2006年07月14日
かしこいWeb
こちらのIT戦士の記事に「“かしこいWeb”――Web2.0の先にあるもの」というものがでていますね。
この行き詰まりをコミュニティーにゆだねるのがWeb2.0の試みだと大向さんは語る。“Web2.0的”な技術やサービスをベースに今、人々が情報を少しずつ出し合い、協調しながら、知識を整理したり意味の体系を作る動きが活発化している。
このあたりは、こちらのエントリー「マイクロフォーマット加速?」で書かせていただいた内容と同様のことだと思います。
すなわち、「集合知(みんなの意見は正しい)」をベースにすることにより、今まで不可能であった自然言語処理が実用レベルで運用が可能であることが証明されつつあると言うことです。
次にあるものの一つは、「悪」に対する防衛法などがどのように進んでいくかですね。最初の検索エンジンでも悪意ある業者によりランキングの順位を操作されたりしましたので、そういうものに対する対抗策がどうなるのか、面白そうなところであります。
- by noritsuna
- at 00:36