2006年07月10日

HDD換装

メインマシンのThinkPad T42pのHDDの残り容量が1GBを切ったため、100GBから160GBへ換装。しかし、はまりまくって、36時間。。。その顛末記。

HDDコピーをして、その後、パーティーション拡張をする戦法にて換装を試みることにする。

・HDDコピーソフトを使って、旧HDDを新HDDにコピー。
・パーティーション操作ソフトを使って、新HDDのパーティーション領域を拡大。

以上で、新HDDへのコピーが完了したので、HDDをThinkPad に接続して、ブートしてみる。
しかし、ブートせず。。。状況的に、
・MBRが破損している
・MBRから、NTLDRが呼び出せない

と、思われたため、いろいろ調査したところ、「MBR領域が破損している模様」ということが判明。
ということで、WindowsXPのインストールディスクから管理コーンソールを立ち上げて、MBRの修復を行うことにするが、

・「Administer」ユーザは作成していないためなのか、ログインが通らず、管理コンソールが使えない
・代わりに、Windows2000のインストールディスクを使用して、管理コンソールから「fixmbr」を行う

無事に、「MBR領域が復活」したが、それでも、起動せず。

ここで、もう一つ気になることが判明する。

・インストールディスク起動時に、HDD領域が「131GB」となっていた

容量的に見て、28bitLBAの壁と思われるが、BIOS的にもOS的にも、今更、引っかかるとは考えにくい。
少し、考察する。。。導き出した仮説。
・元のWindowsXPが、28bitLBAで構成されているから。。。_| ̄|○
・ちなみに、WindowsXP SP1以前のインストールディスクは48bitLBA非対応なので137GBに見えるのはある意味正常であることは、追記しておく

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このままでは、たとえ、起動できたとしても137GB以上書き込んだ瞬間に、すべてが崩壊する(LBAが0に戻るため、上書きが始まる)ことが、目に見えている。。。
手だてとしては、下記の3つが考えられる。ただし、3つ目は、WindowsがHDDへのアクセスに、NTFSの情報だけしか利用しないことが前提であるが、本当にそのようなどうさなかは不明。
・再インストール
・137GB以下で、使用する
・フォーマットしたあと純粋なファイルコピーで再構築

やはり、人柱を目指すものとしては、「3つ目」の方法を試してみる。

・旧HDDで起動して、48bitLBAレジストリを変更する。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\atapi\Parameters」
「EnableBigLba」=「1」
・新HDDをThinkPadに接続して、48bitLBA対応WindowsをNTLDRを呼び出すところまでインストールする(初回のリブートまで)
・新旧HDDをほかのWindowsマシンに接続して、「NTLDR」以外を、すべて、旧HDD→新HDDへパーミッションなどの情報を含めてコピーする
 例:xcopy [旧HDD] [新HDD] /A /E /V /C /G /H /R /K /O /X /Y

としてみましたが、新HDD、ブート途中でブルースクリーン直行。。。。。。。。。やはり、48bitLBAが正常に認識できない模様。

仕方なく、「2つ目」の方法に落ち着くことに。

こちらのツールを使って、Low-Level(物理)フォーマット。
こちらのツールを使って、28bitLBAに変更。
・Windows2000などの28bitLBAしか対応していないOSで、NTFS(論理)フォーマット。
・最初にやった方法で、HDDコピー。

以上でも、移植できず。。。う〜ん、何がダメなんだろう。。。
ということで、現時点では、再インストールしか移植法がなく、保留状態。。。

※上記の手法は、あくまで、私の環境での事例です。他の環境にて同様になる保証はありません。自己責任において、お試しください。

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