2007年09月30日

VoIP系ニュース2007/09/30

2007/09/30までのVoIP系のニュースをまとめて。




携帯電話のLinuxをめぐるトレンド

Linux自体も、ディストリビューションを考えれば、同じ関係なんですけどね。
逆に考えれば、ディストリビューションに含まれているほかのパッケージを取り込む余地ができるというわけで、ぜんぜん、ソフトウェアの裾野が広がるのが、Linux化なわけなので、この発言は、自分の首を絞めているようにしか見えないわけですが。。。

Linuxと競合するSymbianのリサーチ担当執行副社長David Wood氏は、同社のWebサイトで次のようにもっともな意見を述べている。「Linuxの主要ダウンロードサイトwww.kernel.orgから入手できるソフトウェアは、携帯電話の開発に必要なものの10%にも満たない。電話機の特徴を決めるのは、残り90%プラスアルファのソフトウェアである」




ウィルコム、パケット通信に障害――Eメールとフルブラウザの利用困難

久しぶりの大障害。




ソフトバンクの端末開発に新風──開発担当役員にソニーの吉田雅信氏

スマートフォンやiPhoneのようなものに、力を入れていくと言うことなのかな?
個人的には、とても期待してしまう人事でありますね。

2001年4月から、Palm OS搭載PDA「CLIE」を手がける事業部門のプレジデントを務め、2004年9月にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの日本向け端末部門長に就任した。



Palm、「100ドルスマートフォン」発表

安い。。。だた、長期的には、あまり、メリットがある気はしないですが。。。(フルキーボードなケータイがスタンダードになる気はあまりしないので。)




Google、携帯SNSの「Zingku」を買収

だんだんと、gPhoneが見えてきました。




●米IP電話ベンチャーの苦境とそれでも「おいしい」音声サービス市場

堅実なのですが、将来性に難があるんですよねぇ。

DSLなら毎秒数メガビットで十数ドル(千数百円程度)でも高いと感じるユーザーが、電話なら(たった30キロビットのサービスでも)ほぼ同等の費用を払ってくれる。これだけ軽量なら設備投資や運用費用を広告収入でまかなうことも夢ではない。毎月、億単位の費用がかかるYouTube(ユーチューブ)などに比べれば、IP電話ベンチャーほどおいしい商売はない。




Skypeの障害を機にコンピュータの多様性を考えた

これだと、結局、Skypeの弱点の解説になってしまっていますね。要は、Skypeには、Skype社1社の実装しかないため、ひとたびバグ(風邪を引く)とすべてが落ちてしまうというお話です。
インターネット的には、これを、仕様をオープンにして、複数の会社やプログラマが実装することにより、複数の実装を存在させて(風邪に強い人とそうじゃない人。多様性を持たせる)、一つのバグによりネットワークが崩壊することを、防いでいるわけですよね。




ウィルコム、オフィスの電話とPHS間の通話を定額にする「W-VPN」を発表

専用端末しか使えないようなので、微妙な感じですね。
サービスとしては、悪くないとは思うのですが。。。もう、一捻りほしい感じがします。




【第1回】なぜ次世代ネットワークが必要なのか

フレキシブルに帯域を変えられる広域イーサや専用線という意味でのNGNが必要であると説いた記事。

高品質な映像を送るための帯域を確保する仕組みや、電話回線並みの信頼性を維持できる仕組みを取り入れて構築するからだ。インターネットで広く行き渡ったIPをベースに、通信事業者が特別な仕組みを作り込んだ新しいインフラがNGNなのだ。

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