2006年12月04日

mobidec 2006

mobidec 2006 関連記事を、ケータイWatchさんから。

3大キャリアのお話から。
ドコモ山口氏「コンテンツ市場は時代とともに変化している」
KDDI竹之内氏、MNP以降のコンテンツビジネスを語る

ともに、100%有料コンテンツのお話。
こちらのエントリーで書かせてもらったように、海の向こうではすでに無料なWeb系コンテンツとの融合が始まっています。

「コンテンツ市場は、プラットフォームが進化すればまだまだ伸びていく。これだけオープンなプラットフォームはドコモだけ」

とは、むなしい響きに聞こえるのは私だけでしょうか。。。




ソフトバンク河野氏、Yahoo!ケータイの展望を語る

2社が、がっちりと垂直統合で有料コンテンツを配信するという中、インターネットとの融合を前面に押し出したというお話になっています。

「我々は、これまでのインターネットのサービスをどんどん融合していきたいと思っている。パソコン向けのインターネットをケータイ向けにカスタマイズして提供していきたい」

とはいうものの、Yahoo!がらみだけであったりと、微妙に垂直統合に近い形である点には要注意です。(この前の○○としか思えない料金体系の件もありますので、油断は出来ません。)




MVNOのディスカッション、携帯産業は垂直統合から水平分業へ

タイトルの通り、ケータイキャリアは、垂直統合から、水平分業へ移行すべきだというお話。
これは、完全に上の話を受けてのものと思われます。

もう少し、具体的な事例がほしい感じですが、現在のMVNOの知名度を勘案し、まずは、知名度を上げることを優先したという感じでしょうか。
私の方も、ほとんどの人が、MVNOという言葉を知らないという事態に遭遇していますので、仕方ないところかもしれません。

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