2006年07月08日

Google Web ToolkitとORTO 格闘

故あって、JavaのコードをJavaScriptにしたいと思い、Google Web Toolkitを、いろいろ、いじってみましたが、いまいちですね。
私が、試した範囲ですと、下記のような制限が。。。さすがに、これだけ動かないと、自分で実装しようという気も起きず。。。

・Hash系が使えない。Hashtableなど。 ・Vector,List系が使えない。LinkedListやEnumerationなど。 ・Thread系が使えない。 ・java.textパッケージが使えない。

ということで、似たようなコンセプトであり、JavaScript上でJVMを動かそうという「ORTO」を使用してみました。
Java2ME相当のものを実装していると言うことで、上記の問題は、「Timer系が使えない」くらいで問題なくコンパイルが通りました。(実際に、動作しているかまでは、まだ、不明なのですが。)
すばらしいです!あとは、Socket通信まわりさえ、どうにかできれば。。。


と、いろいろと遊んでみましたが、なかなかに面白いところでありますね。
ただ、JavaScriptのHTTP送信時の圧縮効率上げるためなのか、生成されるJavaScriptが難読化状態なので、これを読める形にするオプションがほしいですね。そうじゃないと、JavaScript上での拡張が行えないので、辛いです。

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