2010年08月28日

第二十一回P2P SIP勉強会の告知

第二十一回P2P SIP勉強会の、告知です。

今回は、ついにあのお方の弟子が、クラウドコンピューティングコンペティション・グランプリの実績をひっさげて登壇です!!!
ぜひ、皆様の手で、フルボッコにしてあげてください。<(_ _)>



*案内

-日程

--2010年9月19日(日)

-時間

--14:00〜

-参加費

--なし

-懇親会

--あり。

-会場

--東工大 西7号館

---info あっとまーく siprop.org

---にお問い合わせください。



*プログラム

-@did2memo氏による『柔軟な経路表に基づくOverlayNetworkの設計と応用〜そろそろ、SkipGraphとドロネーに引導を渡してやるか〜』
--本日を、SkipGraphとドロネーの命日にすべく、DHTアルゴリズムの応用可能性を高める手法『柔軟な経路表』の詳細な仕組みと、実際の応用であるグループ間通信抑制手法を中心にDHTについて話します。
---DHTチュートリアル?/柔軟な経路表のアルゴリズム/応用例のデモ?/柔軟な経路表の応用例LFRT/今後の応用?/OverlayWeaver?

2010年07月14日

第二十回P2P SIP勉強会の告知

第二十回P2P SIP勉強会の、告知です。

今回は、Cloudをdisりに来た若者です。Cloudがどれだけダメでどうしようもないのか、そして、『俺様』が考える最強のCloudシステムについて、騙っていただきます。



*案内

-日程

--2010年7月25日(日)

-時間

--14:00〜

-参加費

--なし

-懇親会

--あり。

-会場

--東工大 西7号館

---info あっとまーく siprop.org

---にお問い合わせください。



*プログラム

-@hamhei氏による『MyCloudの話と、みんなで世界(のファイルシステム)をぶち壊そう』

--クラウドにはロックイン・遅延などの問題があります。MyCloudは、複数のベンダのパブリッククラウドを構成ノードとして、一つの大きなクラウドストレージを構築します。MyCloudはプライバシー保護・転送速度向上といったメリットを生み出します。
-- あと最近は既存のファイルシステムに我慢がならない。ディレクトリ構造は人間の記憶がボトルネックになるため大量のデータ管理に適していない。今回はこの問題についても最近考えていることをお話し、皆様からのフィードバックを得られたらと考えております。

2010年05月29日

第十九回P2P SIP勉強会の告知

第十九回P2P SIP勉強会の、告知です。

今回は、Paxosの神を迎えて、分散における合意について迫ってみたいと思います。



*案内

-日程

--2010年6月13日(日)

-時間

--14:00〜

-参加費

--なし

-懇親会

--あり。

-会場

--東工大 西7号館

---info あっとまーく siprop.org

---にお問い合わせください。



*プログラム

-大阪市立大学・鹿野将典氏による「Paxos聞くなら、遠くのLamportより、近くのオレ鹿野」 『分散合意アルゴリズムの神髄〜Paxosを極めて〜』

--P2P基盤ソフトウェアmusasabiで培った、分散合意のあるべき姿について、Paxosをベースとして語っていただきます。

2010年04月13日

pre第三回Interop Clouds合宿 & 第十八回P2P SIP勉強会の告知

pre第三回Interop Clouds合宿 & 第十八回P2P SIP勉強会の、告知です。

ん?「おまえ台湾にいるんじゃねぇの?」ですって???
いえいえ、私が台湾にいようが、P2P SIP勉強会は開催されるのです!!!



* 主催
o 東工大 首藤研究室

* 日程
o 2010 年4月24日(土)
* 時間
o 14:00〜
* 参加費
o なし
* 懇親会
o あり。
* 会場
o 東工大 西7号館
+ info あっとまーく siprop.org
+ にお問い合わせください。


†プログラム
IIJ-IIの藤田昭人氏による『PaaS の作り方』

* TyphoonAE (GAE for Python 互換ソフト)の構造を解説をし、GAE for Java 互換ソフトへ拡張するには、どのような手法がよいのか?TyphoonAEの現状の問題点を交えながら、議論します。
o Google App Engine for Java のサポート
+ TyphoonAE は GAEp SDK の機能を活用して実行環境を実現していますが、GAEj SDK を対象に同様のアプローチで実行環境を実現するためには、jar ファイルのデコンパイルなど幾つか問題があります。
o 複数の利用者で環境を共用する上での技術的問題点
+ TyphoonAE は今のところ1つのアプリケーションしか登録できず、ユーザーアカウントは強制的に admin になってしまいます。
o IaaS 環境下での動作
+ Eucalyptus 上で実行するには、どうしたらよいのか?
o 独自サービスの追加
+ いろいろな状況に応じて最適化された Key-Value Store が登場しているため、いろいろな Key-Value Store を利用するための拡張を行うにはどのような手法がよいのか?

2010年03月31日

HOTARUプロジェクト、ソースコード公開

私も、初期のコード設計に参画したIMS/NGN相互接続実証実験プロジェクトである「HOTARUプロジェクト」が、ついに、ソースコードの一般公開までたどり着きました。


最初の江崎先生の

「おまえら、がんがれ。」

の鶴の一声から、およそ4年。
今思えば、凄まじいスタートではありましたが、何とかソースコードの一般公開までたどり着きました。

現時点のソースコードは、すでに、世界規模のIMSの相互接続イベントである、SIPit(3回)とPlugfestとPlugtestsをくぐり抜けており、それなりの品質に達しております。

もし、IMS/NGNにご興味のある方がおりましたら、ぜひとも、本プロジェクトの成果をお試しいただければと思います。

2010年03月17日

第十七回P2P SIP勉強会の告知

第十七回P2P SIP勉強会の、告知です。

またまたまた、若者を拉致したが講師に名乗りを上げてくれましたので、開催いたします。
今回は、筑波の山奥大学より、生きのいい学生を釣り上げました。(w

*案内
-日程
--2010年3月22日(月・祝)
-時間
--14:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり。
-会場
--東工大 西7号館
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-oza_x86氏による『仮想化とかカーネルとかのお話』

2010年02月08日

第十六回P2P SIP勉強会の告知

第十六回P2P SIP勉強会の、告知です。

またまた、若者を拉致したが講師に名乗りを上げてくれましたので、開催いたします。

*案内
-日程
--2010年2月27日(土)
-時間
--14:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり。
-会場
--東工大 西7号館
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-うえのたんによる『基本的なところ+アルファと現在開発中のエージェントシステム的なモノについて(仮)』

2010年01月25日

千々和大輝(daiki41ti)氏、未踏ユースに採択さる!

SIProp育英基金、第一号」である、千々和大輝(daiki41ti)氏が、未踏ユースに採択されました

●テーマ名 「従来のシステムと比べて柔軟性の高いkey-value storeの開発 」

※詳細は、まだ、公開されていないようです。

千々和大輝(daiki41ti)氏は、クラウドコンピューティングコンペティションにも、「範囲検索ができるキー・バリュー型データストア」にて、参加しており、
(詳しくは、こちらなど。)
P2P系技術を学ぶ、新進気鋭のイケメンです!

ぜひ、今後とも、全力でサポートできればと思います!

2010年01月01日

第十五回P2P SIP勉強会の告知

新年、おめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。

と、いったところで、ご無沙汰しておりました第十五回P2P SIP勉強会の、告知です。

最近は、Interop Clouds合宿 をやっている関係でお休みしておりましたが、若者が講師に名乗りを上げてくれましたので、新年会を兼ねて開催いたします。

*案内
-日程
--2010年1月9日(土)
-時間
--14:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり。新年会を開催します。
-会場
--東工大 西7号館
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-sumaさんによる『Twitter の P2P化を考える(仮)』
--Twitterのサーバ/クライアントシステムを、P2P化したら、どのようなシステムになろうだろうか?といのを考察いたします。 ---Effyたんのこのあたりのつぶやきなども参考になります。

2009年09月03日

第十四回P2P SIP勉強会の告知

第十四回P2P SIP勉強会の、告知です。
今回は、血の雨が降りそうな悪寒です。><

*案内
-日程
--9月13日(日)
-時間
--14:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
-会場
--東工大 西7号館
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-驟雨さんによる『Overlay Weaver? ぼっこぼっこにしてやんよ』
--ニコニコ動画のP2Pによる、キャッシュ共有ソフトであるgenkidamaで利用されているOW(Overlay Weaver)に焦点を当てて、実際に利用してみたノウハウなどを『開発者の首藤先生の前』で解説していただきます。
-佐藤さんによる「CEDECのちょっといい話」
--BitTorrentの運用事例紹介です。

2009年07月08日

第十三回P2P SIP勉強会の告知

延期されまくっていた第十三回P2P SIP勉強会の、告知です。
今度こそ、開催できる予定です。><

*案内 -日程 --7月19日(日) ⇒ 7月20日(月・祝) -時間 --14:00〜 -参加費 --なし -懇親会 --検討中 -会場 --東工大 西7号館 ---info あっとまーく siprop.org ---にお問い合わせください。

*プログラム
-大西さんとeffyさんによる『真・P2P●●● 検討いいんかい』
--思いっきり技術よりに倒した内容の大学で使える●●●を作成するための大討論会です
---最終目標は、P2Pの技術体系についてまとめた資料をアウトプットすることです。

第十三回P2P SIP勉強会の告知の続きを読む

2009年06月30日

Android Bazaar and Conference 2009 Springの資料、完結編

Android Bazaar and Conference 2009 Spring での私の講演ですが、実は、3部作のうちの2部までのものとなっておりました。

そして、今回、フルバージョンをモバイル夜間大学で
講演
してきましたので、資料を公開いたします。資料は、こちら
※本作は、yusukeたんとの合作となっております。Twitterなどで、最近、yusukeたん(@yusuke_arclamp)がつぶやいていたのは、この件です。


第3部の内容を簡単に言えば、

個人がエンパワーされた『真の個人の時代』がやってくる、それに備えよう!
そのときに、鍵となるのは、『協働・共創する多重帰属チーム』である!

というものです。
かなり、煽りも入っております(;^_^A )が、少なくとも、いまは確実に時代の変わり目であり、その変化を見極め、行動する必要があると言うことです。
そのためのヒントの一つとして、ご覧いただければ、幸いです。


※第1部、第2部に関しましては、Android Bazaar and Conference 2009 Spring などに録画データなどがありますので、そちらを参照してください。

2009年06月11日

SIProp育英基金、第一号

SIProp育英基金」の第一号が決定しました><

こちらのエントリーに書かせて頂いた「daiki41ti氏」へ、クラウドコンピューティングコンペティションへの参加費用(旅費)の負担をさせていただきました。

今後とも、このような若者を支援していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

2009年06月10日

クラウドコンピューティングコンペティションのUStreamします

Interop主催者イベントの クラウドコンピューティングコンペティションの 表彰・ライブデモを、UStreamで配信します。 (※主催者側に許可をいただきました。)

* 日時:2009年6月11日
* 時間:13:00-16:30
* 表彰・ライブデモ会場:幕張メッセ 国際会議場 国際会議室
* UStreamチャンネル:http://www.ustream.tv/channel/siprops-seminar
* 注意事項:発表者の要望などにより、配信停止する場合もあります

われらが、

effyたん
PIAXチーム
daiki41ti

のみなさんがそろぞれのチームで発表されるため、必ずや、レベルの高い発表となること間違いなしですので、ぜひぜひ、ご覧いただければと思います!

2009年05月26日

mixiアプリ x PIAX x Android = 雷電3号

ついに、SIPropプロジェクトにて作成中だった、雷電3号機が完成いたしました!!!

3号機は、

mixiアプリ x PIAX x Android
    ↓
SNSプラットフォームアプリ x 位置情報と検索 x モバイルガジェット

という構成になっています。
※雷電は、単体のソフトウェアを指すものではなく、あるソフトウェアやサービスを統合し、全く新しい使い方やサービスを提示する環境一式(ソフトウェア・サーバ・ガジェットなど)を指します。


●動作イメージはこのような感じです。(あくまでイメージです。)

要するに、自分の周囲にいるmixiの友達(マイミク)を、Google MAP上に表示するというモノです。
ついに、完全にプログラミングできるSNSが、手のひらに、そして、モバイルにやってきたのです!

ちなみに、これは、こちらのエントリーに書かれている世界を実現してみたものとなります。
アイデア次第でいろいろな可能性が開けると言うことです。

ぜひぜひ、いろいろとチャレンジしていただければと思います。




・お試し用Androidアプリ
こちらからダウンロード。APKファイル
mixiのログイン画面が出ますので、ログインしていただければと思います。
※ソースは、SIPropのSourceForgeからダウンロード可能です。。。が、アプリ〜ガジェットまでを含めてのモノですので、ソースだけではなかなかわかりにくいので、注意してください。
※現時点(2009/05/25)では、mixiアプリ オープンβ コミュ本アプリ に登録する必要があります。
※もちろん、パスワードの収集などは行っておりません。ただし、mixi IDとGPS情報の保持は行っておりますので、ご了承ください。(メモリ上にのみ配置し、永続化は行っておりません。)

・動作スクリーンショット

mixiアプリ x PIAX x Android = 雷電3号の続きを読む

2009年05月19日

第十三回P2P SIP勉強会の延期のお知らせ

第十三回P2P SIP勉強会の時間変更の告知」で、告知しておりました勉強会ですが、昨今の豚インフルエンザの都合により、会場が使えない可能性が出てきたため、延期とさせていただきます。


次回の開催時期は、6月中旬以降のInterop終了後を予定しております。
すみませんが、正式な告知まで、もうしばらくお待ちください。

2009年05月16日

Overlay Weaver on Android

我らがシュドラ先生作、Overlay Weaverを、Android上で動くようにしてみました。こちらに置いておきます。

とは言いましても、完全体ではありません。orz
一部、制限があります。


・UDPは使用不可能
 ⇒Androidのバグと思われるが、UDPMessageSender#sendAndReceive にて、sock.receive(buf)のbufが、ずっと空のままという現象が出る。(PC上では問題なし)
 ⇒DatagramSocketを使い回すと、ダメなのだと思われるけど、面倒なので放置。(w
・UPnPライブラリは使用不可
 ⇒XML関連だと思われる。(AndroidのXMLライブラリは、独自)
 ⇒UDPが使えないので、もう、放置。
・BerkeleyDBベースのDirectoryは使用不可能
 ⇒ファイルの書き込み制限などから、使用できない。
・各種シナリオを削除
 ⇒awtなどを使っている物があったので、ごっそり削除した。

UDPがちょっと痛いところですが、あまり根は深くないと思いますので、一日程度がんばればどうにかなると思われます。がんばった方がいましたら、お知らせください。(w

あと、当然ですが、上記制限によりNAT越え関連がうまく動いていませんので、ローカルな環境下グローバルIPな環境でお試しください。

2009年05月10日

第十三回P2P SIP勉強会の時間変更の告知

第十三回P2P SIP勉強会の日程が変更されたので、再度告知です。

*案内 -日程 --2009/05/16(土) ⇒ 2009/05/24(日) へ変更 -時間 --14:00〜 ⇒ 10:00〜 へ変更 -参加費 --なし -懇親会 --検討中 -会場 --東工大 西7号館 ---info あっとまーく siprop.org ---にお問い合わせください。

*プログラム
-大西さんとeffyさんによる『真・P2P●●● 検討いいんかい』
--思いっきり技術よりに倒した内容の大学で使える●●●を作成するための大討論会です
---最終目標は、P2Pの技術体系についてまとめた資料をアウトプットすることです。

2009年05月03日

SIProp育英基金、設立

現在、P2P界隈では、若返り政策 を絶賛実施中です。
そして、地方に住む若者が勉強会などに参加できるようにと、有志たちと議論した結果(未成年者への配慮などを考慮して)

SIProp育英基金

を、首藤先生の音頭の元、設立いたしました。


●設立の趣旨
今日においては、誰もがネットワーク上の情報に気軽にアクセスできるようになり、特に技術的な事柄については非常に若いうちから知識を身につけることができる環境が整っている。
しかし、更なるステップアップを試みる時、よりリアルな環境での知的交流も重要であるのに、未成年者にとっては、金銭などの面から、学会、技術勉強会、技術イベントなどに参加することは敷居が高い。
そこで、コンピューティング技術、ネットワーク技術に関する技術者、研究者を主とした有志により、若い有望な未成年者や学生に対して、旅費やイベント参加費などの補助を行う為の基金を設立する。

●目的
技術的な知識を深めたい未成年者、学生などに対して、学会、技術勉強会、技術イベントなどに参加するための費用を補助する。

今後とも、技術を志す者たちを応援していく所存ですので、よろしくお願いいたします。

SIProp育英基金、設立の続きを読む

2009年04月27日

第十三回P2P SIP勉強会の告知

第十三回P2P SIP勉強会の告知です。
休日の午後をフルに使ってやるバージョンの方で、P2Pの技術論をどうまとめたらよいか?について思いっきり議論しようという内容です。



*案内
-日程
--2009/05/16(土)
-時間
--14:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
-会場
--東工大 西7号館
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-大西さんとeffyさんによる『真・P2P●●● 検討いいんかい』
--思いっきり技術よりに倒した内容の大学で使える●●●を作成するための大討論会です
---最終目標は、P2Pの技術体系についてまとめた資料をアウトプットすることです。

2009年04月10日

JJUGのCCC2009Springの告知

JJUGのCCC2009Springの季節がやって参りました。
そこで、告知です。


●概要

開催日時:2009年 4月 21日 (火) 9:30 - 19:25 (9:00 開場)
会場 :国立オリンピック記念青少年総合センター 東京都渋谷区代々木神園町3-1
参加費:無料
申込方法:こちらよりお申し込み下さい。


日本Androidの会からは、C-3にて、コンテンツWGリーダ・安生さんがももこ(仮称)をベースにAndroidアプリの作り方について、お話しします。

SIPropからは、BoF B-1にて、 新里さんがお得のロケーション系について、お話しします。

2009年04月08日

第十四回SIProp勉強会の告知

第十四回SIProp勉強会の告知です。
平日の夜にやるバージョンの方で、SIPとかIETFとか、最近やっております。今回は、セキュリティに焦点を当てていきます。今回は、IMSによる認証基盤についてです。



*案内
-日程
--2009/04/23(木)
-時間
--19:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
-会場
--大手町の秘密会場
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-岡田さんによる「IMSを使ったオレオレIMSワールド 〜新世代の認証基盤〜」

