2008年03月17日

オープンソースプロジェクトの人々

たまには、こういう話も。(べ、べつに、VoIP系の話題がないからじゃ、無いんだからね!orz)

ひがさんのエントリー、「モッチーに絶望した」と、dankogaiさんのエントリー「オープンソースプログラマーの利己的遺伝子」から。

なぜ、オープンソースをやるのか?的なお話です。

ひがさんが、その理由として、

Matzは、いい意味で利己的にオープンソースをやってると思うけど、おいらは、人のために役に立てると思うからオープンソースをやる。だってさ、自分のため(利己的)にオープンソースをやるのは、つらすぎるもの。
By ひがさん

で、あると。故に、

しかし日本人でたった一人だけ、世界中の人々が使うソフトウェアをオープンソース方式で開発したリーダーがいる。
By 梅田さん

このへんに反応したのではないかと思います。
こんな言い方されると、オープンソースプロジェクトを知らない人には、どう読んでも

他の日本のオープンソースプロジェクトは、役に立ってない

としか読めないですから。。。
これは、「オープンソースプロジェクトを知らない人」には、負の影響が強すぎるので、ぜひとも、修正をお願いしたいです。




と、ここまでは、声を上げておくべき話と言うことで、おまけ的に、「オープンソースプロジェクトへの参加すること」というお話を少々。

私が、ここ4年ほど、いろいろな勉強会や懇親会に参加して思ったことは、(この手のところの顔を出す)技術者の方は、いろいろとしゃべったりして、自己表現をしたい人が多いのだなと言うこと。

でも、シャイな人がとても多いので、なかなか、自らって訳にはいかないようです。


そこで、「みんなで、いろいろしゃべろうぜ!」と、「居酒屋で開催が決まった」のが、「SIProp勉強会」だったりします。(とくに、プロトコル屋さんやネットワーク屋さんが、しゃべる場も交流する場も、ほとんど無いので。)
いつでも、だれでも、ツッコミできるような規模で、そして、仲間うち的な雰囲気を醸しつつ、開催しております。
(まさに、「1000Speakers」と、同じといってよいでしょう。)

もちろん、みなさん、いろいろとプレゼンやらツッコミやらをしまくりな状況で、かなり、楽しい時間を過ごしております。
※ただ、内輪感が出るので、あとから入りにくいという弱点もあるので、そこをどうしようか模索してはいます。実は、次回は、これに対応したゲリラ的勉強会を開催予定です。



で、次のステップとして、そこに集まった人で起業したり、オープンソースプロジェクトへ参加したりと分かれていくのかと思います。

実は、まさに、私自身が、そういうステップを踏んだため、記しておこうかと思ったエントリーでした。
ひとまず、何か、語りたいことがあったら、是非とも、各地で開催されている勉強会に参加してみてください。きっと、何か、新しい道が開けるはずです。



おまけ
で、今の密かな課題が、起業するとか、オープンソースプロジェクト参加というところまでは、重くなく、でも、何か生み出せるスキームが無いかなぁと、思う日々。

一つは、起業しやすくするorリスクを下げるという路線で、IIJ-IIでやろうとしているスキーム作り や 某氏の「10億でよろしく計画」があるのかなと。

一つは、短期決戦開発という路線で、開発合宿 とかかな。


前者は、まだ、難しそうなので、ひとまず、後者のようなものをやりたいなぁと思う今日この頃。


追記
こちらで、

叩かれるのが怖い

というお話が。
確かに、叩かれるのは、いやなのですが、現実問題として、そんなシチュエーションありません。
小規模だと、叩く人なんていやしません。

なぜなら、こういう場に来ている人は、この話がわかっている人ばかりだから。

だって、「すごい人」だって、自分たちと同じ時期があったはずなんです。そして、そのときの苦悩だって知っているはずなんです。
だから、安心して、しゃべってきてください!

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