

Androidコンパイル環境 on Ubuntu

日本Androidの会 2008年11月のイベント」にて、近藤昭雄さんが講演された「VMWareでAndroidのコンパイル環境を整える」用のAndroidソースのコンパイル環境のベースVMWare環境を、BitTorrentに放流しておきました。

●BitTorrentファイル

http://www.noritsuna.jp/download/ubuntu-8.10-for-Android_compile.torrent

●ログインID

ID:jag
Pass:android-group.jp

●Androidのgitリポジトリ位置

~/android-1.0
※すでに、すべてコンパイル済みです

2008年11月09日

mobidec2008で講演してきます。

mobidec2008」にて、講演してきます。

詳細は、下記な感じなのですが、他の講演者を見ますと、モバイル業況のそうそうたる面々が並んでいますね。
これは、OSSやコミュニティー、な立場の私としては、非常にタノシミな講演となりそうです。ぶっちゃけ、暴れてきます!><




■mobidec2008
・名称:MCF モバイル コンファレンス 2008 (mobidec2008)
・日時:2008年11月28日(金) 全1日 9:20〜18:30
・場所:目黒雅叙園
・主催:モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF),株式会社翔泳社 共同主催 
・後援:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社  株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ KDDI株式会社  ソフトバンクモバイル株式会社
・メディア協力:MarkeZine
・参加料:一般:36,750円(本体価格:35.000円) MCF会員:29,400円(本体価格:28,000円)

講演概要
・セッションナンバー:【B-7】16:20〜16:40
・タイトル:「Androidによる新しい概念のコンテンツについて」
・講演概要:Androidとケータイとの大きな違いは、ハードウェアレベルまで、全てオープンであるという点にある。そこで、本セッションでは、組み込み機器などのハードウェアからサーバサイドとなるクラウドの世界、さらには、iTSのような世界を相手とするマーケットプレイスまで、さまざまな視点でAndroidコンテンツの可能性について考察する。

2008年11月05日

“三井ベンチャーズ i*deal Competition”の一次選考結果について

“三井ベンチャーズ i*deal Competition”の一次選考結果について」と、選考結果が発表されました。

で、

・チーム・クラウドマーケット (代表者:丸山 不二夫)
「クラウド上のマーケット・ サービス Multi-Modal Meta Market(M4)」

というものが!!!
もちろん、こちらのエントリーのお話であります。<(_ _)>

よかったよかった。

2008年11月03日

ドコモさん版Android終了のお知らせ

新ドコモ宣言、第2幕へ――ドコモの山田社長、「究極のケータイ」目指す成長戦略を発表」という記事より、釣りタイトルをつけてみました。(w

ドコモさんの今後の戦略解説で、簡単には、『サービスを充実させていきます』って話です。

で、タイトルにある問題点は

端末開発はオープンプラットフォームの導入で、共通化・オープン化を推進。ドコモの独自仕様はオペレーターパックとして提供する(左)。ネットワークはLTEの導入による高速・大容量・低遅延を生かした端末とネットワークのコラボレーションサービスも開発するとし(右)、その一例として iPhone向けサービスで知られる「セカイカメラ」的な「直感検索」を挙げた

と、書いてある図です。
ここに、Androidの文字があるのですが、図を見ると『共通ミドルウェア』の下に位置しています。
要するに、OSの一種としてしか見ていないのです!!!

という、ただの揚げ足取りな釣りエントリーでした。(w





OSとしてしか見ていないような発言もアプリフレームワークまで含めてみているような発言も両方とも前からしてますし、図的には染み出しているような表現や右側に空白地帯が書かれているので、実際にはどうなるのか、まったくの未知数ということです。
逆に言えば、AndroidをOSとして使っただけの今のケータイの延長上の端末しか出ない可能性も残っているということです。

2008年10月26日

関西オープンソース2008

関西オープンソース2008」へ、日本Androidの会の組み込みWGとして出展します。

詳細は、こちらを!

●開催日時   2008年11月7日(金)13:00〜18:00   2008年11月8日(土)10:00〜18:00 ●会場  大阪南港ATC ITM棟 6F マーレギャラリー(受付・展示会場)  〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10

2008年10月23日

Androidのソースコードを読むために

Androidのソースコードが、公開されました。
さっそく、どんなものか、覗いてみたい方は多いのではないでしょうか?
しかし、Eclipseはあれども、Cのソースコードを読むための環境が整っていないという方も、いらっしゃるかと思います。

そこで、Androidのソースコードを読むため『だけ』のお手軽環境を用意いたしました。

なにかといえば、「OpenGrok」を利用して、Webベースで関数や構造体などをクロスリファレンスできるようにしたものです。

百聞は一見にしかず、ということで、簡単なチュートリアルをまとめました。だいたいの動作は、わかっていただけるのではないかと思います。


■OpenGrokチュートリアル
●Top画面

●見たいものを検索する
 図では、「Dalvik」について、検索しています。

●検索結果
 検索結果として、マッチしたものがあるファイルの一覧が表示されます。
 ここで、「Main.c」などのファイル名をクリックすると、ファイルの内容が表示されます。

●ファイルの内容
 クリックして表示されたファイルの内容です。関数や構造体、変数などがハイライトされています。
 ここで、構造体などをクリックすると、その定義が表示されます。

●構造体へのリンク
 「JavaVMOption」構造体をクリックした場合です。




■入手方法
●Torrentファイル
http://www.noritsuna.jp/download/android-grok-1.0.1.tar.gz.torrent

配布には、BitTorrentを利用しています。必要に応じて、クライアントソフトを導入してください。




■使用方法
●起動
Windowsの場合:[解凍して出来たディレクトリ]/start_win.bat
Mac OS Xの場合:[解凍して出来たディレクトリ]/start_mac.sh
Linuxの場合:[解凍して出来たディレクトリ]/start_linux.sh

を、叩くだけです。
これにより、Tomcatが起動します。


・終了
[解凍して出来たディレクトリ]/android-grok/bin/shutdown

です。

●閲覧
http://localhost:8080/android-grok/index.jsp


を、ブラウズするだけです。


以上です。
searchを使って、目的のものを探してください。
あとは、直感でどうにかなります。(w




おまけ
●Indexを作り直したい場合

[解凍して出来たディレクトリ]/android-grok/android-src/root

に、ターゲットとなるソースをコピーします。

[解凍して出来たディレクトリ]/android-grok/android-src/data

は、消しておいた方がよいかもしれません。


その後、

[解凍して出来たディレクトリ]/android-grok/opengrok-0.7/

に、移動後、

run

を、叩きます。
そうすると、Indexの生成が始まります。

終われば、終了です。5分くらいはかかると思います。

2008年10月17日

Androidビジネスは、こうして普及する

Androidビジネスは、こうして普及する」という、日本Androidの会のビジネスWGのリーダーである、三浦さんが推進しているAndroidビジネスの記事です。

まずは、

「可能性はみんな語るが、市場が50億や100億にならないと参入できない。ビジネスWGとしてはそういう動きをしていかないと、夢物語になってしまいます」

の部分の、なぜ、最初に市場が必要なのかについて、少々補足を。

Androidの可能性の一つは、OSまでオープンなため、いろいろなハードウェア(センサーや無線装置など)を連携させられるところにあるわけですが、これを実際にやるには、『評価端末の作成』 と 『製品の作成』が必要になります。

『評価端末の作成』は、アットマークテクノさんのFXなどが出てきたおかげで、どうにかなりそうですが、 『製品の作成』がどうにもなりません。
この辺を大雑把に考えてみると、金型をおこすだけで数百万、基板の設計費やらもろもろ入れたら、すぐに千万単位に。さらには、製造すれば、億のオーダーになります。そして、在庫を抱えるリスクまであると。。。

そのため、『製品の作成』が可能ないろいろなハードウェアベンダーに参入してもらうために、見えている市場が必要なのです。






もう一つの補足。

実は、2ページ目の下のほうにある「画像」に、SIPropのロゴが!!!

ということで、「CallSmart/Androidプロジェクト」に対して、現在作成中のSIProp、ならびに、雷電を提供予定です。
Androidのような、いろいろなセンサーがついていたり、ケータイできる『これからあるべきデバイス』に対して、なくてならない機能を提供予定ですので、楽しみにしてもらえればと思っております。

2008年10月12日

謎のボードであのバージョン

日本Androidの会組み込みWGのみなさんのご協力を得まして、とあるボードで、Androidを動かしました!
世界初です!(;^_^A アセアセ・・・





で、こちら、JJUGが主催するCCCにて、マッシュアップWGadamrockerさんによる本機を利用したデモ&講演が予定されていますので、ぜひとも、参加していただければと思います。
さらに、本機を実際にさわることができるスペースも用意する予定です。


●JJUG CCC
・開催日:2008/10/16(木)
・会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
・本セッション:15:20 - 16:10「Androidでモバイルマッシュアップ」
・申し込み:https://www.c-sq.com/modules/eguide/event.php?eid=49

2008年09月29日

オープンモバイルコネクションズ2008〜そして、事業へ〜

日経さん主催のオープンモバイルコネクションズ2008で、講演してきました!

日本Androidの会のメンバーも、LTやパネルディスカッションやらに、参加してきました。
こちらにまとめてありますので、ぜひ、ご覧いただければと思います。

ちなみに、私のものは、こちらに


大雑把には、『Market Placeの次の姿』を提示して、それを目指して、丸山先生と会社を立ち上げました(!)というお話になっております。
Market Placeに興味のある方、ご連絡をいただければウレシイです。

2008年09月10日

「Touch Diamond」、日本ではイー・モバイルから登場

「Touch Diamond」、日本ではイー・モバイルから登場」とのことです。

これだけみると、ただのWM機って感じですね。どのくらい、touchのできがいいのか、さわってみたい!

