2007年03月14日

SIMロックや販売奨励金の廃止は日本の端末メーカーにトドメを刺す?

SIMロックや販売奨励金の廃止は日本の端末メーカーにトドメを刺す?」という記事です。


やり方によっては逆に日本の携帯電話機メーカーに止めを刺すことになるのではないかと筆者は危惧している

(中略)
大手部品メーカーは「海外で勝負できないから,日本でのビジネスを大切にせざるを得ない」とあきらめ顔だ。

これじゃ、日本の携帯電話機メーカーの雇用を確保するために、消費者に高いケータイ料金を我慢してくださいと言っているようにしか聞こえない。。。
なぜ、日本の携帯電話機メーカーを維持しなければならないのか、理由が欲しいですね。



これまでのビジネス・モデルで高性能・高コストの端末をすばやく普及させ,世界に先駆けて新しいサービスを提供してきたのも事実である。日本の携帯電話ビジネスの国際競争力をどのように上げていくかは,これまでの強みを生かせる形で議論が進んで欲しいと考えている。

う〜ん、「高性能・高コストの端末をすばやく普及させ」って、普及させられたのは、垂直統合モデルであり、キャリアが端末のコントロール権を持っていたからであって、日本の携帯電話機メーカーがどうこうというはなしではないのでは?もし、このモデルが維持できるのであれば、もともと、海外メーカーに立ち入る隙はないのではないかと思われます。

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