2008年10月17日

Androidビジネスは、こうして普及する

Androidビジネスは、こうして普及する」という、日本Androidの会のビジネスWGのリーダーである、三浦さんが推進しているAndroidビジネスの記事です。

まずは、

「可能性はみんな語るが、市場が50億や100億にならないと参入できない。ビジネスWGとしてはそういう動きをしていかないと、夢物語になってしまいます」

の部分の、なぜ、最初に市場が必要なのかについて、少々補足を。

Androidの可能性の一つは、OSまでオープンなため、いろいろなハードウェア(センサーや無線装置など)を連携させられるところにあるわけですが、これを実際にやるには、『評価端末の作成』 と 『製品の作成』が必要になります。

『評価端末の作成』は、アットマークテクノさんのFXなどが出てきたおかげで、どうにかなりそうですが、 『製品の作成』がどうにもなりません。
この辺を大雑把に考えてみると、金型をおこすだけで数百万、基板の設計費やらもろもろ入れたら、すぐに千万単位に。さらには、製造すれば、億のオーダーになります。そして、在庫を抱えるリスクまであると。。。

そのため、『製品の作成』が可能ないろいろなハードウェアベンダーに参入してもらうために、見えている市場が必要なのです。






もう一つの補足。

実は、2ページ目の下のほうにある「画像」に、SIPropのロゴが!!!

ということで、「CallSmart/Androidプロジェクト」に対して、現在作成中のSIProp、ならびに、雷電を提供予定です。
Androidのような、いろいろなセンサーがついていたり、ケータイできる『これからあるべきデバイス』に対して、なくてならない機能を提供予定ですので、楽しみにしてもらえればと思っております。

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