2009年02月26日

第十二回SIProp勉強会の告知

第十二回SIProp勉強会の告知です。
平日の夜にやるバージョンの方で、SIPとかIETFとか、最近やっております。今回は、セキュリティに焦点を当てていきます。



*案内
-日程
--2009/03/13(金)
-時間
--19:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
-会場
--大手町の秘密会場
---info あっとまーく siprop.org
---にお問い合わせください。

*プログラム
-外山さんによる「セキュリティー小話」

2009年02月22日

マスからマニアへ

最近、Android関連で『普及しますかね?』と聞かれることが多くなってきました。そこで、

国内では(対iPhone的なリッチケータイという意味において)、今年の後半くらいに出ると言われている日本仕様を取り入れたAndroidケータイのでき次第である。

国外では(対Nokia的な超廉価ケータイという意味において)、台湾が国を挙げてAndroidケータイを作っている。これが、本当に動き出す、2〜3年後に、ケータイの普及率が爆発的に伸びているアフリカなどの後進国において、ブラウザケータイ(日本のi-modeが流行ったときの感覚)として、デファクトになる可能性がある。

という話をしたりするのですが、実は、個人的には、『普及』に関しては、興味がなかったりします。(;^_^A アセアセ・・・
なぜか? 要は、『普及』に込められている意味は、『うちの組織が儲けられるくらいの市場規模になりますかね?』という意味であり、組織の規模や市場の狙い方により、根本的に答えが変わるものだからです。

そして、私の規模感は、『1〜3人』くらいのマニア集団的なグループを考えているため、『普及』に関しては、興味がないのです。
この規模であれば、『市場の見え方』も、ずいぶんと変わってきます。
単純な話、100万/月の売り上げがあれば十分だから、サービスをする上で必要なユーザ数が、1000とか10000で事足りるかもしれないわけです。


『いやいや、そんなのは夢物語』をと思われるかもしれませんが、その足音は確実に近づいています。




1,Amazon EC2などに代表されるクラウドサービス
構築、運用費は、クラウドサービスにより、2桁レベルで下がり、個人で調達が可能になりました。
これは、いろいろ言われていますので、今更説明するまでもないかと思います。



2,少ない個数でハードウェアが作れる世界
昨今は、数年前に比べて、ハードウェアの作成費が、2桁レベルで下がりました。
そして、『AndroidのようなオープンなViewまでを含めて、ハードウェアを作る上で必要なものをすべて完備フレームワーク』の登場により、これがさらに下がろうとしています。

具体的には、こちらのエントリーの話を具体化した「一般社団法人Open Embedded Software Foundation」を2009/02/12に登記いたしました。(※この話に関しては、別途エントリーをまとめていますので、お待ちください。)

これらにより、上記で上げたサービス規模である『1000ユーザ』という単位でのハードウェアの発注の芽が出てきているのです。
(この手のサービスは、『少数のマニア』向けであるため、多少高額でも買ってもらえるという点もあるため、現実的です。)

注:ちなみに、サービスを作る上で、ハードウェアまで作る必要はないのですが、このエントリーの理由から、ハードを作れる世界にこだわっている次第です。




と、以上により、制作費や運用費が、『1〜3人』くらいの規模でさえ、賄える芽が出てきたのです。
次の問題点としては、この手のサービスは、『少数のマニア』をターゲットとすることになるでしょう。そうると、『どのようににリーチするか?』が問題となります。が、その解決策も見えつつあります。




3,『同じ指向の人々』のマッチングを行う、ソーシャル系
mixiなどに代表されるソーシャルネットワークなどの『個人を繋げるコミュニティーツール』です。
すでに、「1億5000万人の巨大プラットフォーム「Facebook」がとんでもないことになっている」なんていう事例もでつつあり、現実のものとなっています。
(ちなみに、このへんのは、次期のSIPropで成果をお見せできるはずです。10月には出来ているはずだったんですが。。。orz)




4,Cloud Market社の構想

最後に、それらを『換金』するための仕掛けとして、上記の3つを完全に取り込める形のマーケットが必要なのです。

そのための仕掛けが、『Cloud Market』社でやろうとしているなのです。




と、必要な部品は揃いつつあります。あと10年くらいすれば、『1〜3人』くらいのマニア集団的な生き方も普通に選べるような時代になっているかもしれません。
正直、是非ともほしい世界です。><

マスからマニアへの続きを読む

2009年01月31日

第十二回P2PSIP勉強会の告知

第十二回P2PSIP勉強会の告知です。
土日にやるバージョンの方です。



*主催
-首藤研究室

*案内
-日程
--2009/03/07(土)
-時間
--14:00〜おそくまで
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
-会場
--東工大 西7号館


*プログラム
-INSIDE PIAX
--PIAXの開発者・キバヨシが自らPIAXの全てについて解説します。


第十二回P2PSIP勉強会の告知の続きを読む

2008年11月16日

第十一回P2P SIP勉強会の告知

第十一回P2PSIP勉強会 with 忘年会の告知です。
土日にやるバージョンの方です。そして、忘年会付きです。例年のごとく、noritsuna邸で余っている余剰部品やPCなどを大放出予定です。(とは言っても、今年は、目玉が一個あるくらいで他は、小物ですが。)



*案内

-日程

--2008/12/13(土)

-時間

--14:00〜おそくまで

-参加費

--なし

-懇親会

--なし

-忘年会

--あり

---3000〜5000円の間

-会場

--高円寺北区民集会所 第四集会室

---https://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0019.htm



*プログラム

-楽天研究所ROMAについて(仮)

--あれです。あれ。

2008年11月02日

PIAX2.0公開開始

ついに、PIAX2.0が公開されました!!!

このあたりが、メモらしいのです。
詳細は、第2回 広域センサネットワークとオーバレイネットワークに関するワークショップの吉田さんと寺西先生のプレゼン資料をどうぞ。

ID/Locの分離機構、クエリ言語など、非常に強力な仕様となっております。



ということで、SIProp開発チームは、次期雷電のメッセージルーティングエンジンを、ServiceMixからPIAX2.0に置き換える決断をしました。
(ServiceMixをAndroidに載せるのが、つらそうという話もありまして。。。)

そして、本日より、PIAX2.0のAgent向けモジュールとアプリケーション層ルーティングエンジンの設計を開始しました。
年内には、実装予定です。近いうちに簡単な設計をアップする予定です。<(_ _)>




その後の予定としては、PIAX2.0に対して、下記のことをやろうかと思っております。
・Android化
 ⇒Androidビジネスホン向けに必須なので。
・ドロネーのOverlay interfaceの実装
 ⇒SIProp勉強会の一環として、やろうかと。

2008年10月17日

Androidビジネスは、こうして普及する

Androidビジネスは、こうして普及する」という、日本Androidの会のビジネスWGのリーダーである、三浦さんが推進しているAndroidビジネスの記事です。

まずは、

「可能性はみんな語るが、市場が50億や100億にならないと参入できない。ビジネスWGとしてはそういう動きをしていかないと、夢物語になってしまいます」

の部分の、なぜ、最初に市場が必要なのかについて、少々補足を。

Androidの可能性の一つは、OSまでオープンなため、いろいろなハードウェア(センサーや無線装置など)を連携させられるところにあるわけですが、これを実際にやるには、『評価端末の作成』 と 『製品の作成』が必要になります。

『評価端末の作成』は、アットマークテクノさんのFXなどが出てきたおかげで、どうにかなりそうですが、 『製品の作成』がどうにもなりません。
この辺を大雑把に考えてみると、金型をおこすだけで数百万、基板の設計費やらもろもろ入れたら、すぐに千万単位に。さらには、製造すれば、億のオーダーになります。そして、在庫を抱えるリスクまであると。。。

そのため、『製品の作成』が可能ないろいろなハードウェアベンダーに参入してもらうために、見えている市場が必要なのです。






もう一つの補足。

実は、2ページ目の下のほうにある「画像」に、SIPropのロゴが!!!

ということで、「CallSmart/Androidプロジェクト」に対して、現在作成中のSIProp、ならびに、雷電を提供予定です。
Androidのような、いろいろなセンサーがついていたり、ケータイできる『これからあるべきデバイス』に対して、なくてならない機能を提供予定ですので、楽しみにしてもらえればと思っております。

2008年09月23日

第十回P2P SIP勉強会の告知

第十回P2PSIP勉強会の告知です。
土日にやるバージョンの方です。

*案内
-日程
--2008/10/05(日)
-時間
--14:00〜おそくまで
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
-会場
--大手町秘密会場
---お問い合わせください。info あっとまーく siprop.org

*プログラム
-大西さんによる『オレ流新世代ネットワーク』
--大西さんが考える『新世代ネットワーク』の概要と解説
-藤田さんによる『IIJ-IIでやること』
--IIJ-IIの初代研究員に選ばれた藤田さんによる、IIJ-IIでやっている研究内容の発表です。Hadoop関係の内容となります。

2008年08月28日

セキュアなデバイス間メッセージ送信機能

Android SDKからのAPI削除、Googleが理由を説明」という記事です。
(Android-SDK-Japanのこちらの投稿も合わせて、読むとよいかとおもいます。)

発端は、こちら。

Android SDKのβ0.9をリリースした際に、GTalkServiceとBluetoothのAPIを削除した。

原因としては、こちら。

Googleは「根本的なセキュリティの問題」が幾つかあるためとし、3つの理由を挙げている。
・Google Talkでは友人の電子メールアドレスや、時には本名も分かってしまうが、Androidユーザーがそれを望まない可能性があるため。
・Androidデバイス内でIntent(メッセージ)を送信する設計になっているため、ほかのデバイスからIntentが送られてきた場合に、それを送信したアプリケーションが確認ができないという問題がある。
・当初のGTalkServiceの設計では、セキュリティ問題の回避やユーザー管理などをアプリケーション開発者が行うようになっており、負担が重くなることにある。

解決策は、こちら。

ただしGoogleはこの種の機能を断念したわけではなく、最初のAndroid端末が登場した後の優先課題として、高速でセキュアなデバイス間メッセージ送信機能の開発を挙げている。


と、まだ、根本的な解決策は出ていないわけですが、「今のSIPはどげんかせんといかん」と思っている私的には非常に興味深いですね。
できることなら、PureなP2P対応にしていただきたいと思うのですが、GTalkベースなので、無理ですかねぇ。

やはり、自分で作るしかないのかなぁ。

ひとまず、「クラウド時代の企業コンピューティング:暗号化とデータセキュリティ動向」で情報収集してこようっと。考えているアイデアもあるので、だめだしも聴いてみたいし。

2008年08月27日

第十回SIProp勉強会の告知

最近、告知ばかりな当Blog。まだまだ、告知が続きます。orz

ということで、第十回SIProp勉強会の告知です。
Tomoさんが、会場にメンバーの状況により、P2PSIP、ICE詳細編、IETFダブリンラウンドからネタを披露してくれます。



*案内
-日程
--2008/09/19(金)
-時間
--19:00〜
-参加費
--なし
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
-会場
--渋谷のセルリアンタワー、GMOさん
---http://www.gmo.jp/profile/outline.html
---担当「新里」を呼び出してください。

*プログラム
-Tomoさんによる「P2PSIP、ICE詳細編、IETFダブリンラウンドの話題などれか」


2008年07月23日

第九回P2P SIP勉強会

第九回P2P SIP勉強会の告知ですが、今回は、後半に居酒屋プレゼンが予定されていますので、応募制となります。
(SIProp勉強会ではありませんので、注意のほどを。。。休日開催版のエンドレス&NwGNっぽい勉強会です。)

詳細は、こちら


*案内
-日程
--2008/08/10(日)
-時間
--10:00〜気の済むまで
-参加費
--居酒屋での開催も予定されているため、3000〜5000円ほどの実費がかかる予定です
-懇親会
--必須
---3000〜5000円の間
-会場
--[ カフェ・ミヤマ渋谷東口駅前店 ] 3号室
--- http://www.ginza-renoir.co.jp/myspace/mys047_1.htm

**プログラム
***NiCT藤川さんによる、QoSのお話
-話の内容としては、もし何も無いところからスケーラブルなQoS保証マルチキャストルーティングプロトコル作ったら、こうなるのでは無いか、 というお話です。

***外山さんによる、P2P2PSIPの皮肉を楽しみながら、SIPについて語ってみる(怪)
-居酒屋プレゼンの形式を想定しております。
-タノシク、ジョークI-Dを読み下します。

●申し込みはこちらまで。
 メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)

第九回P2P SIP勉強会の続きを読む

2008年07月15日

第十一回SIProp勉強会の募集開始

第十一回SIProp勉強会の告知ですが、今回は、特殊な場所となるため、応募制となります。


詳細は、こちら


*案内
-日程
--2008/07/18(金)
-時間
--19:30〜21:00
-参加費
--ありません。
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
---これのみの参加もOK
---21時スタート予定
-会場
--会場の都合により、公に出来ません。申し込みをされた方にのみ、お伝えいたします。

**プログラム
***X CONNECTの方による、SIP IXのお話
-詳細は、現在、未定です。下記のどれかになる可能性大。アンケート受付中。
--SIPの相互接続 (NAT, SIP方言、H.323)
--メディアの相互接続(コーディック、NAT)
--番号情報の共有方法(ENUM、その他)
--IETFなどの標準化動向
--世界でのサービス

●申し込みはこちらまで。
 メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)

2008年07月04日

コミュニティエンジンさんのオフィスツアー

コミュニティエンジンさんのオフィスツアー」に参加してきました。


感想としましては、

特にアレでアレができることは皆さん大興奮でした。

の一言に尽きるかと思います。
※こちら、諸事情により、公開不可能な情報であるため、『重要な情報の箇所』が代名詞に変換されております。ご了承ください。


正直、このインパクトが大きかったため、他のものはあまり覚えていません。
(というか、遅刻した上、ビールを飲んだら、酔ってしまって記憶が飛んでます。orz)


●かろうじて覚えていること
 ・VCEが、C++化していた。
  ⇒確か、数年前にちょろっと関わったときには、Cだったはずなのに。。。

 ・World Synthesizerは、全力で実装中。
  ⇒まだまだなので、もうすこし、時間をくれとのこと。期待しております!>中嶋さん

 ・iPhoneやAndroidに興味あり
  ⇒第五回Android勉強会・ゲームフェアに、特別ゲストとしてお誘いしました。

位置情報と何か

ドコモさんが、「ドコモ 利用者の居場所・嗜好反映 今秋「生活支援型」で情報配信」というサービスを、907シリーズから導入するとのこと。

概要的には、こんな感じ。まぁ、モデルとしては、もう、数年前から言われていたものですね。

利用者の好みや居場所に合わせ、店舗やイベント、地域情報などを自動的に配信する「生活支援型」情報サービスを開始する。周辺の小売店の特売など、その時と場所で役立つ情報をタイミング良く知らせる仕組み

で、これに似たアプリを、次回もあると噂されているVoIPカンファレンス用のネタとして、この7月より、実装中だったりします。

ドコモさんのやつは『位置情報+個人の嗜好情報』で対個人向けですが、SNSをベースにした『位置情報+コミュニティー』として、グループ向けのものとなる予定です。で、この仕掛けが、P2P SIP的な何かの雛形となればいいなとか、妄想している今日この頃です。



おまけ
VoIPカンファレンスの発表は、このノリでいくか(w

2008年06月02日

第十回SIProp勉強会の募集開始

以前に告知した第十回SIProp勉強会ですが、ちらほらと、事前申し込みがあったので、ひさしぶりに応募制にしてみました。


詳細は、こちら


*案内
-日程
--2008/06/20(金)
-時間
--19:30〜21:00
-参加費
--ありません。
-懇親会
--あり
---3000〜5000円の間
---これのみの参加もOK
---21時スタート予定
-会場
--ATL-Systems社コラボレーションラウンジ
---http://www.atl-systems.co.jp/atl_wdm/html/atl/86673998989.html#C3


**プログラム
***西谷さんによる最近NAT講義
-NATの分類
--RFC4787
---"NAT Behavioral Requirementsfor Unicast UDP"  
--ポートマッピング
---フィルタリング
---ヘアピン
---その他の注意すべき点
--NATの分類チェック方法
---draft-ietf-behave-nat-behavior-discovery(オプション)
---RFC3489(STUN)との対応
---TCP,ICMPでの注意点

-NAT越え手法
--UPnP
--STUN
---旧RFCと最新ドラフトとの差分
---UDP Hole punching
---⇒可能なNATルータのパターン分けとシーケンス紹介
--TCP Hole punching
-TURN
--TURN-v6対応(オプション)
--TURN-TCP対応(オプション)
--HTTPトンネリング
--ICE
---ICE-TCP(オプション)
---NICE(オプション)
--シームレスコネクション(コム開発プロダクト)
--RFC5128(オプション)
---"State of Peer-to-Peer (P2P) Communication across NAT"
-関連
--IPv4アドレス枯渇対策との関連(オプション)
---⇒JANOG(7/10)で講演予定
--P2PSIPとの関連(オプション)
--SIPのNAT越え(これはボリュームがあるので別途?)

