2007年12月05日

恥が壁

梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(後編)」から。

梅田さんの英語コンプレックス(かな?)払拭のエピソードが出ています。

梅田 アメリカ人って,他人の英語が間違ってても直さないですよね。僕はもっと上手になりたくて,メール受け取って英語に間違いがあったら指摘してくれといつも頼むんだけど,何も言ってこない。「下手だ」っていうと「いやいやそんなことはない,Excellentだ」って(笑)。

――僕も褒められて,それ以来,意思疎通ができるようになりました。全然うまくはならないけど(笑)。英語に対する恐怖感って,どこから来たんだろう,何が自分を縛り付けていたんだろうと思います。



梅田 日本の「恥の文化」かもしれないね。

この「見えない恐怖感」の克服が、なんにしても一歩先に進めるかどうかかなんですよね。「失敗するんじゃないか?」とか「自分は役に立たないんじゃないか?」とか、いろいろとネガティブな発想が。

私も、最初はそんなことを考えていましたが、個人的な経験としては、梅田さんの言うように、実際に向き合ってみると、「案外、どうにかなる」モンです。なんか、もう、やっちまったモン勝ちって感じです。
「いろいろやってみたいなぁ」と思っているけど尻込みしている方がいらっしゃいましたら、まずは、勉強会に参加するなど、軽いところからでよいと思いますので、ぜひとも、一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか?

実を言うと私自身も、最初、Tomoさん主催のP2P勉強会に参加させていただきまして、その後、2年ほど、いろいろなイベントに参加して、いろいろな方と知り合いました。
このときに知り合いました方々から、ご支援やパワーをいただきまして、2006年の上期に、IPAの未踏ソフトウェアに、SIPropが採択され、今にいたっています。
ということで、私の原点は、勉強会、すなわち、コミュニティーだったりします。




ちなみに、この最初一歩を踏み出すのは、気の持ちようかなと。要は、どうやって、「自分を説得するか?」です。(踏み出してしまえれば、あとは、どうにかなりますので。)
たぶん、この「自分を説得する方法」が、大仰に言えば↓かもしれませんね。でも、そんなたいしたものじゃないです、実際は。「自分のポリシー」とか言うやつです。

梅田 オープンソースで成功しているリーダーの人たちって,そういう「幸せがぶれない」という共通点があるのかな。








おまけ
私自身の「自分を説得する方法」は、「失敗したって、なんにしたって、楽しければいいじゃん」です。(w

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