2007年03月08日

NGNリリース1と技術的チャレンジを語る!その2

NGNリリース1と技術的チャレンジを語る!その2」という対談です。


光ファイバー化は、すばらしいというお話のようです。

放送・通信の融合などを背景に、放送コンテンツの流通が現実の課題となり、やはり光が必要だと言われるようになり、最近はスチューピッドだとは言われなくなりました。それに代わって、アグレッシブであるとか、日本はすごいとか、日本の政府(総務省)はすごく先見の明がある、というような声を、海外で聞くようになりました。

(中略)

やっぱり日本は光を普及させることによって、そういう新しいアプリケーションとかコンテンツを流せるようになり、この面からも世界をリードしていけるようになるのです。

(中略)

日本からではなくて残念ですが、私が一番注目しているものの一つにYouTube(ユーチューブ)があります。YouTubeのようなじゃぶじゃぶ使うアプリケーションが、光をもっている日本から出てきてほしいですね。また最近、インターネット電話ソフトである「スカイプ」を開発した人たち(スカイプの共同設立者:ヤヌス・フリス氏やニクラス・ゼンストローム氏)が、ベニスというプロジェクト(The Venice Project)を立ち上げています。このベニス・プロジェクトはその後、会社名およびブランド名を「Joost(ヨースト)」と決定していますね。

これは逆に、インフラがあれば普及するってもんじゃないという、ブロードバンド化を否定する例のような。。。
それに、この手のアプリは、ADSLレベルの回線速度があれば十分であり、光ファイバーの速度は必要ないと思います。
本来目をつけるべきは、携帯網(無線網)の普及度のほうであり、よっぽど重要だと思います。というか、これこそが、世界に差をつけられるサービスを生み得る土壌になると思います。

この辺の話は、2ページ目で、

そうすると、固定通信側から放送側に言い寄っている、また、固定通信側からモバイル側に言い寄っているということなのでしょうか

といっているところに、にじみ出ていると思うのですけどねぇ。
なんか、最後が、ミスリードしているって気がします。(まぁ、NGN(固定網)に結びつけるためなのでしょうけど。)

Creative Commons License
This weblog is licensed under a Creative Commons License.