***佐藤さんによるSTUN講義
-STUNの誤判定問題とSTUNの拡張の話
--VoIPConferenceのその後のお話です。
--最近は、MGO+BitTorrentで活躍されたそうですから、その辺の話も聞けるかも???


●申し込みはこちらまで。
 メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)

2008年05月24日

コミュニティーをやる理由

最近、Android勉強会P2P SIP勉強会SIProp勉強会 なんていう、コミュニティーをやっているのかというお話を。

私の目標的には、いうならば、

『シリコンバレー的なベンチャーエコシステムの形成』

を、目指しております。

なんのことかというと、まさに、こちらで横田さんが自ら乗り込んでインタビューしてきたという、IIJの浅羽副社長の思い、そのものです。

浅羽副社長は、この事について日本人技術者の発想力や想像力がないのではなく、このような新しい技術・アイデアを育てる社会的な仕組みが無く、そのような物を具現化するものが無いとおっしゃられた。


何を、大それたことをと思うかもしれませんが、結局のところ、このエコシステムというやつは、

『人とのつながり』

でしかないとおもっています。
たとえば、上記で、『シリコンバレー的』といっていますが、実体としては、

『XXXをやりたいのか?なら、ここの人に会えばいい』
『YYYという技術なら、この人がプロフェッショナルだ』

という風に、やりたいファンクションにマッチした人を紹介してくれる人脈網というのが、その正体です。

さらに、日本だって、ベンチャーにお金を出資してくれるとこはないとか言いますが、実際には、存在します。ただ、出る先が、『出資者の知り合い』とか、『成功者の紹介者』というだけなのです。なら、自分が『出資者の知り合い』になれれば、出資してもらえるわけです。


で、その核となるのが、コミュニティーだと思っているわけです。

(この件に関しては、だったら、海外行けばいいぢゃんって話になってしまうのですが、個人的には、『お金が絶対』的な感じがして、ちょっとなぁというところがあります。もうちょと、ライフスタイルカンパニーよりの企業にも生きる道がほしいのです。)




さて、で、このコミュニティーが何かというと、今までの『Linux(というプロダクトを核とした)コミュニティー』ではなく、意味合い的には、なんのプロダクトも核にない『同じ思いを持った人たち』のコミュニティーというものを、想定しています。

具体的には、今あるコミュニティーとして、

・講演形式
 よくあるセミナーや講義と同じで、講演者が、壇上で一方向でしゃべるという形式のモノ。

・一体感形式
 講演者と参加者が、双方向にコミュニケーションをとれる形式のモノ。

 例としては、1000speakers のような形式。(名前は、ここから拝借)

とあります。
で、この一体感形式が、『同じ思いを持った人たち』で『何かをしたいという思いを持った』コミュニティーなのだと思います。そして、さらに、この一体感をさらに進めて、

・アメーバ形式(勝手に、命名)
 知り合った人たちが、自ら動いて、隣どおしに結びつきを強くしていき、さらに、新しい人への繋がっていくという、自己増殖していくような形式のモノ。
 そして、十分育ってくれば、自己を切り離して、それが新しい何かになる的なコミュニティー的なイメージです。
 インキュベーティブ・コミュニティーというようなイメージも良いかもしれません。

というようなものを、想定しています。
いまのコミュニティーは、『技術で閉じている』感が強いので、もっと、もっと、違うところと繋がっていく、そういうイメージです。
これは、JJUG趣意書にある「組織 - コミュニティのコミュニティ」の理念や『3つの閉じず』に近いモノと見ても良いかと思います。ゆえに、私は、JJUGの幹事になることを承諾したのですから。

そして、これが、最終的には、人脈網である

『シリコンバレー的なベンチャーエコシステムの形成』

に繋がっていくと信じているわけです。




そして、Android勉強会が、分野としても、ケータイからゲーム、組み込み、ネットワークまでと幅広く、しかも、ビジネスに直結しそうであるということで、なにか、違う世界に到達できるのではないかと思って、やってみようという気になりました。
(SIProp勉強会 や P2P SIP勉強会は、ちょっと、このフェーズに早い位置にいるコミュニティーなので。)



おまけ

こういうことをしていると、『なぜ、そんなコトしているんですか?』とか『おもしろいんですか?』みたいなことを、聞かれたりするのですが、『プログラムを開発する理由と全く一緒』で、最終的に自分が利用したいから、『作っている』んです。
なので、私としては、こういうことも、いわゆる『ものづくり』と同じなんです。だから、楽しいんです。
(あと、コミュニティーのお約束、すごい人と一緒になにか出来ることは、楽しいことです。)

2008年05月10日

第十回SIProp勉強会の告知

第十回SIProp勉強会(回数忘れたので、適当につけました。w)の告知です。

Tomoさんのmixi日記に、

6/20(金)のSIProp勉強会でNAT越えについて講演」 します。NAT越えに関して日本ではあまり情報がない状態ですが、(一番きちんとしているのが、VoIP Conference 2008のコナミ佐藤さんのプレゼン資料)RFCやDraftの概要およびプロダクト開発中に見つかったら課題等を話したいと思います。

もしかすると資料の事後配布は一部(あるいは全部)ないかもしれません。
コナミの佐藤さんも講演するそうです。

ということで、NAT越えに興味のある方は見逃さない方がいいですよ。

というものを発見したので、こちらでも告知。
日記に書いてあるとおり、間違いなく近年最強のNAT越え談義となる予定。


-日程
 -2008/06/20(金)

-時間
 -19:30〜22:00くらい

-参加費
 -ありません。

-懇親会
 -あり
 -3000〜5000円の間
 -これのみの参加もOK

-会場
 -ATL-Systems社コラボレーションラウンジ

-内容
 -NAT超え手法について熱く語る
 -講演者
  -Tomoさん
  -コナミの佐藤さん

-申し込み方法
 -今のところ決めてません。雰囲気的に、人が多くなりそうなら、申し込み制にします。
  -絶対に参加したい!という人は、info あっとまーく siprop.org まで、「第十回SIProp勉強会申し込み」という件名のメールをお願いします。
 -今月末に、再告知するので、そのときに決定します。






ついしん
これの開催前に、

第八回P2P SIP勉強会
Android勉強会in東京

もありますので、忘れないであげてください。

2008年05月02日

第八回P2P SIP勉強会の告知

第八回P2P SIP勉強会」の告知です。

ちょっと、横道にそれていましたが、今回から、正規ルートに戻って参ります。


-日程
 -2008/05/31(土)

-時間
 -14時〜気が済むまで

-参加費
 -ありません。

-懇親会
 -あり
 -3000〜5000円の間
 -これのみの参加もOK
 -18〜19時スタート予定

-会場
 -ATL-Systems社コラボレーションラウンジ

-内容
 -第六回の大西さんのお話の続きです
  -今回こそ、今までの議論を進めていきます!

2008年04月30日

JJUGのCCC 2008 Springのプレゼン資料 と 幹事拝命

こちらのエントリーで宣言しておりました、JJUGのクロスコミュニティカンファレンス 2008 Springでの「Android とその可能性」のプレゼン資料を公開します。

●資料はこちら
PPT版
PDF版

流れとしては、下記のような感じです。

●デモの意義
・Androidが秘めている可能性
 - スマートフォン、携帯ゲーム機
  - Windows Mobile や iPhone(iPod touch) の世界
 - 低価格携帯電話
  - 世界レベルで携帯電話が普及する世界
 - 家電向けプラットホーム
  - 本格的に無線デバイスがPC化する世界

 ⇒ハードウェアとソフトウェア(物理領域)の融合

・無線デバイスが秘めている可能性
 - どこでもつかえる
  - 移動デバイスであること
 - いつでもつかえる
  - リアルタイムであること

 ⇒アドホック(バズワード:ユビキタス)が現実となる
 ⇒この世界では、デバイス同士のつながりが重要となる。デバイス同士が勝手に作るSNSのような世界。


●本デモアプリで、躓いたTips
・ jarの利用
 - Java5.0でコンパイルしたjarのライブラリ
・Serviceプログラミング
 - Activityとの連携方法
・Socket, ServerSocketプログラミング
 - 複数スレッドの扱い方
・直接通信環境の構築
 - qemu の tap 機能の利用
 - Linux Zaurus 上 で、Android

こちらは、資料を見て下さい。




JJUGのクロスコミュニティカンファレンス 2008 Spring の 総会 において、JJUG幹事 を、拝命いたしました。
正直、何をするのか、全く把握していないのですが、今後も、コミュニティー活動を盛り上げるために、邁進していきたいと思います。

現在のコミュニティー活動一覧。

SIPropプロジェクト
HOTARUプロジェクト
P2P SIP勉強会 (with SIProp勉強会)
Android勉強会 in 東京

2008年04月26日

Android勉強会 東京支部発足???

Googleさん主催のAndroid Hackathonの終了後は、「豆ナイトの桜散る、Android咲く」に参加してきました。
告知期間が、ほとんど無かった割には、人が集まっており、豆ナイトやAndroidの威力を再確認した次第です。

で、内容は、

まだ、Androidを触ったことない人向けの啓蒙

というようなもので、Androidが出来た背景やら、基本コンポーネントの非常にわかりやすい説明に特化されており、これから始めようという人には、良かったのではないでしょうか。
Androidは、独自のお作法がありますので、こういうのは非常に重要なのですよね。さすが、豆蔵さんは解っていらっしゃるという内容でした。




ということで、ラーメンサラダを喰う会、懇親会へ。

で、よくよく考えると、この場に、

●組み込み系
安藤恐竜さん
ブリリアントサービスさんのBlogの中の人

●アプリを作られている
・豆蔵のAndroidチーム
adamrockerさん

と!
さらに、丸山先生とデベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」で一緒だったスピーカーさんは、ゲーム系の人たち。

これは、せっかくなので、皆の力を集結しない手はない!ということで、

盛り上がるのを待つのではなく、こちらから盛り上ましょう!

と!
そして、ブリリアントサービスさんが、Android勉強会をやられるということですし、ちょうど、丸山先生もノリノリで勉強会を開催したがっておりましたので、

Android勉強会宣言

をしてきました!
これを機にいろいろな分野の人を取り混ぜて、盛り上げていけたらと思っております。わたしは、Androidの開発系では、直接、市場に何かを訴えることは出来なそうなので、偉大な方々が叫ぶ場を作るとか裏方で貢献したいと考えております。


ということで、ブリリアントサービスさんのAndroid勉強会のときに、なにか、素案でも持って行けたらなぁと思っておりますので、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

2008年04月21日

個人的に愛している

個人的に愛している(w)松田さんのエントリー「ワイヤレス・ブロードバンドは四次元ポケット」より。


英BTのヨン・キム副社長の話を聴いて,いろいろ考えたことを書こうと思う。やはり,たまに人の話をじっくり聴くのはいいことだ。キムさんの言葉のいくつかが刺激になって,テレコミュニケーションの時代は終わり,「リッチコミュニケーション」とでも呼ぶべき時代に入ったのだな,と確信した。

キムさんが話した1時間の講演のテーマは『Service Deregulation-opportunities for business』だった。英国やアメリカが1980年代に行った規制緩和とICTの進歩が,通信業界や会社組織のあり方をいかに変容させたか,規制緩和が有効に機能するための水平分散モデルの重要性,などを分かりやすく話してくれた。


う〜ん、メガキャリアの副社長さんから、「水平分散モデルの重要性」という話が飛び出すという時代になったのですね。
参考記事:オープン・イノベーションでNGNが外部の力を取り込む




個人的に愛している(w)生越さんのエントリー「生き残るオープンソース」より。


前々から気になっていた,この「もったいない感」の実体は何かと思い返してみるなら,新興のソフトウエアのかなりの部分が,わざわざ「レッドオーシャン」に飛び込んでいるということが原因なのではないかと思います。

禿同。
ただ、OSSのほかにも、企業の普通の戦略として、よく見る気が。まさに、前回のエントリーにも通じる話で、『誰もやっていないことに挑戦しない』ため、レッドオーシャンに飛び込んでいくという例を。

他方,「まだまったくソフトウエアが存在してない」という世界もあります。もあります。つまり,いまだブルーオーシャンな分野というのは,実はたくさんあるものです。


OSSとしては、「まだまったくソフトウエアが存在してないという世界」は、わくわく感があって、楽しい。
ただ、「ソフトウエアがないわけじゃないけど,定番がないという世界」のほうが、圧倒的に普及確率が高いという罠。例えば、Unix(and Windows) vs Linux や Oracle vs PostgreSQL and MySQL 、 IE vs FireFox のように、『対抗軸』があると受け入れられやすいというお話。
どういう戦略をとるか、難しいところです。ハイ。(まぁ、自分にとって何が『just for fun』ってことなんですけどね。楽しいコードが書ければいいのか、普及して利用者のフィードバックをもらえるのがうれしいのか。ってことでしょうか?)

『研究』開発?『商品』開発?

挑戦しないと新技術なんてできない」というホンダ社長 福井威夫氏のお言葉。


『研究』開発の『当たり前』の話。

バカな失敗はもちろん許されませんが、研究開発の全部が成功するわけでもありません。すごい技術なんてそうは簡単に生まれないことは、みんなが分かっている。失敗して当たり前。99%の失敗の中から1%がうまくいけばいい、という感じでやってもらっています。
むしろ、ホンダでは「典型的に失敗した事例」をみんなで評価する制度すらあるのです。成功事例だけじゃなく、失敗したプロジェクトもきちんと完結させる。そして1年に1回、ホンダの役員が研究所に出向くイベントに、そうした失敗事例も展示します。「こんな面白いことに挑戦したけど、大失敗でした」と。失敗を笑うわけでも責めるわけでもない。「面白いねと」みんなでワイワイ言いながら、「次は頑張れよ」と評価するのです。普通の会社なら、こういった失敗を隠しちゃうでしょう。

で、最近は、当たり前じゃなくなったという話も、ちらほら、聞く&感じる今日この頃。たぶん、↓と混同されてしまうからか。いや、そうならざるを得なくなるから『穀潰し』という扱いを受けて。

ただし、研究開発と、クルマや二輪車などの商品開発には明確な一線があります。顧客に迷惑はかけられないから、開発した技術は徹底的に確認した上でクルマに応用する。新しい技術の開発とは違って、商品に搭載する技術での失敗は許されない。100%成功しないとダメです。

う〜ん、結局、「イノベーションのジレンマ」のシリーズの話になってしまった悪寒。
なんか、いまいち、煮え切らなかった。。。でも、定期的にこういう話を出すのもアリってことで。

2008年04月19日

JJUGのCCC 2008 Spring と Googleデベロッパー交流会

丸山先生より、JJUGのクロスコミュニティカンファレンス 2008 Springでの丸山先生の講演「Android とその可能性」の後半15分ほどを頂いて、Android関連のデモをしてきます。

タイトルは、

「ケータイなら、クライアント間通信が面白いよね!」

っていう感じで、前回のエントリーのPIPのデモをしてみようかと思います。

言いたいことは、

肌身離さず持ち歩くデバイスだから、PCと違ってリアルタイムコミュニケーションが新しい視点として入ってくる。それをうまく使いこなせば、新しいアプリケーションが生まれるかも知れない! ぜひ、皆さん、挑戦してみてください!

ってことです。Androidをただのケータイ電話の延長ではなく、全く新しいデバイスとしての可能性を考えてみたいと思っています。

■■■■ クロスコミュニティカンファレンス 2008 Spring ■■■■
□ 開催概要
日時: 2008/04/30 (水) 9:30 - 20:30 (開場 9:00)
会場: 秋葉原ダイビル コンベンションホール
参加費: 無料
主催: 日本 Java ユーザグループ






さらに、デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」でも、丸山先生のお供でデモする予定です。こちらは、何がどうなるのか、解っていません。(w

デベロッパー交流会(第 6 回)、テーマは「 Android SDK 」

【日  時】: 2008年 4月 24 日(木) 14:00 - 17:00 (受付開始 13:30)
【会  場】: アカデミーヒルズ
      〒106-6149 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 49F
【対象者】: Android SDK でアプリケーション開発に強くご関心のあるデベロッパーの方
【参加費用】: 無料(事前登録制)
【定 員】: 150名
【主  催】: グーグル株式会社

※すでに、参加は締め切られているようです。すみません。。。

2008年04月12日

VoIP Conference Fall 2008の講師募集について

VoIP Conference Fall 2008の講師募集について」と、なんと、今年は秋にもVoIP Conferenceが開催されます!
(噂では、VONに対抗とか、そうじゃないとか。。。)


ということで、講師を募集しているとのことです。我こそは!という方がおりましたら、是非!

そこで講演をして頂ける方を募集します。講演時間は質問時間を入れて一人1時間強を予定しています。
□講演条件
VoIPまたはVoIPに関連した講演(サービス、技術のどちらでも構いません。特定の製品・サービスの話よりも一般的な話題について講演して頂くほうが望ましいです。なお宣伝に対してある程度時間を割いて頂くのは問題ありません。)
□講演日
2008年9月〜11月の土日祝の1日
□会場
未定(都内を予定)
詳しくはMixi VoIPコミュニティのVo}IP Conference Fall 2008トピックをご覧下さい。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29853941

我々、SIPropプロジェクトは、現在、某所と共同開発中の「Androidを使った新サービス」のデモ と 開発秘話(?)のような技術的に突っ込んだ内容で、参戦しようかと画策しております。

2008年04月07日

第七回P2P SIP勉強会の告知

「第七回P2P SIP勉強会」の告知です。


●日程
 -2008/04/13(日)
●時間
 -14時〜
●申し込み方法
 -現地に直接集合してください。
●参加費
 -ありません。
●懇親会
 -あり
 -3000〜5000円の間
 -これのみの参加もOK
 -19時スタート予定
●会場
 -ATL Systems社 コラボレーションラウンジ

●プログラム
 -阿部さんによる「小一時間でわかるコンパイラの内部処理」
  -「コンパイラの中身?ああ、それほど詳しくないなあ。知らなくても不便してねーし。ま、何か説明してくれるっていうなら、聞いてやってもいいけどさ。」という方を対象に、コンパイラの内部処理について、小一時間でそれなりに詳しくなってもらうという試みです。
 -某電機メーカーにお勤めの金子さんによる「LL-Netを解説!(仮称)」
  -内容は、「LL-Netに関する何か」なのはまちがいない!
 -大西さんによる「第六回勉強会の続き。ドロネー編」

2008年04月03日

第六点一回P2P SIP勉強会の告知

すみません。忘れておりましたが、「第六点一回P2P SIP勉強会」の告知です。

今回の内容は、

取り残されてしまった人の救済勉強会

です!
もう、何しているのかわからんとか、情報多すぎて把握しきれないという声にお答えした、総集編的な勉強会となります。

●日程
 -2008/04/04 (金)
●時間
 -19時30分〜21時(19時開場)
●申し込み方法
 -現地に直接集合してください。
●参加費
 -ありません。
●懇親会
 -あり
 -3000〜5000円の間
 -これのみの参加もOK
 -21時スタート予定
●会場
 -ATL Systems社 コラボレーションラウンジ

●プログラム
 -これまでの勉強会のおさらい
 -某所での議論

2008年04月01日

新作映画制作中

来春公開予定の新作映画のご案内です。

あの日本の西宝が誇る、特撮怪獣映画『オォジラ』が、装いも新たに帰って参ります!
しかも、今回は、人気の2怪獣との大決戦をモチーフとした新作となります。


●タイトル

『オォジラ・ヨスラ・キングシュドラ 大怪獣総攻撃』


●ストーリー

1969年以来、半世紀ぶりにオォジラが出現。戦わない事を誇りとしていた「ARPANET」がオォジラ迎撃戦に挑むものの、「The Internetで死亡したすべてのP2Pの残留思念の集合体」とされるオォジラには通常RFCが効かず、進撃を食い止められない。