ディスプレイは、タッチパネル操作が可能な2.8インチのVGA表示対応TFT液晶を搭載。HTC独自のユーザーインタフェースである「TouchFLO」を進化させた「TouchFLO 3D」を搭載しており、タッチパネルを指先でなぞることでメニュー選択やアプリ操作、画面スクロール、拡大縮小表示などが行える。また、本体を左右に傾けると表示画面が自動的に回転するなど、直感的な操作が可能だ。

2008年09月09日

日本Androidの会発足式典・再掲

以前にも告知しましたが、2008年9月12日(金)に、「Android勉強会」の活動を継承・発展させて、恒常的なコミュニティとして、「日本Androidの会」を設立します。

このたび、プログラムの詳細も決まりましたので、再掲いたします。

開催日時:2008年9月12日(金) 19:00〜21:00(受付18:30〜)
開催場所:富士ソフト秋葉原ビル
プログラム:
  18:30〜19:00 受付
  19:00〜19:30 会則・役員・発足承認 役員挨拶
  19:30〜20:00 記念講演 Google社 Adrian Havill (エド・ハビル) 様
  20:00〜20:10 休憩
  20:10〜20:30 記念講演 早稲田大学大学院客員教授 丸山 不二夫様
  20:30〜21:00 ワーキンググループ紹介
  21:00 終了予定

申し込みは、こちらから。

2008年09月03日

新ブラウザ「Chrome」

Google,オープンソースのWebブラウザ「Google Chrome」を公開へ」だそうで。

ポイントは、このへんにありそうですね。

オープンソースのレンダリング・エンジン「Webkit」を採用した。Webkitは,米AppleのWebブラウザ「Safari」や,Googleの携帯電話プラットフォーム「Android」でも採用している。

いまさら、ブラウザ市場を狙うとは思えないので、Android向けのアプリをPCでも動かせますよ、プラットフォームとして、同じ扱いが出来るんですよ的なアピール用に見えますね。

2008年08月28日

デザイナーへの道

第九回Android勉強会にて、
渡嘉敷さんより、

技術者であっても、デザインの勉強はするべきである。それにより、視野も広がるし、よいアイデアも生まれるようになる。

とのお言葉を頂戴したので、ホトショップなるものを調査していたら、

アドビ、新戦略でモバイル、ウェブ、デスクトップの連係を強化へ

「Windows Mobile」対応のモバイル版Photoshop(のようなもの)を発表する。

なんていう記事が!
「Windows Mobile」だけのようですし、今回のバージョンはただのFTP(のような)機能しかないようですが、なんというか、このシンクロ率がたまらないですね。

セキュアなデバイス間メッセージ送信機能

Android SDKからのAPI削除、Googleが理由を説明」という記事です。
(Android-SDK-Japanのこちらの投稿も合わせて、読むとよいかとおもいます。)

発端は、こちら。

Android SDKのβ0.9をリリースした際に、GTalkServiceとBluetoothのAPIを削除した。

原因としては、こちら。

Googleは「根本的なセキュリティの問題」が幾つかあるためとし、3つの理由を挙げている。
・Google Talkでは友人の電子メールアドレスや、時には本名も分かってしまうが、Androidユーザーがそれを望まない可能性があるため。
・Androidデバイス内でIntent(メッセージ)を送信する設計になっているため、ほかのデバイスからIntentが送られてきた場合に、それを送信したアプリケーションが確認ができないという問題がある。
・当初のGTalkServiceの設計では、セキュリティ問題の回避やユーザー管理などをアプリケーション開発者が行うようになっており、負担が重くなることにある。

解決策は、こちら。

ただしGoogleはこの種の機能を断念したわけではなく、最初のAndroid端末が登場した後の優先課題として、高速でセキュアなデバイス間メッセージ送信機能の開発を挙げている。


と、まだ、根本的な解決策は出ていないわけですが、「今のSIPはどげんかせんといかん」と思っている私的には非常に興味深いですね。
できることなら、PureなP2P対応にしていただきたいと思うのですが、GTalkベースなので、無理ですかねぇ。

やはり、自分で作るしかないのかなぁ。

ひとまず、「クラウド時代の企業コンピューティング:暗号化とデータセキュリティ動向」で情報収集してこようっと。考えているアイデアもあるので、だめだしも聴いてみたいし。

日経コミュニケーション2008年7月15日号のAndroid記事

日経コミュニケーション 2008年7月15日号 の 「Androidから始まるモバイル・マッシュアップ革命」という、Android初(?)の特集記事が、Web記事化されています。

日本Androidの会 の メンバーも多数インタビューを受けて、記事になっておりますので、ぜひぜひ、ご覧いただければと思います。

2008年08月26日

日本Androidの会発足式典

ついに、全九回を予定しておりましたAndroid勉強会が、予定通り、無事に終了を迎えました。
参加していただいた方、講師の方、いろいろと裏で動いてくださった方、みなさん、本当にありがとうございました。

そして、最後の第九回にて、本勉強会の活動を継承・発展させて、恒常的なコミュニティとして、「日本Androidの会」の設立準備をしていることを、宣言いたしました。

具体的には、2008/09/12に、発足式典をさせていただく予定です。
詳細は、こちらをご覧いただければと思います。


●各メディア
・ITPro 「Androidの普及/発展を狙う「日本Androidの会」が発足
・Tech Oh! 「「日本Androidの会」が9月12日に発足,Android用ソフトの流通ビジネスなどを目指す
・ケータイWatch 「Androidのコミュニティ「日本Androidの会」が9月発足

2008年08月22日

m5⇒0.9への移行

AndroidのSDKが、0.9へバージョンアップしたので、PIP-Androidも、0.9上で動くように修正しました。

ほとんどUIを使っておらず、Serviceを利用しているだけのためか、実質の変更点は、

・AIDL(Service)が出すExceptionが、DeadObjectExceptionからRemoteExceptionへ、変更となった

だけでした。
※詳細な変更点は、こちらを参照してください。

ちなみに、所要時間は、10分ほど。SDK+Eclipse3.4をダウンロードしていた時間の方が長かったです。

ちまたでは、UIまわりの大幅変更どころか、layoutファイルやmanifestファイルまで手を入れないとだめという事態が起きているようで、皆さん、苦労しておられるようですので、UIをばりばり使っている方は、要注意です。

2008年08月19日

オープンモバイル・コネクションズ2008

日経コミュニケーションさん主催の「オープンモバイル・コネクションズ2008」の「Android Day (9/26)」でお話ししてきます。

内容としては、下記のような感じです。現在、『日本Androidの会(仮称)』のWGのひとつとして、開発中のAndroid向けStoreサイトの構想のお話です。


会場:ベルサール飯田橋 (東京・飯田橋)
日程:2008/09/26
時間:13:00〜13:30

タイトル:Androidアプリ流通基盤構想
詳細:Android向けアプリケーションの流通基盤の実現に向けた取り組みを紹介する。同基盤は、iPhone向の「App Store」に相当する機能を持ち、アプリケーションの管理や課金といった役割を担うものである。国内の有志が、構想から実現に向けて動き始めた。


ただ、「受講料金 ●1日受講:28,000円」となっておりますので、ご了承ください。

2008年08月06日

「Androidの価値を本当に生かせるのは日本」,日本通信の三田社長

「Androidの価値を本当に生かせるのは日本」,日本通信の三田社長

おおお。ぜひ、お話をお伺いしたいところですね。誰か、紹介してくれないかしら?

特にAndroid端末に関しては,「日本の通信環境は米国の10倍進んでおり,Android端末の価値を本当に生かせるのは日本。Android端末を日本市場に投入したいと考えているメーカーはたくさんあるので,これらのメーカーとビジネスを展開していきたい」(三田社長)とした。

2008年08月03日

i*deal Competition

三井ベンチャーズのi*deal Competitionだそうです。

三井物産株式会社のベンチャー投資部門である三井ベンチャーズは、この度、iPhoneに代表される次世代モバイルプラットフォーム上で稼動する新しいサービス、ソフトウェアの開発プランコンテストとして、“三井ベンチャーズ i*deal Competition” (アイディールコンペティション) を開催致します!!

ついに、日本でも次世代のケータイ向けに、ファンドが立ち上がってきたようです。モバイルで良ければ、何でもありみたいなので、Androidでも応募は、できるみたいです。

やはり、この手のキモは、ファンドがベースなので、ここで選考に残れば、そのまま『事業化まで支援してくれる』であろう点でしょうねぇ。
iPhoneもAndroidも、どちらかと言えば、Web系のサービスに近いものになりますから、ケータイ向けだけじゃなく、Webのサービスを考えている人にも十分に可能性はあるはずです。
(逆に、事業化が見えないようなものは、選考で落ちる可能性大でしょうね。)


ということで、Webでサービスを考えている人も、今なら、ライバルも少ないであろう、この企画は、チャンスですよ。

2008年07月29日

何がAndroidか?

AndroidとSymbianを単一のOSに統合するのは得策か?」という記事を見つけました。

キモとしては、↓の部分であるのですが、残念ながら、Androidの構造をよく知らない人にとって、意味のわからない内容かと思います。

「Nokiaの携帯電話のほとんどで採用されているプラットフォームのSymbianそしてGoogleのAndroidは完璧な組み合わせだ」

なぜかと言えば、最初に、

市場に出回っているスマートフォン用OSとして最大のシェアを誇るオープンソースのモバイルOSであるSymbian、そしてGoogleが鳴り物入りで宣伝しているオープンソースのモバイルOSのAndroid

と、SymbianもAndroidも、モバイルOSと書いてあるからです。そして、一般的な認識もそうであるといえるでしょう。

しかし、そうなると、キモの部分の「完璧な組み合わせ」の意味が通りません。これは言うならば、

WindowsとMac、この二つを組み合わせれば、完璧だ!

といっているようなもので、実現不可能という意味で意味がわかりません。


ですが、すこし、Androidの構造を見ると意味がわかってきます。
ということで、Androidのアーキテクチャブロック図です。

要するに、

●Kernel(OS)部(赤い部分)・・・SymbianやLinuxに相当する部分です。
●ライブラリ(ミドルウェア)部(緑部分)・・・DBや3Dのライブラリやネイティブアプリケーションなどです。
●アプリケーション部(青い部分)・・・DalvikVMの上に載っている、JavaSEに似たAndroid独自のアプリケーションライブラリ群です。そして、この上にアプリケーションを書くことになります。

という風に分かれているのです。通常は、コレを全てまとめて、「Android」となるわけなのです。
当然、これらは、分離されております。すなわち、Kernel部分を変更しても、アプリケーション部には影響を与えません。(それを示すかのように、SDKの古いKernel部のままで、新しいミドルウェア+アプリケーション部が動いたりします。)
そして、アプリケーションを書く人やサービスを提供する人から見れば、アプリケーション部(青い部分)だけしか、見えていません。すなわち、そういう人たちにとっては、アプリケーション部=Androidなのです。



さて、ここまで来れば、

「Nokiaの携帯電話のほとんどで採用されているプラットフォームのSymbianそしてGoogleのAndroidは完璧な組み合わせだ」

の意味が見えてくるはずです。
Kernel部は、Nokia+Symbianで。そして、アプリケーション部は、Androidのものを組み合わせる、と言いたいのです。(もちろん、ライブラリ部のSymbianへの移植が必要です。)
こうすることにより、Androidで懸念される端末数の少なさを補い、開発が難しいSymbian上ではなく、AndroidのJava+WebKitの環境上で開発が可能となるわけです。
そして、これもまた、Androidなんですよね。少なくとも、アプリケーションやサービスを開発する人たちから見れば。

余談ですが、JamVMは、iPhone上で動くそうですね。。。。。。。ということは、上記のiPhone版が可能な可能性が非常に高いですね。
(Androidのソースが公開される日が、待ち遠しいです。)




ということで、Androidといっても、見る人により見え方が違うのです。

Android勉強会も、全九回終了後は、この「人によって見え方が違う」という点を踏まえて、パワーアップする予定です。おたのしみに!

