2007年07月16日

携帯電話のこんなトリビア

知っていますか? 携帯電話のこんなトリビア」という、書籍『携帯電話はなぜつながるのか』からネタを引っ張ってきた便乗記事です。

何個か、気になった点があったので、ピックアップです。



お話し中の「プーッ,プーッ」音は信じられない?

どんな時に「プーッ,プーッ」音が鳴るかというと,お話し中はもちろんですが,電話をつなぐ電波や回線に余裕がない時も鳴ります。

う〜ん、いろいろな都合なので書けないのでしょうが、実際にはもっといろいろなパターンがあるそうですが、そこへつっこむ話ではなく、ポイントは「エラーをエラーとして返さない」と言うところでしょうか?

PBX系の某IP電話でよくあるパターンとしては、発生したエラーを分類せずに「エラー応答をそのまま表示」したりします。
そのため、よく知らない人が見たら、例えば「404 Not Found」とエラーが表示され、「壊れた!」と大騒ぎになってしまうことがあります。そして、「信頼性が低い」とレッテルを貼られるわけです。

このほかの例としては、

「SIPの場合、ACKが届くタイミングなどにより、RTPの接続されるまで時間が空くことがある」

そのため、「受話器を取ってから、1秒くらい通話できない」可能性があります。
そこで、通話できる状態になったときに「ピッ」などと音を流す仕組みとして、「最初はしゃべっちゃいけないんだ。待っていよう。」という行動をユーザにさせるという電話機もあったりします。

ということで、何が言いたいかというと「UI重要」って話です。要は、「使えること」が重要とか言う話です。
失敗パターンは、↓ということで。
auのトラブルで、「110番」に電話が殺到!?




端末はほとんど寝ている?

待ち受け状態の時には,必要最小限の時間だけ動作させるようにしています。これが,「間欠受信」と呼ぶ技術です。

これこそが、ケータイ向けの待ち受けアプリとして、ブラウザ+Ajax(Comet)だとつらいだろうなぁと思う点の一つです。電池食い過ぎちゃうんですよねぇ。。。

この辺が、どうにかなれば、よいのですが。。。うまく組み合わせて使うの言うのも良さそうですが、当面はやはり、ネイティブなアプリになるのかなと思っています。

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