2006年08月31日
江教授と冲中KDDI 執行役員 のNGN会談その3
江教授と冲中KDDI 執行役員の対談の第三弾です!必見です!!!こちら。
今回は、なぜオールIP化なのか?という話題が中心です。
いきなり、ずばりの解が、でてますね。
もう電話交換機やATM交換機は、メーカーが作らない(製造中止)ため、IPにするしかない
たぶん、今回のキモは、ここの部分なのではないかと思います。
グローバル・リーチャビリティ(グローバルな接続性の広さ)というのは、大事なことです。ですから、グローバルにルーティングできるというということを保証しておいて、ユーザーを囲い込むという戦法のほうが、多分簡単だと思うのです。この逆をやると、つまり囲い込んでおいてからネットワークを無理矢理、外部とつなごうとすると、接続口のところがとても大変なわけです。そういう意味でルーティングにインテリジェンスをもたせて、能力としては全部つなげることができるようにしておくというのが、最終的にはよいのではないかと思います。
NTTさんのNGNトライアルの内容などを見ますと、誰でも参加して試せるというグローバル・リーチャビリティ(グローバルな接続性の広さ)という方法をとっておりますので、これの精神を維持し、どんどんと解放していくべきであるとNTTさんに檄を飛ばしているのではないでしょうか。
つづいて、3GPP&IMS(IP Multimedia Subsystem、IPマルチメディア・サブシステム)と3GPP2&MMD (Multi-Media Domain、マルチメディア・ドメイン)のお話です。
実は3GPP2の側がMMDをIMSに一本化しようと歩み寄っています。
江 それは素晴らしいことです。それならば私もやる気になって、IMSでいこうかと思いますね。
先生、よろしくお願いします。<(_ _)>
本気で普及させてください。<(_ _)>
微力ながら、お手伝いさせていただきます。<(_ _)>
- by noritsuna
- at 00:22
comments
固定系に携帯系をくっつけるのではなくて、携帯系に固定系をくっつけるのだ、というあたりに驚かされました。
> 固定系に携帯系をくっつけるのではなくて、携帯系に固定系をくっつけるのだ、というあたりに驚かされました。
そうなのですよ。IMSは、移動系(携帯系)の仕様で、それを、固定系にもってくるのだそうです。
そのため、IMSは、ローミングなど固定系としては余計な機能があるため、固定系のIMSは、本来のIMSのサブセットのようなものになるのではないかと思われます。
なので、MVNOとインターネットがあれば(ry