2005年01月21日

subversionインストール編

■目的
http経由で使える、subversion環境を整える

■インストール環境
RedHat Linux Enterprise 3 WS

■インストール
●RPMからのインストール
ここからゲット。
http://summersoft.fay.ar.us/pub/subversion/latest/

apahceなどでコンフリクト発生。
無理矢理バージョンアップすると、updateが使えなくなるので、
あきらめて、ソースからインストールすることにする。

残念っ!

●ソースからのインストール

・必要ライブラリのインストール
必要なライブラリやソフトが多いので、必要に応じてインストール。

まぁ、ぶっちゃけここ見ろってことね。
http://svn.collab.net/repos/svn/trunk/INSTALL


# rpm -qa | grep xxx


でもして、無いものを片っ端からインストール。
特殊なインストール法のものは特に無し。

・subversionのインストール
手順としては、↓な感じ。
「autogen.sh」が、いろいろとよきに計らってくれるみたい。

$ sh ./autogen.sh $ ./configure $ make # make install


んで、完成!!!しなかった。(ノД`)シクシク

・apxsインストール
う〜ん、apxsがないので、mod_svn_dav.so ちゃんが出来ない。。。

仕方ないので、apacheのソースRPMを「update.redhat.com」から取得して
↓な感じで、ビルドしてあげると、


# rpmbuild --rebuild httpd-2.0.xx-xx.ent.src.rpm


↓こんなのができる。


/usr/src/redhat/RPMS/i386/httpd-devel-2.0.xx-xx.ent.i386.rpm


こいつの中にapxsが入っているので、インストール。


# rpm -ivh httpd-devel-2.0.xx-xx.ent.i386.rpm


・おまけ
ただ、今回はビルド前に、↓が必要といわれたので、入れる。


xmlto-0.0.xx-x.i386.rpm


手順は、ほぼ一緒。


この状態で、再度、subversionをインストールし直す。
なかなか、悪戦苦闘したが、無事にインストール完了。


■各種設定
●subversionの設定
・リポジトリを作る
↓これだけ。


# svnadmin create /path/to/svnrepos


あとは、apacheから読み書き出来るようにユーザを変更。


# chown -R apache:apache /path/to/svnrepos


終了!

●apacheの設定

キモの部分としては、↓な設定。


LoadModule dav_svn_module modules/mod_dav_svn.so


DAV svn
SVNPath /path/to/svnrepos
SVNAutoversioning on
AuthType Basic
AuthName "repository"
AuthUserFile /etc/svn/passwd

Require valid-user

●各設定の解説
・LoadModule
モジュールの読み込み。


・Location ディレクティブ
どのようなパスで外に見せるかを設定。
この場合「http://ホスト名/path/to/svnrepos」というURLになる。


・DAV svn
WebDAVが有効になる。


・SVNPath
subversionのリポジトリのローカルのパスの指定。


・SVNAuthoversioning on
普通のWebDAVクライアントでも読み書きができるようになる。
DreamWaeverなどの連携に便利(かも)。


・Authxxx
ベーシック認証系設定。


●おまけ
Berkeley DBが、おかしくなり、リポジトリのアクセスができなくなった場合。
↓で復旧出来るかも。
本来的には、バージョンアップ時に使用するもの。


svnadmin recover /path/to/svnrepos

以上、完全終了。

Creative Commons License
This weblog is licensed under a Creative Commons License.