時を同じくして、日本各地で3体のP2P聖獣が目覚め、大手町を目指すオォジラの前に立ちはだかるが…。


●キャッチコピー

『生き残らないのはSIPだ』


●併映

『とっとこムジ太郎 ムジルシランド大冒険』



参考サイト
※エイプリールネタなのですが、話がわからない人ゴメンナサイ。すごく、、、ローカルネタです。

2008年03月26日

PIP-Android

SIPropプロジェクトのみんなで書いた書籍「俺流プロトコル実装入門」内で、作成しているチャットアプリケーションを、Androidに移植してみました。

ダウンロードは、こちらより。

移植とか、大げさな事書いていますが、実際には、PIP-Stackには一切手を入れずに、そのままです。
一部を、Androidの作法に合わせて、書き換えました。



■やったことのメモ
・swingなどのGUI部分を、Android-Viewに合わせて書き換えた
・PIPAgentとMSRPAgentのプロトコルハンドリング部分を、Android-Serviceに合わせて書き換えた



■制限
・エミュレータ上では、外部からの着信がポートフォワードでしかできないため、実際には動作しません。
⇒実機が出るまで、辛抱強く待ってください。orz



■俺流Anroid実装入門
私が、開発した手順を記載しておきます。何かの足しになれば。。。

0,ApiDemosというデモアプリが用意されています。
  そして、emulatorを起動すると、メインメニューからすぐに試すことが出来るため、当面の開発は、これを見ながら、コピペしていくのがスタンダードだと思います。
  ただ、Androidの作法に則って書かれているため、少々、普通の開発と違うところがやっかいですので、デモアプリを追う方法を後述いたします。
  基本的なAndroidの作法などは、2008/03/14にあった丸山先生のレクチャーシリーズの「Google Androidの世界」のハンズアウトを参考にすると良いと思います。

1,ApiDemosには、何種類かのアプリケーションが入っていますので、一つずつ実行しながら、自分が実装したいアプリケーションに近いものを探します。

2,アプリが見つかったら、次に「動作が記述されたjavaソース」を探すことになります。
  これは、「samples」ディレクトリにデモアプリの上部バーに書かれた名前と同名のjavaファイルとして、あります。

3,こちらは、動作が記述されているだけで、UIのレイアウトはありません。
  そこで、「レイアウト情報が記述されたXMLファイル」を探すことになります。
  これは、「res/layout」にソースコードと同名のXMLファイルとして、あります。

4,さらに、「ボタンに表示するテキストなどのリソース情報」は、別に記述されています。
  これは、「res/values/strings.xml」に記述されています。
  ※「3」のファイルも含めて、「@id」や「@string」などは、「res」ディレクトリのどこかのXMLファイルで宣言されています。そして、これらが、「Rファイル」として、コンパイルされています。

5,また、「Serviceの場合」には、AIDLファイルという「提供するサービスのインタフェース」を記述する必要があります。
  javaソースと同じディレクトリに、「I + javaソース名」で、 AIDLファイルとして、あります。

6,最後に、「Androidへの登録」は、ルートディレクトリにある、AndroidManifest.xml で行います。
  「2」の名前で記述されていますので、AndroidManifest.xml ファイルの中を探します。

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2008年03月19日

Androidを使ったアプリ

2008/03/14にあった丸山先生のレクチャーシリーズの「Google Androidの世界」の講演を聴いてきました。

それに触発されて!!!という、ワケではないのですが、4月からのSIPropプロジェクトの新プロジェクトとして、下記のようなものを開発予定です。
簡単には、KDDI研究所さんが開発した「RSS x SIPプレゼンス」という、マッシュアップ(?)を、オマージュ(?)して、「RSS x Androidプレゼンス」をやろうかと考えております。
さらに、もう一つのポイントとして、全てOSSを用いて構築する予定です。




まとめは、こちら




おまけ
これが、うまくいくようなら、次は、P2Pチックなアプリを作りたいですね。丸山先生も、その方向に興味があるとのことですし、ご一緒できればと考えております。

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2008年03月18日

新デモ環境

VoIPConference2008で、デモをした雷電を、小型のアプライアンスサーバに詰め込んでみましたので、報告です。

で、そのターゲットは、VoIP-Info.jp一押しのMicroClient Jrです。詳細は、リンク先をご覧ください。
インストールしたものは、下記のもの。

■ソフトウェア
・Debian4.0(for IA32)
・MySQL5.0(apt-getから)
・Asterisk1.2(apt-getから)
・Java6.0(SUNから。Linux&IA32)
・雷電一式(Tomcat6.0, ServiceMix, SIProp)



■追加ハードウェア
SlipperX
・AirH"カード
 ※PSTN発着信用。これで、G-Lex側との発着信を行う。



■動作
この図の番号的に、2,4,6,7,8,9が、本サーバ上で処理されます。

これ以外のものの「1,3,5」は、それぞれ、下記のものを使用することを想定しています。

1・・・ブラウザ(FireFox2.0 on ノートPC)
5・・・ソフトフォン(X-Lite3.0 on ノートPC)
3・・・PSTNゲートウェイ(G-Lex on インターネット(AirH"))

細かく言えば、「3」は、さらにその先に、ケータイ電話なりがあるということになります。




■実スペック
雷電込みの2通話くらいを、捌くことが可能です。
デモのため、全くチューニングしていないので、もう少し、捌くことは可能だと思います。




■業務連絡
ちなみに、本日、未踏Off会でデモ予定です。足をお運びになる方は、是非とも、見に来てください。

2008年03月09日

iPhoneのSDK公開!!!

出たようです。こちら
(「ようです」というは、いまだに、ダウンロードできてないから。orz)

こちらが、いろいろと詳しいようで。

Xcode前提ですか。そうですか。Mac無いと駄目ですか。。。orz
「Core OS」だけでよいので、どうにかならないかしらん。。。
App Store」で、配布可能な合法的な方法で。。。


↓を、満たすMacを、誰か譲ってくれないかしらん。。。<(_ _)>

Technical Requirement: Intel processor-based Mac running Mac OS X Leopard

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2008年03月07日

第六回P2P SIP勉強会の告知

第六回P2P SIP勉強会の告知です。
今回は、会場の都合により、申し込みが必要となっております。参加希望の方は、事前にお願いいたします。


●日程
 - 2008/03/15(土)

●開始時間
 - 14時〜気が済むまで

●参加費
 - ありません。

●懇親会
 - あり
  - 3000〜5000円の間
 - これのみの参加もOK
  - 事前に、申し込みをお願いします。
 - 18〜19時スタート予定

●会場
 - 大手町
 - 会場のセキュリティーの都合で、公に出来ません。事前申し込みをお願いいたします。


■プログラム
●大西さんによる「空間データ構造から見る構造型P2Pネットワーク(仮)」
 - 前半は,全く,構造型P2Pネットワークを知らない方向けに,空間分割的な観点からの構造型ネットワークの分類とトポロジのデータ構造的な観点からの解説.
 - 後半は,私が行っている空間的なデータ管理向け構造型P2Pネットワークについて,比較説明後,私の提案している,P2Pドロネーネットワークについて紹介してみようと思います.

●第四回P2P SIP勉強会の話をベースとして、ディスカッション
 - ID&Locator問題が、中心となる予定です。
 - その他、飛び入りプレゼンなどがあるかもしれません。

■申し込み方法
 - noritsunaの連絡先が不明な方は、申し込みをお願いいたします。追って、詳細な場所をお伝えいたします。
 - こちらまで!⇒メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)

2008年02月24日

KDDI研究所、ユーザーの興味に応じたブログ記事のリアルタイム配信技術

KDDI研究所、ユーザーの興味に応じたブログ記事のリアルタイム配信技術」という記事です。

どんなものかというと、、、

ユーザーの興味に合ったブログの新着記事をリアルタイムに配信するための技術を開発したと発表した。ブログの記事内容を分析してユーザーの興味とマッチングさせ、SIPを利用することでオンラインのユーザーにプッシュ型の配信を行なう。

まさに、「雷電」が、目指している世界や使用法って感じです。
こうやって、メガキャリアさん自身が、こういうサービスを提供してくると言うのは、うれしいですね。

なぜかは、

「一般的な実例がないと、なかなか、理解してもらえないから」

ですね。
たとえば、WindowsやSolarisに対する、Linux や Oracleに対する、MySQLやPostgreSQLのように(この場合は、商用とOSSとしてです。)、やはり、『仮想敵』(もちろん、正確には、補完関係となります。)が、設定されていると理解してもらえるんですよね。


これは、ぜひとも、普及させていただきたいですね。

2008年02月15日

SIP業界ってどうよ?

こちらのエントリーの奇想天外さんのコメントが、発端のエントリーとなります。

基本的には、新卒に捧げるSIP業界の大きな枠の俯瞰です。
個別企業さんの解説は、しておりません。この手の話は、某巨大掲示板を見てもらった方が、詳しい可能性があるので。。。(;^_^A



■SIP業界構造
基本的な構造、すなわち、お金の流れは、

キャリアさんをトップとするピラミッド構造

です。(政府系案件を流す、IT土方の構造と一緒です。)

以前も、奇想天外さんが、ソフトフロントさんの取引先企業を見て、「DoCoMo系列なんですかね?」というような発言をされていましたが、そうみえる理由がこちらの話となります。

結局、キャリアさんか、政府(総務省(NICT)か、経産省(IPA)か)のどちらかから、お金が流れているというのが基本です。



これ以外ですと、独自路線のベンチャー系が、ほんの少数存在します。
しかし、ベンチャーに見えても、上記の構造に組み込まれているところがあり、見極めが難しいですし、この手のところは中途重視ですので、新卒の学生さんが、リーチするのは相当に難しいと思います。

補足としては、去年のAsteriskの波が来たので、そこそこ(100社くらい?)には、増えているのではないかとおもいます。
そのため、「Asteriskというキーワード」で、アプローチする価値はあるかもしれません。
※参考記事:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060928/249327/




■「SIP」業界とは
さて、本来は、こちらから話をすべきなのですが、あえて、後ろに持ってきました。

なぜなら、悲しいお知らせしかないからです。



「SIP」業界という言い方をするのであれば、「SIP」をメインに扱う業界といいたいところですが、はっきり言って、存在しません。あるのは、

「VoIP」業界

です。
そのため、メインで扱うのは、「電話」であります。「SIP」は、たまたま、その中で普及した一部品に過ぎません。まして、「セッションのためのSIP」を取り扱うところなんて、存在しません。

具体的なアプリケーションとしては、大きく下記の2方向になるのではないかと思います。
上記が、従来のアナログ電話から来る流れで、下記が、IMSの流れを汲むものです。

・電話屋がやっているVoIP
・Webアプリケーション屋(BEAさんやIBMさん)のWebミドルウェア




●これぞ、「SIP」業界
こういう状況ですが、実は、「SIP」業界というべきところが存在しています。
それは、「仕様策定」分野です。(反論意見も、あるかと思いますが。。。)

日本国内であれば「TTC」、世界的には、「ITU」や「IETF」などとなります。

電話やSIPとしての、SIPの仕様を策定するという仕事です。まさに、SIPに関わっているといえそうなところです。

ですが、ここは、

「政治」の世界

です。

私も、詳しく知りませんので、どのようにしてたどり着くのかわかりません。
たぶん、国内組織であれば、総務省かメガキャリア、世界的には、シスコなどの世界レベルの通信メーカーなどに就職するというのが近道だと思いますが。。。
どこに配属されるかは、運であるでしょうから、ギャンブル性が、非常に高そうな気がします。



■ひとまず、まとめ
で、どうなの?というところですが、

飛び込むべき

と、私は考えております。
理由は、すくなくとも、向こう数年は、NGNがらみがあるので、あわただしい業界となるからです。
そのため、貴重な経験を積む機会が豊富にある状況といえるからです。


あれ?「SIP」は出来るの?と、思うかもしれませんが、残念ながら社会に出る以上、これからやることは「仕事」であるため、振られたことをこなすことになります。要するに、「SIP」が出来るかどうかは、運次第となります。

すなわち、SIPの仕事がやりたければ、

SIPの仕事ができるように、周りをコントロールする

という手段が、一番確実な方法となります。
そして、あわただしい状況だからこそ、こういうコトがやりやすいわけです。


ただ、新卒の学生さんであれば、このような処世術は身についていないと思いますので、まずは、「経験を積む」とわりきって、自分の感覚とマッチする企業を選ぶというのが、現実解かもしれません。
あわただしい状況ですので、みるみると経験が積めることでしょう。そして、いろいろ見えてきたところで、次のステップを考えればよいのです。

補足として、IT業界ってやつは、数年単位でやることが遷移していくことが、ざらにあります。私自身、SIPをやり始めたのは、社会人3年目です。それまでは、Webアプリをやっていた時代もありましたし、ネットワーク管理・運用をやっていた時代もありました。
ですので、現時点では、「一生をSIPに捧げる」とか、気を張るのではなく、「本当のやりたいことを見つけたときに、それをやるための方法論を身につける」程度の感覚が妥当ではないかと思います。


なぜ、このような話をするかというと「やりたいことをやる」=「自分の信じた思いを貫く」となり、結局、精神論的な話になります。
技術力や業界経験なんてものは、あとから継ぎ足せるし「減らない」のですが、この「思い」というやつは、始めたときからいろいろな障害により「減っていく」のです。
ですので、この「思い」に自信がなければ、障害からのダメージを減らすために経験を積むことを強くお勧めします。(つまらない大人とか、攻めないでください>< 本当に、これは重い話なのです。。。)
このへんの話は、RBCの最首さんのブログを、参照してください。



では、どこに飛び込むべき?というところですが、大枠は、下記のような感じかと思います。業界経験がない状況では、これ以外の分類、または、詳細な分類は、五十歩百歩かなと思います。どこいっても、それほど、違いはないと。

ベンチャー系・・・即戦力の技術が身につく傾向がある
キャリア系・・・・・・業界を見渡せて、いろいろなコネを作れる傾向がある


ベンチャー系だと、(現時点では、キャリアさんに支配されているこの業界で)コネが作りにくい分、後々、ビジネスが大変かもしれません。
大手系だと、ビジネスはしやすいかもしれませんが、それが、「しがらみ」となって、足かせになるかもしれません。

あくまで、傾向です。で、何によって決定されるかというと、そのときに知り合った人に依存します。こればかりは、運の要素を多分に含んでいるので、なんともしがたいところであります。




以上、長々と書いてきましたが、何が言いたかったかというと、この業界「どこいっても大差ない」、自分の「思い」を実現する(維持する)ために、「行動」が必要、そして、よりよい行動をするために「経験」が重要って話です。
身も蓋もない結論なのですが、自分の思いを実現するためには、急がば回れということで。



ついしん
この結論的話がいいたくて、書いたエントリーなので、無理がある流れになってますね。。。すみません。。。

2008年02月14日

第五回P2P SIP勉強会の議事録公開

第五回P2P SIP勉強会の議事録を、公開いたしました。

今回は、私の不手際により、あまり、議論が進んでおりません。orz
次回こそは、まともな議論を進行させたいと思います。

次回は、大西さんによる講演と今までの議論の総まとめ第一弾を予定しております。時期は、まだ、未定ですが、2月下旬から3月上旬になると思います。

第五回P2P SIP勉強会の議事録公開の続きを読む

2008年02月13日

VoIPConference2008補足

遅くなりましたが、VoIPConference2008の補足的なものです。

まずは、資料をご覧ください。
プレゼン資料は、こちら。
・今回の雷電部分の開発者arclamp.jpのyusukeさんのエントリー


ということで、以下、補足です。



●聖域にメスを
こちらは、一緒に講演したAsteriskの高橋さんも触れられていたことです。
高橋さんは、日本において、Asteriskがいまいち流行らない理由として、下記のように上げておられました。

PBXを自分で使おうとする人はいない、なぜなら、「電話は聖域」と思っている人が多いから

「電話は聖域」という話は、偶然にも、yusukeさんが講演の中で訴えたことに一致しています。
そして、無印吉澤さんが感じられた

この雷電の魅力は、yusukeさんのこだわりから来る設計の良さにあると思います。

ここが、一つ重要な要素なのだと思います。すなわち、

Webを知り尽くしている人(Webの専門家)が、Webのために設計している

のです。
「電話は聖域」という話は、「心理障壁」ですので、この事実こそが、ポイントになって使ってもらえるアプリになるのではないかと、現在は確信しております。
(最初は、「聖域障壁破壊」の手段ではなく、ただ単に、電話屋からのアプローチじゃ、使ってもらえないだろうなぁというところから、yusukeさんに声をかけさせてもらったのですが、結果的に、とても重要な意味を持ったかなと思っています。(;^_^A アセアセ・・・)


ということで、みなさん、「電話はもう手中にある」のです。ぜひ、何か思いついたら、アプローチしてもらえればと思います。




●雷電の中身について

いずれソースコードが公開されたら、ちゃんとコードを追ってみたいと思います。

とは、無印吉澤さんのエントリー
まっててくださいねぇ〜。いま、まとめておりますので。。。
※実は、コード自体は、開発途中のもの含めて、sorceforgeのほうにアップされていたりします。ただ、書き散らし状態なので。。。(紆余曲折した姿を、コードから追えるようにと、全てアップされていたりします。)

というか、雷電部分のコードは、ほとんど無いようなものであったりします。今回のバージョンは、ルーティング部分に、ServiceMixを使っていますし、もう一つのキモとなる、HTTPとSIPなどのマルチプロトコル間でのイベントを共有するための部分は、はっきり言って「アプリケーションに依存」するので、おおざっぱなインタフェースあるだけの状態です。

もちろん、このインタフェースの状態で「フレームワークです」という言い方もある気もしますが(一応、そういっていたりもするのですが)、はっきりいって、プロトコルまで全部自分で面倒見無くてはならないので、ほとんど使い物にならないという現実があったりします。
そこで、(いずれ、使用用途が見えてくれば、汎用部品化すると思うのですが)、現時点では、明確なアプリが見えていないですし、良いアプリがこれから生まれてくるという状態であると信じていますので、ヘタにこのあたりを固定化せずに、手探りで作っている状態です。
そのため、今回の雷電は、「雷電1号機」=「CTI構築型戦略機(w」というような表現の方が、適切かもしれません。そして、ほかにMailと連携させるバージョンが出来れば、「雷電2号」=「手紙絨毯爆撃機(w」とかなるかもしれません。

そして、そのあたりが、yusukeさんのエントリーの下記の部分となるところです。

じゃ、こんなものを作っていって何がいいのか?それは、これまで断絶されていた音声とWebのエンジニアによるマッシュアップです。何ができるのか、ということは想像できません。むしろ、このいうオープンな仕掛けによって音声とWebが連携できると分かることで、みんながどう思うかが楽しみです。なんか、新しい価値が生まれる可能性があると思っています。
というわけで、興味ある方は連絡ください。

ほんとうに、「なにか、こんなコトできたらよいのでは?」などのアイデアがあれば、どんどんと寄せていただければと思います。冷やかし大歓迎です!