2008年07月24日

vsキャリア

Android SDKで失態を演じたGoogle――その対応もお粗末」という、7月頭くらいにGoogleさんがやっちまったというお話です。

Google I/Oにて、新SDKの存在が明らかになり、コミュニティーが、新SDKを渇望しているところで、↓ファイナリストのみに新SDKを配布していることが明らかになってしまったわけです。そして、皆様お怒りと。

「50組の開発者がこのSDKにアクセスできるが、それ以外の開発者は今年3月にリリースされた旧バージョンを使うしかない」と指摘している。
この姿勢に対して、取り残されたAndroidプログラマーたちから怒りの声が上がっており、iPhone向けのアプリケーションの開発に鞍替えするつもりだという人もいる。

と、当然、GoogleさんにもOSS開発者がいるわけで、わかっていないはずはないわけです。
で、なぜ、オープンに出来ないかと言えば、当然、OHAの皆様、ひいては、キャリアの皆様の意向があるからです。要するに、vsキャリアは、一筋縄ではいかないのです。伊達に、100年以上の歴史を経ていないわけです。<物の類なら、すでに、妖怪になるレベルですから(w

そして、Googleさんも、それを承知しており、キャリアと対等に会話できる人材を1年以上前からどん欲に採用している(という話)のですので、もうすこし、気長に見守るというのが良いのではないかと思います。
(コレが、実を結べば、一気に、いろいろな物がひっくり返る可能性があるのですから。)

2008年07月22日

オープンソースカンファレンス2008 Nagoyaに突撃

オープンソースカンファレンス2008 Nagoyaにて、FLOSS桜山勉強会 Android分科会 の 富永 勉さんが講師を務める「Android勉強会 in OSC2008Nagoya」に、富永 勉さんのご厚意により、我々Android勉強会の講師陣も参戦することが決定しました!

まだ、完全に確定ではないですが、下記のような感じになる予定です。狭い枠に押し込みましたが、当日は、ブース枠ももらえそうですので、より詳しい話を聞きたい方は、そちらに来ていただければと思います。


●参加予定者
・富永さん
・安生さん
・安藤恐竜さん
・木南さん
・近藤さん
・noritsuna


●講演枠
・近藤さん
 Androidポーティングについて

・安藤恐竜さん
 Zaurusにのっけた人たちのProject X風ストーリー

・木南さん
 8月7日に発売予定の組み込みプレス「Google Androidアプリ開発入門」の解説&補足

・安生さん
 Android-SDK-Japanについて

・noritsuna
 支援組織の結成前、意見募集

・富永さん
 自作ORマッパーのAndroid版

2008年07月17日

第七回〜第九回Android勉強会申し込み開始

第七回〜第九回Android勉強会の申し込みの受け付けを、開始しました。


第三クールダイジェスト
申し込みページ
スケジュール


と、なっております。

今回は、「ビジネス」という視点で、布陣を組みました。
これまた、日本最強(w


ということで、興味のある方は、ぜひぜひ、申し込みをよろしくお願いいたします。


ついしん
また、Googleさんへの質問も募集しております。7/27までに、android-info アットマーク siprop.org にお知らせください。
または、第七回勉強会当日でも、構いません。

2008年07月14日

無線x携帯x遊び

DS鬼ごっこで遊ぼ 無線通信で“情報戦”」という記事。


すばらしすぐる。まさに、リアルとバーチャルが融合している。

DS鬼ごっこは、画面に書き込んだ文字や絵を無線で通信し合う「ピクトチャット」という機能を活用。「鬼が来た」「○○君が鬼になった」などと情報を交換しながら鬼から逃げる。鬼が仲間のふりして偽情報を流したり、ちょっとした駆け引きもある。

これに、さらに、AR的なものなどを入れられれば、おもしろいだろうなぁ。DSにカメラを付けて、映し出した映像に探知機のようなものを書き入れると、それに触れたら通知が来るとか。マリオカートのアイテムのような使い方とかで。

これだ、Androidを使って、コレがやりたいんだよ。

2008年07月11日

ソリューション的Android

木南さんの「ソリューション端末」のエントリーが、気になるるるるるる

ダイレクトなマスマーケティングで売る端末ではなく、ソリューション向けの端末から入っていくというのがよい気がしてきた。

こちらに関しては、第六回Android勉強会で、IP-Visonの三浦さんが公表する予定のAndroidビジネスホンは、まさに、その領域の端末となります。
企業内のグループウェアや部署内のアプリなどの情報を、補助的に見るために使う端末という位置づけのものとなり、SIソリューションの一部となる、ソリューションといえるものです。

イメージ的には、auさんのSIP端末と同じようなものと思ってもらうのがよいと思います。こちらは、SIPミドルウェアの上に、SI事業者向けのプログラム領域が用意されていて、そこにSIPアプリを組み込めるため、いろいろなソリューションを提供できるというものです。
Androidビジネスホンも、Googleさんが用意したもののほかに、ビジネスホンやビジネス向けに必要なモジュールを備えたミドル層を用意し、SIできる構造になっています。
(このようなモジュール構造にするために、雷電を組み込んでいます。)




で、なぜ、こんなものを作っているかというと、、、本命的には、ケータイ上で同じコトが出来れば、それが最終形態になるのかなとは、考えています。

しかし、最初のAndroid端末は、ドコモさんから出るとしても、Blackberryのような扱いになる可能性は十分に考えられるどころか、この可能性の方が高いというのが大方の見方なわけです。
(その理由は、第五回Android勉強会の村上さんのプレゼン資料を参照してください。)

と、このまま指をくわえて待っていても、やはり、「ダイレクトなマスマーケティングで売る端末」というところにはほど遠いものしかでてきそうにないと。かといって、『現時点では』、公衆無線端末を自分たちでどうにかするのは難しいわけです。

ならば、その理想とする端末を製造してもらえるような状況を作り上げればよいのでないかと考えて、まず、自分たちでどうにかコントロールできそうなビジネスホンxソリューションに着目してみました。
これで、一種類でも製品になれば、『こういうような市場がある』という、説得材料になり、重い腰も上がる可能性が出てくると考えています。



ということで、理想とするものを手に入れるには、まず、現状出来る範囲で行動するという理念の下、未来の自由に出来る無線デバイスへバトンを繋げられることを願って、日々、邁進中です。

2008年07月06日

Google Tech Talk in 京都

Google Tech Talk in 京都に参加してきました。

Google若狭さんが、Androidがらみの講演をされたのですが、20分ほどの枠で、しかも、モバイルプロダクトをすべての紹介も含むという内容であったため、ぶっちゃけ、概要程度で終わってしまいました。(ざんねん!)

で、講演終了後、交流会のようなものがあり、そこでは、若狭さんが質問責め状態でした。やはり、関心は高いようで、もっともっと、詳しいことが知りたいという方が多いという印象でした。


そこで、丸山先生がいろいろと交渉した結果、Android勉強会第三クールでは、ついに、GoogleからのAndroid勉強会への刺客が送り込まれてくることになりそうです!
まだ、詳細などは決まっていませんが、8月のどこかの勉強会では、Google枠ができることになりそうです!
お楽しみにしていただければと思います。

2008年07月04日

位置情報と何か

ドコモさんが、「ドコモ 利用者の居場所・嗜好反映 今秋「生活支援型」で情報配信」というサービスを、907シリーズから導入するとのこと。

概要的には、こんな感じ。まぁ、モデルとしては、もう、数年前から言われていたものですね。

利用者の好みや居場所に合わせ、店舗やイベント、地域情報などを自動的に配信する「生活支援型」情報サービスを開始する。周辺の小売店の特売など、その時と場所で役立つ情報をタイミング良く知らせる仕組み

で、これに似たアプリを、次回もあると噂されているVoIPカンファレンス用のネタとして、この7月より、実装中だったりします。

ドコモさんのやつは『位置情報+個人の嗜好情報』で対個人向けですが、SNSをベースにした『位置情報+コミュニティー』として、グループ向けのものとなる予定です。で、この仕掛けが、P2P SIP的な何かの雛形となればいいなとか、妄想している今日この頃です。



おまけ
VoIPカンファレンスの発表は、このノリでいくか(w

2008年07月03日

NTTドコモ、今までよりも大幅に低価格な機種を導入へ

NTTドコモ、今までよりも大幅に低価格な機種を導入へ」という記事。


Androidやノキアさんに買収されオープン化が宣言されたSynbianOSなどの、オープン化されるプラットフォームのためのシリーズって感じですね。
本来的には、もっともっともっと、安い価格ゾーンこそがAndroidだとは思いますが、日本国内としてはここが手の打ち所でしょう。

ということで、ドコモ版Androidは、この一シリーズとして投入される可能性が出てきたのではないでしょうか?要注目ですね。

2008年06月25日

国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」

国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」」という記事。


「一機種で100万台も売れれば大ヒット。アイフォーンが成功したとしても、せいぜいその程度なのでは」(通信事業者幹部)

という、この後の口コミの怖さなどがいまだにわかっていないという、かわいそうな発言はおいておいて、気になったのは、↓。

最大手ノキアが今年に入って、「日本市場のシェアを(現在の1%程度から)10%へ引き上げる。1000億円規模の販売促進費の投下を惜しまない」(ノキア関係者)と、日本市場“拡充”の方針を鮮明にしているのだ。
競合メーカー幹部は「日本だけに普及した高機能端末が、世界で当たり前となり、日本市場が異質な市場ではなくなったうえ、国内メーカーの弱体化が目立ち始めたため」と、その理由を推測する。

ノキアさんが、Androidケータイの未来を切り開いてくれるかもしれない!

