2009年12月03日

Funnel Tap


「Funnel Tap」

なるものを、作成してみました。
何かと言いますと、

Funnel I/O + XBee + 感圧センサー組み込み済みタップシューズ =タップダンスにおいて、タップに合わせて、MIDIから音を出す。

という、フィジカルコンピューティングデバイスの一種となります。

●構成図




■構成説明
●Funnel I/O + XBee

本家 を見ろってことで。<(_ _)>

というのもアレすぎるので、簡単に説明しますと、Funnel I/Oとは、アナログやデジタルの入出力(I/O)をお手軽に扱うことが出来るデバイスで、XBeeとは、そのFunnel I/OのI/Oの取得部分を無線化するためのデバイスです。

●圧力センサー
FSR(Force Sensing Registor)というセンサーを利用しています。これは、INTERLINK ELECTRONICS社が開発したPTF(Polymer thick film)を用い、感圧部に圧力を印加すると内部抵抗値が低下するセンサデバイスです。


・FSR402


・FSR406


これを、タップシューズの中に組み込んで、タップ時のインパクトを『抵抗値』から『電圧値』に変換して、Funnel I/Oにアナログ入力しています。


●完成写真




■なぜ作ったの?
なぜ、このようなモノを作ったかというと、
ブラスエンターテイメントの先駆者★最強の舞台芸術集団 the CRAZY ANGEL COMPANY』 の 永瀬泰一郎 氏 が、


タップダンス講演で、コンピューティングを組み合わせた変わったことやりたい!


と、相談を受けたのがきっかけであります。
そこで、「よし、わかった!」ということで、材料の確保と設計、簡単な電子工作のレクチャーだけしまして、

永瀬泰一郎 氏 が、ひとりで(!)完成させました!

まさに、歌って、踊れて、コードも書けて、半田も握れる。怪しい 素敵なイケメンです!
(つうことで、ぼくは、ほとんどなにもしてません。彼のかわりに、宣伝中です。(;^_^A アセアセ・・・)

こちら、今後のタップダンス講演で利用される予定ですので、ぜひ、the CRAZY ANGEL COMPANYの「出演予定・イベント Archive」をチェックしていただければと思います!
(来年3月くらいの講演予定と聞いております。)

今後は、加速度センサーを付けたりとかして、タップだけでピアノ並みの演奏が出来ることを目指しております!

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