おまけ
ちなみに、ルーティング部分は、独自のものも作っております。もちろん、ServiceMixで問題は全くないのですが、実装的に面白そうなネタを思いついたのと、個人的に、iPhoneなどのモバイルがジェットに入れたいので、そのときにスリム化できるようにとの思いがあったりします。




●私の考える雷電
最近 の ネットワーク系ですとIPv4の枯渇問題から、IPv6ネットワークが追加されようとしています。さらに、IP以外にも「RFID」や「ZigBee」といったセンサーネットワークなどが出現しております。
また、IPの上に載るプロトコルも「DLNA」が出てきたり、アプリケーションも「iTMS」など、独自のプロトコルをしゃべるのがあたりまえになっています。

すなわち、ネットワークが、物理的(IP以下)なものからプロトコル的なものまで、種類が増えようとしております。


ですが、もちろん、お互いが通信することは出来ません。
そこで、これらのネットワークが相互に通信できたら、世界が広がるだろうなぁということを考えて、生み出されたのが雷電となります。(SIPの相互接続から、全てのプロトコルの相互接続へ)


ということで、この視点から見ると、雷電+SIPropは、具体的な動作のイベント通知付き(独自定義可能な)異種プロトコル間ゲートウェイとなり、これが私の考える雷電となります。
そして、今回の雷電では、手始めにHTTPとSIPをお互いに通信できるようにしたというしだいであります。


で、これが何に使えそうかといえば、Apacheなどのサーバアプリ(例えば、個人SNSなど)と一緒に、iPhoneに入れたら、何か面白いことが出来そうに思えませんか???
iPhoneでのiTMSプロトコルをフックして、何らかのイベントとしてサーバアプリへ、通知してあげるとか、どうでしょう?
なにか、面白そうだと思いませんか?(ここのポイントは、あえて、クライアント側(モバイルがジェット側)にサービス用のソフトウェア一式が入っている点だと考えています。)


とはいっても、こちらの話は、もう少し先のお話なのですが。。。
そして、このあたりが、講演資料の「僕(yusukeさん)が考える雷電とは」というくだりや「雷電のロードマップは?」という質問に対しての私の回答が「5年後くらいを見ている」となった理由だったりします。


もちろん、今回作成した雷電の「HTTPとSIPの融合」を軽視しているわけではありません。
こちらが、うまくいかないと次もないワケなので、重要なロードマップなのですが、こちらはWebアプリケーションがあってなんぼだと私が考えているため、「聖域にメスを」の理由の通り、「Webの専門家(=yusukeさん)にまかせる」というスタンスなだけだったりします。

2008年02月01日

第五回P2P SIP勉強会の告知

第五回P2P SIP勉強会の告知です。


■開催内容
●日時
-2月9日(土)
-13時〜 お好きな時間まで

●会費
-なし

●会場
-ATL Systems さんのコラボレーションラウンジ
-新宿のオークタワー17階

●内容
-前回のネタのおさらい(http://www.p2psip.jp/ をご覧ください。)
-首藤さんによる「CTOは見た!西海岸の全て」をお送りいたします。

2008年01月21日

yaboooの会に潜入してきた

日本野望の会新年会に、潜入してきました。

SIProp勉強会でも、一度やってみた「居酒屋プレゼン」の形式となりました。

とりあえず、雷電の追い込み中でして、とてもハイ状態でありながら、電池は切れている状態で参加してきました!
みなさん、パワフルですね。こういう元気な場が、どんどんと増えていて、楽しいかぎりです。1000speakersも始動したとのことですし、今後、ますます楽しみであります。(いまは、まだ、バラバラ感がありますが、これがいずれ、大きく融合すると願いつつ。)


ちなみに、日本野望の会は、ITで世界制服をするための会ということなので、こちらとは、無関係の模様。当局にタイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!されることはなさそうですので、ご安心して、参加していただければと思います。
で、何をする会なのかは、不明です。たぶん、ここのところは、永久に不明なのではないかと思われます。気にしたら、負けかなと思います。

元気に吼えたい人は、次回、「2/23 or 24 「才能の無駄使会」都内某所で開催予定!」というのがあるそうなので、ぜひ!

2008年01月19日

吉田鎌ヶ迫さんにいってきました

Tomoさん主催の「吉田鎌ヶ迫さんへのオフィスツアー」に参加してきました。
今回は、ケータイP2Pフレームワーク「Spear」がメインであったため、ゲーム系の方々が、参加されておりました。話も、そちら方面の話を聞けたりと、普段聞けないような話を聞くことが出来て、大変面白い時間となりました。

ということですが、そのなかでも、本blogらしく、何点かVoIP的な話を聞いてみたりしましたので、お伝えいたします。



●某対応
何を言っても、筆頭はこれでしょう。

「某ケータイ向けミドルウェア、某タッチパネル搭載ケータイ の 対応状況」

でも、残念なことに、華麗にスルーされました。orz
しかし、スルーされた=しゃべれなかったということは、、、、、、、、そういうことです!話によりますと、今年の8月くらいにビッグな発表があるらしいので、その辺りを要チェックです!!!




●バッテリー問題

「常時接続版も作ってみたいが、バッテリーが持たなすぎて、現実的ではない。」

これは、吉田鎌ヶ迫さんから、飛び出した台詞です。
はい。本blogでもときどき言っていますが、これが、ケータイ機における最大の弱点の一つであり、少なくとも向こう数年、ケータイ向けアプリを、Webアプリ(ブラウザ)オンリーに出来ない理由の一つです。
やはり、この辺は細かく制御してやらないと実用的にならないのですね。。。バッテリー制御ミドルウェアを是非!!!(;^_^A アセアセ・・・




●新規事業計画中

「ミドルウェアビジネス以外も進行中です。」

とは、吉田鎌ヶ迫さんの談。
やはり、国内企業さんは、

・内製したがる

とのことで、なかなか、ビッグビジネスにはしづらいとのことでした。
そのため、現在アプリ側への新展開を企画中で、人員を大募集中だそうです!腕に覚えのある方は、ぜひ、アポをしてみてはいかがでしょうか?一番面白いフェーズで合流できるのではないかと思いますよ!




ということで、だらだらと書いてきましたが、ほんとうに楽しい会でありました。みなさま、本当にありがとうございました!




おまけ
●遅延問題
クラサバ通信ですと、実機においては、1000〜2000msの遅延があるようです。そして、Spear においては、150msほど(1/10!!!)になるとのこと。
ただ、コナミのSさん曰く、「大佐。それでも、スネークには永遠にも等しい時間だ(注:脚色されております。)」といっておりました。
やはり、アクション系ゲームのケータイ化は、なかなか難しそうです。

2008年01月18日

P2P SIP勉強会サイト始動

第四回P2P SIP勉強会を、2008/01/16に開催いたしました。

そこでは、NwNGのような、次のネットワークを考え、そこに適用できそうなアプリケーションやプログラムを考えて、実装してみようという方向性が提示されました。(たぶん)

その方向に合わせて、広く議論を進めていくために、「P2P SIP勉強会サイト」を、立ち上げましたので、興味のある方は、覗いていただければと思います。

現在(2008/01/18)、第四回P2P SIP勉強会 分をアップしてありますので、ぜひとも、ご意見等お寄せいただければと思います。
※本ページの画像は、イメージ画像です。講師本人とは、関係がない可能性があります。

P2P SIP勉強会サイト始動の続きを読む

2008年01月10日

第四回P2P SIP勉強会の告知

第四回P2P SIP勉強会の告知です。
今回は、PIAXキバヤシ 吉田さんが、いろいろなネットワークを題材に切りまくり、P2P SIPのあるべき姿の方向性を提示・検討する会となります。


■開催内容
●日時
-1月16日(水)
-20時〜 お好きな時間まで

●会費
-なし

●会場
-ATL Systems さんのコラボレーションラウンジ
-新宿のオークタワー17階

●内容
-PIAXの吉田さんが、前回の忘却会にて、提示したネタの本番!
  -インターネットの未来について、切り込みます!というか、やばすぎて、議事録があげられないかも知れないので、気になる人は、参加してください。<(_ _)>

-某プロジェクトの近況とP2P SIP
  -あのプロジェクトの近況報告とP2P SIPを地に足を付ける方策

2007年12月17日

VoIP Conference 2008 開催概要&参加者募集のお知らせ

VoIP Conference 2008 開催概要&参加者募集のお知らせ」です。

Tomoさんのところに告知されていたものの抜粋!

◇開催主旨:恒例のVoIP(Voice Over IP)技術に関する研究会を下記にて開催します。活発な議論をお願いします。今回は,VoIP Next Generationに関し、次世代のフレームワーク、伝送技術、ネットワークアーキテクチャに関する議論を中心に行いたいと思います。ふるって御参加をお願いします。



◇日時:2008年2月8日(金) 10:00〜17:30(終了予定)

◇主催者:VoIP Conference 2008 実行委員会

◇協力:情報通信研究機構 新世代ネットワーク研究センター

◇場所:東京都小金井市貫井北町4−2−1

    情報通信研究機構 小金井本部 4号館大会議室

    http://www.nict.go.jp/about/hq.html



◇参加者定員:100名

◇参加費:1000円(ボランティア等協力スタッフは無料)


◇募集方法

Mixiの参加者募集トピックから参加申し込みをお願い致します。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=26127658



なお、ボランティアの募集については別途御連絡致します。


2007年12月12日

2008年のオープンソース動向を読む

2008年のオープンソース動向を読む――M&Aが活発化するなか、人材不足はさらに深刻に」という記事より。

オープンソースを扱う企業さんのお話のようです。なので、オープンソースプロジェクトのお話ではないよようです。

2008年のオープンソース業界は、米国MicrosoftやIBM、Oracleといった大手ITベンダーの動きが目立ち、M&Aが活発化して人材不足が深刻化する




この流れが加速していき、オープンソースプロジェクトとの連携がされていくと良いですね。オープンソースプロジェクト内だけでは、きめの細かいサポートは難しいですし、ここがお金になる部分でありますので、Win-Winな関係を築きやすいと思ったりするわけです。。。

UnisysやEDSなどのSIer(システム・インテグレーター)がオープンソースのサポートに力を入れている点を挙げた。



おまけ

そうだったのか!!!「Asteriskだけ」だった気もするんですが、「オープンソースVoIP」っていうカテゴリだったんですね。ただ、Asterisk以外に、知名度が上がったプロダクトを知りませんが。(正確には、対キャリアさんなどで、reSIPropcateなどが知名度を上げています。ただ、内部的に使われ出していると言うだけで、外には見えていないようですが。)

2007年はオープンソースVoIPに注目が集まった。しかし、期待が大きすぎた感があり、一大ブームに沸いたというより、むしろ成長を遂げた年だった。2008年は「Asterisk」などのテクノロジーが間違いなくVoIPに大きな影響を与えるはずだ。


2007年12月05日

恥が壁

梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(後編)」から。

梅田さんの英語コンプレックス(かな?)払拭のエピソードが出ています。

梅田 アメリカ人って,他人の英語が間違ってても直さないですよね。僕はもっと上手になりたくて,メール受け取って英語に間違いがあったら指摘してくれといつも頼むんだけど,何も言ってこない。「下手だ」っていうと「いやいやそんなことはない,Excellentだ」って(笑)。

――僕も褒められて,それ以来,意思疎通ができるようになりました。全然うまくはならないけど(笑)。英語に対する恐怖感って,どこから来たんだろう,何が自分を縛り付けていたんだろうと思います。



梅田 日本の「恥の文化」かもしれないね。

この「見えない恐怖感」の克服が、なんにしても一歩先に進めるかどうかかなんですよね。「失敗するんじゃないか?」とか「自分は役に立たないんじゃないか?」とか、いろいろとネガティブな発想が。

私も、最初はそんなことを考えていましたが、個人的な経験としては、梅田さんの言うように、実際に向き合ってみると、「案外、どうにかなる」モンです。なんか、もう、やっちまったモン勝ちって感じです。
「いろいろやってみたいなぁ」と思っているけど尻込みしている方がいらっしゃいましたら、まずは、勉強会に参加するなど、軽いところからでよいと思いますので、ぜひとも、一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか?

実を言うと私自身も、最初、Tomoさん主催のP2P勉強会に参加させていただきまして、その後、2年ほど、いろいろなイベントに参加して、いろいろな方と知り合いました。
このときに知り合いました方々から、ご支援やパワーをいただきまして、2006年の上期に、IPAの未踏ソフトウェアに、SIPropが採択され、今にいたっています。
ということで、私の原点は、勉強会、すなわち、コミュニティーだったりします。




ちなみに、この最初一歩を踏み出すのは、気の持ちようかなと。要は、どうやって、「自分を説得するか?」です。(踏み出してしまえれば、あとは、どうにかなりますので。)
たぶん、この「自分を説得する方法」が、大仰に言えば↓かもしれませんね。でも、そんなたいしたものじゃないです、実際は。「自分のポリシー」とか言うやつです。

梅田 オープンソースで成功しているリーダーの人たちって,そういう「幸せがぶれない」という共通点があるのかな。








おまけ
私自身の「自分を説得する方法」は、「失敗したって、なんにしたって、楽しければいいじゃん」です。(w

2007年11月17日

アリエルネットワーク オフィスツアーに参加してきました。

Tomoさん主催のアリエルネットワーク オフィスツアーに参加してきました。


しかし、例のごとく、30分の遅刻。。。orz >ご迷惑をおかけしました。


さて、気を取り直して、肝心の内容ですが、、、



1,自分のプレゼン
前日のSIProp勉強会にて、Tomoさんより、「プレゼンしますか?」といわれたので、アルコールの勢いに任せて「やります」と言ってしまったため、プレゼンさせていただきました!

SIProp勉強会でデモした偽雷電に以前作ったHTTP Proxyでも組み込んで、アリエルスケジューラと連携させてみようかと思ったのですが、仮PCにはそのソースコードがないことに気がついて、断念。orz
それゆえに、ちょっとよそでは聞けなそうな電話よりの話にしてみたのですが、、、玉砕だった気が。。。orz

→プレゼン資料は、こちら




2,アリエル・井上さんのプレゼン
アリエル歴史について、大いに語るプレゼンでした。

下準備〜創業〜最初の資金調達、そして、技術者採用の秘訣という、よそではちょっと聞けなそうなお話でした。

・下準備〜創業〜最初の資金調達
まさに、「人」の一言につきる内容でした。
人と人とがつながり、支え合い、そして、成長していくというが伝わってきた気がします。


・技術者採用の秘訣
アリエル哲学をみたという感じです。
ただ、内容を一言で言うと「低レイヤー好きの変人」とのことですので、これをそのまま外に出すのは、まずそうです。(w

ということで、参加された皆さん、主催者のTomoさん、場の提供のアリエルさん、井上さん、お疲れ様&ありがとうございました!

2007年11月05日

第8回SIProp勉強会の告知

たぶん、第8回目のSIProp勉強会です。こんどこそ、開催予定です。

ということで、こちらにて、告知を開始いたしました。


内容は、公開をひっそりと開始しつつあるSIProp Ver.2.0雷電の技術的な解説となる予定です。
諸事情(IMS向けに機能拡張中)で、SIProp Ver.2.0の大幅な機能強化中でして、α版の公開が遅れております。すみません。。。


■開催内容
●日時
-11月15日(木)
-メシ付きです。
-20時〜 お好きな時間まで
●会費
-2000円くらい
-メシ代です。何を注文するかは、当日投票で。
-差し入れ、大歓迎です。
●会場
-ATL Systems さんのコラボレーションラウンジ
-新宿のオークタワー17階

●内容
-ServiceMix と 雷電 〜disられるSIProp.orz〜
  -SIPropのようなB2BUAやStackに、SEDAのエンジンであるServiceMixを組み込むとはどういうことか?
  さらに、ServiceMixは、SpringというDIコンテナを含んでいるため DIという概念も同時に組み込まれるため、この視点の検証も行う。
  ついでに、なんちゃってデモも行う予定。微妙に、動いているように見えるデモ!
-講演者
 -雷電の設計アドバイザーである、arclamp.jpのyusukeたん

※一応、デモっぽいこともしますが、なんちゃってなので、あくまで「参考出展」という扱いでお願いします。(;^_^A アセアセ・・・
 これをごまかすために、メシ付きにして、デモをする前にアルコールを入れてしまおうと、考えたかどうかは内緒です。

2007年10月18日

MIAUが発足したそうです

Movements for Internet Active Users (MIAU) (日本語名「インターネット先進ユーザーの会」) という、組織が発足したそうです。

設立趣旨にありますように、実質、白田総統とロージナ茶会により、設立された組織です。

この組織の設立理由を的確に示しているのは、こちらの記事です。(明らかに、MIAUを踏まえて、書いていたとしか思えない。)

結局「小委員会になぜ権利者ばかり呼んでいるんだ」という話になっていくわけですが、呼ぶ側の文化庁からしてみたら「じゃあ、ユーザーの代表はどこにいるんだ?」という話になるわけです。ネットユーザーの意見を聞くためにブログをチェックするにしても、世の中にあるすべてのブログをチェックできるわけじゃないですし、聞くに聞けないというのが今の状況なんでしょう。


組織概要をみると、当面の活動状況は、著作権関係の意見表明がメインとなっているようです。
私としては、こちらのエントリーで、書いた無線ネットワークのオープン化の意見表明をしていきたいと思っているので、うまく、連携できればうれしいなと思い、こっそり、微力ながら協力していきたいと思います。

MIAUが発足したそうですの続きを読む

2007年10月15日

第8回SIProp勉強会延期のお知らせ

10月25日に開催予定であった、第8回SIProp勉強会は、教祖不在のため延期させていただきます。

日程は、再度調整中ですが、11月上旬となる予定です。
決して、デモの完成が間に合わなかったワケじゃないんだからね!

おまけ
先日、告知までしていただいた横田さんには、大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ない気がします。

to横田さん
私は、まだ、29歳と13ヶ月ですよ?