国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」の続きを読む

2008年06月24日

ドコモ「定額データプラン」の許容通信範囲拡大

ドコモ「定額データプラン」の許容通信範囲拡大」という記事です。

内容としては、下記のようになっています。

ドコモは6月23日、PC向けデータ通信プラン「定額データプラン HIGH-SPEEDバリュー」「定額データプランHIGH-SPEED」「定額データプラン64Kバリュー」「定額データプラン64K」におけるTCPポート 1024〜65535番を解放すると発表した

で、これの示唆するところは、でかいと考えています。
何かと言えば、

不便なモノは、結局、淘汰される

ということです。
さらにいえば、

ドコモさんから、今後、Android端末が発売されますが、もし、

不便な制限が入っていたら、使われない

ということでもあるといえるでしょう。
すなわち、ウィルコムさんやイーモバイルさんなどからは、

かなり、制限が緩いAndroid端末が出てくる可能性

があり、このときに、この状況がまさに繰り返されるのではないかと見ています。

ということで、『Android端末ってどうせ、がちがちのつまらない端末になるよね?』と思われている方、一概にそうとはいえない状況もあると、考えて頂ければと思います。


おまけ
この件は、イーモバイルさん対抗よりは、iPhone誘致を見据えてと思われますが。


おまけ^2
BlackBerryのように、放置プレイの可能性もありますが。。。
ただ、ドコモさん内の社内政治がものを言うことになりそうなので、現状、何ともいえないところのようです。

2008年06月18日

AndroidとiPhoneとPS3とWii

木南英夫さんの「Close対Open」という、エントリーより。


たぶん、洗練されたテーマパーク的なイノベーションはiPhoneからたくさんでてくると思う。でも、泥臭くて実用的なイノベーションはAndroidからでてくると思うよ。


ここが、なんか、グッと来たので、そのエントリーの元となっている記事と絡めてみようか思います。


まず、一番の元となっていると思われる、「「セクシー」は機能ですか?」より。

いまや開発キットだってセクシーさで選ばれかねないのである。


途中の運びは、ムリがありますが、言いたいことはわかるなぁ。

ちなみに、個人的に、「iPhone SDKがよい」理由は、関数型っぽい記述形式になっていて、なんというか、いい意味で『キモい』のですよね。
自分の思ったように動かない、じゃじゃ馬感がたのしすぎる、『そこに山があるから登るんだ!』みたいな感じで。(Hello World出すのに1時間かかったし。orz)

で、Android SDKは、完成度が高いというか、ぶっちゃけ、ただのJavaなので、ただ単にプログラムを書くだけじゃ、楽しくないんですよね。

それが、本稿の「セクシー」なのかな?という気がします。




まぁ、仕事でアプリを書く(とくに、プロマネやプロデューサの場合)となると、また話は違ってくるはずなので、難しいところだろうなぁと言う気が。。。(Javaなら人が集めやすい、などなど。)

そういう意味でも、木南さんの

たぶん、洗練されたテーマパーク的なイノベーションはiPhoneからたくさんでてくると思う。でも、泥臭くて実用的なイノベーションはAndroidからでてくると思うよ。

ってことなんだろうなぁと。




んで、もう一つの元となっている、「iPhoneはなぜアプリ開発者を惹きつけたのか」より。

そのまま読むと、

i-modeの夢よ、もう一度!(世界規模で)

という内容のようですね。大きな萌えポイントは、いまのi-mode開発者が、世界に打って出るチャンスでもあるというところ。


で、木南さんも言っていますが、ここの土俵でAndroidとiPhoneの話をしても、意味がないのですよね。
だって、Androidが目指すのは、こちらのエントリーの話なんですから。

ちょうど良く、対比として、ゲーム機の話が出ているので、(私なりに考える)PS3とWii的な対比の話でも。
Wiiについては、まぁ、概ね書かれている通りかなと。


PS3が見ていたのは、Playstation HOMEの世界。完全にリアルの世界を再現したバーチャル世界。
(コミュニティーエンジンさんのWorld Synthesizer構想とかを、見てもらうとわかりやすいかと。)
要するに、

ゲームとは、リアルな世界で出来ないことを追体験するための世界

と考えていたのではないかなと思います。
任天堂さんの得意とする、カードゲームやボードゲームのような世界感ではなく、しょぼくいえば、鬼ごっこやかくれんぼのようなゲームの世界感を実現したかったのかなと。

ただ、これは、まだまだ、先の話であり、到達するには数年も数十年もかかるわけです。まさに、Androidの構想と一緒です。



で、PS3は、商品カテゴリを『ゲーム』としました。たぶん、ここが失敗だったのかなと。
『作りたいレベルのゲームが作れない』のに、『ゲーム』カテゴリなんですよね。

ですので、Androidも、商品カテゴリをどこに定義するかで、『ビジネスの香り』がするかしないかが、決まるのだと思います。
そして、それを、自分で定義可能なのが、Androidであり、それこそが、『Open』であることの意味なのです。
その一つの答えを、第六回Android勉強会で、見ることが出来るはずです!

2008年06月13日

Androidは雇い主の分身として仕事をするエージェント


Android好きだーーーーー


と、いきなり叫んでみる。


Androidは雇い主の分身として仕事をするエージェント」という、Androidの生みの親アンディ・ルービン氏×「Google Android入門」著者の嶋是一氏 の対談記事です。


このタイトル、、、さらに、、、

エージェントとは、雇い主の分身となり仕事をする人/物のことである。特にここでは、持ち主が欲する情報をインターネットで自主的に集め、持ち帰り、行動提案をするアプリケーションを意味している。

この内容、、、まさに、、、

SIPropの位置付けの俯瞰

私の原点、そのものと言って言いものが、Androidの中に詰まっているのを、実感した対談記事であります。



あのエントリーも、ちょうど2年前ですなぁ。
やっと、おぼろげながら、全部の層がつながり始めたんだなぁとしみじみ実感する、今日の昼下がりでした。

2008年06月04日

ソフトバンクモバイル、年内に「iPhone」

ソフトバンクモバイル、年内に「iPhone」を発売」 との記事です。

各所で、いろいろと盛り上がっているようなので、疑問でも並べてみよう。
誰かが、教えてくれるかも知れない。


●DoCoMoさん、Androidに行ってしまったので、Jobsさんの不興を買ってしまったのでしょうかね?
●DoCoMoさんから、出ることはないのだろうか?
●WWDCに合わせなかったのは、どういうことなんだろう?
●3Gの文字がないですが。。。HSDPA対応(3.5Gですが)がほしい。。。
●SBさん独自の制限は入ったりするのだろうか?

2008年06月03日

第四回〜第六回Android勉強会申し込み開始

第四回〜第六回Android勉強会の申し込みの受け付けを、開始しました。


申し込みページ
スケジュール


と、なっております。

今回は、組み込みとゲームのお歴々という形で、布陣を組みました。
たぶん、日本最強(w


ということで、興味のある方は、ぜひぜひ、申し込みをよろしくお願いいたします。

2008年05月24日

コミュニティーをやる理由

最近、Android勉強会P2P SIP勉強会SIProp勉強会 なんていう、コミュニティーをやっているのかというお話を。

私の目標的には、いうならば、

『シリコンバレー的なベンチャーエコシステムの形成』

を、目指しております。

なんのことかというと、まさに、こちらで横田さんが自ら乗り込んでインタビューしてきたという、IIJの浅羽副社長の思い、そのものです。

浅羽副社長は、この事について日本人技術者の発想力や想像力がないのではなく、このような新しい技術・アイデアを育てる社会的な仕組みが無く、そのような物を具現化するものが無いとおっしゃられた。


何を、大それたことをと思うかもしれませんが、結局のところ、このエコシステムというやつは、

『人とのつながり』

でしかないとおもっています。
たとえば、上記で、『シリコンバレー的』といっていますが、実体としては、

『XXXをやりたいのか?なら、ここの人に会えばいい』
『YYYという技術なら、この人がプロフェッショナルだ』

という風に、やりたいファンクションにマッチした人を紹介してくれる人脈網というのが、その正体です。

さらに、日本だって、ベンチャーにお金を出資してくれるとこはないとか言いますが、実際には、存在します。ただ、出る先が、『出資者の知り合い』とか、『成功者の紹介者』というだけなのです。なら、自分が『出資者の知り合い』になれれば、出資してもらえるわけです。


で、その核となるのが、コミュニティーだと思っているわけです。

(この件に関しては、だったら、海外行けばいいぢゃんって話になってしまうのですが、個人的には、『お金が絶対』的な感じがして、ちょっとなぁというところがあります。もうちょと、ライフスタイルカンパニーよりの企業にも生きる道がほしいのです。)




さて、で、このコミュニティーが何かというと、今までの『Linux(というプロダクトを核とした)コミュニティー』ではなく、意味合い的には、なんのプロダクトも核にない『同じ思いを持った人たち』のコミュニティーというものを、想定しています。

具体的には、今あるコミュニティーとして、

・講演形式
 よくあるセミナーや講義と同じで、講演者が、壇上で一方向でしゃべるという形式のモノ。

・一体感形式
 講演者と参加者が、双方向にコミュニケーションをとれる形式のモノ。

 例としては、1000speakers のような形式。(名前は、ここから拝借)

とあります。
で、この一体感形式が、『同じ思いを持った人たち』で『何かをしたいという思いを持った』コミュニティーなのだと思います。そして、さらに、この一体感をさらに進めて、

・アメーバ形式(勝手に、命名)
 知り合った人たちが、自ら動いて、隣どおしに結びつきを強くしていき、さらに、新しい人への繋がっていくという、自己増殖していくような形式のモノ。
 そして、十分育ってくれば、自己を切り離して、それが新しい何かになる的なコミュニティー的なイメージです。
 インキュベーティブ・コミュニティーというようなイメージも良いかもしれません。

というようなものを、想定しています。
いまのコミュニティーは、『技術で閉じている』感が強いので、もっと、もっと、違うところと繋がっていく、そういうイメージです。
これは、JJUG趣意書にある「組織 - コミュニティのコミュニティ」の理念や『3つの閉じず』に近いモノと見ても良いかと思います。ゆえに、私は、JJUGの幹事になることを承諾したのですから。

そして、これが、最終的には、人脈網である

『シリコンバレー的なベンチャーエコシステムの形成』

に繋がっていくと信じているわけです。




そして、Android勉強会が、分野としても、ケータイからゲーム、組み込み、ネットワークまでと幅広く、しかも、ビジネスに直結しそうであるということで、なにか、違う世界に到達できるのではないかと思って、やってみようという気になりました。
(SIProp勉強会 や P2P SIP勉強会は、ちょっと、このフェーズに早い位置にいるコミュニティーなので。)



おまけ

こういうことをしていると、『なぜ、そんなコトしているんですか?』とか『おもしろいんですか?』みたいなことを、聞かれたりするのですが、『プログラムを開発する理由と全く一緒』で、最終的に自分が利用したいから、『作っている』んです。
なので、私としては、こういうことも、いわゆる『ものづくり』と同じなんです。だから、楽しいんです。
(あと、コミュニティーのお約束、すごい人と一緒になにか出来ることは、楽しいことです。)

2008年05月20日

第一回Android勉強会、終了

第一回Android勉強会を、無事に終了することが出来ました。

講師やボランティアの皆さん、ありがとうございました。
そして、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。


会の方は、100名近い参加人数がおり、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
だいたい、参加者の内訳は下記のような感じとなりました。

