2007年05月14日

NGNの国家戦略を聞く!(第1回)

NGNの国家戦略を聞く!(第1回)」というインタビュー記事です。


前半は、「e-Japan/u-Japanの総括」となっております。そして、これを踏まえて、NGNというフェーズに発展してきたのだと言うことですね。

文中では、e-Japan/u-Japanが高速道路(ブロードバンド)、NGNが車(アプリケーション)という形で説明されています。



そして、後半で、NGNに何を求めているのかが、かかれています。

【第1の戦略】NGNは、打ち出の小づちのようなインフラ・ネットワーク
【第2の戦略】運用コストの低減と低廉なサービスの提供
【第3の戦略】NGNで国際競争力を付け、世界に打って出て行く時
う〜ん、第1と第2の差がよく分かりません。 第2が、IP化すれば、今までの専用交換機ではなく、汎用的なIP機器が使えるために機器を安く調達できると言っており、第1が、IP化すればIPネットワーク上で動くため、アプリが共通的に使えるという言っています。 でも、これは、IP化すれば、両方とも必然的に付いてくるため、二つに分ける意味が不明です。

ということで、邪推してみますと、第1の「アプリが共通で使える」というは、世界共通しようにしなければならず、すなわち、「独自仕様を入れてはいけない」と言うことです。
というところから、これは、独自仕様が大好きな某キャリアさんに対する牽制なのかなぁとか、邪推してみたりします。(;^_^A アセアセ・・・

そして、それがそのまま、「第3の戦略」として、打ち出されていると言うことなのかもしれません。
(こちらの世界的に使えるというのも、NGNの仕様に併せれば、当たり前の話の訳です。)

ちなみに、ここには、某ケータイキャリアさんの二の舞にはなるなという牽制が入っていると思いますが、本Blogでもさんざん書いているとおり、某キャリアさんは、そのモデルまっしぐらのようですが。。。

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