2007年12月07日

こんどこそ、Googleケータイ発進

個人的には、いまいち微妙だったAndroid関連です。

Google、700MHz周波数帯への競売参加を正式表明――「無線の世界でもインターネットのような開かれた世界を目指す」

「競売対象となる周波数帯の主要部分を落札した企業は、モバイル・デバイスに好きなアプリケーションをダウンロードする権利や、そのネットワーク上で好きなデバイスを使う権利を消費者に与えるよう求められることになる。これは、閉鎖性の強い無線の世界を、インターネットのような開かれた世界に変えていくというわれわれの取り組みにとって意味のある展開と言える」

無線の自由化。これを、是非とも、やってもらいたいですね。
そして、この世界観は、「クロサカタツヤの情報通信インサイト」の「androidの理想と現実」に、よくまとまっていますので、必見です。

ただ、下記は微妙で、「端末」(電話形状とは限らない)を、どうするのか?のほうが重要かなと。

再貸出先のどんな事業者がサービスを運用・提供した場合にも、Googleのサービスやインターフェースに紐付けられるよう、androidをこれら事業者向けに提供するのではないか、と私は考えている。すなわち700MHz帯オークションを落札した後、Googleが同周波数帯を使ったサービスを実効支配するための技術的手段である。


ということで、やはり、ハードウェア戦略がどうなるのか、ここの正体が明らかになったときが、真のgPhoneのお目見えとなるのではないかと思っていたりします。



●おまけ
対極の例が、こちらのような気がするんですが、こちらが、どうなるか、それはそれで、気になりますよね。

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