2008年02月21日

現場よりNGNへ期待すること

NGN:アプリ・プラットフォームや回線認証に可能性秘める」という記事です。

NTTさんが、回線認証に目覚めたのかと思ったのですが、どうやら、現場の意見のようです。
日経コンピュータ記者と日経コミュニケーション記者が、答えているという構図です。

日経コンピュータ記者さん、曰く。

ポイントは,NGNではこういった機能(テレビ会議やIPセントレックス,あとコンテンツ配信,スケジューラなど)を,認証機能付きで使えることです。

やはり、現場では、このへんのニーズが高そうですね。
(というか、逆に考えると、現時点では、コレしか、使い道が無いともいえる)


そして、Web系アプリケーションサーバとの融合のお話。

NECは,SIP(Session Initiation Protocol)をよく知らなくてもNGNのアプリケーションを開発できるように「NGNミドルウェアパートナープログラム」を開始します。SIPは, NGNの中核となる通信プロトコルです。共通のAPI(Application Programming Interface)を開発するとともに,接続性を検証する環境を用意したセンターを設立します。ここで,開発したアプリケーションの動作を検証できるわけです。

APIできましたら、速攻で、雷電の方に取り込ませていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ぜひとも、ライセンスとか、勘弁してください。<(_ _)>

海外では,企業もWebSphere,通信事業者もWebSphereとなっているケースが多く,すごくシステムを構築する際のスピードや柔軟性が上がっています。

日本国内でもNGNのシステムは,企業のシステムの親和性に配慮してほしいところです。携帯電話のように“機能は高いけれども独自仕様”みたいになると使いづらいものになってしまいます。

ということで、『エンタープライズ向け』の期待値は、膨らんでいるようですね。よきかなよきかな。




ついしん
『コンシューマ向け』の件については、問い合わせないであげてください。

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