Web系・・・5割
エンタープライズ系(コンサルなど)・・・1割
組み込み系・・・2割
ゲーム系・・・0.5割
ネットワーク系・・・0.5割

今後の大きな予定としては、下記のようになっていますので、また、この比率は変わってくるかと思っています。

第四回〜第六回は、組み込み・ゲーム・ケータイ
第七回〜第八回は、Webなどのアプリ開発


そして、これらを軸に、新しいコミュニティーとして形成されていくのではないかと思っております。
みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。

2008年05月18日

その、さらに、先へ

さて、実は、前々回のエントリー前回のエントリーは、まだ、続いています。(そして、これが最後)


完全にリアルが融合してくる世界

が、今回のお題目で、

局所的、刹那的なネットワーク(アドホック通信)が必要な理由

という、ところになるでしょうか?
(実際に、この世界が来るのは、20年以上はあとでしょう。)


さて、前々回のエントリーで、『ネットワーク側に、自分の分身を作る』というお話をさせていただきましたが、これは、

全世界の人が、一つの仮想空間に放り込まれる

ということになります。
これは、セカンドライフMMORPGの世界です。

この仮想空間内では、その自分の分身が、様々な行動(イベント)を起こすことで、日常やゲームが進行していきます。例えば、仮想空間内での売買取引 や モンスターを倒す などの行動ということになります。




では、『ネットワーク側に、自分の分身を作る』という意味での仮想空間の規模は、どのくらいになりそうか、ちょっと、考えてみましょう。

接続者数(アカウント数)としては、ソーシャルグラフのようなものを考えると、コミュニティー別に疑似人格を作るということもあり得るでしょう。例えば、SIPropのnoritsuna や NEETのnoritsunaなどです。

そうなると、実質的な接続者は、全世界人口の数倍、数百億を超える数となるでしょう。


さらに、行動(イベント)としては、ゲーム内では、インターフェースの都合上(マウスなど)、平行には、1イベントくらいしか起こせません。

しかし、現実の世界においては、平行で行動(イベント)が起きえるシチュエーションが、考慮され始めています。

例えば、ユビキタス空間基盤推進協議会 というところで、「場所にucodeを付与する「空間コード」が描く社会」というようなものが、検討・実証実験されています。
(この空間コードとAR(artificial reality)の世界をうまく融合していけば、ずいぶんと面白そうな世界となると思いませんか?『攻殻機動隊』や『電脳コイル』の世界とか。)

そして、このような世界では、

人が一歩歩くたびに、無数のセンサーからのイベントを受け取ることになる

ため、平行で起きる行動(イベント)が、数十という単位になることが予想されます。




さて、ここで、話を現時点での仮想世界に戻しまして、セカンドライフを考えてみましょう。
セカンドライフでは、1つの島(サーバ?)に、50人までしかアクセスできないという制限があります。MMORPGでは、もっと優秀ではありますが、似たような制限があります。


どうでしょうか?本来は、『数百億アカウント x 数十並列の行動(イベント)』を処理したいのに、現時点での仮想世界では、『数万アカウント x 1〜2並列の行動(イベント)』というレベルにしか達していません。

ここまで、桁が違うと順当な進化では、対応することは不可能でしょう。まったく、新しいブレークスルーが必要と思われます。(これでは、みんな大好き『攻殻機動隊』や『電脳コイル』の世界を、実現できないのです!)




すべてが、接続されてはいながらも、すてが、処理できることが重要な課題の一つなのです。
そこで、

・サーバ側
 永続的に保持したい情報
・クライアント側
 刹那的に処理すればよい情報

という風に分けたりして、分散するなんていう方法論を検討していたりするわけです。
(本当は、もっともっと考慮すべきことが山積されています。ありすぎるので、割愛。)


そして、このように、

今までとは全く違う世界を見据えて、その世界で、ちゃんと動くネットワークを、『再』設計して、『新規』に作り直そう

というが、第八回P2P SIP勉強会の講師の大西さんの研究テーマであります。
そして、この勉強会は、この世界の知識の共有や情報交換、議論をしている勉強会なのです。


ちなみに、この話は、NwGNというキーワードの世界のお話となります。
ご興味のある方は、P2P SIP勉強会に参加してみてください。

2008年05月17日

クラウド化の世界を体感した、、、気がする

データウェアハウス&CRM展」に行ってきて、セールスフォース・ドットコムのAppExchange の 6月にリリースされるという新バージョン を、見てきました。


これ、すげーよ。イメージ的には、

Google App Engine + Eclipse(さすがに、Eclipseとは言い過ぎですが) + Ning

すなわち、

アプリケーション実行基盤 + 開発環境 + ソーシャルアプリケーション基盤

を、兼ね備えたモノって感じです。

サービス開発者は、ブラウザだけあれば、開発できちゃいます。
しかも、「ソーシャルアプリケーション基盤」も付いているので、自分が公開したサービスを、誰かが勝手にマッシュアップして、儲けてくれるかも知れないため、積極的に利用するためのモチベーションも生まれるという仕掛け付き。すごすぎる。


しかし、このようなクラウドな世界が来ると、もう、クライアント側は、ブラウザ(Viewer) と 人間とのインタフェース(ディスプレイ、センサー、GPS(ロケーション情報)など) だけがあればよい世界になりそうですね。(あと、ネットワークのリーチャビリティーも、ほしいところ。)

そして、その問題点をあげるなら、ブラウザ と 物理インタフェース の 間をどうつなげるか?という点がありますが、それこそ、昨日のエントリー に繋がっていく話で、Android『的』プラットフォームに期待!ってところかなと思っている次第です。


極端な話、、昨日のエントリーの世界 と 上記の世界 しかなくなってしまっても、おかしくないのでは?と、感じられたデモでした。(大局の流れが、そうなるという意味で。)

2008年05月15日

Distixでの講演

最近、SIPがらみの話をしていると言うことで、Distix にて、SIPっぽい話をしてきました。資料は、こちら。PPT版PDF版

タイトルは、

SIP、次のフィールドへ

として、いまのIP電話としてのSIPの次は何?という内容です。

要約して言えば、

●次のSIP
 ・NGN/IMSで、使われているような汎用セッション用プロトコルとしてのSIP
●さらに、次のSIP
 ・移動し、無数に存在する端末の世界(NsGN)における、ソーシャルグラフ(パーミッションやグルーピング化、セキュリティー)を実現するためのプロトコルとしての真・SIP

という、お話です。

前者は、どうでもよいところなのですが、後者は、少々補足を。

まず、話のでだしとしては、最近のバズワード(!?)でいえば、『クラウド化』の話から入ります。私としても、この方向は、来ると思っていて、直近の数年は、こちらの世界となると思います。
(NGNも、P-CSCFというサーバより先は、全く存在が見えない『クラウド』な世界ともいえなくもないですし。。。)

で、その後、5〜10年くらい先の世界を見据えたのが、今回のお話です。


そして、そのくらいの世界においては、

●無線端末
 ・移動し、且つ、人間が肌身離さず持っている
●センサー
 ・無数に存在し、人間やリアルの情報をデジタル化する

が、台頭してくるのではないかと予測しております。
そして、この世界においては、

●局所的、刹那的なネットワーク(アドホック通信)
 ・その場限りで消費してしまう、情報やサービス
  -ゲームのすれ違い通信
 ・クライアント同士でのサービス提供
  -クライアント端末がサービス提供者(サーバ)になる
●ケータイするデバイス
 ・センサーやスピーカー、バイブレーション
  -物理的な入出力を持ち、物理情報をデジタル化できる
 ・肌身離さず持っている
  -人間をリアルタイムに把握できる

という、状況になるであろうと。
前者においては、アドホックなその場限りのネットワークとなるため、そのような環境で使える『ユビキタスソーシャルグラフ』のようなものが、必要となり、そこにSIPが使えないか?、そして、それこそが、次の次のSIPの役割ではないかというお話です。

簡単には、趣味、嗜好が合う人とグルーピング化されて、情報交換するってイメージです。
例としては(いまいちですが)、街を歩いていて、あるSNSの『お酒好きコミュニティー』に加入している人が近づいてきたら、何か、アクションがある。(または、起こす。この場合は、サーバ的なイメージです。)
そして、それは、

近づいてきたときという、その一瞬の時間だけ意味を成す情報を交換し合うネットワークを構成する

という感じです。

で、後者の話もあるのですが、こちらは、ちょっと、話がずれていて、私がAndroidの先に見ている世界の話となっています。
この手の『センサーが付いた』『肌身離さず持っている』デバイスは、

人間(リアル)の情報を、デジタル(バーチャル)化することができる

ので、

人間のバーチャル化を、手助けするデバイスへの発展

する可能性を持っているのではないかと思っています。
(現時点では、sunspotのほうが、そのもののイメージでありますが、こちらは、現時点では全く手が出せない状態なので、保留中です。もう少し補足すると、PCのようにコモディティー化+超低価格化することが重要なので、そこが見えてこないと、ぐっと来ないのです。)


このへんは、2006〜2007年くらいのエントリーに書きまくっているAIタグが付いているエントリーのお話である、

ネットワーク側に、自分の分身を作る

に繋がっていき、これをより発展させる可能性を秘めていると考えていて、これが、私的にAndroidに期待することであるというお話です。


●この辺なエントリー
SIPropの位置付けの俯瞰
情報をためるということ






ん?「NsGN」って始めて聞いたって???そりゃ、「NGNとNwGNの中間」を意味する私の造語ですから!!!
ん?なんで、「s」か?だって???そりゃ、「sは、Nとwの中間のアルファベット」ですから!!!

と、ちゃんとオチが付いたところで、今日は、お開き。<(_ _)>

2008年05月14日

Android普及行脚

Android勉強会 の 一環として、Android普及行脚をしようかと画策しております。
内容的には、

丸山先生とnoritsunaが、Androidをやっていそうなところに、二人で乗り込んでいって、Androidコミュニティーの輪を広げよう!

というプロジェクトです。
(講演をするわけではなく、ショートミーティングやブレーンストーミングのイメージです。)

もちろん、一回会って終わりとかいうのではなく、コミュニティーを形成して、継続的にコミュニティーを発展させていくための下地にしていくことを目的としています。
(Android勉強会の後半のAndroidマニアックスは、Webマッシュアップのようなお題になるので、こういう雰囲気を出すのもいいかなと思っております。)




どこでもお伺いいたしますので、下記までメールをお願いします。<(_ _)>
もちろん、個人的な活動をしている方のところでもOKです。スタバなどで、お話しさせて頂ければと考えています。
まずは、

android-info あっとまーく siprop.org

まで!

2008年05月09日

Android勉強会in関西に参加

ブリリアントサービスさん主催のAndroid勉強会に参加してきました。
いや〜、楽しい旅となりました。ということで、下記に簡単にレポートを。


●ポーティング談義
・ブリリアントサービスさんのこんどろいど様による、ポーティングの苦労話。

ずいぶんと苦労されたようです。もっと素直に出来ていたのかと思っていたのですが、本当に、いろいろと関門があったみたいです。
ということで、esecにて、15,16日に講演予定だそうですので、気になる方は、是非とも足を運んでみて下さい!