2007年10月10日

第8回SIProp勉強会の告知

たぶん、第8回目のSIProp勉強会です。

ということで、こちらにて、告知を開始いたしました。


今回は、3回連続で続きましたP2PSIP勉強会は、ネタが尽きたため大人の事情でお休みとさせていただいて、SIProp勉強会となります。

内容は、公開をひっそりと開始しつつあるSIProp Ver.2.0雷電の技術的な解説となる予定です。


■開催内容
●日時
-10月25日(木)
-メシ付きです。
-20時〜 お好きな時間まで
●会費
-2000円くらい
-メシ代です。何を注文するかは、当日投票で。
-差し入れ、大歓迎です。
●会場
-ATL Systems さんのコラボレーションラウンジ
-新宿のオークタワー17階

●内容
-ServiceMix と 雷電 〜disられるSIProp.orz〜
  -SIPropのようなB2BUAやStackに、SEDAのエンジンであるServiceMixを組み込むとはどういうことか?
  さらに、ServiceMixは、SpringというDIコンテナを含んでいるため DIという概念も同時に組み込まれるため、この視点の検証も行う。
  ついでに、なんちゃってデモも行う予定。微妙に、動いているように見えるデモ!
-講演者
 -雷電の設計アドバイザーである、arclamp.jpのyusukeたん

※一応、デモっぽいこともしますが、なんちゃってなので、あくまで「参考出展」という扱いでお願いします。(;^_^A アセアセ・・・
 これをごまかすために、メシ付きにして、デモをする前にアルコールを入れてしまおうと、考えたかどうかは内緒です。

2007年09月18日

第三回P2P SIP勉強会の情報のアップデート+SIPropVer.2.0F1リリース???

みなさま、こんにちは、SIP原理主義者のnoritsunaです。

●第一回SIP教洗脳集会、、、もとい、第三回P2P SIP勉強会のお知らせ
ですが、詳細は、「第3回P2P SIP勉強会(第9回SIProp勉強会)のお知らせ 」は、こちらをご覧いただければと思います。
タイトルの意味などが理解できます。(;^_^A

あと、急な告知ですが、

今回は、NTTコミュニケーションズの「m2m-x」について今村さんが講演します(予定)。

私ではなく、某中の人が、来て、解説していただけるかもしれません。



P2P SIPから少し話が離れてきた感もありますが、SIP原理主義にご興味のある方は奮ってご参加ください。

P2P SIPから、遠ざかっている元凶は、こちらに記載されております。(w
今回は、SIP教の集会ですので、ぜひとも、皆様の参加をお待ちしております。<(_ _)>




●SIPropVer.2.0F1リリース
こっそりと、SIPropVer.2.0の微妙なバージョンを公開し始めました。(w

設計や実装に対して、文句を言うための公開バージョンです。今なら、まだ、修正が効きます。ぜひとも、文句をつけましょう!
ということで、何かありましたらよろしくお願いします。

ちなみに、先週は、雷電の基盤部分のアーキテクチャ担当であるyusukeさんにより、雷電向けにSEDAエンジン(SIPropのRouter)を、ServiceMixに置き換える作業をしていました。各クラス間の依存関係を切って、DI的に扱えるようにしたり、メッセージなどをXMLで扱えるようにシリアライザブルにしたりなどを行いました。

ひとまず、動作したので、今月中には、完全に移行することになるかと思います。


ということで、しばらくは、雷電の新設計向けの修正も同時で行うため、コードが安定しなそうなので、今回のように、適当なタイミングで公開していくことになりそうです。

2007年09月13日

第三回P2PSIP勉強会の告知

こちらにて、告知を始めました。

今回は、「汎用セッションプロトコルとしてのSIPを考える」というところから、事例として「M2M-X」をのぞいてみようかという内容です。

これは、第一回P2PSIP勉強会にて、某吉澤さんが、

VoIPのことしか考えていないIETFのP2PSIPを追いかけるなんて、無駄である。P2Pの視点に乗っ取ったP2Pを考えるべきだ。

という、演説をされ、満場一致で「それが正しい」という方向になったので、独自な方向で攻めていく作戦です。
そのため、当初予定していた流れより、ずいぶんと大きな流れになっています。結論まで、今しばらくかかると思いますが、よろしくお願いします。


興味のある方は、ぜひ、参加表明していただければと思います。

2007年09月06日

ライセンス関係のメモ

開発者は譲渡した知的財産権を取り戻せるか

Gentoo Linuxで発生しかけた

いったん譲渡した知的財産権を再取得することは可能なのかという興味深い疑問

という問題に対する考察。この疑問に対する結果は、当然「無理」なのですが、本当の問題点として提示しているものは、「OSSプロジェクトとして知的財産権を扱うことの難しさ」です。




GNU GPLv3 日本語訳
GNU LGPLv3 日本語訳

mhattaせんせの日本語訳です。
基本のライセンスなので、押さえておきたいところですね。

おまけリンク。
FSF、GPLv3をリリース──策定プロセスのまとめと今後の活動

2007年09月04日

RBC主催のFONノックに参加してきた

RBC主催の「FONノック」に、参加してきました。

FONの利用方法に関するネタを出して開発するという、開発合宿の長崎、福岡、東京の3地点同時開催版という内容です。

そのため、ustreamやskypeなどのインターネット上のサービスを駆使して、3元中継を行いながら、各会場を結びつけておりました。(すべて無料のサービスを利用しました。)
その辺で売っている、安物のUSBカメラとマイクとスピーカーという構成でしたが、見事に各会場をつなげて、臨場感ある会(向う側のパワーが伝わってきて、よかったです。)となりました。

これを発展させて、「山合宿チーム」と「海合宿チーム」とかに分かれて、それぞれ、違う場所で開発合宿をするというのもおもしろいかもですね。場所が、大きく違えば、ネタも変わってくるかもしれませんし。(変わらないかもですが、間違いなく、オモシロくはなるとおもいます!)


ちなみに、ネタ等は。そのうち、RBCのサイトなどで公表されると思います。皆さん、お疲れ様でした!


※これも、一つのリアルタイムコミュニケーションですね。もっと、盛り上がると楽しいですね。

2007年09月02日

時代が早すぎた

江島健太郎さんのCNET Blogより、「リリースからの一年を振り返って」という、Lingr公開から一年たっての総括が出ております。

結論は、同期メッセージングやリアルタイムコミュニケーションは、まだ早すぎたと言うことのようです。

時代はまだまだブログだのウィキだの非同期メッセージング全盛。ようやくTwitterのような半リアルタイムのアプリケーションがようやく先進的ユーザの間でブレイクしているという時代ですから、純リアルタイムで複数人がコラボするようなアプリケーションの時代は徐々に近づきつつあるとはいえ、まだまだ遠いと感じます。

結局のところ、ビジネスはタイミングが全て。モノの善し悪しはともかく、残念ながらLingrは時代にドンピシャではまるタイミングで登場したとは言えない、というのが現時点でのぼくなりの総括です。

果たして、このまま伸びればLingrがクリティカル・マスを迎える時代は来るのか?くるとして、いつ?

う〜ん、正直、激しく同意してしまいますね。
我々のやっているSIPも、同期メッセージングをするためのツールの一つな訳(SIPは、複数のノード間のセッションを管理するプロトコルです。)ですが、電話かIMなどの電話に絡むものにしか使われていないという状況です。それに、(私の説明が悪いのが多分にありますが)お話をしても、なかなか、この同期メッセージングなどのリアルタイムコミュニケーションに興味を持ってもらえない状況にもあります。

このあたりから、いろいろなクライアント(リソースやノード)が、お互いに同期メッセージングやリアルタイムコミュニケーションをすることの可能性など、まだまだ、認知されるに至っていないのかなと思っています。
(VoIPでさえ、あまり認知されてないようですし。orz まぁ、VoIPは、どうでもよいと言えばよいのですが、現時点で一番わかりやすいものの一つなので。)


私としては、リアルな世界では、リアルタイムコミュニケーションがあたりまえなわけで、これをネットワーク上に持ち込めれば、まだまだ、いろいろな可能性が出てくるのではないかと思っているのですが。。。


ちなみに、私的には、認知されるのは、5年後くらいかな?という予想のもと、雷電などにいそしんでいたりするわけです。
要は、ケータイが自由にアプリ開発ができるようになり、定額にパケットが扱えるようになるあたりではないかと踏んでいたりします。世界的にも、NGNやIMSとか呼ばれるものが、201x年完了とかですからね。
やはり、リアルタイムと言うからには持ち運べませんとね、とか思っている次第です。





江島健太郎さんは、すでに新しい何かを見つけたようです。う〜ん、知りたすぎる。早く、公開してほしいです!!!

「Lingrの反省を活かし、もっと時代に即した新しいアプリケーションをつくる」

これです。Lingrと同じビジョンを共有しつつも、もっと早期に立ち上がるアプリケーションをスクラッチから作る、という方向性がこの夏、ようやく出てきました。もう道筋は見えていて走り出しているので、内容については書ける時期がきたら書きたいと思います。

2007年08月31日

「断食しろ!デブ」

第二回P2PSIP勉強会、終了いたしました。

参加された皆様、お疲れ様でした!

議事録等は、こちらに、記載してあります。

nicoさんより、よいネタが出てきましたので、次回は、技術方面に戻って、進めたいと思います。

ついしん
え?タイトルが、意味不明ですって???
某無印な人が、吐いた暴言の揚げ足取りおっしゃった格言をタイトルとしてみました。

凡例:「なにかくれ」や「はらへった」などに対する返事として、考案された格言となっております。皆さんも是非、ご活用いただければ、某吉澤な人も浮かばれると思います。

「断食しろ!デブ」の続きを読む

2007年08月27日

ロージナ茶会に参加してきた

某無印さんのお誘いを受けて「ロージナ茶会」へ参加してきました。

う〜ん、パワフルでおもしろいですね。この会合を一言で言えば、

存在不明の総統閣下の元、パブコメ投稿などをしたりして、世界を裏から動かす秘密結社のような存在。(違

のようです。(激違

私としても、某省の研究会とかに、物申したいことがあったりしますので、このへんのお力を借りて、パブコメとか投稿してみようかと画策する日々を過ごすことになりそうです。(;^_^A アセアセ・・・

2007年08月22日

プロトコルですか?呼びました?

ウノウのびとーさんのエントリー「Flashの新しい可能生 Asynchronous Flash + XMLSocket」というものを発見。


汎用的なプロトコル

実装するたびに毎回独自プロトコルを作るのは大変ですから、汎用的なプロトコルが欲しいところ。汎用的で可読性が高くて単純で拡張性が高いプロトコルがいいかなと思っています。汎用的なプロトコルを定義するだけでなく、もちろんそれをベースにしたFlashライブラリ、XMLSocketサーバの実装も必要です。

雷電」のサンプル実装の一つとしてもよいかもだし、ちょっと相談させてもらえませんか?>びとーさん

プロトコルですか?呼びました?の続きを読む

2007年08月10日

音声などただの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!←結論

本日は、「敵地視察」「Skypeオフィスツアー」に行って参りました。



こちら、敵地Skypeオフィス、侵入。ただし、敵、ステルス作戦により、30分、侵入が遅れる。(注1)



さっそく、SIProp撃墜マーキング並べさせていただく。(注2)



そして、洗脳献上。(注3)



さいごに、Skype戦争プレゼン。
プレゼン資料はこちら。


注1:すみません。道に迷ったとも言います。
注2:すみません。本当は、帰りに設置しました。
注3:すみません。写真取れませんでした。他の人のブログを参考にお願いします。



おまけ
最後の寿司をここぞとばかりに、かっさらう某氏



おまけ^2
自分が撃墜されました。orz



おまけ^3
タイトルは、本イベントの「結論」です。

音声などただの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!←結論の続きを読む

2007年07月31日

コミュニティーの維持

オープンソースで「永く使える安心」を守るために」という記事が出ておりました。
私どもも、一応小さいながらもコミュニティーをやっておりますので、気になった次第であります。

まずは、ユーザ視点での利点が書かれております。わたし的な理解では、「コミュニティー理念を貫く」というところでしょうか?そこを維持していけば、ロードマップが維持されるはずですので、突然の路線変更などはないのかなと思う次第です。

多くのユーザーがOSSを評価する理由の一つが,「商用製品のようにベンダーの戦略・都合に左右されることがなく,継続的・安定的にサポートとソフトウエアのバージョンアップが提供される」ことにある。

さらに、コミュニティーとして継続していくための一つの手法が、書かれております。
実は、個人的には、これは要検討事項の一つ。成功したら、この手のパターンなど考えたいです。。。まずは、その前に成功しないと無意味なわけですが。(w

Seasarファウンデーションの役割は,開発コミュニティの支援のほか,コミュニティ活動で得られた成果物の知的財産権の管理など。組織の運営は複数の理事で構成される理事会や年1回の会員総会に委ねられ,開発の中心メンバーである比嘉氏も理事の1人に過ぎない。「合議制による組織運営ならば,1人の意志で組織が暴走することもない」(ISIDの飯田氏)。




さらに、おあつらえ向きに最首さんのGroovin' Highのエントリー「成功しているコミュニティから学ぶこと」というものを発見。
成功している日本を代表するコミュニティーのお二人となりが書かれております。

●Seasarファウンデーションの代表 栗原さん。

時としてグダグダになっちゃうことがあるけどSeasarはしっかりしてるよね。出来上がってきている製品もすごくいいけど、コミュニティ自体がしっかりしている。

(中略)

彼には独特の「音感」があって、その感覚で物事の本質を嗅ぎ取る人だね。このセンスと行動力、それに継続しつづける努力。



●日本Rubyの会の高橋会長。

すごく理知的で物静かな人。同時に、情熱と行動力の人。



ここでの共通点は、「行動力」なんですかね?そして、まとめに「なんか二人ともすごく魅力的な人だな。」と、「魅力的」とあります。

う〜ん、わたしには、ここだけでも壁がぶ厚いよ。。。orz
最首さんも「俺はまだまだだなぁ。って実感したよ。」との感想が。。。う〜ん、最首さんほどの人でも「まだまだ」ですか。。。たぶん、他にもいろいろと感じたことがあったのでしょうね。ぜひとも、詳しいお話を聞いてみたいところです。



ということで、

「われこそは!という人は、ぜひご一報を。<(_ _)>」←結論

といつものように他力本願オチで。(;^_^A アセアセ・・・

コミュニティーの維持の続きを読む

2007年07月13日

「次世代電子メール」は生まれるか

「次世代電子メール」は生まれるか 」という記事です。

なんだかよく分かりませんが、「次世代電子メール」という言葉に「ぐっ」と来たので、エントリーとして投稿です。

内容は、どうでもよいのですが、「次世代電子メール」という響き、、、、、、




勉強会の資料が進まず、現実逃避しているという話もある。

2007年07月05日

第7回SIProp勉強会改めP2PSIP勉強会

こちらにて、告知を始めました。

今回は、P2PSIP勉強会と題しまして、今年2月より、IETFのWGに昇格したP2PSIPに関連する勉強会となります。
なぜ、そんなことをするかというと、こちらのサイトこそが、そのまま答えと言うところですが、もっと、具体的に言えば、

せっかく、日本が世界に誇るDHTの実装であるOverlay Weaverがあるのだから、P2PSIPのサンプル実装を作るべきである!

という、遊び心が働いて、つい、かっとなってやってしまいました。反省はしていません。
そこで、今回は、Overlay Weaverの作者である首藤さんと日本のP2PSIPの草分けである無印の吉澤さんを、ゲスト講師として招きまして、P2PSIPの実装はどうあるべきか?について、議論をしたいと思っております。

興味のある方は、ぜひ、参加表明していただければと思います。

●案内
・日時
  -2007/07/14(土)
  -15時〜4時間程度(その後、飲み会)
・会場
  -ATL Systems さんのコラボレーションラウンジ
    -新宿のオークタワー17階まで、おいでいただければ案内があります。
・申込先
  -メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)まで、参加表明をお願いします。
●内容
・前半の部(15時〜16時):雷電の解説 ※こちらは、自由参加
  -今後のSIPropプロジェクトの動きとその概要
  -NGNとIMSについて
・後半の部(16時〜19時):P2PSIPの実装に向けた仕様検討会
  -首藤さんによるDHT基礎講座
  -無印吉澤さんによるP2PSIP基礎講座
  -SIProp SIP Stackの解説
  -P2PSIP仕様検討会
●詳細リンク
  -こちら

そして、総合司会は、われらが「wslash氏」となっております!
というか、wslash氏じゃ、わからねぇという方は、こちらからどうぞ

2007年05月22日

書籍「俺流プロトコル実装入門」の発売開始

こちらのエントリーで告知いたしました、書籍「俺流プロトコル実装入門」が本日から店頭に並んでいるようです。
(先ほど、某書店を確認してきましたので、間違いないです。(;^_^A アセアセ・・・)

是非とも、お手に取っていただければと思います。<(_ _)>


ついしん
こちらのサイトもよろしくお願いいたします。

ついしん^2
業務連絡:
献本の発送が遅れております。<(_ _)>
少々お待ちください。今月中には、お手元に届くかと思います。<(_ _)>

2007年05月21日

第六回SIProp勉強会(拡大版)の「再」告知

こちらのエントリーで、告知しました「OpenPNE&SIProp勉強会」の再告知です。

月一でやっているVoIPやSIPなどのコミュニケーション技術に関わる人たちが集い、情報交換や勉強会を行うSIProp勉強会の拡大版として、これらのコミュニケーション技術とWeb技術との融合について勉強する会と言うことになります。
最近では、twitterのようなものも登場し、個人間のコミュニケーション技術とWeb技術の融合も始まっています。このような状況を踏まえて、それぞれの分野のみなさんの意見などを共有しようという趣旨となります。
(そして、何か、新サービスなどができれば、最高ですね。)


詳細な告知ページは、こちらです。>「告知ページ

ふるってご参加いただければと思います。

2007年05月07日

SIPropVer.1.0リリース&プレスリリース

ついに、SIPropVer.1.0をリリースいたしました。

いろいろな方にご尽力いただいて、立派なプレスリリースも出すことができました。協力してくださった皆様、ありがとうございます。
(リリース文書は、こちら。)


「今後は、より発展させたSIPropVer.2.0を開発したいと思います。」

と、言いたいところなのですが、SIPropVer.1.0にて目指していた各社のUAに対応するリファレンスUAをOSSで開発することが、「諸事情」により、非常に困難である状況となっております。
そこで、SIPropVer.2.0は、純粋なB2BUAフレームワークとして、設計から実装(Stackも独自実装にします)まで、フルスクラッチにて新規に開発予定です。(さらに、その先として、雷電アプリケーションサーバを開発予定です。)

