2010年08月01日

GitHub上にOHA版Androidのソース一式を公開しました

ポーティング職人の皆様へ


最近、

Androidのソースに手を入れたけど、一式丸ごと公開すると約1GBあるので、無料のサービスではホスト出来ない。 そのため、修正を入れるたびに、diffパッチを作らねばならず、面倒すぐる!

というようなお話を聞く機会が何度かありました。
たしかに、分散リポジトリであるgitを使っていながら、最終的な配布物が、diffパッチでは悲しい物があります。





●解決案
GitHub上では、freeプランでは300MBの容量しかありませんが、他の人のgitリポジトリを、自分のgitリポジトリとしてforkする分には、どれだけforkしても容量は減りません。
差分のみ、容量として加算されていきます。

すなわち、だれかが、有料版のGitHubを利用し、OHA版Androidのソース一式を、GitHub上に公開すれば、ほとんどの修正ソースコードは、freeプラン内でアップロード出来ると言うことです。
しかも、当然、gitが使えますので、gitの恩恵をまるまる受けることが出来ます。すなわち、完全な形のソースツリーを『自分のリポジトリ』として管理することが可能です。



●提供開始!!!
そこで、一般社団法人Open Embedded Software Foundationより、OESFのオープンソースポリシーに則り、コミュニティーとのコラボレーションを深めていくために、OHA版Androidのソース一式を、GitHub上に公開することにいたしました。

ぜひ、皆様の成果をGitHub上に公開してもらえればと思います。




また、僭越ではありますが、優れた成果であれば、ご相談の上、Embedded-Masterにどんどんと取り入れさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

その他、要望等がありましたら、何でも構いませんので、

em あっとまーく oesf.jp (まっとまーくを、@に変換してください。)

まで、ご連絡いただければと思います。






●公開場所
GitHub上のOHA版Androidのソース一式


●バージョン
OHAリポジトリの「Android-2.2_r1.1」タグのついたソースコード一式


●リポジトリ構成
こちらの趣旨に則って、リポジトリは一つにまとめてあります。

そのため、変更履歴など参照したい場合には、OHAのgitサーバを参照してください。

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