2008年04月10日

エリクソンのNGN/IMS/LTE戦略を聞く(JSR281)

エリクソンのNGN/IMS/LTE戦略を聞く」という、IMSベンダーの2代巨頭の一角であるエリクソンさんの会です。

今回は、NGNリリース2に向けて、IPTVのお話がメインのようです。

NGNのアプリケーションとしては、日本では、IPTVがメインだと考えられていますが、これは欧州でも同じです。

2ページ目に、このへんの規格一覧がありますので、非常に参考になる資料となりそうです。気になる人は、要チェック。




そして、第二回目「エリクソンのNGN/IMS/LTE戦略を聞く(2)」。

IMS向けのJSRなんて、でてたのかぁ。知らなかった。。。チェックせねば。>JSR281  おまけで、JSR289

端末クライアントのソフトをJSR-281(※)というJavaベースのAPIで、またネットワーク・サーバ上のアプリケーション・プログラムをJSR-289(※)という同じくJavaベースのAPIを通して開発および試験することができます。

※JSR 281:IMS Services API、IMSアプリケーションを開発するためのAPIについての文書

※JSR 289:SIP Servlet v1.1、JavaでSIPを利用するための仕様※JSR:Java Specification Request、Java仕様要求。JCPで策定された、Javaプラットフォームに追加される提案された仕様や技術を記述した公式文書。http: //jcp.org/en/jsr/all

ということで、JSR281のAPIを覗いてみました。

このAPIでは、IMS Stackは気にしなくても良いようですが、IMSのパケット(メッセージ)は、操作しないとダメなようです。
そして、その操作は、

javax.microedition.ims.core.ServiceMethod

を実装したクラスとして、作成することになります。
ここで、IMSのプロトコルに合わせて、アプリケーションを書いてあげれば、いろいろなサービスを提供できるということです。
逆に言えば、IMSのプロトコルを把握 & 自分で定義していないとアプリを作ることは不可能ですね。

まぁ、SIP Servletの対となる物なので、このレベルで十分と言うことなのだと思います。



おまけ
みんな、大好きQoSは、javax.microedition.ims.core.media パッケージ内をどうぞ。「BasicMediaQos」とかありますので。

おまけ^2
しかし、パッケージ名の「javax.microedition」が、非常に気になるんですが。orz
端末クライアント向けだからしょうがないんですかね。。。

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