・安藤恐竜さんのZaurusのポーティングの話。

『自分にとっては、たいしたことないかも知れないが、他の人にとっては意味がある一歩かもしれない。だから、ちょっとした情報でもダメだったという情報でもいいから、プレゼンスをあげてほしい。それこそが、オープンソース開発の醍醐味だから』(意訳)

との重みあるお言葉。本当に、オープンソースは、これで動いております。
ぜひぜひ、情報の共有を!>おまえもなー




●懇親会
参加者の皆さんの口々から(いや、一部かも???)

新規の市場を開拓するために、Androidを普及させたい!

『あの世界』は、がちがちに握られており、自由度がない。しかも、すでに飽和状態に達している。これを打破し、新規需要を喚起するには、新サービスや斬新なハードウェアが必要なはずだ。これが出来うる環境がAndroidである。

と。
やはり、みなさん、思いは一緒であると確認でき、これからもAndroid普及活動に邁進していく所存であります。
ちなみに、Android勉強会in関西は、今後も続いていく可能性があるとこと。興味のある方は、どんどんとブリリアントサービスさんのBlogへアクセス!




ついしん
そして、早くDroidBenchのNET部つくれとのお達しが。。。
すんません。いま、サーバ側作っているところで、止まってマフ。。。
雨が降るようなら、週末にでも!

2008年05月07日

第一回〜第三回Android勉強会、申し込み開始

第一回〜第三回までのAndroid勉強会の申し込みを開始しました。

■概要
●第一回
 -5/19(月)開催予定

・Android基礎開発セミナー
 -登壇者
  -丸山先生
 -セッション内容
  -「Activity と Intent」
   -Androidプログラミングで、もっとも基本的なクラスは、Activityクラスです。ユーザ・インターフェースをもつAndroidのアプリケーションは、すべて、Activityクラスを継承して作成されます。Activityクラスをプログラム中で呼び出す時に、Androidでは、Intentというクラスのインスタンスを利用します。メソッドの呼び出しに引数が渡されるように、Activityの呼び出しには、Intentが渡されます。あるActivityが、どのような種類のIntentを受け入れるかは、AndroidManifest.xml というファイルで定義されています。

・Androidマニアックス
 -登壇者
  -豆蔵 Androidチーム
   -Google Android完全解説の執筆陣
 -セッション内容
  -「Intentで遊ぼう〜気持ちを伝え合えばつながる未来がある〜」
   -本セッションでは、GTalkServiceのsendDataMessageを用いた、位置情報表示アプリのデモを通して、Intentの具体的な利用方法を紹介します。Androidのアプリケーションは、モバイルデバイスへの組み込みアプリですが、従来のJava SEを利用したプログラミングが出来る開発者であれば、違和感無く開発に携わることが出来ます。特に素晴らしい点は、既存のWEB系のサービスを今までの開発と同じように利用できることです。Androidは、ハードウェア開発者にとって夢があるプラットフォームですが、ソフトウェア開発者にとっても同様で、大きな夢を秘めています。本セッションの中で、その夢の片鱗を少しでも感じて頂ければと思います。


●勉強会/第二回
 -5/26(月)開催予定

・Android基礎開発セミナー
 -登壇者
  -丸山先生
 -セッション内容
  -「ViewとLayout」
   -Androidのグラフィカルなユーザー・インターフェースは、Viewと総称されます。Viewは、画面上の矩形領域を描画して、ユーザからの入力を受け取りそれに応えます。Activityの最も大事な仕事の一つは、Viewを生成することです。Androidでは、Viewは、もちろんプログラムで記述することができるのですが、res/layoutディレクトリーに置かれたXMLファイルをつかって、そのレイアウトをあらかじめ静的に定義することが可能です。

・Androidマニアックス
 -登壇者
  -嶋 是一さん
   -Google Android入門 携帯電話開発の新技術 の 著者
 -セッション内容
   -執筆時の苦労話やケータイ業界の視点から、Androidに鋭く切り込んでいただく予定です。

●勉強会/第三回
 -6/2(月)開催予定

・Android基礎開発セミナー
 -登壇者
  -丸山先生
 -セッション内容
  -「ViewGroupとWidget」
   -内部に複数の子供のViewを持つ特別のViewを、ViewGroupと言います。Layoutの基礎になるクラスは、このViewGroupです。Layout/ViewGroupの機能を使って、ある目的のための専用Viewをwidgetとして作成することができます。Androidでは、沢山のWidgetが、あらかじめ提供されています。

・Androidマニアックス
 -登壇者
  -株式会社ケイブ の 安生 真さん
   -ケータイ向けなどのゲームを作成されております。
 -セッション内容
  -Android上でのゲームに関するお話をしていただく予定です。

●丸山先生からのメッセージ


丸山です。

20世紀の最後半期1995年ぐらいから、二つのネットワーク技術が爆発的に発展します。
一つは、言うまでもなくインターネットで、もう一つは、携帯電話です。

二つのネットワーク技術は、基盤レベルでは、急速に融合しつつあるのですが、ユーザに
とっては、まだ、二つの異なる技術のままです。
21世紀の最初に四半世紀は、この二つのネットワーク技術の統合を中心として、IT技術が
進展すると、僕は思っています。

そうした中でAndroidは、非常に面白いポジションにあるプロダクトだと感じています。
先日のCCCで、Androidの可能性について、5分くらいで話をしたのですが、改めて紹介
したいと思います。

第一。Androidは、グローバルなレベルで、携帯の一層の普及の起爆剤になる可能性が
あります。

ご存じのように日本は携帯王国で、一億台の携帯があります。ただ、数的には、もう、
飽和しています。一方、グローバルには、22億台の携帯があって、その半数以上14億台は、
いわゆる発展途上国にあるそうです。携帯は、ある意味、生活の豊かさのバロメータです。
日本のように、ほとんど一人一人が携帯を持つことが、豊かさのシンボルであるなら、
また、世界がこれからも経済発展を続けるのなら、あと10年〜20年のスパンで考えれば、
世界の携帯市場は、50億から60億に膨れ上がるでしょう。

第二。Androidは、CloudによるサービスのViewerとして、生活にとって不可欠のツール
として普及する可能性があります。

グローバルには、905iやiPhoneのような、高機能でファッショナブルな携帯が成功する
とは限りません。それにしても、これからのどんな低価格な携帯電話も、通話機能に
加えて、ネットに接続できることは、不可欠の要件になると思います。100ドルPCのプロ
ジェクトは、興味深いものです。ただ、そこではネットワークへの接続の問題が十分には
考慮されていないと思います。
われわれは、いつでもどこでも、あるいはどんなデバイスを通じても、Cloudに接続する
ことができるという経験を、この間、得てきました。この経験は、きっと世界中に広がる
でしょう。

第三。Androidは、いわゆる組込系の、共通のプラットフォームとして成長する可能性が
あります。

コンピュータの世界は、基本的には、企業の情報システムを中心に発展して来ました。
ただ、今日では、コンピュータは、家電製品、自動車、工場と、生活のあらゆるところに
浸透しています。PCやサーバーのOSが、比較的少数のタイプに収斂しているのに対して、
組み込みの世界では、製品ごと、メーカーごとと言っていいほど、多数のプラット
フォームが存在しています。
これは、本来は、共通化できる技術を、それぞれが独自に開発しているわけで、経済的
にも無駄があります。

第四。Androidは、adhocなネットワーク・デバイスとして、新しいサービスの担い手に
なる可能性があります。

adhocなネットワークというのは、固定したネットワークではなく、仮想的に、任意の
ノードと動的にネットワークを構成する能力を持ったネットワークです。最近、ゲームの
世界でブレイクしている「モンスター・ハンター」も、adhocなネットワーク技術の応用
です。現在の携帯では、そうした拡張が自由にはできないのですが、Androidなら、簡単に
そうしたサービスの提供が可能になります。

第五。Androidは、新しいP2P技術とその上のサービスの、新しいプラットフォームになる
可能性があります。

マシンの性能とネットワークのスピードの劇的な向上は、これまでPCが主要に担ってきた
P2Pのノードの役割を、携帯が担うことを可能にするようになるでしょう。

こうして、さまざまの分野の、技術的な関心、サービスへの関心が、一つに交りあう、
絶好の機会をAndroidは、提供しているように思えます。

興味がある人は、是非、Android勉強会に、参加してください。

■申し込み
 -申し込み方法の詳細は、こちら

●申し込み方法
 「android-apply-1 あっとまーく siprop.org」まで、下記フォーマットにて、メールをお願いいたします
  *「あっとまーく」を「@」にしてください。
●申し込みフォーマット
 -宛先
  -android-apply-1 あっとまーく siprop.org
 -件名
  -勉強会申し込み
 -本文
  -お名前/ニックネーム
   -本名である必要はありません
  -連絡先
   -メールアドレスをお願いいたします
  -備考
   -あれば、どうぞ。


以上、皆様の申し込み、お待ちしております。

2008年04月29日

Android勉強会開催決定

Android勉強会、何も決まってないけど、決定しました!<いみふ

開催宣言は、丸山先生自らの手により、こちらに、すでに投稿済みであります!( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
(そして、さりげなく、講師の募集もしております。)


連休が明けたあたりから、Androidの普及と開発経験の交流を主な目的として、隔週に一回程度のペースで、Androidの連続勉強会を開きたいと考えています。

枠組みとしては、wakhok+早稲田大学主催で丸山がこの間行ってきたレクチャーシリーズのサブ・セミナーという形を、いまのところ考えています。

レクチャーシリーズのこれまでの取り組みについては、
http://www.c-sq.com/modules/article/index.php?category=5
http://satellite.wakhok.ac.jp/podcast/xml/maruyamalecture.xml
http://www.infoq.com/jp/Marulec
をご覧ください。

昨年度は、「Googleの分散処理技術」と「SOAの標準技術としてのSCA」という二つのサブセミナーを展開してきました。前者のサブセミナーの資料は、以下にあります。
http://www.c-sq.com/modules/article/article129.html

丸山の早稲田への転出に伴って、今回のサブセミナーは、早稲田大学主催、はこだて未来大学の協賛という形で、行う予定です。

現在、このMLに参加している皆さんには、是非、このセミナーで講師として、登壇してもらいたいと考えています。セミナーのコンテンツの構成としては、丸山が、Android技術の構成要素の基礎的・基本的な部分を解説して、皆さんには、得意な分野で、デモと開発体験談を交えて、濃い話をしてもらえた
らと思っています。

よろしくお願いします。

もう、誰も、止められません!
というか、スピードが速すぎて、私も、混乱気味です!<だめじゃん


ということで、みなさま、ご協力よろしくお願いいたします。
われこそは!という方は、ぜひとも、ご一報頂くか、上記MLで宣言して下さい。

Android勉強会開催決定の続きを読む

2008年04月26日

Android勉強会 東京支部発足???

