2005年02月26日

Red Hat Enterprise Linux 4.0 インストール編

まっ、入れねばならぬでしょう、ということで。(^-^;A

●変更点
変更点としましては、、、という、細かい話は、

http://www.redhat.com/software/rhel/

を、見て頂くとして、今回の変更点で、
「プログラマ」としては、

・Kernel2.6
・I/Oまわりの変更

が、気になるところでしょうか?
パフォーマンスやスケーラビリティー、さらに、プログラムの組み方(ノД`)
が、パワーアップしているらしいです。

組み方については、もちろん、いままでのやり方でも動くのですが、より
パフォーマンスを出せる組み方が出来るようになっています。


つづいて、「管理者」としては、

・SELinux(Security-Enhanced Linux)
 これについては、この辺の連載がよいかも???まだ更新されるようですし。


でしょう。なんといっても。
しかも、これ、デフォルトでONになっているとのこと。

パーミッションの扱いなどが、大きく変わりますので、移行やバージョン
アップ組は、苦労するんじゃないでしょうか?
それに、新規システムだとしても、SELinux流の設計・設定をマスター
しなくては、構築もままなりません。
(まぁ、使わなければよいという話もありますが。)

この点から、SELinuxについては、少々、つっこんでみたいと思います。
(ただし、細かい話はやりません。ほかで、いっぱい出てますので。)


●インストール
さて、では、早速インストールをしようかと思います。
インストールマシンは、例のごとく、VMWareちゃんです。

VMWareで、インストールOSとしてLinuxを選択すると、ディスクのインター
フェースにSCSIが選ばれますが、RHEL4.0では、自動認識されないようです。

使用可能なSCSIドライバは、下記の物なのですが、デフォルトの選択肢には
ないのです。
もちろん、ドライバを別途作って読み込ませれば、OKなのですが、ここは
めんどくさいので、あきらめてIDEに接続し直すことにします。


・Buslogic BT-958 Compatible

・LSI Logic LSI53C10xx Ultra160


このあとは、いつものanacondaちゃんが起動します。
いままでのインストーラそのままですので、迷う人もいないでしょう。

ただ、一点、ファイアーウォールの設定のところで、SELinuxを使うかどうかの
設定が増えています。
使いたくない人は、ここで、使用しない設定にしましょう。
今回は、これがメインイベントなので、「アクティブ(デフォルト値)」です。


そして、インストールが無事に終了したら、起動画面が現れます。
ここからが、今までと少々違うようです。

最初に、Windowsの様にRedHatNetworkアクティべーションを要求されます。

ここで、登録しないと30日のトライアル版扱いとなるようです。

以上でインストールは終了です。


そして、無事にgnomeGUIが起動するわけですが、こちらも大きく変わって
いるようです。
あえて、キャプ画面は載せないので、どう変わったかは、皆さんの目で
お確かめを。

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