2007年02月01日

VistaとNGNとIPv6

フレッツのIPv6利用者、Vistaで一部サイトの表示が遅延」という記事です。

フレッツのIPv6サービスでは、割り当てられるIPv6アドレスはフレッツ網内での利用を前提としているため、外部には接続できない。一方、Windows Vistaでは、接続先のサイトがIPv6とIPv4の両方に対応していると、最初にIPv6での接続を試みて、約20秒待って接続できなかった場合にIPv4での接続を行なう。このため、IPv6とIPv4の両方に対応しているサイトの場合には、IPv6での接続ができないためにサイトの表示までに時間がかかる「IPv6-IPv4フォールバック」の問題が発生する。
さっそく、出てきましたね。 実は、これ、NGNがIPv6ベースであるため、同様の問題が発生する可能性があるとも言われております。 (NGN内のIPv6がちゃんとグローバルに使用可能であれば、問題ないのですが。。。そのあたりが、QoSなどの絡みにより、不透明なところであります。)

ですが、これにより、問題が表面化しましたので、NGNが本格稼働するまでには、対策が終了しているのではないかと思います。
これで、NGNの一つの懸念点が、解消されそうですね。

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