2007年12月27日
P2P教科書
2007/12/26に発売になりました、P2P教科書を、Tomoさんから、献本いただきました!
Tomoさん、執筆陣の皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございます!
ということで、ついでに、微妙すぎる書評でも。。。
ちなみに、良いことは黙っていても他の人が書いてくれると思いますので、つっこみを入れるという方針で行こうかと思います。(いつも、そういうポリシーなんですけどね。本blogは。)
内容としては、第4,5章以外は、「ビジネス」が、テーマとなっているようです。要は、P2P技術のビジネス応用のお話です。
これは、監修者の江崎先生のあとがきにあるように、「P2P技術の名誉挽回が本書の目指すところ」とありますので、P2P技術がビジネスになっている(使える)と言うところをアピールすることにより、達成しようとしているように感じます。
そして、つっこむべきは、この第4,5章であります。
なぜかといえば、とてもケシカランのであります。
このケシカラン第4,5章は、「ビジネス」がテーマになっていないどころか、第1章で、P2P技術が、「ビジネス」という見地から(と思われる)、下記のように世代分けがされているのですが、
第1世代・・・ハイブリッドP2P
第2世代・・・ピュアP2P
第3世代・・・キャッシュ技術の導入(≒CDN)
第4世代・・・著作権管理機構の導入
※第2章のコラムでは、第3世代は「第1,2世代じゃないもので、著作権管理機構のないもの」ということのようです。
「技術」という見地から(と思われる)、構造化オーバーレイという流れこそが、次の世代(第1章の第4世代)といわんばかりの内容です。(第2章のコラム的には、「第3世代」に分類されています。)
これは、ほかの章に対してみれば、ケシカランというほかありません!!!
追記
で、このケシカラン第4,5章が独立した、DHT教科書の発売はいつですか???技術者としては、ここが読みたいんですが。。。
- by noritsuna
- at 17:21
comments
ご指摘の通り、第4,5章ケシカランです。
誰や書いたやつは...
yosさん
>ご指摘の通り、第4,5章ケシカランです。
>誰や書いたやつは...
ここは、ぜひ、ケシラなくなくなった「俺流 P2P」の発刊を!(w