2006年07月04日

家庭向けシン・クライアント

シン・クライアントが家庭に入り込む?」という記事を発見。

企業だけではなく家庭でも,アプリケーションの更新に手間をかけている。1家庭あたりのパソコンの台数は今後さらに増えるはず。そうなると,家族で最もパソコンに詳しい人が全員分のパソコンの面倒を見ることは,さらに労を要する作業となっていく。大事な情報が入ったノート・パソコンを紛失するような事態も避けたい。つまりクライアント側にデータを持たないシン・クライアントと,その運用を請け負ってくれるサービスは家庭でも役立つのではないか。

う〜ん、ちょっと、微妙ですね。
家庭向けでは、DVD再生や家族ムービーの編集、ゲームなど重量級の処理が要求されることが想定されるため、なかなかすべてをインターネット越しにというのは無理かと思います。

解決策としては、「家庭用ゲートウェイサーバ」をインターネットとの接続点に設置して、それをシン・クライアント用のサーバにする方向性があります。これは、ソニーさんの「ロケーションフリー」やMSさんの「MediaCenterEdition」が、狙っている分野ではないかと思われます。
そして、このゲートウェイPCリモートメンテナンスなどをやるサービスなどをISPが提供するというシナリオです。実際、ISP配布のルータなどは、リモートメンテナンスされているようですから、こういうものもありかと思います。

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