2006年10月18日

Asterisk本番

日経さんにて「日本のAsterisk最新事情」という特集が組まれております。
(内容的には、日経コミュニケーションの記事の再編成のようですが。)

何点か、気になったところにコメントです。

日本のAsterisk最新事情(2) Asteriskのポテンシャル

オープンソースであるAsteriskは,APIが公開されているため,ユーザーは自由にアプリケーションを開発できる。それ以上に大きな意味を持つのが,コミュニティの存在である。コミュニティに参加するアプリケーション開発者は,一般公開されたAPIに合わせて自由にソフトウエアを作成できる。例えば携帯電話向けのSymbian OSは,世界中の携帯電話機メーカーが採用。そのユーザーに向けて,多数のアプリケーションが開発されている。ユーザーは自由にアプリケーションを選んで入手し,利用できる。Asteriskも,これと同じ環境を生み出す可能性を秘めている。
これですね。これこそが、Asteriskの大きなアドバンテージでしょう。世界的な規模で、いろいろなアプリケーションが開発されています。Skypeとのゲートウェイなどは、その代表といえるでしょう。 もしかしたら、Thunderbirdなどから、AsteriskのVoiceMailを聞くことができるようになるかもしれませんね。



日本のAsterisk最新事情(5) 「黒船Asterisk」,他陣営はこう見る

「まだ我々の敵ではない」「気にはなっている,だが脅威ではない」とIP-PBXメーカー
というところですが、内心としては、自社開発メーカーとしては、気が気ではないと言うところでしょう。 このメーカーPBXvsAsteriskの構図は、UNIXvsLinuxと全く同じ構図なのですから。
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