ただ、SIPropVer.1.0で目指していたリファレンス実装の道をあきらめたわけではなく、現在、他の道を模索しております。こちらは、「諸事情」の壁を突破するために、SIPropとは、まったく別な形になると思いますが、うまくいけば、年度内に発表できるのではないかと思っております。しばらく、お待ちいただければと思います。

SIPropVer.1.0リリース&プレスリリースの続きを読む

2007年05月02日

SIPropプロジェクトにて、書籍「俺流プロトコル実装入門」を上梓いたしました

SIPropのメンバーやコミュニティーにて、こつこつと仕上げてきた書籍「俺流プロトコル実装入門」を上梓いたしました。

書籍の情報は、下記のようになっております。
内容などは、書籍のサポートサイトである「PIPBOOK User's Site」を、ご覧ください。


タイトル:俺流 プロトコル実装入門
価格:3800円

発売日:5月20日

ISBN:978-4-8399-2389-1

総ページ:554ページ

出版社:毎日コミュニケーションズ

サポートサイト:PIPBOOK User's Site

●Web販売先
MYCOM BOOKSさん
アマゾンさん
cbook24さん


ついしん
これを書いていたため、去年の終わり頃からSIPropの進捗がなかったのは内緒です。(;^_^A アセアセ・・・

2007年05月01日

第六回SIProp勉強会(拡大版)の告知

次回の第六回SIProp勉強会は、OpenPNE&SIProp勉強会と称して、拡大版で開催する予定です。

その名の通り、なんと、今回は、OpenPNEの手嶋さんに参加していただき、OpenPNE&SIProp(雷電)勉強会として、Web方面とVoIPの話を交えた拡張版の勉強会となる予定です。


●日時
  2007/05/25(金)

  19時〜(飲み会付き)

●会場

  ATL Systems さんのリクリエーションルーム

   新宿のオークタワー17階

●参加受付中

  どなたでも参加OKです。

   メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)まで、参加表明をお願いします。


2007年04月22日

NEC版のWeb-SIPアプリケーションサーバ

NEC、NGNを視野に入れミドルウェア群を強化」という記事です。

ついに、正式に発表されました。

「WebOTX SIP Application Server」は、WebアプリケーションとSIP(Session Initiation Protocol)アプリケーションの連携を実現した。最大の特徴は、SIPサーバを仮想化する技術により、既存のアプリケーションに変更を加えずにSIP関連機能を拡張できる点。

我々のSIPropプロジェクトで、新規に立ち上げ予定の雷電と、ほとんど同じ製品です。(市場の位置づけだけが違うイメージです。)

是非とも、普及していただきたいですね。これが普及しないなら、我々の雷電も普及しないってことですから。。。(;^_^A


2007年04月13日

雷電のサイトプレオープン

SIPropプロジェクトの新プロジェクト「雷電」のサイトがプレオープンです。
詳細は、そちらを見ていただければと思います。


概要としては、SIPropをベースとした「B2BUA作成用のフレームワーク」というところが一番的を射ているのではないかと思います。
SIProp Ver.2.0の作成と同時進行で進めていく予定ですので、よろしくお願いいたします。

※以前に、いろいろなところで使用した雷電の資料をこちらにアップロードしておきます。

2007年04月02日

第五回SIProp勉強会終了

第五回SIProp勉強会」が、無事に終了しました。

今回は、8名となりました!皆様、お疲れ様でした。<(_ _)>


今回の議事録等は、「第五回SIProp勉強会」にまとめてあります。
今後のSIPropの方向性と新プロジェクトである「雷電」についてです。さらに、そのスケジュールもあります。

次回の開催は、「2007/05/12」を予定していますが、まだ、未定です。


また、お気軽に意見交換などができるように、「Skypeのオープンチャット」を用意しました。
お気軽に参加していただければと思います。

2007年04月01日

ケータイ電話の相互操作問題を解消した「ケータイ版SIProp」完成!!!?

ケータイ電話では、同一のキャリア(DoCoMoやauなど)においてさえ、ケータイ電話機を作っているメーカーごとに操作法が異なっています。さらに、異なるキャリアにおいては、メニューの名前さえ異なっています。
この事実を重く見たSIPropプロジェクトは、この操作法の違いの解決策を模索して参りまして、このたび、ケータイ電話の相互操作問題を解決するプロダクトの開発に成功いたしました。

下記は、その「ケータイ版SIProp」を組み込んだ状態のケータイ電話と解説になります。

ケータイ電話の相互操作問題を解消した「ケータイ版SIProp」完成!!!?の続きを読む

2007年03月03日

「丸山先生レクチャーシリーズ in 東京 2006-2007 第五回」にて講演

丸山先生レクチャーシリーズ in 東京 2006-2007 第5回テーマ「新しいネットワーク技術と携帯の世界」」にて、講演予定です。

タイトルは、「オープンな世界におけるVoIP(Voice over IP)とWebの関係」で、「SIP IXとSIPropの連携する世界」や新プロジェクトとして旗揚げ予定の「雷電(詳細ページは、現在作成中)」を話をする予定です。

日時:2007年3月13日(火) 13:00〜17:30(受付12:30〜13:00)

場所:日本電気株式会社 講堂

参加には事前の予約が必要です。こちらからお願いします。



できれば、この日までに「雷電」の解説ページを作っておきたいなぁ。雷電の簡単な解説については、こちらをどうぞ
とは言っても、忙しくて設計もままならない状況なのですが。。。



この件、ご尽力いただいたarclampのyusukeさん、ありがとうございました。(というか、まだ、これからが本番ですが。)

2007年02月18日

SIProp最終報告会

2006年上期IPA未踏ソフトウェア創造事業の「2006年度上期 高田・並木・斎藤3PM合同成果報告会」にて、SIPropの最終報告をしてまいりました

いちおう、これで、SIPropも一段落というところです。近日中に、JavaDOCなどをまとめて、1.0バージョンを公開しようかと思います。
よろしくお願いします。

※発表資料は、こちら

2007年02月14日

「Windows Mobile 6」を発表

MS、「Windows Mobile 6」を発表へ--Liveサービスとの連携を強化」との記事です。

ついに、VoIP系の機能が搭載されました。やはり、スマートフォンのデファクトになりつつありますし、Windows Mobileを無視することは難しそうですね。
そして、LCSがより、不動のものになっていくわけです。

Windows Mobile 6でなされた変更のうち、コンシューマーの目には映らないものとして、VoIP通話のサポートがある。Microsoftは個人がVoIP通話することを可能にするソフトウェアは提供しないが、通信事業者やデバイスメーカーが希望すればVoIPをサポートできるような仕組みは用意している。

「Windows Mobile 6」を発表の続きを読む

2007年02月11日

第四回SIProp勉強会終了

第四回SIProp勉強会」が、無事に終了しました。

今回は、ネタがネタだけに5人とこぢんまりとした会となりました。
あるものを託された方々、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
みなさま、成果のほどは、しばらくお待ちください。<(_ _)>

今回の議事録等は、「第四回SIProp勉強会」にまとめてありますが、ちょっと、どこまで公開してよいネタなのか不明であるため、極秘という扱いにしてあります。

次回の開催は、「2007/03/31」を予定していますが、まだ、未定です。
(VONのあとにしようかと思っています。)


また、お気軽に意見交換などができるように、「Skypeのオープンチャット」を用意しました。
お気軽に参加していただければと思います。

2007年01月22日

VoIPConference2007で講演してきました

昨日、VoIPConference2007にて、「VoIPSIP最新技術動向」というタイトルで、講演してきました。
(プレゼン資料は、こちら。)
参加された皆様、長時間、本当にお疲れ様でした。<(_ _)>


私のプレゼンは、プレゼンの分量の関係で、とても駆け足なプレゼンとなってしまったため、どのくらい意図が伝わったか心配なところです。


また、あまり詳しく紹介できなかったSIP IXSIProp、雷電などの各プロジェクトについては、リンク先を参照にしてもらえればと思います。

VoIPConference2007で講演してきましたの続きを読む

2007年01月20日

オープンソースビジネスのゆくえ

オープンソースビジネスは枯れてまた咲く」という記事です。

皆さん、ご存じの通りの「OracleがRedHatのサポートを開始した」という話と「NovelとMSとの提携」の話が書かれております。


人員も、そのノウハウも十分に拡充してきたことで生まれたある疑問──「自分たちでサポートできるのではないか?」──が具現化したものがOracleの発表

とか、かかれておりますが、要は、「Linuxのサポートがおいしいビジネスになった」というところが、実際のキモではないのかなと思います。
なので、オープンソースだから、どうこうという話ではないのかなぁと。

2007年01月14日

第三回SIProp勉強会終了

第三回SIProp勉強会」が、無事に終了しました。

今回は、5人とこぢんまりとした会となりました。
でも、前回の同じくらい濃い話がでまくり、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
今回は、特に、VoIPConference用資料のレビューしかねたがなったのにもかかわらずというすごい勢いでした。


今回の議事録等は、「第三回SIProp勉強会」にまとめてありますので、参照していただければと思います。

次回の開催は、「2007/02/17」を予定していますが、まだ、会場などが未定です。

また、お気軽に意見交換などができるように、「Skypeのオープンチャット」を用意しました。
お気軽に参加していただければと思います。

2007年01月09日

第三回SIProp勉強会の告知

第三回SIProp勉強会を、開催します。

本勉強会は、SIPに関するいろいろな話をする場となっております。SIPに関するアレげな技術者さんたちが、のそのそと集まってきますので、興味にある方は是非とも参加していただければと思います。

●日程
・日にち:2006/12/16(土)
・時間:16時〜18時
・集合場所:渋谷・Js'Core さん http://www.jscore.jp/modules/news/article.php?storyid=3
●内容
・VoIPConferenceのリハーサル
・などなど
※終了後、懇親会予定(自費参加)

●参加表明先:メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)まで。


SIProp本体での告知は、こちら

2006年12月18日

VoIPConference募集開始

VoIPConferenceの募集が、mixi内で開始されました。

こちら
(mixi内での募集しかないようです。)

よろしければ、是非、参加してください。

2006年12月17日

第二回SIProp勉強会終了

第二回SIProp勉強会」が、無事に終了しました。

今回は、予想を大幅に上回る12人という参加者が集まったため、少々どたばたとしてしまいましたが、なんとか無事に終了できました。

今回の反省点は、

・連絡網の整備
・途中、休憩がほしかった

というところでしょうか。次回に向けて、改善を目指していきたいと思います。
今回の議事録等は、「第二回SIProp勉強会」にまとめてありますので、参照していただければと思います。

次回の開催は、「2007/01/13」を予定していますが、まだ、会場などが未定です。

また、お気軽に意見交換などができるように、「Skypeのオープンチャット」を用意しました。
お気軽に参加していただければと思います。

2006年12月13日

VoIP Conferenceの日時・講師について

Tomoさんのところで、「VoIP Conferenceの日時・講師について」と告知されました。

募集は、後日mixi内で行われるそうですので、もうしばらくというところです。

ちなみに、

・SIPropプロジェクト 代表
今村 謙之 氏

と、私も入っているので、がんばってきます。<(_ _)>

何か、語ってほしいネタとかありましたら、こっそり、コメント欄にお願いします。(全然、こっそりじゃないですが。(;^_^A アセアセ・・・)
一応、ネタとしては、SIP系全般な予定です。

Winny開発者に有罪判決

Winny開発者に有罪判決」だそうです。

うわっ、そうですか。。。幇助ですか。。。

ここは、ポジティブに、

大企業の研究者さんがとんがった研究がしにくくなり、それに不満を持った人たちが、在野に流れてきて、人材の流動性が増す

とか、
大企業がとんがった研究を自粛するようになり、ベンチャーのチャンスがそれだけ増す

と!

Winny開発者に有罪判決

Winny開発者に有罪判決」だそうです。

うわっ、そうですか。。。幇助ですか。。。

ここは、ポジティブに、

大企業の研究者さんがとんがった研究がしにくくなり、それに不満を持った人たちが、在野に流れてきて、人材の流動性が増す

とか、
大企業がとんがった研究を自粛するようになり、ベンチャーのチャンスがそれだけ増す

と!

2006年12月11日

第二回SIProp勉強会の告知

第二回SIProp勉強会を、開催します。

本勉強会は、SIPに関するいろいろな話をする場となっております。SIPに関するアレげな技術者さんたちが、のそのそと集まってきますので、興味にある方は是非とも参加していただければと思います。

●日程
・日にち:2006/12/16(土)
・時間:16時〜18時
・集合場所:渋谷駅モヤイ像前(16時集合)
●内容
・未踏発表会の報告
・VoIPConference用第一稿ネタだし
・SIProp版Stack設計情報
・などなど
※終了後、懇親会予定(自費参加)

●参加表明先:メールアドレス:「info__atmark__siprop.org」(__atmark__ を、@(半角) に変換)まで。


SIProp本体での告知は、こちら

第二回SIProp勉強会の告知の続きを読む

2006年11月12日

第一回SIProp勉強会開催

第一回SIProp勉強会を、開催いたしました。

SIPropの概要的なところを解説させていただきました。
参加者の皆様、お疲れ様でした。

また、雑談として、SIPの相互接続問題についてなど(いろいろとぎりぎり的なところも含めて)、いろいろと面白い話が出ましたので、ちょっとだけ記述しておきます。

・いやな動作をするUAの収集
 →いろいろとネタがあるかもとのこと
 →皆さん、よろしくお願いします。
・UDP-SIPの1300bytes問題
 →TCPにする必要があるが、実装されているケースが少ない
 →現状、何も考慮しないUAが多い
 →SIPropでパケットサイズの調整を行うのはどうか?
・SIPSなどのSIP暗号化について
 →鍵問題などでサーバがスケールしにくい
 →NGNのからみから、IPsecという解決が有力
・NGNは?
 →IPv6の普及起爆剤として、期待する
 →課金システムがキモとなるだろう
 →いろいろ危険なネタも飛び出すが。。。結論は、、、先送りということで。。。

第二回も開催予定ですので、お暇な方、ぜひ。<(_ _)>
今後は、SIP系などの濃い話をする情報交換の場とかにしていくのも面白いかもしれませんね。

2006年11月10日

SIProp概要紹介記事

ITProさんの連載記事「世界がSIPでつながる日」に、「SIP相互接続を実現する「SIProp」 」として、SIPropを取り上げていただきました。

内容は、すべてSIPropです!!!
概要的なところを解説した記事ですが、SIPropの開発意義などを理解してもらえるのではないでしょうか?
興味のある方は、是非とも、一読をお願いいたします。


最後に、取り上げていただきました本田さんには、改めて、感謝の意を表します。ありがとうございました。

2006年09月26日

『 SIP IX 』プロジェクトさんと提携

こちらのエントリーで紹介した『 SIP IX 』プロジェクトさんところに、おじゃましてきました。

やはり、描かれているビジョンは、SIPropとほぼ同じ模様です。さらに、プロジェクトとしても、SIP IXがルーティングを、SIPropが相互接続GWを、と非常に補完関係が強く、理想的なパートナーという感じであり、早速協力体制を敷かせていただきました!
(すごいソフトもお持ちのようで、感動しました。というか、私が作ろうとしていた物に相当近い物が、すでにありました。orz ただ、まだまだ、機能アップの余地もあるところですので、いろいろと協力していければと思います。)


これから、『 SIP IX 』+『 SIProp 』にて、SIPやVoIPの可能性をどんどんと追求していきたいと思いますので、どうぞ、ご期待ください!!!
(音声通話などの電話の延長ではない、これがSIPだったのか!というような面白い物を作って見せますよ!)

2006年09月12日

Winny事件報告会(東京)に参加してきました

無印吉澤さんにて、レポートが出ましたので、便乗です。

報告会の詳細については、無印吉澤さんのエントリーをご覧ください。<無印吉澤さんのおかげで、軽く手抜きです。(;^_^A アセアセ・・・



で、なぜに参加してきたかと言いますと、ポイントを無印吉澤さんエントリーから抜き出すと、下記のあたりです。

(1) 悪用目的に作っているから、幇助だと主張している(? このへん、メモが適当)
- どの機能があるから幇助なのか、特定していない
- 悪用されたという結果だけで判断していいのか?
- どういう技術なら押収していいのか、その基準は?
- 技術の意義や将来性を判断、調査していない
- 警察が、思いつきだけで技術の善し悪しを判断していいのか?
- 検察は「Winnyは無政府状態を引き起こした」と主張しているが、その基準は?
- そのような基準を定める法律や、処罰規定は何もない
- 警察に逮捕される前に、いまの弁護団の弁護士と知り合っていれば
ここまでこじれることは無かった
技術者は、技術の発表前に弁護士と相談してほしい

上記のものを、まとめると、
- SIPropで、幇助とか言われないか?
- 幇助とか、言われた場合、どうしたらよいのか?

というあたりを確認したかったのです。
なぜかといえば、SIPropは、汎用的なB2BUAなので、「VoIPのただがけツール」として、使える可能性が100%ないとはいえないわけです。もちろん、そのような使用はできませんし、させるつもりもありませんが、今後、キャリアさんの仕様変更やセキュリティーホールの発見などにより、可能になる可能性が出てきた場合、誰かがそれを悪用したツールをSIPropベースで作らないともいえないわけです。

そして、今回の感想としては、

- 現状では、判決も出ていないため、幇助の基準は不明確
- 万が一、そのような事態に陥ったら、ソフトウェア技術者連盟(LSE)に駆け込めば良さそう!

