2008年04月11日

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アカマイの技術を富士通が採用−クラウドコンピューティング実現に向けて」という記事です。


「グローバルにコンテンツ/アプリケーションを配信しようとした際に、従来のISPバケツリレー式の配信方法に大きな課題があったからだ」(代表取締役社長の小俣修一氏)。同氏によれば、「昨今、配信サーバーは内部統制の観点などから集約化が進み、結果、ユーザーへの配信距離は延びてしまっている。そうした状況の中、複数のISPがバケツリレーをするようにデータを配信する方法では、途中でバケツリレーをさぼる者(サーバー)が出たりして、遅延やタイムアウトを発生させてしまう。また、無事にデータが届いたとしてもパケットロスが発生している可能性も大きい」というのだ。
そこでアカマイでは、世界71カ国、約3万台のサーバーから構築される「インターネット・オーバーレイ・ネットワーク」を利用し、“雲”の中の交通整理を行っている。バケツリレーではなく、すべてアカマイのサーバーを使い、複数の経路からもっとも早いルートで配信を実施。この「ラウンドトリップ」と呼ぶ方式で、スピードと可用性を実現しているのだ。さらに、それ以外のルートからも並行して配信。目的地にデータが届く直前でそれらを集約し、ロスしたパケットを補完するなど、徹底的な輸送の最適化を行っている。


※参考記事タイトル「富士通、国際間 NGN でアカマイを採用

以上。

追記(2008/04/21)
参考記事:「09春からQoS,SaaSが真価を発揮

あれ?

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