2008年06月25日

国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」

国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」」という記事。


「一機種で100万台も売れれば大ヒット。アイフォーンが成功したとしても、せいぜいその程度なのでは」(通信事業者幹部)

という、この後の口コミの怖さなどがいまだにわかっていないという、かわいそうな発言はおいておいて、気になったのは、↓。

最大手ノキアが今年に入って、「日本市場のシェアを(現在の1%程度から)10%へ引き上げる。1000億円規模の販売促進費の投下を惜しまない」(ノキア関係者)と、日本市場“拡充”の方針を鮮明にしているのだ。
競合メーカー幹部は「日本だけに普及した高機能端末が、世界で当たり前となり、日本市場が異質な市場ではなくなったうえ、国内メーカーの弱体化が目立ち始めたため」と、その理由を推測する。

ノキアさんが、Androidケータイの未来を切り開いてくれるかもしれない!

追記
ドコモやノキアら、Symbianベースの共通プラットフォーム開発へ

LinuxベースのNEC/パナソニック陣営、Android陣営、そして、第三勢力

NTTドコモ、ノキア、ソニー・エリクソン、モトローラの4社は、Symbian OSをベースにした携帯電話向けプラットフォームを統合し、共通でオープンなソフトウェアプラットフォームを開発すると発表した。さらにLGやサムスン、AT&Tなども参画し、非営利団体「Symbian Foundation」を設立する。発表によれば、Symbian OSに加えて、ドコモやノキア、ソニー・エリクソン、モトローラの4社は、Symbian OSとS60、UIQ、MOAP(S)の資産をSymbian Foundationに提供する予定となっている。加盟各社のソフトウェアを元に、共通かつオープンなソフトウェアプラットフォームや、共通のユーザーインターフェイスフレームワークがSymbian Foundationより提供される。加盟企業は、使用料不要で全てのソフトウェアを使用できる。

が、登場いたしました。
これで、ドコモさんに端末を提供する各社の共通基盤への取り組みが見えてまいりました。

数年後、この『政治決着』がどうつくのか、非常に楽しみであります。

Creative Commons License
This weblog is licensed under a Creative Commons License.