2005年02月12日

仮想マシン

@ITにて、仮想マシンの記事が、掲載されていたので反応してみます。

まずは、これ。
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/kaisetsu/053virtual_machine/virtual_machine.html

う〜ん、ごくごく普通の仮想マシンの使い方ですね。
これといって、特筆するようなものはなし。

ただ、

シナリオ3:OSイメージのバックアップをとる

は、結構便利かもと思いました。
サーバのディスクイメージってとるの大変ですから、こんな感じで
さくっとイメージとれるのはすばらしいことだと思います。
ほんとに、これだけでも使う価値ありですね。




そして、最後に、書いてありました。
これです、これ。これが、仮想マシンの真髄です。

複数のサーバをまとめて、リソース・プールを作成し、そこから必要なリソースをアプリケーションが得るような仮想化技術が普及することになるだろう。

聞いたことあると思います、これと同じことを言っているシステムって。
そうです、「グリッド」です。

実は、この手の技術って、こういう使い方なんですよね。今の流れって。
私の求めているシステムは、これなんです。この辺の突っ込んだ話は
いずれまた。








続いて、こちら。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/vm/vm01.html

こちらは、もう少し、大きな概念の説明ですね。
非常にわかりやすく、よくまとまっています。




そして、どうやら目玉になっているようですが「仮想マシンモニタ Xen」。
これ、これがすごいんです。「専用モニタを用いる仮想マシン」の解説を
読んでみてください。
どうでしょ?これも、「グリッド」を彷彿とさせませんか?

これを踏まえて、こちら。
http://www.computerworld.com/hardwaretopics/hardware/server/story/0,10801,98814,00.html?source=NLT_LIN&nid=98814

Xenが、RedHatとSUSEに、載ってくるらしいのです。
もし、本当に載ってくるとすれば、これらのOSをインストールした時点で
グリッドのリソース候補マシンの完成です。

Xenに関しては、すでに動いているおもしろいネットワークもあるので、
そのへんを含めて、いずれ書こうかなと思います。
はっきり言って、この辺は、すごいです。




近いうちにXenの記事を出すそうなので、かなり、期待です。






おまけ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/08/news023.html
Cellが、発表されてようです。
こちらは、言わずとしれたPS3&グリッドコンピューティング用のプロセッサです。
記事中央付近に、「仮想化技術」の文字が。。。
IntelでいうところのVanderpool Technologyがデフォルト装備されていると
みてよさそうです。

これからみるに、グリッドを実現するアーキテクチャ的には、上で解説している
ようなXenなどのアーキテクチャを元にやるようですね。
やはり、グリッドは、仮想化からってことですね。

しかし、スペック見るほど、化け物プロセッサですね、これ。
PPC完全互換と言うことは、某MacXが走る可能性が。これは、すごいかも。
もちろん、YellowDogLinuxなんかも動く可能性もあるわけで。

どこか、PC汎用パーツが使えるようなマザーボード出してくれないかしらん。

追記:え?まじで???→http://slashdot.jp/articles/05/02/08/119239.shtml?topic=68


追記:Xenすごいことになっているようです。
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20080818,00.htm

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