2007年12月16日
VoIP系ニュース2007/12/15
2007/12/15までのVoIP系のニュースをまとめて。。。
■NGN
●NGN向けに認証/決済の基盤ソフト,NECが発売
これこそ、キャリアさんが取り組みべきところだと思うのですが。。。
こんなおいしいところを持って行かれてしまって良いのかな?
・NEC、NGNサービスプラットフォーム機能を実現する技術を開発
また、さらに、IMSのキモといえそうな機能が、キャリアさんからではないところから、提供です。
今回開発した技術は、サービス事業者の利用条件を制限した一時的なユーザ匿名IDを用いたサービス提供管理技術、ウィジェット(注1)配信・表示管理技術、および、ユーザのコンテキスト(注2)管理技術によって構成されます。
●[コラム]2008年は“NGN元年”―次世代ネットワークが実現する自由と安心・安全の両立
NGNの目指すべきは、ライフラインとしてのネットワークってコトですかね。私もそう思いますし。
インターネットはいつでもどこでも使える従来にない利便性を提供してきたが、手軽に安心して使えるという意味で決定版といえる基盤サービスはなかなかなかった。NGNがそのような存在になれば、既にショールームなどで示されたサービス以外にも新たなビジネスも起こってくるであろう。
災害時など通話が集中した場合にトラフィックを制御して輻輳(ふくそう)を未然に防止し,ネットワーク機能の維持を図る制御システムを用意。通信回線や機能を冗長化することによって,トラブルが発生した際には瞬時に切り替えができるようにする。
まさに、そのもの。
OKIさんのNGNは、他のとちょっと違う、本来の意味に近いNGNですね。これが、某キャリアさんから、はずされてしまった結果というのは皮肉です。
OKIが目指してる「e社会」は、「個」を重視するユビキタス社会であり、ユビキタス・ネットワークとユビキタス・サービスにより実現するものだと考えています。そのためには、誰もが安心して、安定したネットワーク・サービスを受けられる必要があります。このようなインフラを実現するキーの一つがNGNです。
う〜ん、光回線である理由が不明。。。ADSLじゃだめなのかな。。。
●NTT和田会長、NGNへの取り組みの意義と商用化サービスメニューなどを説明
NTT会長自らの説明。でも、もう、食傷気味。。。
●次世代IPネットワークの国際競争力強化に向けた政府戦略--総務省策定
政府発表は、こちら。
下記が目的だそうで。。。そして、アクションプランは、すかすかすぎて、笑っちゃうレベルですが。
(1)国際標準におけるプレゼンス状況(欧州・米国主導)、(2)市場構造の変化(モジュール化の進展)、(3)各企業におけるグローバル市場に対する意識、(4)日本の市場規模・環境の問題、(5)人材面での問題(理工系離れ、高度な人材の需給ギャップ拡大)、(6)日本人の特性の問題(不得手な独創的ビジネスの創出)
■携帯プラットフォーム
●NTTドコモ向け携帯電話ソフトウエア基盤、ACCESSなど5社が検討開始
LiMoがうまくいかなかったので、ACCESSさんからご購入という話ですか。
ACCESSの「ALP(ACCESS Linux Platform)」に、NTTドコモ向けのサービスに関連したソフトウエア(オペレータパック)を組み合わせたものになる。NTTドコモのFOMA端末に実装済みのソフトウエア基盤「MOAP(Mobile Oriented Applications Platform)(L)」の資産を活用する形になり、NTTドコモなどが推進するLiMo Foundation仕様にも対応するという。
ここが、キモですよね。そして、これを誰が保証するのか、答えがほしいSIP屋でした。
「誰かが書いた署名のない未知のアプリケーションが電話機能にフルアクセスできるとしたら、問題が起きるかもしれない」
●WILLCOMコアモジュールフォーラム、Androidでの通話に成功&公開デモ実施
WILLCOMさんには、ぜひ、ハードウェア版Androidとしての地位を確立していただきたいと思っております!!!
というか、本当に本気でお願いします。<(_ _)>
また、おもしろいことを!!!
■撤退ラッシュ
●米AT&T、2008年以内に公衆電話事業から撤退
●PHSに続き、第2世代携帯電話も終わりの時代へ--ソフトバンクモバイル、新規契約受付を終了
順当に考えると、Fusionさんを買収していますから、そちらから、新サービスが出てくると言うところですよね。
β版として2007年5月23日よりサービスを行ってまいりましたが、2007年12月20日をもって、サービスを一旦休止させていただくこととなりました。
GPLアレルギーにならなければよいのですが。。。
■その他
●携帯電話機上で快適に動作する日英自動通訳ソフトを開発
携帯電話上で、処理できるそうです。すげぇ。
携帯電話機向けの小型CPUで動作するコンパクトな自動通訳ソフトを、携帯電話機上に試験搭載(注1)することで実現したものです。
インドは、すごかったのか。
毎月約710万件もの新規契約があり、世界で最も急速に成長しているインドの携帯電話市場。所得税を納めている世帯数が全体のわずか12.5%の2500万世帯しかいないこの国
そういえば、オイルマネーの影響で、アラブ諸国などはIMSにお金がずいぶん回っているという話も聞いたことありますね。
最近、よく見かける話ですね。
- by noritsuna
- at 19:02