2008年12月13日

「Native Client」と「Android JNI」

Google、Webアプリでx86ネイティブコードを動作させる「Native Client」発表」という記事が出てます。

Webアプリケーションでx86系CPU向けのネイティブコード(マシン語で記述されたプログラム)を動作させる、オープンソースの技術「Native Client」を発表した。
 ランタイム、ブラウザプラグイン、GCCベースのコンパイラツールで構成され、これを利用することで、Webブラウザで動作する、ネイティブコードモジュールを含むアプリケーションが構築できる。

AndroidにJNIが載るという話がありましたが、これを応用してって感じにってのがありえそうですね。
DalvikVM と あわせて、Native Client な機能を持つC言語VM(?)部分を追加するって感じかなと。そうすれば、sandboxを提供できるので、安全性が崩れない仕組みが用意できるってことですね。

問題点は、いまのところ、いまいち完成されているように見えないところかな。とても、現在のDalvikVM相当のC言語ポータビリティーを提供できるようには見えない。。。
落としどころとしては、『ネイティブに計算させる』というところだけ実装して、ファイル関連などのところはばっさり切り捨てるってところでしょうか?


とりあえず、勉強しておく価値はありそうな一品です。

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