2006年08月23日

「NTTが考えるNGNの理想と現実」

「NTTが考えるNGNの理想と現実」という記事が出ております。こちら

まず、NGNのポイントが簡潔にまとめられています。

NGNの最大のポイント,それはNTTだけではなくサードパーティにも新サービスの構築を委ねることだ。そのためNTTはネットワークに持たせる機能の一部を他社に公開する方針だ。この点が,NGNを新たなビジネスチャンスと捉えるITベンダーや情報家電メーカーにとって,最も魅力的な部分だろう。

そして、NTTさんと参入希望企業さんとのギャップが書かれております。

7月にNTTが公開したトライアルへの接続資料には,帯域制御程度しかNGNらしい機能が記載されていなかったからだ。
現状公開されているインタフェースを使って試せるサービスの形は,帯域制御機能を使った0AB〜J IP電話や映像配信サービス,ベストエフォートのプロバイダ接続ぐらい。「これではNTTとトライアル参加事業者が,新しいサービスを共同で試せる場にはならないのではないか」と,危惧する声も聞こえてくる。トライアルによって新サービスの創出を期待していた事業者に対して,冷や水をかける形となった。

この辺の状況をもう少し詳しくいうと、「Gizmo Project」では、通話料無料を謳っており、既に通話機能は「あたりまえ」であり、差異要因にはならないフェーズに突入しつつあります。(こちらのエントリー参照のこと。)
このような状況で、0AB〜J IP電話サービスがメインの機能では、誰も見向きしてくれないわけで、ギャップとなっている要因といえるわけです。

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