2007年07月22日

NECのNGN製品戦略を聞くその1

NECのNGN製品戦略を聞くその1」という連載記事です。

まぁ、タイトルから推測されるように、NECさんの製品の解説記事でしかありません。
しかし、日本のNGNの裏方をになっているのがNECさんであり、これらの製品や戦略は、ほぼそのまま日本のNGNといってもよいくらいのものであるため、NGNを理解する上で非常に重要なものだと思います。
製品群一覧は、こちら




ちなみに、気になるのはこの辺ですね。「広義のNGN」とか、お約束的なものが用意されています。

NECは、ITU-Tで標準化が進められている「狭義のNGN」だけなく、企業から家庭までのネットワークまでを包含した幅広い「広義のNGN」関連製品の開発を進めています。

あと、最初の方に、市場規模の具体的な数字があるので、そちらも参考になると思います。

現在、通信機器の世界市場規模は17〜18兆円であり、ここ数年ほぼ横ばいの状況です。しかし、今後、広い意味でのNGN時代を迎えると、サービスを含めた市場の成長はもっと大きなポテンシャルをもっていると期待しています。一方、国内におけるNGNを含むネットワーク関連製品の市場規模(2007年)は、サービス・プラットフォーム系が5000億円以上、またネットワーク・インフラのうちトランスポート制御とコア・トランスポート、エッジ機器を合わせて9000億円〜1兆円、アクセス系で5000〜6000億円と見ています。

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