2007年01月20日

HPさんによるSDPの位置づけ

NGNでの主導権争いはすでにはじまっている」という特集が出ています。

この中に、SDP(Service Delivery Platform)が出ております。
今年は、この周りが熱くなりそうのですので、基礎知識として押さえておきたいところです。

SDPはOMA(Open Mobile Alliance)が出している代表的なリファレンスアーキテクチャで、いわゆる整理箱。つまり、通信事業者のサービスを提供する基盤として、本来こういう機能群が、こういう階層であるべきだろうと決めているものだ。もともとSDPは通信事業者のなかのサービスの開発期間を短縮する、複合的なサービスの開発をしやすくする、などの目的で検討されてきたもの。
(中略)
SDPのコンセプトは下記のようになる。
・アプリケーション開発の簡易化と開発コストの抑制
・アプリケーション開発者の拡大
・サードパーティーに対するネットワークリソースの開放
・オープンかつスタンダード・ベースなアーキテクチャ
要するに、通信向けアプリケーション開発ミドルウェアですね。JavaでいうところのWebSphereのようなものです。
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