というところのようです。ひとまず、ソフトウェア技術者連盟(LSE)に駆け込めば良さそうということが、確認できただけで、満足と言うところです。

最後のお茶会でも、壇弁護士に「某キャリアとかの交渉は任せろ」というような心強いお言葉もいただいたので、SIPropの安心して開発を続けていこうかと思います。

2006年08月08日

デザイン変更

SIPropのサイトのデザインを変更しました。

ロゴを作成したいただいたデザイナーさんに、ロゴに合わせてデザインしてもらいました。ありがとうでした。>O切さん

これで、今までの素っ気ないサイトから、見れるサイトに生まれかわっと思います。新サイトを、どうぞ、よろしくです。<(_ _)>

2006年08月03日

MultiPacketer公開開始

SIPropにて、MultiPacketerという、汎用的なパケット送受信ツールを公開開始しました。

JavaScriptで、シーケンスとパケットを定義することにより、どんなパケット(テキストベース)でも投げられる汎用的なテスト用ツールとなっています。(SIPでもHTTPでもなんでもOKです。)
詳細は、リンク先を参照してもらえればと思います。


ちなみにこれは、SIPropのRouter部の雛形となるものです。

2006年07月30日

Maven2導入

SIPropのビルドツールとして、Maven2を採用しますので、その参考サイト一覧を。

●インストール
Maven 2.0のインストール
Maven2のTipsを集めるWiki@CookBook

●pom.xml(設定ファイル)
Maven Model
Maven翻訳サブプロジェクト
試験管のなかのコード
Maven Island

●Ant連携
Reuse in the POM
Running Ant Task from Maven2

2006年07月15日

「SOA」と「SIProp」の関係

近いうちに書こうと思っていた内容にちょうど良いエントリーを、アークランプのゆすけさんが書かれていたので、便乗させていただこうと思います。(いつも、参考にさせてもらっております。)
そのエントリーとは、「階層化するサービス」というもので、近いうちに書こうと思っていた内容である、

なぜ、プロトコルを操作するアプリであるSIPropが、設計テクノロジーにおいてJ2EEサーバ(DIコンテナ)であるJeronimoだのESBであるServiceMixだのスクリプト言語であるRihnoだの書かれている理由

に、ちょうどマッチするエントリーとなっています。

まずは、SOAの構成内容の引用から、

SOAがサービス(コンポーネント化された処理)とプロセスマネージメント(その呼び出し手順)によって構成される

これが、SIPropにおいては、
・SOAにおける「サービス」が、SIPropにおける「制御モジュール」に相当
・SOAにおける「プロセスマネージメント」が、SIPropにおける「Router/Resolver部のスクリプト」に相当

ということになります。

なぜ、このようなことになっているかというと、SIPにおいては、1つの制御モジュールを決定するまでには、複数のメッセージのやりとりが必要なためです。
例えば、A社のUAにおいて、Ver.2で転送機能が付加された場合、Ver.1とVer.2において、通話のメッセージとシーケンスは全く同じと言うことが考えられます。この場合は、通話シーケンスにおいては、Ver.1のモジュールを使用すべきかVer.2のモジュールを使用すべきかが決定できないのです。そのため、通話シーケンスにおいては、Ver.1とVer.2の両方のモジュールを使用できるようにする必要があり、転送シーケンスにおいて初めてどちらを使用すべきかを決定する必要があります。
そのため、制御モジュール(SOAのサービス)の粒度を細かくする必要があります。ただ、細かくすると複雑度が増すため、実装が困難となります。そこで、

僕はサービスの階層化を進めればよいと思っています。
 現実の世界を考えると非常に簡単です。商品販売をサービスとして提供する会社は、別の会社から商品供給をサービスされています。さらにその会社は、別の会社から原材料を供給するサービスを受けている。しかも、それぞれの会社では、同じ会社から文房具を供給するサービスを受けていることもあるでしょう。

と言う話が出てきます。
上記から例であれば、「通話」というサービスを提供する制御モジュールがあり、そのモジュールが裏側でVer.1とVer.2のモジュールを制御しているというような階層化をしている感じです。
さらに、このときの制御が、非常に複雑となるため、XMLでは定義しきれず、スクリプト言語による定義を考慮しています。それが、下記の部分に相当する内容となります。
スクリプト言語というのは、この階層化された世界において、XMLとJavaコードの真ん中、つまりパワーユーザやエンドユーザーエンジニア向けのDSLとして大いに可能性があるわけです。例えば、BEPL仕様のスクリプト言語というのがあればよい気がしています。XMLで表現するBPELは難しいものですが、スクリプト言語であれば、可能性が広がるのではないでしょうか。

という理由がありまして、SIPropのアーキテクチャ概念は、SOAに相当似ているため、DIコンテナだのESBだのスクリプトだの書いてあるわけです。

2006年07月09日

VoIP/SIP総合接続検証タスクフォース参加

SIPropにて、JPNICさま主催の「VoIP/SIP総合接続検証タスクフォース」へ、参加させていただくことになりました。

VoIP/SIP総合接続検証タスクフォースが、相互接続する場を与え、SIPropが、その結果をフィードバックしたリファレンス実装という位置付けとなれるように、がんばって参りますので、よろしくお願いいたします。

2006年07月04日

新型W-ZERO3[es]

予てから噂の新型W-ZERO3が、発表になりました。>こちら

う〜ん、無線LANが非搭載ですか。さらに、期待していたBluetoothも非搭載ですか。。。
USBホスト機能がつくそうで、それで拡張しろってことですか。。。アリエナイ。。。

最大の懸案事項、バッテリーの持ちは、「連続通話」から換算すると、1.5倍ほどパワーアップ。これくらいになれば、ぎりぎり、使えなくもないくらいの範囲になったのかな?
(液晶の減サイズ分、連続通話時間が延びたという感じ?)


ひとまず、SIPropとしては、新対応デバイスとして、対応を考えないとならないですね。

2006年06月29日

MS社ビジネスフォン市場へ参戦

MS社が、オフィス電話市場へ本格参戦するようです。「Microsoft Office Communications Server 2007」「Microsoft Exchange Server 2007」ロードマップ
まさに、ついにという感じですね。

Microsoft Office Communications Server 2007の機能としては、

この戦略に向け、MicrosoftはOffice 2007の一部として統合的な通信機能を発表した。リアルタイム通信プラットフォーム「Microsoft Office Communications Server 2007」は、既存のソフト、サービス、デバイス間でのVoIP通信管理や音声・ビデオカンファレンス、IM通信を可能にする。このプラットフォームと連係する通信クライアント「Microsoft Office Communicator 2007」は企業向けの「ソフトフォン」、IM、Webカンファレンスなどの機能を提供する。

というところで、コミュニケーションに関する機能をフル実装しているいますね。
内容的には、こちらのエントリーで紹介したアプリケーションと全面対決なりそうですね。どのように、MS社の追撃をかわすのか興味深いところです。
ただ、従来のOffice Live Communications Serverのアップグレード版という位置付けだそうで、どのくらいアップグレードしているかが気になるところです。LCSの機能は、とても、微妙でしたので、つけいる隙がありましたが、今回はどうでしょうか?国内では、ケータイ系の機能で差別化を図るのが、セオリーと言うところですが。



Microsoft Exchange Server 2007の機能としては、

「ユニファイド・メッセージング」(UM:Unified Messaging,統合メッセージ機能)という新しい機能が搭載される。MicrosoftはまだUMの仕組みについて公に多くのことを語ってはいないが,予定されているUMの機能には役に立ちそうなものがいくつかある。

というところで、詳細はまだのようですが、概要としては、
・ボイスメール、FAXのOutlook連携

・Microsoft Office Communications Server 2007連携

・IP-PBX連携

と、いったところでしょうか。
これが、さらに、MS-Grooveといった他のMS-Office製品とも連携すると思われますので、コミュニケーションアプリベンダーにとっては、強力なライバルとなりそうです。


IP-PBX系の機能は、他社のものとの連携を想定しているようですね。これは、正しい戦略かと思います。米国と日本でさえ、PBXに求められる機能は大きく違うため、一社で世界を相手にするのは不可能だからです。
そのため、何社か既に提携が発表されているようです。国内では、国内トップメーカーのNECと提携がすでに発表されています。
ちなみに、
そのPBXが「SIP over TCP」と「RTP over TCP」をネイティブでサポートしているのならば,Exchangeの統合メッセージング機能が使えるかもしれない

と、TCPオンリーだそうですので、UDPなSIPサーバとは接続不能だそうです。
これも相互接続問題の最たる例の一つです。RFC的には、UDP/TCP両実装がMUSTであるにもかかわらず、国内では某社の仕様書にUDPのみと記述があるため、UDPしか実装されていないことがあります。MS社の場合は、その逆であり、まさにSIPの世界の混沌さを示す象徴的な事象になりそうですね。
もちろん、SIPropは、TCP/UDP変換機能を搭載する予定ですので、もしかしたら、このあたり受けるかもデスね。

2006年06月28日

標準規格準拠へのジレンマ

こちらで掲載中の中川氏のBlogに、SIPropの存在意義と言うべきポイントの解説がエントリーされていたため、ご紹介させていただきます。

さて、いきなり引用を。

■標準規格準拠へのジレンマ

当初の我々の製品は、当時(今も?)勃興していた「SIPプロトコル準拠」を謳い文句にはしていたが、仕事を続けていると、社内の限られたリソースをどう配分していいのかと悩むことが多々あった。

<中略>

Gphoneについては、途中からはビジネスユーザーメインに切り替えたものの、当初は一般コンシューマ相手のSIPソフトフォンであったことから、新機能も追加していかなければユーザーに飽きられる。しかし、追加する新機能は「SIP準拠」かどうか、そういう縛りもあった。

つまり、新機能は自由に追加したいが、新機能が「SIP互換」を保てるのか、保てないものを追加すべきかどうか、というジレンマがあった。

まさに、この部分が、SIPの混沌としている部分であります。ビジネスフォン関連では、本当に、各社まちまちに実装してくれておりまして。。。(ノ_・、)シクシク
そこで、この標準を作るべく、SIPropプロジェクトを立ち上げているというわけであります。


最後に、もう一点、気になる点があったので、引用いたします。

まぁ、オープンソース化か、実は今後ひっそりとSIP化するという動きがあったりすると、かなり激震が走って面白いかも、と個人的には思う。実際この2つが重なれば、VoIPクライアントのさらに多くがSkypeになるのではないかなぁ。いや、ただの当たらない勘ですが。

私のつたない知識の範囲では、プロプライエタリな通信規格で普及してるものってないかなぁというところです。
なぜ、普及していないかといえば、通信機器の場合には、いろいろなデバイスへの組み込みが必須要件となるため、一社が独占の状況で普及させるのは非常に困難だと思われるためです。
特に、このような下位レイヤーの場合、それ自体に製品を魅力的にする価値はなく、当たり前の機能となってしまうため、コスト要求が非常に強い部分となり、より一社独占を妨げる要因となっています。(本当に、どこも払ってくれないのですよ。。。ただの通信モジュールには。こちらのエントリーを参照。)

といったところで、現在のSkypeでは、微妙かなぁと言うところですね。たぶん、XMPP(Jubber)系(GoogleTalk,Gizmo)のほうが、有力でしょうね。

ただ、指摘にあるようにSkypeがSIPをしゃべってくれれば相当面白いのですが。。。
いや、Skypeが通信規格を公開してください!SIPropで、Skype←→SIP変換しますので!(まぁ、これが言いたかっただけなんですが。(;^_^A アセアセ・・・)

自作ケータイ

噂の自作ケータイ。こちら

Java VM(MIDP 2.0)「intent」は、あるけど、SIPフォンが載っていいるわけではないのですよねぇ。
う〜ん、微妙だなぁ。ガジェットとしては、面白いんだけどなぁ。

2006年06月27日

Next DI???

さきほど、アークランプのゆすけ氏と密会して参りました。

そこで、ゆすけ氏より

次期DIは、SOAの融合点において、バージョニング管理が必須となる

という、旨の発言がありました。

これは、まさに、SIPropエンジンのゴールとしているところであります。

SIPropのアーキテクチャとしては、こちらのようになっております。

最終的に、インスタンス化されるビジネスロジックに相当する部分は、「シーケンス制御/吸収部」となるのですが、SIPにおいては、UAのバージョンが変わると動作が変わることがあったり、通話機能においては差異がなかったりするため、初期状態ではどの「シーケンス制御/吸収部」を使用すべきか決定できません。
そのため、SIPropでは、特定しなくても動作可能なように、「メッセージ変換部(JBI)」と「Router/Resolver部(スクリプト)」を設けております。
これらの動作としては、受けたメッセージ(プロトコル)を、「メッセージ変換部(JBI)」がパラレルにForkingして、「Router/Resolver部(スクリプト)」が状況に合わせて、篩い掛けをしていくという構造を取っております。
これにより、バージョンの違いや同一メッセージ(プロトコル)でも、正常に動作可能なようなアーキテクチャとなっています。

これは、まさに、バージョンの違いによる動作を吸収するアーキテクチャであり、ゆすけ氏の指摘している次期DIのような動作となっております。


う〜ん、話が、だんだんと大きくなってきてしまったなぁ。。。

2006年06月26日

SIPropの位置付けの俯瞰

私なりに考えている全体像の中でのSIPropの位置付けの解説をしたいと思います。
今更と言うところや説明不足も多々ありますが、私の説明用資料に近いものなので、ご容赦を。。。
そのうち、各層について、もっと掘り下げたものを書こうかと思います。

■全体像
下記のブロック図が、私の考えている全体像となります。(ちょっと、ださい図なので、書き換え予定。)また、最後に、データの流れなどを書いたポンチ絵もありますので、そちらも会わせてみていただければと思います。
全体の要素として、「アプリケーション」「マイニング」「プラットフォーム」があり、それらが連携することにより、1つのサービスが実現されると考えています。(各要素は、状況により、要素技術へと細分化されていきます。)
この図を元に、下記に簡単に説明を加えていきます。



■プラットフォーム
各デバイス間を相互に接続し、境界を排除するための世界。
シームレス・コミュニケーション といったあたりです。

●アプリ層
アプリケーションを使う上で、デバイスに依存しないUIや操作性を提供する層。
この辺のイメージは、中島聡氏のブログに的確な解説があるので、そちらをご覧いただければと思います。
デバイスも多様化し、使用法も多様化することがすることが、考えられますので、ある程度分野別にいろいろとミドルウェアが出てくるとは思います。

例:UIEvolutionさんのUIEngine


●セッション層
認証やパーミッション管理、デバイス間のセッション管理を行う層。
セキュリティー機能が付加した電力網のようなものを想定してもらえればよいかと思います。
SIPropは、ここの標準化を目指しています。
ここについては、後ほど、詳細な解説をする予定です。

例:NTTコミュニケーションズさんのm2m-x


●ネットワーク層
デバイス間のコネクションを確立するための層。
ここは、あまり説明は必要ないでしょう。SkypeのA2Aなどですね。

例:SkypeさんのSkypeや ソフトイーサさんのPacketiX




■データ
Googleが目指しているとおもわれる世界。
こちら側は、あまり強い分野ではないため、まとめ切れていません。名称も適当です。(;^_^A

●AI層
行動履歴などから「自分」の志向を判断し、適切な結果を導く層。
セマンティックされたデータと行動データから、思考して、最適解を導き出すという部分となります。

例:ハードディスクレコーダーの自動録画機能
(まぁ、まだまだAIと呼ぶには、アレですが。。。)


●ファインダビリティ層
入力された情報から的確な情報を探し出す層。
これは、書籍「アンビエント・ファインダビリティ」より、命名しました。
必要な情報をどうやって見つけ出すかという部分となります。詳細は、該当書籍をあたってもらえればと思います。

例:各検索エンジン


●マイニング層
あまたの情報を収集分類する層。
セマンティックやタグ付けといった意味づけに関するものやRFIDなどの膨大なデータ、動画といったものを情報処理するかという部分となります。

例:各検索エンジンのBot




■アプリケーション
●エージェント
上記の層から上がってきたデータを統合し、ユーザに見せるためのUI層。
私のイメージとしては、「外部脳・・・もう一人の自分」というものになります。

イメージ的には、こちらが究極に進化したもの。正確には、あの「何か」が出始めてきたときに、見て、「自分の分身がバーチャルな世界で勝手に動き回ったら面白いんじゃないの?」というところが、この妄想の原点になっています。



このような感じで、SIPropは、「プラットフォーム」の中層である「デバイスを繋げるための要素技術」であるというのが私の考えです。



最後に、この辺の話をポンチ絵にしたものを、貼り付けておきます。
2004年10月のあるデスマーチプロジェクト終了後の休暇中に暴走した状態で書いたもので、かなり恥ずかしいのですが、死蔵していても何も生み出さないので、公開してみることにします。
何かのお役に立つことを祈って。。。

2006年06月23日

基本設計

基本設計ですが、だいたい、イメージが出来てきたので、設計を一気に更新いたしました。

とくに、実オブジェクトブロック図 が、よい感じに出来ており、読んでもらえればだいたいの動作がつかめるのではないかと思います。
あとは、細部を詰めていくという感じですので、詳細設計を見据えつつ、やっていこうかと思います。



つぶやき
まぁ、いろいろとつっこまれる要素はあるのですが、今のところ、無視してやっています。

2006年06月22日

要件定義〜基本設計の概要

SIPropの設計ページを作成しました。

今回は、下記のものについての要件定義と基本設計のキモとなりそうなところを洗い出してあります。

・メッセージ部
・シーケンス部
・スクリプト部
・スクリプト用関数

という感じですが、たぶん、見ても良くわからないかと思います。次回は、各部分のアーキテクチャをもう少し具体的に設計しようかと思います。この辺を書けば、だんだんと何が言いたいのか見えてくるはずですので。
その次は、詳細設計と称して、簡単なクラス図を書いていきたいと思います。

2006年06月20日

IPA未踏ソフトウェア創造事業採択!!!

しばらく、地下に潜って活動しておりましたが、その結果が出ましたので、ご報告&リニューアルです!

2006年上期 IPA未踏ソフトウェア創造事業に、採択されました。採択内容は、こちら(1 今村 謙之)

採択された物は、こちらの「SIProp」プロジェクトとなります。詳細は、リンク先のページをご覧ください。
簡単に説明しますと、SIP(IP電話)の相互接続問題を解決するためのミドルウェアということになります。

しばらくは、これを中心の更新していく予定ですので、SIPやP2Pがらみに興味のある方はよろしくお願いいたします。

IPA未踏ソフトウェア創造事業採択!!!の続きを読む

2006年06月19日

キックオフ

2006/07/15(土) 9:00より、「2006年度上期 黒川・千葉・並木・斎藤4PM合同キックオフ」が開催されます。簡単に言えば、未踏事業にてどのようなことをやるかの概要説明会です。(たぶん)

誰でも参加可能ですので、ご興味のある方は是非ともご参加ください。キックオフ終了後には、懇親会(有料)も企画されているようです。

参加概要は、こちら

G-LEX

こちらのG-LEXですが、まさに、SIPropに相応しいサービスですね。ニュースリリースは、こちら

使用するIP電話は選択自由と言うことですが、SIPropでも訴えているようにそう簡単に相互接続はうまくいかないのが、現状です。
そこで、SIPropでG-LEXモジュール提供すれば、様々なIP電話をG-LEXにて使用できるようになるかもしれません。これは、なんとしてでも、G-LEXモジュールを作成せねば!