2006年12月08日

NGNとインターネットのビミョーな関係

NGNとインターネットのビミョーな関係」というコラムが出ています。

これは、必見のコラムです。

NGNにおけるIPネットワークは、MPLS(MultiーProtocol Label Switching)を用いたパス接続による経路制御型のIPネットワークです。簡単に言えば、NGNでは、今までの物理的な回線同士を接続していた回線交換と同じ方法で、IPを使って論理的な回線(パス)同士を接続するわけです。したがって、接続されたパスの中での品質(伝送品質)は保証されますが、接続性(接続品質)は従来と変わりません。少なくとも、加入者に対して接続のリソースが従来と同じであれば、つながる確率は同じです。つまり、IPを使うから「高信頼性」とは言えないわけです。
と、ずばっと、NGNの「高信頼性」に切り込んでおります! 某ベンダーさんでは、「NGNこそが、NTTさんのIP電話のトラブルを解決できる解だ」とおっしゃられているところに、このコラムです。

まさに、私が、こちらのエントリーで、言いたかったことのNGNレイヤーの話といえるコラムです。







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