Googleさん主催のAndroid Hackathonの終了後は、「豆ナイトの桜散る、Android咲く」に参加してきました。
告知期間が、ほとんど無かった割には、人が集まっており、豆ナイトやAndroidの威力を再確認した次第です。

で、内容は、

まだ、Androidを触ったことない人向けの啓蒙

というようなもので、Androidが出来た背景やら、基本コンポーネントの非常にわかりやすい説明に特化されており、これから始めようという人には、良かったのではないでしょうか。
Androidは、独自のお作法がありますので、こういうのは非常に重要なのですよね。さすが、豆蔵さんは解っていらっしゃるという内容でした。




ということで、ラーメンサラダを喰う会、懇親会へ。

で、よくよく考えると、この場に、

●組み込み系
安藤恐竜さん
ブリリアントサービスさんのBlogの中の人

●アプリを作られている
・豆蔵のAndroidチーム
adamrockerさん

と!
さらに、丸山先生とデベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」で一緒だったスピーカーさんは、ゲーム系の人たち。

これは、せっかくなので、皆の力を集結しない手はない!ということで、

盛り上がるのを待つのではなく、こちらから盛り上ましょう!

と!
そして、ブリリアントサービスさんが、Android勉強会をやられるということですし、ちょうど、丸山先生もノリノリで勉強会を開催したがっておりましたので、

Android勉強会宣言

をしてきました!
これを機にいろいろな分野の人を取り混ぜて、盛り上げていけたらと思っております。わたしは、Androidの開発系では、直接、市場に何かを訴えることは出来なそうなので、偉大な方々が叫ぶ場を作るとか裏方で貢献したいと考えております。


ということで、ブリリアントサービスさんのAndroid勉強会のときに、なにか、素案でも持って行けたらなぁと思っておりますので、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

2008年04月25日

Googleさん主催のAndroid Hackathonに参加

昨日に引き続き、Googleさん主催のAndroid Hackathonに行ってきました。こちらも、後日にいろいろ公開されるらしいので、期待していてください。

その名の通り、Android開発Hackathonです。
以前の告知どおりに、デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」の参加者より、有志を募って開催されました。

ちなみに、Googleさん的には、社外向けにこういうイベントをやるのは、初めてらしく、反響があれば、いろいろなテーマで追加企画したいとおっしゃられていたので、『参加したかったぜ!』とか、メールなど送っておくと、またあるかもしれません。




ということで、参加者何チームかに分かれて、何か作りました。

んで、我々のチームは、安藤恐竜さん と ブリリアントサービスさんのBlogの中の人(名前だしOKか不明なので) と 私の3人チームでした。

んで、ソフト的には、

Androidは、いろいろなメーカーがいろいろなハードを出すから、ケーパビリティーとスペックチェックが出来るアプリは必要だよね

ということで、まずは、スペックチェック用にとbenchmarkアプリの開発をすることにしました。
具体的には、

安藤恐竜さん・・・3D測定
           ゲームで重視される
近藤さん・・・float測定
        組み込みチップでは浮動小数点アクセラレータがない可能性があるため、測定することが重要
私・・・ネットワーク帯域測定
    無線の帯域がどのくらいかは、通信アプリにおいて遅延となるため、リアルタイム製が求められる場合に重要

というような感じです。
まぁ、コード的には、皆さん似たような感じで、処理をブン回してかかった時間を返すだけという簡単ベンチアプリです。
近いうちに公開される(or する)予定なので、少々お待ちを!!!
*ブリリアントサービスさんのものは、こちらで公開中です。

他チームモノも、後日にいろいろ公開されると思いますので、よろしく!



感想的には、プロダクトを知り尽くしているデベロッパー アドボケイトのJason Chen氏 や 各分野のエキスパートであるGooglerに直接アドバイスをいただけるので、高度なこと実現するための手法を湯水のごとく、出し合って議論できるため、相当楽しいコーディングタイムとなりました。というか、これは、中毒になるくらいヤバイ。

ということで、腕に覚えのある方は、Google App Engine や OpenSocial の Hackathon やりてぇ!と声を上げておくと、実現されるかもしれません。

2008年04月24日

デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」へ参加

以前の告知どおりに、デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」にて、デモしてきました。

ひとりだけ、明後日の方向で

10年後の無線ネットワーク基盤のハードウェアとして

というようなものだったのですが、幾人かは、SIPを知っている方もおられたようなので、今までよりは受けたのかなと、勝手に思っております。

具体的には、本Blogでいつも言っているような話を、Androidちっくに言い直した話で、P2P SIP勉強会系の話に近いモノです。
P2P SIP勉強会系の話とは、20年くらい先に『clean slateで考え直された、IPではないまったく新しいネットワーク世界』があり、そして、その間の10年くらい先に『完全に無線ネットワークが、IP上に統合された世界』というものがある、それ故に、それらの世界を見据えて基盤ソフトウェアを作ろうというお話です。で、今回は、後者の『完全に無線ネットワークが、IP上に統合された世界』がテーマです。

そして、この世界のキーワードは、下記の辺りで、このベースのデバイスとしてAndroidに目があるのではないか?という部分を付け足したお話が全体像となります。

●移動ノードである(今までは、据え置き型のノードしかなかった)
●一人一台から、一人複数台へ(皆さん、ケータイ電話の他に、無線通信が出来る機器って持ってますよね?PSPとかNDSとか。)
●局所的な通信、刹那的な通信(NintenDogsのすれ違い通信など、其の場限り且つその瞬間だけ消費されればよいデータ)

PCのように、AndroidチップセットやAndroidマザーボードのような規格品に近いモノが出てくれば、急速にハードウェアの価格が下がる可能性があり、そうなるといろいろな形で『実は中身はAndroidなんです』という機器が出てくるだろうということです。そのときに、必要になりそうな基盤ソフトウェアの雛形の紹介でした。

ちなみに、JJUGのクロスコミュニティカンファレンス 2008 Spring用に、プレゼン資料を作っておりますので、そちらが完成しましたら、アップする予定ですので、詳細は、少々お待ちください。
また、丸山先生より、本公演「Android とその可能性」の後半15分ほどを頂いて、Android関連のデモということだったのですが、『もう少し、しゃべって!』というリクエストがありますので、現在、資料を拡張中なのです。




そして、こんな開発者コミュニティーが出来たようです。
なんと、今回の基調講演をされた、デベロッパー アドボケイトのJason Chen氏も入っておりますので、Androidの開発をする方は、是非とも、登録してみてください。濃い情報が流れるのではないかと思います。

*Googleさん主催というわけではありません。スピーカーの一人、安生さんが立ち上げた草の根コミュニティーのようです。

2008年04月19日

JJUGのCCC 2008 Spring と Googleデベロッパー交流会

丸山先生より、JJUGのクロスコミュニティカンファレンス 2008 Springでの丸山先生の講演「Android とその可能性」の後半15分ほどを頂いて、Android関連のデモをしてきます。

タイトルは、

「ケータイなら、クライアント間通信が面白いよね!」

っていう感じで、前回のエントリーのPIPのデモをしてみようかと思います。

言いたいことは、

肌身離さず持ち歩くデバイスだから、PCと違ってリアルタイムコミュニケーションが新しい視点として入ってくる。それをうまく使いこなせば、新しいアプリケーションが生まれるかも知れない! ぜひ、皆さん、挑戦してみてください!

ってことです。Androidをただのケータイ電話の延長ではなく、全く新しいデバイスとしての可能性を考えてみたいと思っています。

■■■■ クロスコミュニティカンファレンス 2008 Spring ■■■■
□ 開催概要
日時: 2008/04/30 (水) 9:30 - 20:30 (開場 9:00)
会場: 秋葉原ダイビル コンベンションホール
参加費: 無料
主催: 日本 Java ユーザグループ






さらに、デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」でも、丸山先生のお供でデモする予定です。こちらは、何がどうなるのか、解っていません。(w

デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」

【日  時】: 2008年 4月 24 日(木) 14:00 - 17:00 (受付開始 13:30)
【会  場】: アカデミーヒルズ
      〒106-6149 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 49F
【対象者】: Android SDK でアプリケーション開発に強くご関心のあるデベロッパーの方
【参加費用】: 無料(事前登録制)
【定 員】: 150名
【主  催】: グーグル株式会社

※すでに、参加は締め切られているようです。すみません。。。

2008年04月18日

PIP-Android完全版

ついに、以前のエントリー「PIP-Android」で作成したAndroid版PIPを動作させる環境の作成に成功しました!!!

Androidに任意のIPを割り当てる方法」により、VMWare上に構築したCentOS4.6上で動作するAndroid と 無線LANを装備した「Zaurus Android」 の 間での動作です。


実際に動作を試した結果、一部に致命的な構造ミスがあることが判明したため、修正いたしました。
最新版は、「こちら」よりダウンロードしてください。


■Serviceにおいても、Workerスレッドへのアタッチが必要なため、修正した
●Androidにおいては、インスタンスを生成したスレッド(Workerスレッドor親スレッド)以外のスレッドから、そのインスタンスへアクセスすることが出来ません。
そのため、Handlerクラスというモノが用意されており、これを利用してアタッチします。

今回の修正では、この作法に基づいた修正を行っています。

●PIPでは、Socketの待ち受けように別のスレッドを起動しいています。そのため、上記の制限に引っかかり、ServiceやActivityのインスタンスにアクセスすることが出来ません。
そこで、下記のような変更を行いました。

・PIPAgentやMSRPAgentが、IMServiceへコールバック通知する部分を、下記のように修正
Handler#sendMessage(Message)関数を用いて、Handlerへ任意のメッセージを送信する

Handler.sendMessage(Handler.obtainMessage(0, 0, 0, new EventMessage(IMEvent.onNewSession, new Object[]{c.getCallId(), request})));

※EventMessageクラス・・・Handlerを介してやりとりするためのメッセージ。イベントの種類と引数(PIPメッセージやコールID)を保持している。


・IMService上で、上記のHandlerへのメッセージを受信し、IMServiceの任意のコールバック先関数を呼び出す

Handler#handleMessage(Message)を、Overrideして、イベントの種類に合わせて、呼び出し先メソッドの振り分けを行います。
注意点は、このHandlerのインスタンスは、Serviceのインスタンス生成の時点と同じタイミングで、生成する必要がある点です。onCreate()などのタイミングで生成してはいけません。

※IMServiceクラス内
private Handler mHandler = new Handler() {
  @Override
  public void handleMessage(Message handlerMessage) {
    // EventMessageは、存在するかチェックする。     if(handlerMessage.obj == null || !(handlerMessage.obj instanceof EventMessage)) {
      super.handleMessage(handlerMessage);
      return;
    }
    // EventMessageを取り出す。
    EventMessage msg = (EventMessage)handlerMessage.obj;
    Object[] objs = msg.getArgs();
    // イベントの種類により、IMServiceのコールバック先メソッドを選択する
    switch (msg.getEventType()) {
      case onNewSession:
        // 引数と共に、コールバックする
        imService.onNewSession((String)objs[0], (PIPMessage)objs[1]);
        break;
    (以下略)


2008年04月12日

VoIP Conference Fall 2008の講師募集について

VoIP Conference Fall 2008の講師募集について」と、なんと、今年は秋にもVoIP Conferenceが開催されます!
(噂では、VONに対抗とか、そうじゃないとか。。。)


ということで、講師を募集しているとのことです。我こそは!という方がおりましたら、是非!

