2006年07月07日

CPUとOSとVMの境界

1台で同時50万接続のWebサーバーが登場 」だそうです。すごいですね。
普通のIAサーバと呼ばれるようなサーバでは、チューニングをがんばって5000くらいが限界だと思います。それが、100倍の50万です。すごい!!!

HTTP,TCP/IP,イーサネットなどWebサーバーの機能に必要な最低限のプロトコルをFPGA(Field Programmable Gate Array)で実現したWebサーバー専用装置である。

ということですので、構想的にヘテロジニアスマルチコアCPUに近い構想だと思います。ソニーさんのCellのSPEを通信専用として、インプリメントしたものというのが一番わかりやすいかもしれません。
ほかでも、AMDさんの「コプロセッサ構想」は、まさに、そのものといえるのではないでしょうか?
実際に、OpteronとFPGAを結ぶというマザーボードも存在します。こちら

で、こうなってくると、OSとCPUの違いは、どうなるのでしょうか?
JRockitさんでは、「JavaVMは汎用OS上で動かさない」といって、JavaVM専用OSを開発していますが、JavaVMを解釈するCPUというのが、あったらどうでしょうか?

さらに、これを「OSの進化」ブラウザとOSの関係も考慮すると、さらに、面白い妄想が広がります。

Creative Commons License
This weblog is licensed under a Creative Commons License.