そこで講演をして頂ける方を募集します。講演時間は質問時間を入れて一人1時間強を予定しています。
□講演条件
VoIPまたはVoIPに関連した講演(サービス、技術のどちらでも構いません。特定の製品・サービスの話よりも一般的な話題について講演して頂くほうが望ましいです。なお宣伝に対してある程度時間を割いて頂くのは問題ありません。)
□講演日
2008年9月〜11月の土日祝の1日
□会場
未定(都内を予定)
詳しくはMixi VoIPコミュニティのVo}IP Conference Fall 2008トピックをご覧下さい。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29853941

我々、SIPropプロジェクトは、現在、某所と共同開発中の「Androidを使った新サービス」のデモ と 開発秘話(?)のような技術的に突っ込んだ内容で、参戦しようかと画策しております。

2008年03月31日

Androidに任意のIPを割り当てる方法

前々回、途中までしかやらなかった「qemuのtun/tapのブリッジ使用する」の補足です。


こちらこちら を、参考としました。基本的には、これらを参考してもらえれば、問題ありません。下記は、その補足事項となります。


■インストール対象

・CentOS4.6
 - CentOS4.6を、「全てのパッケージ」のインストールとする
・android-sdk_m5-rc15_linux-x86
・dhcp環境は整っているものとする



■準備
・tunctl
tunctlが、入っていませんので、自分でインストールします。こちらより、「Makefile」と「tunctl.c」を入手して、makeしてください。



■設定
前提:こちらをベースとして、話を進めます。

1,「Step2」まで、作業をします。
  実際には、「Step1」の作業のみで、あとは、確認作業です。そのままやれば、トラブルは起きないかと思います。

2,「Step5」まで、作業をします。
  「Step4」が、メインの作業です。
  「Step2」で、閲覧したファイルの編集と言うことになります。
  書き換えが必要な箇所は、下記のifconfigをしているところで、ここのIPを使用したいIPに変更します。あとは、そのまま利用してください。

ifconfig eth1 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 up
route add default gw 192.168.1.1 dev eth1

3,「Step6」の作業をします。
  Codeの2行目、「$USER」は、任意のものに置き換えてください。
  さらに、一番最後のコマンドが、そのままではエラーとなります。下記のように、置き換えてください。

誤:sudo dhclient3 br0
正:sudo dhclient br0

4,「Step7」の作業をします。
  emulatorを起動するところですが、このままでは、pingには応答するけど、実際にはうまくAndroid内のIPにbind出来ていないようです。
  下記のように起動オプションを指定するとうまくいくようです。

${android_sdk}/tools/emulator -console -qemu -net user -net nic -net nic,vlan=1 -net nic -net tap,vlan=1,ifname=net_android

以上で、「2」で設定したIPアドレスに、ホストOS側のネットワークからアクセス可能となります。
これで、ぜひ、ServerSocketなどを利用したアプリケーションを開発してみてください。

2008年03月28日

Androidプレゼンテーション

さて、前回に続いて、Androidのアプリケーションを作りました。

今度は、「Androidでプレゼン!」ということで、プレゼンテーションをするためのツールを作ってみました。
こちらから、ダウンロードできます。ソース&サンプルです。


今回のキモは、「画面の書き換え」です。
通常のView(画面)は、layout XMLによる画面の定義 と それを動的に(DBからのデータを表示など)書き換えるためのActionを定義したJavaアプリという2つのものが連携して、画面が定義されます。

しかし、プレゼンテーションにおいては、

画面の定義 + 次の画面への移動

が、基本的な動きとなります。
しかし、AndroidのView(画面)の仕様ですと、「次の画面への移動」を実現するために、各ページごとのActionのJavaアプリを書かなくてはなりません。

でも、プレゼンを書きたいだけであれば、ActionのJavaアプリまで書きたくありません。

そこで、今回は、layout XMLだけで、「次の画面への移動」が出来るようにしました。


■仕様
・layout XMLによる、画面の定義
layout XMLのファイル名を、

presentation_page_N.xml
N・・・ページ番号

各ページの画面を定義することにより、「presentation_page_N.xml」が1枚に付き、1画面として構成される。
Viewは、全て使用することが出来るため、通常のAndroidのViewと同じ手順で記述可能。

※次のページへは、「↓」または「→」キーで、前のページへは、「↑」または「←」キーで移動する。

・テキストのフェード処理の追加
「次の画面への移動」と同じ動作で、ViewFlipperが動作するように改良。




■キモの解説
・ActionにおけるView(画面)の設定とは?
Action内で、layout XMLを画面として設定する(layout XMLとして、presentation_page_N.xmlを適用したい場合)には、

setContentView(R.layout.presentation_page_N)

のように、行います。
こうすると、layout XMLに定義された画面がAction(アプリケーション)に適用されます。


・R.layout.presentation_page_Nとは?
R.layout.presentation_page_Nは、Androidが自動で生成する「Rファイル」と呼ばれるものの一部です。

layout XMLが、「R.layout.layout XMLのファイル名」という命名規則にしたがって、Rファイル内に「static int」型として、登録されます。

そして、これを使用して、layout XML情報を取得するという形なのです。


・presentation_page_N.xml の取得
少し考えてみると、

「R.layout.presentation_page_N」は、「static int」型であり、Androidにおいては、変更されないことが前提となっている

と予測されます。
しかし、

「static int」型ということは、事前に作られていることも前提となっている

ということでもあります。
が、

「R.layout.layout XMLのファイル名」という命名規則は決まっている

のです。
ということは、

layout XMLのファイル名に命名規則があれば、RファイルからReflectionAPIを用いて取得することが可能

であります!

・まとめると、、、
ということで、下記のような処理を行っているのが実体となります。

1,layout XMLのファイル名を、「presentation_page_N.xml」という命名規則に基づいて定義する(N・・・ページ番号)
2,ReflectionAPIを用いて、Rファイルのlayoutから、presentation_page_Nという名前のFieldを取得する
3,上記のFieldから、int値を取得して、ListやMapに保持しておく
4,次ページ処理時は、上記のListやMapから、layout XMLのファイル名のintを取得して、setContentView(int)メソッドで、画面(VIew)の書き換えを行う。

ということで、Androidアプリと言うよりは、Androidハックという感じの一発ネタアプリとなっております。(;^_^A アセアセ・・・

2008年03月26日

PIP-Android

SIPropプロジェクトのみんなで書いた書籍「俺流プロトコル実装入門」内で、作成しているチャットアプリケーションを、Androidに移植してみました。

ダウンロードは、こちらより。

移植とか、大げさな事書いていますが、実際には、PIP-Stackには一切手を入れずに、そのままです。
一部を、Androidの作法に合わせて、書き換えました。



■やったことのメモ
・swingなどのGUI部分を、Android-Viewに合わせて書き換えた
・PIPAgentとMSRPAgentのプロトコルハンドリング部分を、Android-Serviceに合わせて書き換えた



■制限
・エミュレータ上では、外部からの着信がポートフォワードでしかできないため、実際には動作しません。
⇒実機が出るまで、辛抱強く待ってください。orz



■俺流Anroid実装入門
私が、開発した手順を記載しておきます。何かの足しになれば。。。

0,ApiDemosというデモアプリが用意されています。
  そして、emulatorを起動すると、メインメニューからすぐに試すことが出来るため、当面の開発は、これを見ながら、コピペしていくのがスタンダードだと思います。
  ただ、Androidの作法に則って書かれているため、少々、普通の開発と違うところがやっかいですので、デモアプリを追う方法を後述いたします。
  基本的なAndroidの作法などは、2008/03/14にあった丸山先生のレクチャーシリーズの「Google Androidの世界」のハンズアウトを参考にすると良いと思います。

1,ApiDemosには、何種類かのアプリケーションが入っていますので、一つずつ実行しながら、自分が実装したいアプリケーションに近いものを探します。

2,アプリが見つかったら、次に「動作が記述されたjavaソース」を探すことになります。
  これは、「samples」ディレクトリにデモアプリの上部バーに書かれた名前と同名のjavaファイルとして、あります。

3,こちらは、動作が記述されているだけで、UIのレイアウトはありません。
  そこで、「レイアウト情報が記述されたXMLファイル」を探すことになります。
  これは、「res/layout」にソースコードと同名のXMLファイルとして、あります。

4,さらに、「ボタンに表示するテキストなどのリソース情報」は、別に記述されています。
  これは、「res/values/strings.xml」に記述されています。
  ※「3」のファイルも含めて、「@id」や「@string」などは、「res」ディレクトリのどこかのXMLファイルで宣言されています。そして、これらが、「Rファイル」として、コンパイルされています。

5,また、「Serviceの場合」には、AIDLファイルという「提供するサービスのインタフェース」を記述する必要があります。
  javaソースと同じディレクトリに、「I + javaソース名」で、 AIDLファイルとして、あります。

6,最後に、「Androidへの登録」は、ルートディレクトリにある、AndroidManifest.xml で行います。
  「2」の名前で記述されていますので、AndroidManifest.xml ファイルの中を探します。

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2008年03月19日

Androidを使ったアプリ

2008/03/14にあった丸山先生のレクチャーシリーズの「Google Androidの世界」の講演を聴いてきました。

それに触発されて!!!という、ワケではないのですが、4月からのSIPropプロジェクトの新プロジェクトとして、下記のようなものを開発予定です。
簡単には、KDDI研究所さんが開発した「RSS x SIPプレゼンス」という、マッシュアップ(?)を、オマージュ(?)して、「RSS x Androidプレゼンス」をやろうかと考えております。
さらに、もう一つのポイントとして、全てOSSを用いて構築する予定です。




まとめは、こちら




おまけ
これが、うまくいくようなら、次は、P2Pチックなアプリを作りたいですね。丸山先生も、その方向に興味があるとのことですし、ご一緒できればと考えております。

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